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2023年12月30日 08:49
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は一日晴れ予報。 明日の大晦日はくもりで夜中に雨が降りますが、 元日の日中は晴れるようです。 雪のない年越しとなりそうで、安堵しています。 ただ元日は風がかなり強くなりそうです。 さて、今年もあと2日となりました。 今年を振り返り、と言うか、 下書きフォルダーに入れておいたまま アップできなかったブログの中から(20本くらいある…)、 これだけはどうしても今年のうちに取り上げたいことを。 コロナ禍以降、県外に出かけたのはたったの2回。 それまで年に数回行っていた東京にも行かず、 色々な会の視察や研修も行われず。 そんな中、今年は4年ぶりに 塩原温泉女将の会で研修旅行を行いました。 訪れた先は山形県庄内地方でした。 もちろんメインは宿泊施設や料理などでしたが、 私の個人的なリクエストで、 念願の加茂水族館を訪れることができました。 ご存知の方も多いと思います。 クラゲ水族館として名が知られるようになってから ずっと行きたい行きたい!と思っていても なかなか機会がなかった水族館。 とりあえず、一周ぐるりと回って、 気になるクラゲの所をじっくり見ながらもう一周。 ゆったり、ふんわり、漂う色々なクラゲ。 どれだけ見ても見飽きませんでした。 今年一番の嬉しかったことかもしれません。 またいつか行けることを願って、色々なクラゲの写真を。 2020年2月 3日 08:35
塩原温泉、今朝はくもり。 今日もくもり時々晴れの予報です。 この後晴れてくるかな。 今日は節分。 昨日に続いて「しもつかれ」のお話です。 「しもつかれウイーク」の 色々なしもつかれアレンジを見て、 自分も、色々なアレンジをやってみたい!という 欲求が密かに湧きあがりまして、 全く個人的にではありますが、 色々なものをトッピングしてみました。 「スカイベリー苺」 「たくあん」 「岩下の新生姜」 「那須今牧場のゆきやなぎチーズ」 まさかの組み合わせですが、 実際に食べてみると、あまり違和感がありません。 苺などは甘みと酸味で爽やかに。 スタッフに食べてもらったら、 岩下の新生姜が好評でした。 以前にお伝えしたことがありますが、 しもつかれが残ってしまったら、 カレーにしても美味しいですよ。 ぜひ、お試しください。 2019年10月27日 08:42
塩原温泉、今朝はくもり。 昨夜、きれいな星空だったので、 快晴の朝になるのかと思っていました。 予報でも晴れなのですが、今はくもり。 この後、晴れてくるのではないでしょうか。 明日は一日晴れ予報です。 さて、9月末に行ってきた、 福島県安達太良山登山の後半です。 山頂でお昼を食べて、くろがね小屋を目指して下っていきます。 少し下ってふり返ってみると、 登る時には「乳首」に見えた山頂、 角度によって、全然違う顔になります。 しばらく行くと、山の植生ががらっと変わっていきます。 ハイマツが茂る山肌。 遠くには美しい紅葉や秋元湖も。 そして、突然、山の色が違ってきます。 沼の平と呼ばれる、安達太良山の火口。 月のクレーターにも例えられているようですが、 まるで、どこかの大きな採石場にも見える、異様な様相。 硫黄臭もあります。 1997年には、この場所で、 4人の方が硫化水素中毒で亡くなっています。 色々な不運な状況が重なったようですが、 やはり、自然は人にとっては、畏れ多い存在であることを 登山する者は忘れてはいけないなあと思いました。 それをさらに思わせたのが、 この後、山頂に救助ヘリが現れたのです。 山頂で、どなたか、腕を骨折した人がいるらしいと 話をしていた方がいましたが、その方の救助でしょうか。 よくニュース映像などで見るように、 ホバリングして静止したヘリコプターから、 ロープが下がって人が下りたりという 緊迫した状況の一部始終が見えました。 その後は、また素晴らしい紅葉の山肌を下りるルート。 場所によっては、すでに紅葉ピークかなと思えたり。 そして、山の中にくろがね小屋が見えてきます。 こちらは山小屋ですが、立ち寄り入浴ができます。 すぐ後ろに源泉がありますが、源泉の場所は立ち入り禁止。 やはり硫化水素ガスが出ているようです。 驚いたことに、岳温泉の源泉でもあるそうで、 岳温泉はここから温泉を引いていると知りました。 白濁の硫黄泉で、いいお湯でした。 登山の疲れが一気に癒されます。 くろがね小屋から先は、ひたすら林道を歩いていきます。 ロープウエイ駅まであと1時間半もあるのですが、 ここからは景色が見えるポイントもないので、割愛します。 途中、やはり、リンドウ、アキノキリンソウ、ヤマハハコなどが ずっと咲いていたことだけ、書き記しておきます。 何箇所かに分岐点もあって、 色々な歩き方ができる山でもあるようです。 機会があったら、また登ってみたいですね。 2019年10月26日 09:07
塩原温泉、今朝はくもり。 昨日の雨は夜になって上がりました。 予報では今日明日とくもり時々晴れ。 まずまずの天気の週末になりそうです。 今日明日と、市内黒磯地域では、那須野が原巻狩まつり。 市内最大のお祭りになります。 また明日はクラシックカーのレース 「La Mille Miglia」が塩原を通過します。 昨年お出迎えしましたが、 博物館でしか見られないような すごいクラシックカーが100台以上、 温泉街を走る風景は圧巻でした。 塩原通過はお昼頃になるようです。 さて、かなり後からのレポートになってしまいましたが、 塩原の紅葉レポートに入る前に、 お隣の県、福島のすばらしい紅葉を。 9月の終わりに初めて、 福島県の安達太良山に登ってきました。 安達太良山は那須連山から見え、 また、東北新幹線や東北自動車道からもよく見える山。 「智恵子抄」で有名でもあり、 一度は登ってみたいなあと思っていましたが、 なかなか、一人では行く機会がありませんでした。 川治温泉にある、アウトドア会社の「Nature Planet」さんの、 福島県の山トレッキングに申し込み、 連れて行っていただきました。 東北自動車道で二本松インター下車。 岳温泉を通って、安達太良山ロープウエイへ。 冬はスキー場。 茶臼岳と同じように、ロープウエイで途中まで行けます。 ロープウエイの駅に、 紅葉ピークの頃の安達太良山のポスターが貼ってありました。 「もう少し後だったら、こんなにきれいになるんだね」 なんて、言っていたのですが、 実際に登ってみたら、紅葉がすでに始まっていました。 ナナカマド、ツツジなどが真っ赤。 足元にはリンドウ、ヤマハハコ、アキノキリンソウなど。 ポスターに近い状態の安達太良山を楽しむことができました。 前を見れば紅葉の安達太良山。 後ろをふり返れば、福島の平野部が広がる絶景。 何度も登山をしていますが、 こういう最高のコンディションでの登山は、 そうそう多くはありません。 安達太良山は別名「乳首山」と呼ばれているそうです。 山頂に近づいてくると、その意味がよくわかります。 くすっと笑ってしまうようなその形。 山頂は沢山の人で賑わっていました。 山頂からはぐるり360度の展望。 いつもこちらを見ていた那須連山も見えるし、 会津磐梯山も見えて、こちらも絶景です。 山頂からくろがね小屋まではまた明日に。 2019年9月28日 09:32
塩原温泉、今朝はくもり。 今日からお天気ちょっと下り坂。 今日は夕方一時雨。 そして、明日は夜に一時雨の予報となっています。 昨日お伝えしたように、 明日は「塩原温泉古式湯まつり」の日。 昨年は雨で分湯行列が中止になりましたが、 今年は、何とか大丈夫そうでほっとしました。 明日は「温泉ふるまい」の日でもありますので、 どうぞ、ふるって、塩原温泉にお出かけ下さい。 今日、明日とお泊りの方も、 この機会に塩原温泉の湯を堪能して下さい。 さて、昨日は完璧な秋晴れの日でした。 さぞ、那須連山はきれいだったことでしょう。 山に行きたい衝動にかられるところをぐっと我慢して、 昨日は県の動画撮影に協力しました。 観光庁で日本各地で、 観光業に携わる人達の動画を作成しています。 栃木県でも、三か所で撮影が行われるということで、 なぜか、女将バージョンで私にお話が。 1分の短い動画ですから、と言われ、 3ヶ所で1分なのかと思い、 ほんのワンシーンかとお引き受けしたところ、 それぞれ1分だったらしく、 色々なシーンを撮影していきました。 枠にはまらない女将像を求めていたらしく、 アウトドアな女将ということで、 大沼でブログ用の写真を撮影しているシーンも撮影。 真っ青な空の美しい大沼が紹介されるのは 本当に嬉しいことです。 動画の完成は10月だそうです。 出来具合が心配ではありますが(私で)、 栃木県や塩原温泉のPRのお役に立てて光栄です。 2019年8月10日 09:34
塩原温泉、今朝は晴れ。 今日も快晴です。 今日は午前が晴れで午後はくもり。 明日はくもり時々晴れ。 明後日からは、若干台風10号の影響を受けているのか、 くもりの天気予報となっています。 いずれの日も夕立の可能性があります。 さて、今から2週間前の土用の丑の日、 彩つむぎに1匹の子猫が迷いこんできました。 スタッフが見つけました。 とても人懐こい猫で、 人を見ると駆け寄ってきて、後をついてきます。 でも、どうにもすることができないし、 母猫が近くにいるかも知れないし、 しばらく、そのまま放置しておいたのですが、 その内に、カラスが子猫を見つけ、 数羽で電線の上から明らかに狙っています。 こうなると看過することができず、 段ボール箱の中に保護しました。 目やにがいっぱい。 ニャーニャーと何かを訴えてますけれど、 声も小さく、か弱くて、放っておけなくなりました。 かなり悩みましたが、 その日の内に病院へ連れて行き、 猫風邪にかかっているということで、 注射を打ってもらい、飲み薬と目薬。 大体1か月半くらい、体重350gの男の子でした。 その足でホームセンターで、 飼うのに必要なもの、一揃い購入し、 家で飼うことになりました。 全国には、旅館の「看板猫」として活躍する猫もいるようです。 旅館でスタッフ皆で面倒を見れば、 自分としては楽だろうなあとも思いますが、 お客様には猫が嫌いな方や、 アレルギーをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。 旅館で飼うのはちょっと無理かなと。 写真は迷いこんで来た時の写真とその後。 目やにも大体取れたようです。 土用の丑の日に来たということで、 「うなぎ」にちなんで「なぎ」君。 「凪」にも通じるかなと、 ツイッターアカウントのほうで 「一日一凪」というハッシュタグを付けて、 一日一回、写真や動画をあげています。 良かったら検索してみて下さい。 子猫の表情や仕草は本当に可愛くて、 仕事の疲れも忘れてしまいます。 そして、どんどん成長していくことにびっくり。 実はこの猫が来る前の日、 那須に仕入れに行く道すがら、 那須町の国道4号線沿いにある 「長楽寺」というお寺に立ち寄りました。 長楽寺さんは、Twitterで飼っている4匹の猫の様子を発信し、 あっという間に「猫寺」として有名になり、 この程、写真書籍を出版するに至っています。 前から気になっていた長楽寺さんで、 猫ちゃんを見せてもらい、お参りしてきました。 そんなご利益もあったのかもしれません。 2018年8月10日 08:59
塩原温泉、今日は晴れ。 台風13号が通り過ぎて、やっと台風一過の青空です。 台風が通過すると大気中のチリもなくなるとか。 空気が澄み渡っています。 昨夜はすばらしい夜空でした。 今までにないほどに沢山の星に天の川。 うっとりと眺めていたら流れ星。 ペルセウス座流星群の極大日が近づいています。 極大日は13日だそうですが、その日の条件が良いとは限りません。 今日明日から観察したほうが良さそうです。 そんな科学全般の知識をつけるなら、こちら。 先日紹介した特別展『昆虫』開催中の国立科学博物館。 常設展もぜひ見学してきて下さい。 こちらの地球館、日本館とも、 生物、地学、天文学など、 様々な分野の科学好きには、たまらない場所です。 地球の歴史、生命誕生から、 恐竜の時代など生物の歴史や多様性、 科学技術の発展などなど、 一日中いても時間が足りないほど。 どうしても、かいつまんでの見学になってしまうのが残念です。 それでも、建物の雰囲気を味わうだけでもうれしく、 また、ミュージアムショップの書籍などが充実。 沢山の本を買い込んできました。 外国人の方も大勢見学していたのが印象的でした。 2018年8月 8日 20:36
塩原温泉、今朝はくもり。
