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10時間歩いたハードな庚申山登山
2014年6月21日 08:52



塩原温泉、今朝は薄日差すまずまずの天気です。
ただ、やはり昨日同様に、午後雨が来そう。
昨日も昼過ぎに突然の雨に突然の太陽。
天気の激変に注意が必要です。

塩原でも蛍が飛び始めています。
お客様もご覧になったそうですが、
彩つむぎの敷地内や、少し上流にも昨夜数匹。
これから夜が楽しみです。

さて、昨日の続き。

庚申山登山・・・
思い出すだけで、「ああ、すごかったなあ」と。
朝9時に歩き始めて、車に戻ってきたのは19時半でした。
途中お昼を食べた時間を差し引いても、
10時間、歩き通しでした。

車を停めた場所から、登山道入り口まで、
まず林道を1時間ほど歩かなくてはなりません。
それもゆるく登りの道ですから、それだけでも大変。
途中「天狗の投石」という、
大きな石がごろごろと斜面いっぱいの面白い場所が。

そして登山道入り口である一の鳥居から、
またさらに登りになります。
次に目指すポイントは庚申山荘
そこまでは普通の登山道ではあるものの、
途中、階段なども多く、すでに腿が疲れ始めてきます。

1時間ほどでようやく庚申山荘。
庚申山荘付近で、シカ発見
人の姿を見ても、あまり逃げないのです。
人慣れしているのか、まだ若い鹿なのか。
そこまでの疲れを一気に忘れてしまうような
なかなか撮れないような写真が撮れてニコニコ。
山荘にも到着し、お昼を食べてひと休み・・・

ここまですでに約2時間。
疲れてますが、まだ序の口でした。
この後、山頂までの道は二者択一。
時計回りに普通の登山ルートを行くか
ハードな「お山めぐり」と呼ばれる奇岩の連続のルートを行くか・・・

事前情報で、時計回りに、上りは普通の登山ルートで行き、
下りに「お山めぐり」をするといいとのことでしたので、
当然より楽と思われる、普通の登山ルートを選択です。

ところが、この普通の登山ルートも一筋縄ではいきませんでした
かなりの急傾斜の登りの連続です。
何箇所も梯子や鎖場が・・・
そういう登山は初めてだったので、それだけで驚きですが、
雷雨もやってきて、途中、達磨太子が修行しそうな岩場で雨宿り。
当然手袋はしているものの、梯子も鎖もすべりやすく。

すでに、ひーひー言っているコースで
すれ違うのは、ここでも60代〜70代と思しき方々ばかり。
山で会う高齢者の方、どれだけタフなんでしょう。

途中、コウシンコザクラ(ユキワリソウ)の群生地があったり、
それなりに楽しみながら、
すれ違う方にコウシンソウ情報を聞きながら、
しっかりとコウシンソウを見て感動し、
山頂にも到達して、さあ、それからです。
本当に大変だったのは。

下山に選択した「お山めぐり」のルートが、
思っていた以上に、
というか、想像をはるかに超える難所続きだったのです


滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』の舞台にもなった場所。

下山のはずなのに、かなりの急斜面を登ったり、
全く道がないような斜めになっている岩場を鎖で進んだり、
垂直に切り立った岩を梯子や鎖で登ったり、
幅50センチくらいしかないような尾根を伝ったり、
岩と岩の間を吊橋で渡ったり・・・

「え〜、ここ本当に登るの?」
「え〜、ここ本当に歩くの?」


もう笑うしかないような、そんなルートで、
でも笑っていたら危険ですから、
身体の全筋肉と全神経を集中させて、
ロープや鎖や梯子をしっかりとつかんで
、必死です。
どこかでピアスを片方落としたようですが、
自分が落ちなくて良かった・・・

6月で日が長いとはいえ、少しずつ暗くなってくるし、
鹿たちの警戒の声が聞こえてきたり、緊張も高まります。
登山道を下りて林道に出た時にはホッとしました。
それでもさらに林道を1時間は歩かねばならず・・・

車に着き、すぐそばの国民宿舎「かじか荘」で、
温泉に入った時には、足はガクガクで、すでに太ももは筋肉痛。
こんなに歩いたのは、生まれて初めて?
よく、歩けたものです。

でもそんな大変な思いをしてでも、
コウシンソウに会いに行って本当に良かったです。
花の命は短くて・・・
いつも花との出会いは「一期一会」だと思っています。
その出会いを大切にしています。

次にはどんな花と出会えるかな。
いつもそんなワクワク感で、いざ野山へ!
もう次の登山に行きたくなっている私です。


天狗の投石最初の林道で。













一の鳥居(登山道入り口)本当の登山道入り口。













百丁目「百丁目」
手前の石の道標は文久2年とありました。
江戸時代から庚申信仰の山。











鏡岩最初に出会う奇岩、鏡岩。













仁王門「仁王門」。
岩と岩の間の狭い所を通ります。
まるで結界のようです。











お山巡りの看板お山巡りの看板。













シカが鹿に遭遇!













シカ庚申山荘にて。













庚申山荘庚申山荘。
泊まることもできます。












ユキワリソウ咲く岩庚申山荘を出てしばらく行くと、
びっしりとコウシンコザクラが咲く断崖が。












岩の下をくぐって断崖の下をくぐって・・・













梯子に次から次へと梯子が出現。













山頂庚申山山頂の古い三角点。













山頂付近山頂付近は笹と古木の山。













お山めぐりコースからの眺め下山の「お山巡り」のコース途中で。













こんな梯子も完全に垂直・・・













難所が続きます断崖を渡る橋にミヤマハンショウヅルが。
花から視線を前に移すと・・・
道がない!
えっ、ここ歩いて行くの?










道じゃないような・・・えっ、あそこを歩くの?
あれ、道じゃないような・・・












こんな所もくぐりますここも道です・・・













鬼の耳こすり「鬼の耳こすり」と呼ばれる狭い谷間。













断崖絶壁周りはこんな断崖絶壁ばかり。























断崖絶壁













絶景














めがね岩「めがね岩」。













奇岩(鶴岩)「鶴岩」
不思議な岩です。












最後はささやぶ最後は急に植生が変わり、
笹薮のなかをくねくねと、一の鳥居まで。