台風13号が接近しています。 関東地方に最も接近するのは9日のようです。 中心が東にそれてきましたので、 直撃は避けられそうな気配ですが、油断は禁物。 もし塩原で何かアクシデントが起きるような時には、 こちらのブログで随時お伝えし、 宿泊予定の方には直接、ご連絡致します。 さて、少し前になりますが、上野を訪れ、 国立科学博物館特別展『昆虫』と 国立博物館で開催中の『縄文展』を見てきました。 なぜか、弥生時代よりも縄文時代の土器に魅かれます。 よりプリミティブというか、よりアーティスティック。 他のどの地域、どの時代にもない、 力強く存在感のある形や模様が好き。 今回、縄文時代の国宝6点が全て揃うと聞き、 これは見に行かなくてはと。 ところが、残念なことに、 私が行った時には国宝は4点のみ。 2点は後からだったんですね(7/31〜)。 でもでも、大満足です。 どれも皆個性的で、意外性があり、美しく、 縄文という大昔でありながら、 大昔にその作品を作ったその時代の人の手、 そしてその人自身の存在を感じることができ、 プチタイムスリップしたような、 そんな感覚を肌で感じてきました。 縄文と一括りにされ、 日本で最も原始的な時代とされていますが、 何を持って原始的って言うのでしょう。 とんでもありません。 まさに「美」であり「アート」。 縄文時代に持っていたイメージが、 ガラガラと崩れ落ちますよ! 栃木県で出土されたものや、 益子焼の濱田庄司との関わりなども。 必見です! 9月2日まで開催中です。 撮影可能だったのは最後の4点のみ。 ということで、ミュージアムショップの写真を。 2018年8月 7日 09:14
塩原温泉、今朝は雨。 明け方まで降ったり止んだりでしたが、朝から本降りに。 気温も低くなっていて、長袖を着てきました。 さて、昆虫がらみで、こちらも。 少し前になりますが、 東京上野へ、国立博物館『縄文展』と、 国立科学博物館特別展『昆虫』を見に行ってきました。 私の昆虫好きは知る人ぞ知る・・・。 若い頃は大嫌いだったんですよ。 でも、塩原に来たら、身近に色々な昆虫がいるので、 調べていくうちに、大好きになってました。 毎日「昆活」してます(笑)。 この方も昆虫大好きだったんですね。 並々ならぬ昆虫愛をテレビなどでアピールしている、 香川照之さんのポスターでおなじみの、この企画展。 夏休みとあって、沢山のお子さん連れで賑わっていました。 他にはいかにも昆虫好きな大人たち。 若い女性も多く、 こんなにも、世の中に昆虫好きがいるのかと、 ちょっと嬉しくなりました。 国立科学博物館が、昆虫関係の企画展をするのは 今回初めてというのが、とても意外だったのですが、 それだけに、かなり力が入っているなあというのが、第一印象。 まず入ってすぐの巨大昆虫模型にも目が行きますが、 全体を通して、膨大な量の標本にびっくり。 しかも、かなり貴重な標本ばかり。 でも、ただ標本を並べるのではなく、 様々なテーマに沿って展示しているので、 どのコーナーも立ち去りがたく・・・。 個人的には、メタリック系の甲虫、 (プラチナコガネの輝きは必見!) かなりへんてこな形のツノゼミたち、 (こんなに小さな体なのにこのユニークさ!) モンシロチョウのフェロモンの匂い、 (柑橘類を思わせるいい香り!) やはり、美しい蝶や蛾などが、興味深かったです。 巨大昆虫模型や、昆虫採集のアレコレなどは、 那須野が原博物館の『なす昆’18』とも共通していて、 両方見ると、面白さが何倍にもなります。 規模は比較になりませんが・・・ ともあれ、こちらも、夏休みの自由研究にはもってこい。 ミュージアムショップも充実してましたよ! 10月8日まで開催されています。 今年の夏の合い言葉は「昆活しようぜ!」ですね。 2018年7月29日 08:45
塩原温泉、今朝は雨。 台風12号が通過しました。 前例のない東から西へと進む台風。 栃木県は暴風域の端のほうで、 それほど影響はなかったようですが、 昨夜19時頃から雨が強くなりました。 夜半に中心が関東を通過してからも、 今朝まで断続的に雨が降っています。 連続降雨量は朝8時までに59ミリです。 お昼頃には影響下から抜けられそうです。 さて、またまた昨日の続きです。 南会津町田代山と帝釈山登山で出会った山野草たち。 今日は田代山の山頂湿原の花を。 山頂が全て高層湿原になっているという珍しい山。 それほど離れていない、 尾瀬にも似た植生環境なのだと思います。 高層湿原というのは、高度泥炭地が正式名称とかで、 地表を埋めた地衣類や、ハイマツ林が 湿原だけでない、独特の風景を作っていました。 キンコウカの黄色い花があちこちに。 もう終わりかなと思っていたワタスゲや ニッコウキスゲに会えたのも嬉しかったのですが、 モウセンゴケの白い花と、 タテヤマリンドウの青い花が、 いずれも小さくて、とてもかわいかったです。 田中澄江の「花の百名山」の中にも入っている田代山。 まさに「花の山」でした 湿原に出て最初に迎えてくれたのは ニッコウキスゲでした。 斜面にびっしりと。 近くまで行けないのが残念。 ワタスゲがいっぱい。 コバイケイソウも少し残ってました。 とにかく多かったキンコウカ。 キンコウカと一緒に サワランも。 花後のチングルマ。 タテヤマリンドウもあちこちに。 モウセンゴケの花。 ひょろひょろの花茎に 白い花をつけます。 一面覆われていると まさに「毛氈」のようでした。 イワカガミの葉も見られます。 イワショウブ。 これもあちこちに。 まだ咲き始め。 これが多分ホソバノキソチドリ。 木道の脇に一本だけ。 真っ白な地衣類が。 初めて見ましたが、 多分ミヤマハナゴケかと。 きれいでした。 さわりたかった・・・ 2018年5月 1日 08:48
塩原温泉、今朝も晴れています。 今日も一日晴れマークになっています。 気持ちいい5月1日の朝です。 さて、GW後半へ。 けっこう前に行った場所の紹介なのですが、 福島県のアクアマリンふくしま。 どうしても、これが見たくて、 友人に運転を頼んで連れていってもらいました。 『テオ・ヤンセン展』。 オランダの彫刻家であるアーティスト、 テオ・ヤンセン氏が数年来手掛けている 「ストランド・ビースト」の実物を 自分の目で見られるということで、 いても立ってもいられず(笑)。 数年前にネットで初めて動画を見た時は衝撃的でした。 海辺で、風の力で、まるで生き物のように動く作品達。 一体どうなっているんだろう・・・と その時以来、気になっていたのが、 日本でも見られるなんて。 実はすでに沖縄や三重県などでも展示されましたが、 さすがに遠くて行けず。 今回はお隣の福島県ということで、 本当にラッキーでした。 百聞は一見にしかず。 ごくごく身近にある材料を まるで、建築物の基礎を組み立てるように、 一体いくつのパートでできているのかはわかりませんが、 精巧に、精巧に組み合わせて、 独自の生き物達、ストランド・ビースト(浜辺の生き物)が生まれています。 ずらり並んだビーストたちも圧巻ですが、 実際に動かすデモンストレーションがあり、 また自分でも動かすことができます。 とにかく、百聞は一軒にしかず。 塩原からだと2時間半くらいでしょうか。 5月6日までの開催です。 GWにご予定がない方、 見に行くことをお勧めします! 2018年4月20日 20:39
塩原温泉、今朝は晴れ。
良いお天気ですが、風があり、それほど気温が上がっていません。 木々が一斉に芽吹き始めてきました。 さて、初めての倉敷旅行レポート、今日で最後になります。 あと一日お付合い下さい。 どうしても一目見てみたくて、 瀬戸大橋までタクシーを飛ばしたのです。 日頃海なし県の栃木県、 それも山あいの塩原に住んでいますので、 海というだけでテンション上がります。 しかも、この景色。 くもっていたので、美しい夕焼けとまではいきませんでしたが、 すばらしい景色に感動しました。 途中タクシーの運転手さんが、 水島コンビナートが見える丘にも連れていってくれました。 日本の工業を支える重要地区。 倉敷ならではの産業が栄えたのもうなづけました。 そして、翌日は岡山。 岡山や小学校6年以来。 岡山城と岡山後楽園だけ見て帰路に。 岡山城は美しい城ですね。 2年前の岡山DCの時には、 昨日の大原美術館や岡山城、路面電車まで、 マスキングテープ模様仕様だっというから驚きです。 (見てみたかった!) 後楽園には結婚式の前撮りのカップルと、 やはり外国人観光客があちこちに。 時代だなあと。 そして、駅に、何と栃木県の観光パンフレットがいっぱい! 栃木DC、こんな所にまでと、感慨深かったです。 最後の写真はJR西日本のアンパンマン列車。 噂には聞いてたけど、実際に会えると嬉しいですね。 エヴァンゲリオン新幹線にも会いたかったな。 2018年4月19日 08:56
塩原温泉、今朝は晴れ。 昨日までの雨が上がり、 今日から週末まで晴れマークが並びます。 週末は気温もかなり上がるようです。 申し訳有りませんが、 先日行って来た初めての倉敷レポートを続けます(明日まで)。 こちらのブログは私の忘備録(特に写真検索の)なので。 倉敷美観地区。 古い街並みが残されている観光スポット。 「景観保護地区」などと言われる場所は全国に沢山あります。 でも、行ってみると、ごくごく小さな範囲だったりしますが、 こちらは、かなり広い範囲が建物、街並みともに保存されていて、 街歩きが楽しい場所になっています。 美しい街並みが魅力で、平日にもかかわらず沢山の観光客が。 そして、沢山の外国人の方。 そんな街並みのここそこの店の点灯に、「mt」と書かれたフラッグ。 カモイ加工紙さんの「mtファクトリーツアー」の サポートショップのマークです。 期間中、ファクトリーツアー参加者限定で、 サポートショップで規定の買い物をすると、 その店のオリジナルのマスキングテープがもらえます。 たとえば決まったメニューだったり、金額だったり。 普通におみやげが買えたりするので、 どうしても、サポートショップ優先に買い物することになります。 こういう仕組みは、街歩きや、イベントに採り入れられるなあと思いました。 「あと200円でもう一つプレゼントできますよ」なんて言われると、 「じゃあ、このお菓子、追加で」ということになるような。 まあ、そのプレゼントが魅力的なものでなければ、始まらない話。 ノベルティの質を上げるということも課題ですね。 街中にある「大原美術館」のクオリティの高さにも驚き。 倉敷紡績やクラレの前身倉敷絹織、中国銀行などの社長を勤めた 大原孫三郎が昭和5年に創設した美術館。 地元の洋画家、児島虎次郎に託して集めた美術作品などを展示。 昭和初期にこれだけの作品を飾る美術館が 日本、それも倉敷にあったとは! 次から次へと出てくる、世界的名作の連続に、 軽いめまいを覚えながら、その先見の明が素晴らしいです。 そんな大原美術館のミュージアムショップでも オリジナルのマスキングテープを。 街中でもマスキングテープ販売している店が多くて、 マスキングテープ好きには 「聖地」というよりは「パラダイス」だったかも。 坂本龍馬が泊まったという宿や、阿智神社など、 歴史好きにうれしい場所もいっぱい。 とても魅力的な町でした。 また行けるといいなあ。 2018年4月18日 08:50
塩原温泉、今朝は雨。 久しぶりの雨かもしれません。 ここのところ雨がなかったので、 木々や花に良いお湿りになると思います。 さて、初めて行った倉敷。 宿泊は、江戸時代には代官所があった場所で、 倉敷紡績の工場跡に建つ 倉敷アイビースクエアというホテルに宿泊してきました。 予約した後に知ったのですが、 mtファクトリーツアー期間中、 こちらのホテルには「mtルーム」なる部屋があるそう。 「mt」さんとコラボした部屋で、 この部屋に宿泊した人限定のおみやげテープがいただけるという。 前日に確認したらキャンセルが出ていて、 部屋を振り替えていただき、 その噂のmtルームに泊まってみました。 かわいいですね〜。 実際にマスキングテープを活用しているわけではなく、 コラボしたカバーやスタンドを使い、 壁にポスターが貼ってありました。 限定のお土産共に、ファンにはうれしいし、 ちょっとしたアレンジでお部屋が明るくなるんだなあと実感。 クラシカルなホテルをはじめ、 敷地内には古い建物も多く、歴史を感じます。 倉敷がやはり発祥の地であるジーンズのお店もあり、 泊まってみて良かったです。 2018年4月17日 09:22
塩原温泉、今朝はくもり。 少し前になりますが、 生まれて初めて倉敷という町に行ってきました。 実はマスキングテープを活用する ワークショップなどを個人的にやっています。 倉敷はマスキングテープ誕生の地。 マスキングテープ好きにはとっては聖地です。 マスキングテープを世にだした カモ井加工紙さんの工場見学ができる 「mtファクトリーツアー」に参加してきました。 始まってから7年目になります。 話に聞いて、一度は行ってみたいなあと思っていましたけれど、 このファクトリーツアーは、とても人気があって抽選。 たまたま、Twitterで募集していることを知り、 応募してみたら、無事に当選。 せっかく当選したので、万障繰り合わせて、 思い切って行ってきました。 実に楽しかったです。 マスキングテープ柄のバスは、 車内の内装も全てマスキングテープ。 バスから降りたら、 このツアー参加者だけがもらえる、 オリジナルトートバッグやテープなどの限定ノベルティ。 建物や車、インテリア。 何から何までマスキングテープで、 利用のヒントがいっぱいです。 そして、ファクトリーツアー限定テープが色々。 もちろん、定番のテープも買えて、 しかも市販されていない幅のテープや、 グッズが当たるくじ引きや、つかみ取り、 ワークショップなどなど。 購入金額に応じて非売品の限定テープももらえます。 今年はマスキングテープが誕生して10年だそうですが、 元々はハエ取り紙から始まったという歴史や、 加工の仕方、独特の粘着剤など、 大人の社会科見学としても見ごたえがあり、 聞きしに勝る充実ぶりに、時間が経つのがあっという間でした。 2018年3月11日 09:09
塩原温泉、今朝は晴れ。 きれいな青空が広がっているのですが、 今は、ちょっと太陽が雲に隠れてしまっています。 今週はずっと、まずまずの天気に恵まれるようです。 さて、3月11日です。 7年が経ちました。 毎年、この日になると「一年」という時間を痛切に意識します。 長いのか、短いのか。 なぜか、今年の3月11日には、 もう、7年も経ってしまったのか、という気持ちが強いです。 震災後の状況がすでに当たり前になっていて、 もう記憶があいまいになっていたり、 すっかり過去のことになっていたり。 かなり神経質になった食材については、 一部の山菜や獣肉を除いて、 特に心配なく、食べることができるようになりました。 そのことが一番大きいかもしれません。 でも、やはり、あの3月11日を境に、 自分の生活も、意識も、大きく変わったのは確かで、 それをまた改めて考える日であり、 また、多くの亡くなった犠牲者の方を思う日として、 何年が経とうとも、3月11日は大切な日です。 それにしても、 連日の政治の報道に、 この国は、一体全体どんな国なんだろうと 暗雲たる気持ちになっています。 国や政府に不信感を抱くようになったのも、 私にとっては、3月11日直後の原発事故を境にしています。 心から、犠牲になった方々へ、哀悼の意を表します。 写真は雪どけの様子。 雪が融けて、レースのようになった氷。 色々な方の心の氷が融けますように。 2018年2月12日 08:35
塩原温泉、今朝はくもり。 予報では午前中に雪マークが一時期出ていますが、 先程まで青空で、今も降る感じではありません。 ただ日本海側で寒波との報道ですから、 多少の影響を受ける可能性はあります。 さて、今回東京に出かけた折に、 最後に目黒の雅叙園に行ってきました。 以前母の喜寿のお祝いで初めて訪れて、 東京都の有形文化財に指定されているという 百段階段の豪華絢爛さに驚きましたが、 その百段階段にて、古いお雛様などを展示していると聞きました。 「百段雛まつり」という展示。 毎年、日本各地からの貴重なお雛様を飾っていて、 今回で9回目となるそうです。 今年のお雛様は近江・美濃・飛騨から集められたもの。 ほんの一部を除いて写真撮影がNGのため、 概要をビジュアルでお伝えできないのが残念。 素晴らしいお雛様ばかりです。 大きな御殿造りの近江の商家のお雛様や、 井伊直弼の娘の嫁入りに持参されたというお雛様などなど、 普通はなかなか見る機会がないお雛様が次から次へ。 個人的にうれしかったのは、 私自身も興味を持っている、土人形のお雛様が色々あったこと。 やっぱり土人形のお雛様、好きだなあ。 何と昨年私が買い求めた、飛騨高山の山田焼のお雛様一揃え、 全く同じものが展示されていました。 もしかして、とても貴重なものかもしれません。 3月11日まで開催しています。 機会がありましたら、ぜひ、足をお運び下さい。 売店のお雛様グッズも充実してましたよ。 2018年2月11日 08:59
塩原温泉、今朝も晴れ。 結局昨夜は雪になりませんでした。 むしろ以前に降って屋根に積もった雪が、 夜中に融けていたくらいですから、 暖かい夜だったのだと思います。 今日も良い天気のままでいてくれたら良いですね。 さて、半年ぶりの東京出張。 春のギフトショーの翌日は 東京ドームで開催のテーブルウエア・フェスティバル。 これも恒例行事となっています。 私達にとって、器を安く購入できる方法は色々あります。 テーブルウエア・フェスティバルは 一般の方向けですから、 決してベストプライスというわけでもありません。 でも、これだけ全国だけでなく、海外メーカーまで、 器が一度に見られるのは貴重な機会。 器だけでなく、テーブルまわりの小物も購入できますし、 テーブルコーディネートの勉強としては、 これ以上の機会はないのではないでしょうか。 著名人のコーディネートは毎回ゴージャス。 黒柳徹子さんとビーズ作家の田川啓二さんのコーディネートには目をみはりました。 今回初めて?益子焼と笠間焼の展示スペースができていたのも良かったです。 こちらは明日12日まで開催しております。 比較的空いている午前中がオススメです。 最終日に行くと良いという情報も入ってきてますよ! 2018年1月 5日 08:43
塩原温泉、今朝は晴れ。 久しぶりに太陽が見えてきました。 昨日はまだパラパラと雪が舞っていましたが、今日は大丈夫そう。 道路も何とか地面が見えています。 ただ凍結箇所がありますので、 引き続き冬用タイヤの装着をお願いします。 連日ブログは雪ばかり。 ようやく、雪以外の話題をかけそうです。 那須の福島県との県境近くに 「森林ノ牧場」という牧場があります。 まだ若い社長の意欲的な取組で、 雑誌やテレビなどにもよく取り上げられる牧場です。 乳牛、それもジャージー種の牛だけを 自然放牧で育てており、 濃い牛乳や、乳製品はどれも個性的で、 他では味わえないものばかりです。 その中でも「キスミル」という乳酸飲料は、 カルピスのようでカルピスではない・・・ カルピスよりも自然な甘さと 牛乳の味わいを感じることができる とても美味しいドリンクで、 彩つむぎでも夕食時や、 お子様のウエルカムドリンクとして使っています。 そのキスミルドリンク、 冬のホットレシピコンテストというのがあり、 私も応募してみたところ、 何と大賞をいただきまして、 現在、1か月の期間限定、1月8日まで、 森林ノ牧場カフェで提供されています。 どんなドリンクかというと・・・ 夏期間に彩つむぎでも使っていた、 岩下の新生姜のピンクジンジャーシロップを加えたもの。 ほんのりピンク色になり、身体がとっても温まります。 しかも、あの岩下の新生姜の味が〜。 先日、やっと飲みに行けました。 とっても素敵に提供して下さっています。 子牛や山羊さんを眺めながらのカフェは、 何とも癒しのスペース。 個性いっぱいの商品が買えるのも嬉しいですね。 森林ノ牧場さんまでは、 国道4号線を福島白河方面にまっすぐ進み、 県境少し手前で左手に入ってすぐです。 ちなみに、このピンクジンジャーキスミル、 何と栃木市にある岩下の新生姜ミュージアムの カフェメニューにも採択されることになったそうです。 今月半ばから登場とのこと。 栃木県の北と南がつながるお手伝いができて、嬉しいです。 森林ノ牧場 那須郡那須町大字豊原乙627-114 ☎0287-77-1340 http://www.shinrinno.jp/ 2017年3月31日 08:47
塩原温泉、今朝はくもり。 今日で3月も終わりというのに、 また少し寒さが戻っています。 今日明日と寒くなるようです。 今日から3日間<ツール・ド・とちぎ>いよいよ開催です。 県内のどこかで選手たちを見かけたら、ぜひ応援をお願いします。 さて、今日の話題は、 昨日の「鉄分補給」がらみで先日の報告。 先日、塩原小中学校の生徒たちと浦和駅で観光PRした後、 大宮に移動して、鉄道博物館を見学しました。 ここは前からずっと行きたかった場所。 やっと念願かないました。 入口に本物のD51機関車。 入場は自動改札だし、 ここからテンション上がります。 そして、中の広いこと! 広いのに、所せましと貴重な機関車などの車両がいっぱい。 昔の車両の何とも雰囲気のあること! 大興奮です。 ボランティアガイドさんの話を聞きながらでしたが、 時間が全然足りません。 また改めて訪れたいと思います。 お土産も充実! 2017年3月28日 09:55
塩原温泉、今朝は青空になっています。 全国的なニュースになりました。 ご存知のように、昨日那須のスキー場で雪崩事故。 地元の大田原高校の生徒さんと先生が犠牲になりました。 実はこの3年間、 大田原高校と関わりを持たせていただいていて、 顧問の先生も存じ上げており、 山岳部の生徒さん達とも話したことがあります。 朝10時に雪崩、登山訓練の高校生が・・・と知り、 大田原高校に電話してもつながらず、 不安は高まるばかり。 昼に大田原高校以外の学校は無事が確認されたというニュース。 確実に大田原高校の生徒さん達が巻き込まれたことがわかり、 その後は・・・。 最後まで望みを捨てずに、推移を見守りましたが、 最悪の事態になってしまいました。 大田原高校の山岳部は栃木県では伝統もあり、 (U字工事の益子さんも所属していました) また県内の大会では常勝校。 インターハイでも活躍し、大田原高校の自慢の部たちでした。 その背景には、いつでも那須連山をフィールドとして 練習ができるという恵まれた環境にあったことも。 それがかえって仇になってしまったのかもしれません。 現場となった那須ファミリースキー場は コースがなだらかで、お子様連れの方に人気があるスキー場。 そこから上の、茶臼岳や朝日岳や三本槍岳や、 そういう山ならともかく、 勝手知ったる那須の、比較的なだらかな場所で、 あれほどの雪崩による遭難事故が起きたことに、 地元でも衝撃が走っています。 塩原に縁がある方のお子さんも犠牲になりました。 家族の方の心痛を思うと言葉がありません。 また、常に生徒の安全に心を配っていた 学校の先生方の無念はいかばかりでしょう。 何にも増して、希望に満ちた将来が待っていたはずの 生徒さん達が気の毒でなりません。 引率で亡くなった教師の方もまだ20代でした。 そして、参加していた他の高校の生徒さん達、先生、 全員が怪我を負ったと聞いています。 これだけの沢山の人の命を一度に奪い、 怪我をさせてしまう雪崩の恐ろしさを感じました。 そういえば、我が家の子供が大学を卒業する時、 確か3月25日頃の卒業式の直前に、 その大学の山岳部の主将と一年生が、 やはり山での遭難事故で亡くなったことを思い出しました。 春山もまた、厳冬期とは違う恐ろしさがあることを、 忘れてはいけないでしょう。 地元の一人として、 大田原高校関係者の一人とした、 そして、山を愛する者の一人として、 今回の事故は、あまりにも衝撃的でした。 写真はちょうど春先の那須連山と、 昨年9月の大田原高校文化祭での山岳部の展示の様子です。 自分も山に登るので、話が色々と弾んだのが昨日のことのようです。 山岳訓練の様子なども嬉しそうに話してくれました。 並ぶトロフィーが実績を物語っています。 心よりお亡くなりになった生徒さんと先生の ご冥福をお祈りいたします。 また怪我をした方に、心よりお見舞い申し上げます。 2017年3月28日 09:32
塩原温泉、今朝は青空になっています。 全国的なニュースになりました。 ご存知のように、昨日那須のスキー場で雪崩事故。 地元の大田原高校の生徒さんと先生が犠牲になりました。 実はこの3年間、 大田原高校と関わりを持たせていただいていて、 顧問の先生も存じ上げており、 山岳部の生徒さん達とも話したことがあります。 朝10時に雪崩、登山訓練の高校生が・・・と知り、 大田原高校に電話してもつながらず、 不安は高まるばかり。 昼に大田原高校以外の学校は無事が確認されたというニュース。 確実に大田原高校の生徒さん達が巻き込まれたことがわかり、 その後は・・・。 最後まで望みを捨てずに、推移を見守りましたが、 最悪の事態になってしまいました。 大田原高校の山岳部は栃木県では伝統もあり、 (U字工事の益子さんも所属していました) また県内の大会では常勝校。 インターハイでも活躍し、大田原高校の自慢の部たちでした。 その背景には、いつでも那須連山をフィールドとして 練習ができるという恵まれた環境にあったことも。 それがかえって仇になってしまったのかもしれません。 現場となった那須ファミリースキー場は コースがなだらかで、お子様連れの方に人気があるスキー場。 そこから上の、茶臼岳や朝日岳や三本槍岳や、 そういう山ならともかく、 勝手知ったる那須の、比較的なだらかな場所で、 あれほどの雪崩による遭難事故が起きたことに、 地元でも衝撃が走っています。 塩原に縁がある方のお子さんも犠牲になりました。 家族の方の心痛を思うと言葉がありません。 また、常に生徒の安全に心を配っていた 学校の先生方の無念はいかばかりでしょう。 何にも増して、希望に満ちた将来が待っていたはずの 生徒さん達が気の毒でなりません。 引率で亡くなった教師の方もまだ20代でした。 そして、参加していた他の高校の生徒さん達、先生、 全員が怪我を負ったと聞いています。 これだけの沢山の人の命を一度に奪い、 怪我をさせてしまう雪崩の恐ろしさを感じました。 そういえば、我が家の子供が大学を卒業する時、 確か3月25日頃の卒業式の直前に、 その大学の山岳部の主将と一年生が、 やはり山での遭難事故で亡くなったことを思い出しました。 春山もまた、厳冬期とは違う恐ろしさがあることを、 忘れてはいけないでしょう。 地元の一人として、 大田原高校関係者の一人とした、 そして、山を愛する者の一人として、 今回の事故は、あまりにも衝撃的でした。 心よりお亡くなりになった先生と生徒さんの ご冥福をお祈りいたします。 2016年12月19日 08:53
塩原温泉、今朝はくもり。 昨日とは変わり、どんよりとした空。 気温はそれほど低く感じませんので、 雪にはならないと思うのですが。 さて、いつもお天気外れたことがない、女将の会の宿泊研修。 今回は行き帰りの高速などは晴れ、箱根の現地だけ雨という天気。 富士山も見えず、あまり観光らしい観光をしてきませんでした。 そんな中、ラリック美術館と星の王子さまミュージアムを訪れました。 箱根には、色々な美術館があるのですね。 ラリック美術館は一切撮影禁止なので、 星の王子さまミュージアムだけ紹介したいと思います。 星の王子さまは、ご存知のとおり、 フランスのサン・テグジュペリの児童小説。 1943年に発刊されてから現在まで、 世界200か国以上で翻訳されており、 世界中で愛され続けてきました。 私も何度も読みました。 大学でフランス語を選択していましたので、授業でも。 初めてフランス語の原書を読んだ本でもあり、 今回、行けたら良いなあと思っていました。 「星の王子さまミュージアム」とありますが、 実際は、「星の王子さま」に関することと、 作者のサン・テグジュペリに関することと、 半分半分の展示になっています。 サン・テグジュペリについてのほうが若干多いかな。 思っていたよりも広くて、 敷地内全体が「星の王子さま」の世界。 屋外はフランスの街角のようでした。 沢山の人が訪れていました。 特に若い人が多く、 すでに没後76年になりますが、 若い人にも読み継がれていくのは素敵なことですね。 そして、今回箱根を久しぶりに訪れて、 感じたのは「箱根って広いなあ」でした。 「箱根」と一括りに言われますが、 湯元、塔ノ沢、宮ノ下、強羅、仙石原、大涌谷・・・色々な温泉地があります。 少し前に噴火の恐れ等で大涌谷などが立ち入り規制されました。 その後昼間に関しては解除になってもいますし、 湯元あたりと大涌谷はかなり離れています。 慎重になること、用心することは大切ですが、 正確な情報収集と提供、冷静な判断が必要だと思いました。 活火山である那須茶臼岳を控えた、この地域も他人事ではありません。 2016年12月18日 09:02
塩原温泉、今朝は晴れ。 一昨日の雪もほとんど融けてしまいましたが、 寒さが厳しくなっています。 温かい服装でお越しください。 さて、今回の女将の会の箱根研修では、 箱根元湯の老舗旅館「環翠楼」さんにお世話になりました。 建物は無形文化財。 老舗中の老舗とはうかがってましたが、 聞くと見るとでは大違い。 400年の歴史があるそうです。 現在の建物は明治時代のものと、 関東大震災の後に建てた、大正時代のものと。 歴史ある宿にしか醸し出せない、雰囲気と空気。 そして、レトロなどと言ってはいけないような品格。 どこを見ても驚くばかり。 無理を言って、 この宿を引き継いで5代目という まだ28歳の若旦那さんに、ご案内をお願いしました。 皇女和宮様ゆかりの品々。 和宮さまは、この宿にてお亡くなりになったそうです。 それだけでもびっくりですが、 伊藤博文、孫文、犬養毅・・・ 錚々たる方々の書や額に、 何度ため息をついたことでしょう。 現在の名前も、伊藤博文によるものだそうです。 すばらしい大広間に、 歴史的、民俗学的に貴重な品々。 私が見入ってしまったのは、洗面所の鏡や照明器具。 大正時代のものでしょう。 マニアから見たら垂涎ものでした。 これだけの文化財を守り、維持していくのは、 並大抵のことではないと思います。 まだお若いのに、和服姿も凛々しい若旦那さん。 色々なご苦労がおありだと思います。 お忙しいのに、ありがとうございました。 あと、料理がすばらしかった。 色々な宿に泊まっていますが、 とても印象に残る料理でした。 箱根環翠楼 http://www.kansuiro.co.jp/ 2016年12月16日 09:35
塩原温泉、今朝も青空が広がっています。 今日は一日良い天気になりそうです。 さて、先日、塩原温泉女将の会の宿泊研修で箱根へ。 おそらく独身時代以来ではないかと思います。 独身時代は神奈川県に住んでいましたので、 温泉に行くといえば箱根。 社員旅行で、友達同士で、何度か訪れています。 でも栃木に来てからは、 県内を始め、お隣群馬県、茨城県、福島県、 そして宮城県や山形県などなど、 車で2〜3時間圏内に、沢山の温泉地がありますので、 わざわざ、箱根まで足を運ぶことがありませんでした。 女将の会の研修で箱根を選んだのは、 圏央道ができて、 都内を抜けずとも神奈川県に行けるようになったから。 「神奈川県がぐっと近くなったのを実感してこよう!」というのが 第一の目的でした。 圏央道、正式名称は、首都圏中央連絡自動車道。 神奈川、埼玉、茨城、千葉をぐるっと結びます。 東北自動車道からは、埼玉の久喜ジャンクションから入っていきます。 南へ向かっていた東北自動車道から、 西へと向かう圏央道にぐ〜っと入って、 しばらく行くと、あっと言う間に(途中寝てました・・・)、 「高尾山」なんて標識が出て来て、 そして、前方に山北、足柄の山々が見えてきて、 厚木から東名高速へ。 途中2ヶ所ほど休憩をとっても、 塩原から4時間弱で、御殿場に着いてしまいました。 確かに、近いです。 御殿場辺りだと「沼津」なんて標識も出てくるし、 神奈川県、静岡県が、ぐっと近くなりました。 神奈川、静岡のお客様が増えてくる予感。 せっかくなら、他の県より栃木県、 そして塩原温泉にぜひお出かけ下さい! 首都圏外郭を結ぶ、 総延長300キロの幹線道路になる予定。 東北自動車道 久喜白岡ジャンクションから入ります。 ぐ〜っと西へ。 箱根?の山が見えてきた。 圏央道から東名高速へ。 分岐点は緊張します。 間違ったら大変。 相模原なんて標識が出てきて、 4時間かからずに御殿場。 こんなルートでした! 2016年8月 5日 08:48
塩原温泉、今朝は晴れ。 ここ数日、午後から夕方にかけて、 ゲリラ的豪雨に見舞われる日が続いています。 チェックインやお出かけはお早目が良いと思います。 今日も青空で、暑くなりそうです。 さて、お伝えしたように、昨日まで二泊三日で新潟へ。 長岡花火大会を見てきました。 塩原に来る前の独身時代、 花火大会にはよく行っていました。 夜空を彩る、その時だけの美しさに魅せられていました。 まだネット動画投稿などない時代。 花火大会を見るには、行くしかありませんでした。 その後、旅館の仕事に携わって以来、 土曜日曜に開催することが多い花火大会は 自分には縁のないものだと、ずっと思ってきました。 ところが、数年前に、新潟長岡花火大会は 日にちが固定されているので、 年によっては平日になることがあると知り、 それ以来、平日になる年を待っていました。 長岡花火大会は、 毎年8月1〜3日に開催される長岡まつりの中で、 2日と3日に打ち上げが行われます。 これは昭和20年8月1日に、長岡空襲があったことに由来します。 空襲で犠牲になった方達の鎮魂の花火なのです。 スケールと内容で、日本一とも言われる花火大会ですが、 毎年必ず、真っ白で丸く大きく広がる 「白菊」という花火3発で始まります。 この「白菊」については、 温泉ライターでもある山崎まゆみさんの著書 『白菊〜なぜ、花火で泣けるのか?』が詳しいので、 こちらの本を読むことを、お勧めいたします。 日頃から温泉を通じて交流のある山崎さんからも、 ぜひ、一度長岡の花火を見て下さいと言われ、 益々、行ってみたくなり、一年前から手配をしてきました。 かなり久しい、母との二人旅です。 毎年ネット動画で見てはきましたけれど、 やはり現地で、信濃川の広い河川敷の大きな空を彩る花火は、 感動100倍。 本当に泣ける花火でした。 「白菊」で始まり、じっくり2時間。 途中、平原綾香の『ジュピター』に乗せて打ち上がる、 中越大震災復興花火『フェニックス』や、 大河ドラマ『天地人』の花火など、 空から花火が覆いかぶさるような、 すばらしい花火の連続でした(鳥肌ものです)。 一日50万人が集まると言います。 二日で100万人。 長岡はどこもかしこも、人でごった返していました。 那須辺りから、日帰りで行く方もいるそうです。 色々な方からの情報やアドバイス、 ご縁がつないでくれて、見に行くことができました。 感謝の気持ちでいっぱいです。 来年も平日開催となりますので、 また行くことができるといいなあ。 今度の土曜日6日には、市内那珂川河畔公園にて、 <那須野ふるさと花火大会>があります。 私は行けませんが、こちらの花火大会は2年に一度で、 2万発という、近在ではかなり大規模な花火大会です。 (長岡花火大会でも、各日1万発の2万発) 19〜21時開催となります。 彩つむぎからは40分ほどの場所。 夕食なしのご対応が可能です。 若干空室ありますので、今からでも間に合いますよ! やっぱり花火大会はいいですね。 「白菊」 真っ白で真ん丸の大輪の花。 夕暮れの空を背景にスタート。 コウモリが沢山飛んでいました。 横に長い河川敷を いっぱいに使います。 山崎まゆみさんの著書「白菊〜なぜ、花火で泣けるのか?」 https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BD%E8%8F%8A-shiragiku-%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%81%AE%E8%8A%B1%E7%81%AB%E5%B8%AB%E3%83%BB%E5%98%89%E7%80%AC%E8%AA%A0%E6%AC%A1%E3%81%8C%E6%8D%A7%E3%81%92%E3%81%9F%E9%8E%AE%E9%AD%82%E3%81%AE%E8%8A%B1-%E5%B1%B1%E5%B4%8E-%E3%81%BE%E3%82%86%E3%81%BF/dp/4093883769 <那須野ふるさと花火大会> http://那須野ふるさと花火大会.com/ 2016年3月15日 06:54
塩原温泉、今朝は晴れ。 今日は一日良い天気に恵まれるようです。 花粉症の方は対策が必要でしょう。 さて、先日の3月11日、私達は新潟に向かっていました。 新潟県津南町という山間の町。 クラブツーリズムの貸切イベントで、 スカイランタンを上げるというバスツアーに参加して来ました。 スカイランタン。 紙で作った小さな気球に願いを書いて、空に上げます。 元々はタイや台湾などで、行われています。 それぞれ、コムローイとか、天灯とか呼ばれています。 前からこのスカイランタンに興味があり、 一度見てみたいとずっと思っていましたが、 そういうイベントは大体週末。 今回やはり土日に大きなイベントを控え その前日にツアー貸切で。 片道、約4時間。 途中、群馬県沼田市でゆば引き上げ体験がついていましたが、 後は特に食事をとる時間もない、強行軍でした。 現地に着いてからは、 そのスカイランタンに願いごとを書いて、 ひたすら日が暮れるのを待ちます。 クラブツーリズム貸切イベントには 各地から集まったバス22台、約800人。 3人に一つのスカイランタンに火をつけて、 ふくらんでくるまで待って、手を離すと、 一斉にふわりと空へ上がって行きます。 3月11日、それぞれの思いや祈りを込めて。 他では味わえない、不思議な感動を感じながら。 いつか機会があったら、また体験してみたいです。 2016年2月20日 09:11
塩原温泉、今朝はくもり。 少しお天気下り坂です。 今日明日は晴れマークもありますが、 来週の平日はすべてくもり時々雪。 スキー場に雪が降るといいなあと思います。 さて、ホテルレストランショーの後、 一路六本木ヒルズへ。 日頃、あまり用事もない場所ですが、 どうしても見たかった、森美術館でやっている 村上隆の<五百羅漢図展>、ようやく見ることができました。 村上隆って、今まで、どちらかといえば苦手で、 どこが良いのか、全く理解できませんでした。 でも、今回の五百羅漢図は この現場でないと感じることができないものがありそうで、 ずっと気になっていました。 村上隆に対する考え方が180度変わりました。 食わず嫌いを反省しました。 那須にある藤城清治美術館に 初めて行った時にも感じたこと。 雑誌や絵葉書に印刷された小さなものと、 実際に見る大きな作品とは、全く別のものなんですね。 まず迫力に圧倒されます。 そして、構図や構成、質感、線の太さ細さ、絵の具の盛り上がりなど、 その場で見ないと、近くで見ないと、 わからないことがいっぱい。 写真・動画撮影OKです。 どんどんネットで拡散して下さいとのこと。 どれだけ撮影しても、 やはり現地に来ないと感じられないものがあるからでしょう。 いつもながら、それほど時間に余裕がなく、 駆け足での鑑賞になってしまいましたが、 じっくり見るなら2〜3時間は必要なのでは? ミュージアムショップのグッズなども面白いものがいっぱい。 美術館ってやっぱり楽しいですね。 チラシを少し頂いてきましたので、館内掲示しました。 3月9日までです。 入口にいるご本人のロボットには度肝を抜かれます。 あくまでもロボットです。本物じゃないですよ〜! (写真参照してください!) 2015年12月10日 08:59
塩原温泉、今朝はくもり空。 昨日は一日快晴で、夜には満天の星空だったのに、 夜明け頃には雲に覆われてしまったようで、 早朝、朝焼けの雲が美しかったようです。 さて、先日は静岡県富士市で法事でした。 自分自身が小学校まで育った町です。 小さな頃から、 毎日の生活の中に、必ず富士山がありました。 塩原に来て、絶対にないもの・・・ それが海と富士山。 海なし県の栃木県民は、 海を見るとテンションが上がります(笑) 同じように、私の場合は、 俄然富士山が加わってきます。 実はこの近隣でも、 標高が高い山に登ると、 富士山を見ることができます。 那須連山、塩原日留賀岳、矢板高原山・・・。 でもやっぱり、 これだけ間近で見る、大きな富士山は格別。 雲一つない青空の富士山。 地元でも、これほど良い状態の富士山は、 なかなか見られないそうです。 これから寒くなって、空気が澄んでくると、 栃木県から富士山が見える確率が高くなってきます。 また、どこかで見る事ができますように。 新富士駅付近から。 富士川の橋のそばから。 育った町、 旧富士川町松野から。 大宮駅付近から。 新富士駅付近から。 旧富士川町から。 2015年11月25日 21:32
塩原温泉、 今朝は?
「煮川の湯」。
2015年11月24日 08:34
塩原温泉、今朝はくもり。 プログラム。 こんな感じで。 日頃からお世話になっている 前田眞治先生。 テレビでもおなじみですね。 とりまとめをしている 石川理夫先生。 明賀屋本館に 何度かいらしているそうです。 草津温泉の光泉寺。 野外活動です。 湯畑で温泉成分計測も。 なかなかできない体験。 2015年11月22日 08:41
塩原温泉、今朝はくもり。 2015年9月 4日 09:26
塩原温泉、今朝はくもり。 お盆以来、ずっとぐずついた天気。 ここ数日は雨は少なくなり、 少しだけ青空が覗いたりもしていますが、 一日、すっきりと晴れるまでにはなっていません。 いつになったら晴れ日になるか、 毎日、いつかいつかと楽しみにしています。 今日は、やはり楽しみにしていたことが。 でも、半分は不安な気持ちで、待っていました。 今日から3か月間、 ある新聞の栃木版にて、 コラム記事を担当することになりました。 最初、記者の方からお話があった時には、 一度限り、それも小さな記事ぐらいの感覚でお引き受けし、 打ち合わせにいらした時に初めて、 毎週のシリーズコラムとわかり、かなり焦りました。 でも、塩原のことが皆様に少しでも知ってもらえるならと、 8月中からせっせと夜中の原稿書き。 現在13回のうちの半分ほどは原稿を送りました。 塩原のことを色々な側面から書いています。 後半では塩原から栃木県全体のことも。 自分にとっては未体験の重責ですが、 9年半、毎日続けてきたブログの集大成のつもりで、 楽しんでやりたいと思います。 もし目に留まりましたら、ご一読を。 2015年7月22日 08:39
塩原温泉、今朝は晴れ。 昨日もかなり蒸し暑く、 県内場所によっては雷雨になったようです。 今日も暑くなりそうです。 さて、昨日のブログの続きです。 というわけで、一泊二日で京都に。 大学の友人や、お付合いのある若い友人達と会ったり、 今まで訪れたことがない場所に行ったりしてみました。 いわゆる京都の有名観光地、 たとえば、清水寺、金閣寺、銀閣寺、平安神宮、二条城などは、 以前に訪れていましたので、 今回は、伏見稲荷神社、京都国立博物館、 そして友人の車にて比叡山延暦寺などを。 ある程度は予想していましたが、 どこに行っても外国人の方が多いことに、 改めて驚きました。 団体の方、個人の方、半々くらいの印象。 浴衣を着て歩いている若い人たちも目につきました。 でも、そんな方達も外国人だったりします。 伏見稲荷神社に至っては9割ぐらいが外国人では?と思うほど。 どこのお店でも店員さんが、 身振り手振り、片言でも英語で話してましたし、 場所によっては、かなり流暢な英語を。 なんと言っても、インバウンド先進地なのでした。 5年後の2020年東京オリンピックを控えて、 栃木県あたりも、そんな状況になっていくのか、 うかうかしていられないなあと、痛感しました。 比叡山延暦寺は京都市内から離れているので、 なかなか行くことができなかった場所。 思いきって出かけてみたのに、 まるでこの辺りの山の中かと思うほどの濃い霧。 かなり幻想的な風景が楽しめました。 帰る途中、一瞬霧が晴れたかと思った時に 眼下に見えた風景が琵琶湖一望の風景。 京都、比叡山、琵琶湖の位置関係がよくわかりました。 また、京都の新名所と言われる、 将軍塚青龍殿舞台に連れていっていただきました。 清水の舞台の向こうを張る、すばらしい舞台とロケーション。 舞台の上にはガラスのお茶室も。 そのスケールに度肝を抜かれました。 後から知ったことですが、 この類稀なる舞台に使われた木材を手配したのは、 那須塩原市の木材会社で、 当然、栃木県の杉の木が使われているのだそうです。 何だか、とっても嬉しくなりました。 街中に、祇園祭の空気が漂い、 京都の夏の風物詩、川床や、 先斗町のバーなどにも連れていっていただき、 短いながらも、京都らしさを満喫した一泊二日でした。 しかしながら、京都の夏の暑さにはびっくりです。 つくづく、塩原の涼しさを再確認いたしました! 暑い夏、少しでも涼しい塩原温泉へ! 伏見稲荷神社。 京都国立博物館。 ここだけは京都に来るたび訪れる 三十三間堂。 比叡山延暦寺。 霧の中。 こちらの国宝金本中堂。 内部がすごかった・・・ 読経中にも遭遇。 ふと見えた琵琶湖。 将軍塚青龍殿舞台。 舞台からの素晴らしい眺め。 川床。 2015年7月21日 08:57
塩原温泉、今朝も晴れ。 朝からミンミンゼミが鳴いています。 今年ミンミンゼミの声を聞くのは初めてかもです。 暑くなりそうです。 さて、少し前になりますが、 、一泊二日で京都へ行ってきました。 せっかく京都まで行くのだから、 せめて二泊三日くらい滞在したかったのですが、 どうしてもスケジュールがつかず・・・ そこまでしても、どうしても京都に行く理由がありました。 大学の友人がアンティークカップを蒐集しており、 そのコレクションが、京都東山銀閣寺すぐそばの、 白沙村荘橋本関雪記念館で行われている 【煌星の饗宴展】で展示されることに。 以前から写真などで見せてもらっていたコレクションですが、 1300客ほどあるらしく、 その内300ほどではありましたが、 一堂に並んだ光景は、圧巻でした。 古いものでは100年以上前のものもあるそうです。 凝った作りのカップに、見る人皆さん、歓声を上げていました。 よく集めたものです。 今まで趣味の範囲で集めていたようですが、 もう立派な「コレクター」であり、「コレクション」ですね。 驚きました。 他にも、サーカスをモチーフにした銅版画家の舟田潤子さん、 陶芸家の川尻潤さん、林侑子さんなどとのコラボ展覧会です。 実は泊まったホテルの装飾が、 全て、銅版画家の舟田潤子さんの作品でした。 明るい色とリズム感のある線が気に入って、 一枚小さな作品を購入してきました。 届いたら、女子トイレに飾ろうかなと思っています。 (ホテルはホテルグランエムズ京都といいます) 白沙村荘橋本関雪記念館自体も、 庭園がすばらしく美しく、こちらも見ごたえがあります。 7月の京都は祇園祭一色。 後祭の山鉾巡行など、まだまだ続きます。 アンティークカップコレクションの展示は26日まで。 祇園祭を見に、京都などにお出かけの方がいましたら、 ぜひぜひ、紹介したく。 煌星の饗宴 3人の現代京焼作家とアンティークカップコレクション展 http://www.hakusasonso.jp/exhibition/detail/post-10.html 若い女性アーティスト、 舟田潤子さんの 銅版画の作品と 友人のアンティークカップコレクション。 陶芸家の方の作品も。 白沙村荘橋本関雪記念館の庭園。 2015年3月31日 08:48
塩原温泉、今朝もよく晴れています。 宇都宮市で桜の開花宣言。 県内でも一気に桜が咲き始めているようです。 那須塩原市平野部では 民家の庭先でヤシオツツジ(アカヤシオ)が咲き始めました。 桜もですが、大好きなヤシオツツジの季節がやってきました。 今日で年度末。 別れの季節です。 県や市や、新聞社など、 日頃大変お世話になっていた方がかなり異動に。 寂しさを感じています。 年度末に市の大きなイベント、 那須塩原市誕生10周年記念シンポジウムが 先日の3月28日の土曜日に開催され、 パネルディスカッションのパネラーの一人として声がかかり、 檀上にて参加してきました。 二部構成で、前半が寺島実郎さんの講演、 後半がパネルディスカッションです。 寺島実郎さんと、名刺交換いたしました。 日本総合研究所理事長、 三井物産戦略研究所会長、 多摩大学学長・・・ すばらしい肩書に、一瞬たじろぎますが、 お話をしていくと、私の友人と一緒に仕事をしたり、 何より驚いたのは、秘書?の方が 私の小学校の後輩という偶然。 こんなこともあるものかと、 このシンポジウムのパネラーとして呼ばれたご縁を感じました。 すばらしい寺島さんの講演の後のパネルディスカッションは、 黒磯駅前活性化などにも携わっている 青山社中の朝比奈一郎さんをコーディネーターに、 那須塩原市の将来に向けて、 交流人口、さらには定住人口を増やすための 様々な雑感や提言を。 私は、那須塩原市の主な基幹産業の一つであり、 市外の方との接点が多い、 観光業の最前線の一人として、 また、首都圏から移住してきた「よそ者」としての立場から、 いかに、この那須塩原市が魅力あふれる町なのかを中心に、 お話をさせていただきました。 シンポジウムに参加して下さった方が、 少しでも何かを感じていただければ、嬉しいなあと思います。 以前、講演などを頼まれたことは何度かありました。 でも、パネルディスカッションのパネラーとして、 人前でお話するのは、これが初めて。 最初、少し緊張したものの、 何人かで場を作っていく感覚は、 なかなかに楽しいものだと、新しい発見でした。 そして、市の若手職員が、とてもがんばっている姿に、 とてもうれしくなりました。 那須塩原市の未来が明るいものでありますように! 2014年3月20日 08:44
塩原温泉、今朝は雨です。 ダイニングルーム。 窓辺にコスタボダのガラスが。 2013年12月28日 09:08
塩原温泉、今朝は晴れています。 ただ夜のうちに、雪が降り、うっすらと白い薄化粧です。 秋田視察の二日めは、 「酒は天下の大平山」で有名な小玉醸造さんを見学し、 「ねぶり流し館」という所で、秋田の祭りについての説明と、 秋田の祭りといえば・・・の竿燈まつりの実演を見せていただきました。 小玉醸造さんは、お酒だけでなく、 味噌や醤油も作っており、 歴史と風格ある建物に圧倒され、 中に入ると、発酵しているもろみやらの、 えもいわれぬ独特の香りが。 ここだけ、空気と時間が違う・・・そんな空間でした。 もちろん、味噌も醤油もお酒もとてもおいしくて、 色々買い込んでしまったのは言うまでもありません。 竿燈まつりの実演も思いがけずで、 実際のお祭りは、夏の数日間だけ。 いつでもこうやって、ほんのさわりかもしれませんが、 体験することができる場所があるのは、いいものですね。 一日目のなまはげにハタハタ、そして竿燈まつり。 とりあえず、秋田のダイジェストを楽しませていただきました。 短い滞在でも、中身が濃ければ充実感あるのだなと、 改めて旅する人の目線で感じることができました。 DCの秋田キャンペーンは12月いっぱいで終了ですが、 どうぞ、引き続き、秋田を体感してみてください! 2013年12月27日 08:25
塩原温泉、今朝はどんより曇り空。 昨夜は暖かだったのか、夜は雨。 今朝はほんの少し雪が舞っています。 今日は雪になるかもしれません。 さて、先日の秋田視察での楽しみの一つは、やはり「食」です。 私はハタハタがとても好きなのですが、 ちょうど、この時期はハタハタ漁の時期なのですね。 とってもラッキーでした。 宿泊先の男鹿温泉の宿では、 ハタハタを、 ハタハタ寿司(なれずし)、 南蛮漬け、 塩焼き、 田楽味噌焼き、 しょっつる鍋・・・ 何と、5つの食べ方で出してくれました。 ご存じの方も多いと思いますが、 しょっつるというのは、ハタハタの魚醤。 そのしょっつるを使ったご飯なども。 もうハタハタづくしで、はるばる秋田に来た甲斐があろうというもの。 普通、旅館のお食事では、 同じ食材を重複してお出ししないものですが、 秋田ならではの食材を、 こうやって「づくし」で食べさせていただくのは、 かえって嬉しいものですね。 「食べた〜!」という満足感が大きくなります。 他にもお土産用に、 ハタハタの磯焼きやおせんべいなども購入。 翌日の市場から、獲れたてのハタハタも宅配し、 帰ってからも、鍋や塩焼きで。 ますます、ハタハタが好きになったことは言うまでもありません。 やっぱりその地ならではの食材を使った料理、いいですね。 これも大きなおもてなしです。 彩つむぎでも、今までどおりに、心がけていきたいと思います。 2013年12月26日 08:54
塩原温泉、今朝は晴れ。 2013年12月23日 09:41
塩原温泉、今朝は晴れ。
御膳はハタハタなど
2013年12月22日 08:54
塩原温泉、今朝は雪。
2013年12月20日 09:03
2013年11月28日 23:04
2013年11月27日 13:28
塩原温泉、今朝は晴れました。 さて、先日所要で仙台にいる間、 日中、平泉に日帰りで行ってきました。 全くのノープランであったのですが、 仙台の方に、日帰りで行ける距離だと教えていただき、 もうほとんど、飛び乗るようにして、 北へと向かう新幹線に。 仙台から、新幹線を使うと1時間ほどでした。 あっと言う間に一関に。 そしてそこから在来線で2駅。 今まで一度は訪れてみたいと思っていながら、 なかなか機会に恵まれなかったのに、 来てみれば以外な近さに驚いてしまいました。 平泉中尊寺の金色堂は ああ、これが・・・と思うくらいに、 色々な場面で、その写真を見ていましたので、 ほぼ確認作業のようだったのですが、 黄金の輝きはもちろんのこと、 むしろ、すばらしい螺鈿細工に目を奪われました。 そして、境内の庭木のすばらしさ。 モミジがまだピークをちょっと過ぎたくらいで、 塩原の紅葉に負けず劣らずの美しさ。 どの木も大きく、歴史を感じずにはいられません。 藤原三代の栄華の跡であり、 義経や弁慶の終焉の地であり、 義経達が最後に見たであろう景色を思い、 非常に感慨深い地でありました。 中尊寺本堂。 立派な松。 金色堂入口。 おりしも菊の三重塔が。 境内のモミジがまだ美しく。 掃き集められたモミジの葉ッぱ。 すばらしい枝ぶり。 こんな風景も。 古い野外能舞台も。 弁慶堂。 弁慶の墓。 こんな風景を つわものたちも見ていたのでしょう。 2013年11月25日 09:04
塩原温泉、今朝はどんより曇り空。 さて、この週末、所要のため、仙台に行っておりました。 ビルの窓から。 立体駐車場にも。 二階建てのオープンバスで、 選手たちはよく見えました。 マー君登場。 すごい歓声が。 2013年9月19日 08:52
塩原温泉、今朝も快晴です。 爽やかすぎるほどの秋晴れです。 今夜の満月、楽しみです。 さて、9月に入って、もう一か所、 東京上野の国立科学博物館にも行ってきました。 こちらも、以前から、一度ゆっくりと訪れたいと思っていた場所。 ちょうど、話題になっている、ダイオウイカを中心に、 深海の生き物を取り上げた深海展をやっているので、良い機会かと。 噂のダイオウイカの標本や模型、 調査潜水艇や、深海の生き物いろいろ、興味深く見てきました。 9月の平日とはいえ、人も多く、 意外?に若いカップルも。 珍しい生き物が沢山いることと、 こんな特殊な分野を丁寧に研究している人がいること、 そして、食卓に普通に深海魚が上がっていることなどに驚きました。 昨日の新聞に、 どうして、ダイオウイカがこんなに人気なのか・・・という記事。 確かに、ちょっと不思議。 でも宇宙と深海は、やっぱり永遠の興味の対象ではないでしょうか。 今回、私のとっての大収穫は国立科学博物館の常設展でした。 こちらが前から見たいと思っていたもの。 深海展のチケットで一緒に見ることができ、得した気分です。 さすがにナショナルミュージアムです。 期待していた以上に充実、迫力、見ごたえあります。 植物、生物大好きな私にとっては、聖地のよう。 もっと早く来れば良かったと。 こういうの、中学生や高校生に見たら、感動するでしょうね。 必修授業に入れてほしいくらいです。 嬉しいことにこちらは常設ですから、 見ようと思えば、いつでも見ることができます。 今回、やはり時間が足りなくて、 もう一度、丸一日かけて見学したいと思いました。 国立科学博物館のHPです。 http://www.kahaku.go.jp/ 深海展は10月6日(日)まで。 http://deep-sea.jp/ 国立科学博物館。 深海展入口。 並ばないで入れましたが、 中はかなり混雑していました。 一番人気のダイオウイカの標本と模型。 常設展。 哺乳動物達。 このスペース、迫力です! 恐竜! マンモス! 化石! 隕石! 昆虫! 科学技術のコーナーも。 ここは最もじっくり見たいコーナーでした。 2013年9月18日 08:49
塩原温泉、今朝もよく晴れています。一昨日、私の古い友人が泊まりに来てくれました。 福島県立美術館で23日まで開催している 『若冲が来てくれました』展を東京から見に来て、 その帰りに立ち寄ってくれたのです。 実は『若冲が来てくれました』展は、私も先日見てきました。 以前より、伊藤若冲の植物や昆虫の絵が大好きで、 一度本物を見たい見たいと願いながら、 直近の若冲展に行くことかなわず。 今回の『若冲が来てくれました』展は、 若冲などのコレクターとして有名な ジョー・プライス氏のコレクションを中心に、 江戸時代の日本画を集めた企画展でありますが、 特に東日本大震災を受けて、 その復興協力として、宮城、岩手、福島の三県を巡回しているもの。 福島県立美術館で最後となります。 これを逃しては・・・と9月に入ってから、 急ぎ、新幹線で福島へ直行直帰で行ってきました。 先日、福島県立美術館としては、 過去最高の入場者数を記録するというニュースにもなっていましたが、 福島駅で降りる方のほとんどが、 県立美術館に向かっているような印象を受けました。 (タクシーの運転手の方の話では、実際にそうらしいです) 周りの方の会話を聞いていても、首都圏から来ている方も沢山。 この企画展のタイトルから見ると、 若冲の作品ばかりのような印象ですが、 実は丸山応挙、酒井抱一、鈴木其一、など、 名だたる画家の作品も沢山。 とても見ごたえある美術展です。 それぞれ、間近で作品を見ることができ、 その筆の勢いや、細やかさ、など、 画家の気迫や息遣いまで感じられるようでした。 あと6日。 興味のある方は是非お見逃しなく。 私の友人のように、塩原温泉に立ち寄るのも、よろしいかと・・・ 2013年3月27日 20:28
塩原温泉、今朝はどうでしょうか。
昨日の夕方から、子供の用事で実家におります。 今日は全くプライベートな話をさせていただきます。 日曜日に行われた那須室内合奏団の演奏会について。 世界のコバケンこと、小林研一郎氏を指揮に招くという、 最初は絶対に実現しないだろうと思ったほどの、 夢のような演奏会でした。 当日の演奏については、 地元の新聞や、NHKニュースにも取り上げていただきましたので、 そちらをご覧下さい。 このブログでは、前日と直前までの、 コバケンの指導について書きたいと思います。 世界のマエストロというのはこういうものか・・・と 驚愕と感動の連続だったのです。 私たちのようなアマチュアの楽団でさえ、 その一言で、皆の音が、音楽がガラリと変わってしまう、 そんな貴重な現場に立ち合わせてもらいました。 「ここは津波で流された方の魂を思って」 「ここは天国に上るように」 「もっと、激しく、汚いくらいの音で弾いて」 表現が具体的でわかりやすく、 とても気さくに語りかけて下さるのですが、一方、 「それが表現できなかったら、舞台に立つ資格ないよ」 「お金を頂いている以上は、皆さんもプロ、それ自覚して」 などの厳しい言葉もいっぱい。 姿勢や気迫については、何度も何度も言われました。 「まず姿勢が悪いのはダメ、もっと胸張って」 「構えた瞬間に、ぱっと“気”を込めて」などなど。 特に一般の方の応募者が参加した モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』では 小さなお子さんの、そばまで近づいて、 手や肩をとって姿勢を直したり、という場面も。 本番でも、小さなお子さんのことを励ます言葉が。 たった2日間の指導でしたけど、 目には見えない、ものすごい大きなプレゼントをいただきました。 当日お越し下さいました皆様、ありがとうございました。 もしよろしければ、NHKの動画ニュースもご覧ください。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130325/k10013421681000.html 前日リハーサルの様子です。
子供たちに温かな指導。
昨日の下野新聞。
読売新聞栃木版。
2013年3月26日 10:40
塩原温泉、今朝は晴れています。
しかし、昨日に続いて空気はひんやり。 昨日は夜みぞれが降っていました。 今日も気温は上がらないもよう。 今日は全くプライベートな話ですみません。 一昨日の那須室内合奏団の演奏会について。 世界のコバケンこと、小林研一郎氏を指揮に招くという、 最初は絶対に実現しないだろうと思ったほどの、 夢のような演奏会でした。 当日の演奏については、 地元の新聞や、NHKニュースにも取り上げていただきましたので、 そちらをご覧下さい。 このブログでは、前日と直前までの、 コバケンの指導のついて書きたいと思います。 世界のマエストロというのはこういうものか・・・と 驚愕と感動の連続だったのです。 私たちのようなアマチュアの楽団でさえ、 その一言で、皆の音が、音楽がガラリと変わってしまう、 そんな貴重な現場に立ち合わせてもらいました。 「ここは津波で流された方の魂を思って」 「ここは天国に上るように」 「もっと、激しく、汚いくらいの音で弾いて」 表現が具体的でわかりやすく、 とても気さくに語りかけて下さるのですが、一方、 「それが表現できなかったら、舞台に立つ資格ないよ」 「お金を頂いている以上は、皆さんもプロ、それ自覚して」 などの厳しい言葉もいっぱい。 姿勢や気迫については、何度も何度も言われました。 「まず姿勢が悪いのはダメ、もっと胸張って」 「構えた瞬間に、ぱっと“気”を込めて」などなど。 特に一般の方の応募者が参加した モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』では 小さなお子さんの、そばまで近づいて、 手や肩をとって姿勢を直したり、という場面も。 本番でも、小さなお子さんのことを励ます言葉が。 たった2日間の指導でしたけど、 目には見えない、ものすごい大きなプレゼントをいただきました。 当日お越し下さいました皆様、ありがとうございました。 もしよろしければ、NHKの動画ニュースもご覧ください。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130325/k10013421681000.html 前日リハーサルの様子です。
子供たちに温かな指導。
昨日の下野新聞。
読売新聞栃木版。
2013年3月19日 08:58
塩原温泉、今朝は快晴です。
昨日の夜遅く福島第一原発で停電が発生したというニュース。 今のところ、毎日計測している空間線量の上昇は見られません。 推移を慎重に観察していく必要があるでしょう。 少しでも早い復旧を祈っています。 さて、今日も益子町のリポートの予定でしたが、 一つだけ、私事のこと、 今週末の演奏会のお知らせをさせていただきます。 (すでにアップしたつもりで、まだでした・・・) 一応、私もメンバーになっております 那須室内合奏団の第5回演奏会です。 3月24日(日)14時より、那須野が原ハーモニーホールにて。 日頃日本各地の合奏団の指導や 大学でヴァイオリンを教えている白井英治先生の下、 7年くらい前から結成された合奏団です。 今までも白井先生つながりで、 世界的ヴァイオリニスト、 天満敦子さんと一緒に演奏したりしていますが、 今回、5回めの記念演奏会ということで、 何と!ビッグネーム、あの“炎のコバケン”こと 小林研一郎氏を指揮者に招きます。 最初聞いた時に、正直、半分冗談かと思いました。 本気であることがわかっても、まさか実現しないだろうと。 ところが、実現してしまったんですね、これが。 とんでもないことかもしれません。 たかが、那須地域のアマチュアの合奏団のために、 小林研一郎氏が指揮棒を振る・・・普通あり得ないでしょう。 実は私自身はずっと左肩を痛めていて、 昨冬から1年近く、練習活動から離脱していました。 でも、さすがに、これは頑張らなくては、と 先月から、急遽、練習を始めて、 何とか当日の演奏会に出たいと思っています。 (間に合うかどうか、自信は全くありませんが・・・) 当日の曲目は
2013年2月11日 08:37
塩原温泉、今朝はくもり。
夜中にほんの少し雪が降り、地面がうっすら白くなっています。 道路に残るほどではないです。 三連休最後の日。 この三連休は、どこの観光地も人が多かったようです。 塩原でもハンターマウンテンなどのスキー場を利用する方で 昨日は久々に道路が大渋滞しました。 最近の傾向として、人が出かける日が割合偏っているように思います。 平日の休みが取りにくくなってきたのでしょうか。 観光地としては、もう少し分散していただけると、 本当に有難いのですが・・・・ 昨日のテーブルウエアフェスティバルの続き。 著名人によるテーブルコーディネートを紹介します。 毎年数人ずつ入れ替わっているようで、 いつものお目当ての方のがなくて、ちょっと寂しかった反面、 皆さん、やはりなかなか個性豊かで面白いのです。 日にちや時間帯によっては、 ご本人がいることもあり、 気さくにお話していただけるのも楽しいです。 今回はどなたにもお会いできず、残念でした。 午前中の早い時間だったからかもしれません。 同フェスティバルは本日まで。 ご興味のある方は是非! 2013年1月25日 08:51
塩原温泉、今朝は晴れ。
毎日晴れ続きで、大変喜ばしいのですが、 こう晴れが続くと、渇水などの心配が出てきます。 来週は全国的に寒くなり、雪マークも出ています。 お天気の推移を見守りたいと思います。 さて、先日告知しましたように、 日曜日には那須第九演奏会に行ってきました。 一昨年、昨年と自分も参加した演奏会です。 今回は弾くほうではなく、聴くほうで。 とはいっても、舞台裏で裏方をやりながらとなりました。 弾くほうだと、裏方の仕事はあまりわかりませんが、 やはり段取りが大切なんですね。 段取りがしっかりしていれば、当日のお手伝いの人もとまどいません。 これはどんな仕事にも言えることですね。 第一部が合唱団とソリストらによる日本の童謡。 しみじみ、いいですね。 そして第二部が那須室内合奏団による チャイコフスキーの弦楽セレナーデの第一楽章と、 管楽器の方たちによる ベートーベンのマーチ。 弦と管の、それぞれの良さが感じられる選曲がよかったです。 最後の第三部で、いよいよ、ベートーベンの第九交響曲。 昨年までは合唱付きの第4楽章のみの演奏でしたが、 今年は第1楽章も加わっています。 第4楽章だけでも長いのに、 第1楽章もまた長くて、練習大変だったろうなと思います。 練習の成果あって、とても良い演奏でした。 お客様からも「ブラボー」の声がいっぱい。 やっぱり音楽っていいですね。 参加した皆様、本当にお疲れさまでした。 また来年も予定されていますので、 今回聴けなかった方は、是非、来年! 2013年1月19日 09:15
塩原温泉、今朝は晴れ。
昨日は夕方から夜にかけて、急に雪になりました。 それまで、雪の気配もなかったので、唐突な印象の雪。 2〜3時間の間に、あれよあれよと積もりました。 夜半には止み、この天気でかなり融けていくと思われます。 さて、先日実際に歩いて見に行った、塩原渓谷の氷瀑。 一昨日の下野新聞に、その様子が掲載されました。 記者の方も感激した様子がよく伝わってくる記事でした。 取材に来たのが、私たちが行った前日らしく、 まさに、自分たちが見たのと同じ光景が紹介されていました。 そして、その隣にもう一つ、自分に関係ある記事。 明日行われる、那須第九演奏会が。 毎年この時期に、地元の方たちが演奏しています。 最初はエレクトーンの伴奏だったのが、 3年前からオーケストラの演奏に。 そのオーケストラの一員として、 一昨年、昨年と参加してきましたけど、 今年は事前練習ができず、参加できません。 シンバルでという話もあったのですが、 やはり練習日に行くことができず、今年は客席と後方支援に回ります。 所属している那須室内合奏団単独の演奏もあり、 知っている方が大勢参加していますので、 ぜひ、一人でも沢山の方に聴いていただきたいと思います。 小学生のお子さんがさらっと第九を弾いてしまうのには 本当に驚かされます。 売り上げの一部は那須町に寄付されます。 那須町文化センターで、明日14時からとなります。 2013年1月14日 09:19
塩原温泉、今朝は雪。
先ほど、一時雨になったので、これは良かったと思ったのに、 やはり予報どおりの雪になっています。 他の地域ではどうでしょうか。 今日は成人の日です。 成人の日が1月15日から、移動祝日になって久しく、 毎年いつが成人式なのか、ちょっと迷います。 実は今年我が家にも成人式の子供がいますが、 最初、成人式の日も今日かと思っていたら、那須塩原市は昨日でした。 成人の日が動くだけでなく、 成人式も、その自治体ごとに開催する日が違うのですね。 正直、今日の雪の中でなく、助かりました。 中にはお正月にやってしまう地域もあると聞きました。 確かに、それはとても現実に即していて、 地元を離れている子達にとっては、 お正月の帰省で一度にできるのは、助かると思います。 自分自身は成人式に出なかったので、 成人式を見るのは、全くの初めて。 那須塩原市は合併前の3市町単位で、行われています。 新成人の中から実行委員を募り、 司会進行なども自分たちで行う、手作りの成人式でした。 毎年、浦安市で行うディズニーランドでの成人式や、 各界著名人を呼んでの成人式が話題になりますが、 旧塩原町地区では、地元の流響太鼓の演奏を楽しみました。 地元を流れる箒川の自然を表現した太鼓を 聴くのもいいものだなあと思いました。 ちょうどこの学年が小学校を卒業した年に、 塩原温泉街地区は二つの小学校が一つになりました。 ここ数年来、一学年、15人〜20人前後のクラスです。 再来年度からは小中一貫校になることも決まっています。 緩やかな過疎化が進む地域ですので、 仕方ないこととはいえ、 複雑な思いも感じながら、 タイムカプセルも開けたりの、感慨深い成人式でした。 自分たちの手作りの成人式。 実行委員たち。 2012年12月 8日 08:59
塩原温泉、今朝は快晴。
よく晴れて、きれいな青空です。 昨日の地震にはびっくりしました。 那須塩原市は震度4でした。 塩原は地震には強い地盤で、揺れが少ない地域ですが、 地震の時には、西那須野にいて、強く長い揺れを感じ、 大震災の時、宇都宮だ感じた揺れを思い出しました。 北海道から九州まで揺れを観測する地震だったそうです。 大震災の時にも、同じくらいの前震がありました。 しばらく、注意が必要だと思います。 さて、先日、何故か、栃木県の南の地域、 下都賀農業振興事務所のお招きにより、 現地の、主に観光ぶどう園の方たちを対象に、 おもてなしセミナーの講師をしてきました。 最初、お話があった時には、 地産地消の話とか、地域の農産物を使った地域おこしとか、 直売所との関わりとか、 そんな類のお話をするものとばかり思ってお受けしましたら、 何と観光客の方へのおもてなしやクレーム対応について、と 後から内容を知らされて、 一体どんなことを話していいのやら、悩みました。 でも、まあ普段、旅館の現場で心がけていること、 実際に体験してきたクレーム対応などについて、 話せばいいのかなと、 自分なりにまとめてお話させていただきました。 この地域のぶどうの生産は関東一です。 実際に現地を訪れると、山の端に沿って、 どこまでもぶどう畑が続いています。 こんな光景はなかなか見られるものではありません。 すでに収穫はほとんど終わってしまってましたが、 一房摘み残しのぶどうが、太陽の光を浴びて、 きらきらと、まるで宝石のように輝いていました。 日頃ぶどう畑など見ることがない者にとっては、 とても貴重な光景です。 ぶどう生産の農家でありながら、 観光客のお相手もしなくてはならない・・・ 皆さん、きっと様々な悩みを抱えているのだと思います。 私のつたない話にも、熱心に耳を傾けてくださり、 最後は、時間が足らなくなるようで、 私にとっても、いい経験をさせていただきました。 近くの駅のそばの、民家を利用した蕎麦屋に 連れていっていただいたり、 一度は見てみたかった岩舟山を見られたり、 帰りに地元の直売所に回っていただき、 地元の巨峰だけを使ったワインをGETできたり、 蔵の街とちぎのイルミネーションをせていただいたり、 ちょっとしたプチ観光にもなりました♪ プチ観光情報はまた明日に。 2012年12月 5日 09:31
塩原温泉、今朝は快晴です。
明け方、ちょっとだけ雪が降ったようで、 地面がうっすらと白くなっています。 今朝は朝から中村勘三郎さん死去のニュースに驚いています。 57歳では、あまりに若すぎます。 本当に残念。 心よりご冥福をお祈りいたします。合掌。 さて、長い間、続けてきましたフランス視察報告。 このブログは、私自身の記録でもあり、 市民の方への報告義務もあり、つぶさに書いてきましたが、 まあ、短い期間で、よくこれだけの所を回ったものです。 今考えても、非常に密度の濃い視察だったと思います。 今日は、最後に食べたもの、一挙に蔵出しです。 今回、現地でのホテルや食事の手配は、 全て旅行会社の采配でしたので、 食事に関しては、ほぼ、ツアーなどで行くようなレストランだったと思われます。 メニューもあらかじめ設定されていて、 自分たちでメニューを見て、あれこれ選ぶこともできませんでした。 (期待していただけに、かなり残念でした・・・) それでも、やはりフランスでは、 食べることは最大の楽しみと言っていいでしょう。 チーズとワインとサラミなどの美味しさと安さ。 日本人にとっては、ちょっと甘すぎるかもしれませんが、 デザートの濃厚な味わい。 旅行に行って美味しいものを食べる。 これは万国共通の楽しみ。 この那須、塩原という地域でも、 そのことを肝に銘じていかなければならないですね。 それでは、またまた、BON APPETIT! サーモンのテリーヌ。 この分厚さ。 ヴィシーで。
ロースとポークの煮込みと
デザート。
同じお店で一般の方は
蟹のサラダ。
白身魚のムニエル。
タルトタタン。
エクス・レ・バンに遅く着いた日の
エクス・レ・バン
同じく、メインは
デザートは洋梨のタルト。
エクス・レ・バンのビストロで夕食。
豚肉のシチュー。
私達を担当してくれた彼女。
絶品、フォンダンショコラ。
パリで中国料理のランチ。
ワンタンスープなのだけど、
パリのバトーパリジャンの
私には絶品サヴァラン。
これもローストポーク。
最後のパリのホテルでの朝食。
朝食なのに、
オマケ。
ざっとご覧いただくとおわかりになるかと思いますが、 2012年12月 4日 08:58
塩原温泉、今朝は雨。
雪ではないから暖かいのですね。 ハンターマウンテンのあたりはどうでしょう。 山の上だから雪かな。 雪のコンディション良くオープンしたばかり。 ちょっと気になります。 さて、長らく続けてきたフランス視察報告。 訪れた場所はこれで最後になります。 最後の最後、 パリのシャルルドゴール空港に行く前に、 これも、きっと手配した旅行会社が、 今回の視察のハードスケジュールが気の毒だと思ったのでしょうね。 少しだけ、観光。 かの、ルーブル美術館に。 しかし、本当にほんの少しだけ。 滞在時間は40分程度。 その内、チケットを買ったり、トイレなどの時間もありますので、 作品を鑑賞したのは、おそらく20分程度ではなかったかと。 案内してくれたガイドさんも、 こんな短い時間のガイドは初めてだと、少々ご立腹のような・・・ 以前訪れた時には、一日丸々ルーブル美術館にいたような。 それでも時間が足りず、せめて二日はほしいと思った記憶があります。 超有名な作品だけでなく、 世界の美術史の流れを、肌で感じることができる 世界有数の美術館であることは間違いありません。 それでも、まあまあ、そこそこには、鑑賞できるものですね。 ミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、ミケランジェロの奴隷、 そして、ダヴィンチのモナリザや、 ドラクロワの民衆を導く自由の女神など、 いわゆる、美術の教科書に載っているような、 超有名な作品だけを数点、 ショートカットに次ぐショートカットにて鑑賞。 雰囲気だけは充分味わうことができました。 ガラスのピラミッドの下は、ショッピングモール。 お買物するだけでも楽しそうでした。 (指をくわえて、横目でさようなら〜) ミュージアムショップもゆっくり見たかったです。 最後に考える時間もなく、 これとこれとこれ!みたいな、直感による買物少しだけ。 これにて、フランス視察の全スケジュール終了。 飛び乗るようにバスに乗り込み、 一路、空港に向かったのでした・・・ ところで、写真色々。
ミロのヴィーナス。
サモトラケのニケ。
モナリザだけ?は
他の作品は50センチまで
間近で見ると迫力の大画面。
一つ一つの作品だけでなく、
椅子に座ってゆっくりと鑑賞
建物自体もすばらしいです。
2012年12月 3日 09:24
塩原温泉、今朝はくもり。
どんよりと重い空。 今年は例年より寒い12月になりそうな気配です。 お越しの際には、どうぞ暖かくしてお出かけください。 さて、フランス視察、 本当に駆け足で、きついスケジュールでしたが、 最終日に、とっても楽しいことが。 パリのマルシェを見ることができたのです。 野菜、果物、茸、水産物、様々な肉類、チーズ、 パテやテリーヌなどの惣菜・・・などなど、 どれをとっても、洗練されたディスプレイや、 見たこともない食べ物などに、感動の嵐。 これはもう見ていただくしかないので、 撮ってきた写真、ほとんど全て紹介します。 雰囲気だけでも、どうぞ味わってください。 BON APPETIT!(ボンナペティ:どうぞ召し上がれ!) 野菜。 その並べ方がオシャレ。
しかも、壁には水が流れてます。
このぶどうの飾り方!
野菜や果物。
変わったトマト。
このインゲンの並べ方にも
ベリー類も豊富。
カリフラワーやブロッコリーに、
これは初めてみました。
茸の並べ方にも注目。
こちらジロール茸にも、何かいる。
茸や奥に柿。
ノワゼット。
くるみと栗見っけ。
フランスではよく、
ハムやローストビーフに混じって、
何と、ウサギ丸ごと一羽の
水産物も豊富。
並べ方も面白いです。
それにしても、種類が豊富です。
ウニやカメノテまで。
伊勢海老やオマール海老も。
チーズ。
惣菜も種類豊富。
どうして、滞在最終日、 2012年12月 2日 08:51
塩原温泉、今朝はよく晴れて快晴です。
これだけきれいな青空を見たのは久しぶりなような。 昨日など、突然の雪に見舞われました。 里雪だったようで、宇都宮あたりまで、今年の初雪。 驚き、慌てて、お泊りのお客様にご連絡いたしましたが、 どなたかが言っていた「ゲリラ雪」という言葉がぴったりなほど、 あっという間に止んでしまい、大事に至りませんでした。
目と鼻の先のオペラ座なのに、
移民や失業者の多かった一画。
2012年12月 1日 08:49
塩原温泉、今朝はくもり。
今日から12月です。 時間の速さに、とまどうばかり。 先日ご紹介した那須野が原博物館の 『行ってみよう塩原の自然』展は明日までです。 地元の方、どうぞお見逃しなく。 さて、フランス視察報告。 ヴェルサイユ、サッカースタジアムと寄り、 パリに戻ってきた頃には、もう夕闇に包まれていました。 どこからも、灯りがともったエッフェル塔が見えます。 先日も書きましたが、 パリの建物は、景観保全のために高さ制限があり、 だから、どこからもエッフェル塔が見えるのですね。 今回訪れませんでしたが、 パリの有名な観光地にモンマルトルの丘があります。 ここから眺めるパリの町の景色もまた格別。 建物の高さ制限しているということがよくわかります。 ともあれ、エッフェル塔はやはり美しいなあと思います。 日本でも、今年は東京スカイツリータワーの話題があふれました。 東京スカイツリータワーを見た人にとって、 エッフェル塔は、こんなに低かったかな〜という印象を持たれるでしょう。 でも均整がとれていますし、 東京タワーのように、二色に塗り分けもされていないし、 シンプルなオレンジ色のみのライトアップで、 鉄骨の組み方がよくわかり、 「鉄のレース」と言われる、その理由にうなづけます。 現在、一時間ごとに5分間だけ、 白色のLED電球による点滅が。 これがとてもきれいでした。 後から知ったのですが「シャンパン」と呼ばれているのだとか。 確かに、シャンパンの泡がはじけるような、 そんなイルミネーションになっていました。 この夜は20時から、セーヌ河で バトーパリジャンという船に乗って、ディナークルーズをして、 ホテル帰着が23時というスケジュールが組まれていました。 連日超ハードなスケジュールで、ほとんど観光もなく、 気の毒に思った旅行会社が、 最後の夜くらいと気をきかせて下さったようなのです。 セーヌ河をぐるり一周。 ライトアップされた河畔の建物を見ながら 歌手の歌をバックに優雅に・・・というはずが、 何と、エンジントラブルで最初の触りしか船が動かず、 しかも、もう、疲れに疲れていて、時間も遅いし、 ディナーの後半は、私も含めて寝てしまう人が続出。 (起きていた方にとっては周りの視線が痛かったかも・・・) 旅行会社泣かせのディナークルーズに。 23時にホテルに戻ってからも、 疲れをとるよりも何よりも、 明日のフライトのために、急いで荷物を整理しなくてはならず、 フランス視察最後の夜は、 エッフェル塔の美しさの余韻に浸ることもなく、 バタバタと更けていくのでした・・・ 夕暮れのパリ。 2012年11月30日 09:10
塩原温泉、今朝はくもり。
どんより空で、霧も。 山の上のほうでは、雪かもしれません。 今年は冬の訪れが早いように思います。 昨日、予定よりも早く、 ハンターマウンテン塩原もオープンしました。 さて、フランス視察。 ヴェルサイユ宮殿から車で少し行ったところに、 フランスのサッカーチームの本拠地があります。 周りはどこまでも美しい落葉樹の森。 すばらしい環境の中、練習しているのですね。 セキュリティが厳しく、一般の人は中に入れません。 実は、那須塩原市は芝生のサッカー場を保有しており、 こちらも、落葉樹の森の中。 環境はとても似ています。 今後の様々な活用が課題事項でもありますが、 大きな可能性を持っています。 上手に活用しなくてはと思いました。 2012年11月29日 08:58
塩原温泉、今朝はくもり。
昨夜の満月はとても美しかったです。 星もきれいに見えていたので、 てっきり今日は快晴かと思っていましたが、 夜にはちょっとだけ雨マーク。 お天気不安定ですね。 さて、フランス視察報告。 パリに着き、色々な人種の方が集まる中華料理店でランチを取り、 (青梗菜が美味しかったのですが、 日本の中華料理と似て非なるものですね・・・) またバスに乗り込んで、一路ヴェルサイユへ。 ヴェルサイユ宮殿のちょっとだけ見学と、 サッカーのフランスチームのホーム見学へ。 有名なヴェルサイユ宮殿は、 フランス観光の中で パリとセットされていることが多いのですが、 実はパリの郊外にあります。 前に行った時は、電車を利用しました。 ちょうど、東京と鎌倉くらいの距離だった記憶が。 パリもちょっと郊外に行くと、 あっという間にガラリと雰囲気が変わります。 ヴァンセーヌの森、ランブイユの森・・・、 どこまでも美しい森が続きます。 大体、高速の脇の土手に、沢山穴が開いていて 何だろう〜と思った矢先に、ノウサギがぴょんぴょん。 東京ではあり得ません! ヴェルサイユ宮殿。 やはりその建物の装飾や庭の広さなどに圧倒されます。 駆け足ツアーですが、雰囲気だけは充分に味わってこられました。 宮殿から地平線まで、すべて、王家の所領だったという そのスケールの大きさと、絶対権力を誇ったルイ14世の栄華と、 その後、時代の波に呑まれて、ギロチンの露と消えた ルイ16世とマリー・アントワネット。 昼間は観光客の話す、世界中の言語が 建物いっぱいに響き渡っていましたが、 夜、誰もいない宮殿になれば、 重厚なカーテンやタペストリーの陰から、 王家一族や貴族の笑い声が聞こえてきそうでした。 世界中から観光客が集まる フランス観光の目玉でもあるヴェルサイユ宮殿ですが、 観光客の人数に比べて、トイレの小さなこと。 かなりの行列が・・・ 男性陣がスイスイとトイレを済ませるのを横目に、 私はただひたすら行列が進むのを待ち・・・ 皆様をお待たせしてしまいました。 やはり、観光地には、それに見合ったトイレが必要。 特に女性用トイレ。 その点、塩原温泉は各地にきれいな公衆トイレがあり、 毎日、こまめな清掃もされています。 これはもっと自慢してもいいことだなあと思いました。 ヴェルサイユ宮殿。 前庭。 2012年11月28日 09:00
塩原温泉、今朝は晴れています。
昨夜は月が冴え渡る美しさでした。 今朝は放射冷却で、 全国的に今秋一番の冷え込みという所が多かったのではと思います。 今年は冬の訪れが早いような。 私もすでに冬の服。 タイヤも履き替えました。 さて、フランス視察報告。 フランスの田舎からパリへ。 よくフランスには二つの国があると言われます。 それはパリとそれ以外の田舎。 そのくらい、パリに来ると、雰囲気が一気に変わります。 もちろん世界中から集まる観光客も、その一部であり、 また、そういう観光客をねらってのスリも沢山います。 私もそれまで、ジャケットの外に斜めがけにしていたバッグを、 パリ・リヨン駅に着くと、ジャケットの中にしまいこみ、 目つきも(自分なりに)厳しくなったような・・・ でも、バスに乗ったら、すぐに、おのぼりさんムードに。 21年ぶり、5回めのパリですが、何度訪れても感動の街。 どこを見ても、美しく絵になる街です。 建物の高さが統一され、 古い建物が大切に維持され、 建物の色もほぼ統一されているからでしょうか。 日本でも最近、東京駅がきれいに修復されましたが、 東京駅の周りに林立する高層ビルとの調和に違和感を覚えます。 そんな違和感が感じられないのが、パリの街です。 時間がなくて、バスの中からしか眺められませんでしたが、 アレキサンドル三世橋をはじめとする、セーヌ河にかかる橋の数々。 コンコルド広場、ルーブル美術館、オルセー美術館、 サンジェルマン・デ・プレに続く道、 凱旋門、アンバリッド、遠くにエッフェル塔・・・・ どこもかしこも美しく懐かしく。 とりあえず、急いで、ランチの中華料理店に行き、 再びそこからヴェルサイユまで、向かったのでした。 パリを見守る 聖ジェヌビエーブの像。
聖ノートル・ダーム大聖堂。
大好きなオルセー美術館。
セーヌ河にかかるいくつもの橋。
セーヌ河にそって延々と続く
ルーブル美術館の
コンコルド広場。
コンコルド広場からは
凱旋門。
凱旋門から続く有名な
私の好きな風景。
プランタンデパート。
翌日少しだけ買物した
街角の教会。
パリのあちこちで目についた
2012年11月27日 08:47
塩原温泉、今朝はくもり。
ちょっと雪が山から吹きかけています。 寒くなりそうです。 塩原の最新情報をお伝えしたくて、 3日間、中断していましたフランス視察報告、再開です。 エクス・レ・バンの日程を終えて、 朝早く、ホテルで作ってくれたランチボックスを持って、 駅からTGVに乗ってパリへ。 TGVは、ご存知の方も多いと思いますが、 パリには東京駅のような「パリ駅」というのはありません。 エクス・レ・バン駅。
駅のキオスク。
自転車で列車に乗り込めます。
パリ行きのTGV。
TGVの中でランチボックスを
こんな落書きをどの町でも
パリ・リヨン駅に到着。
駅舎はすっかり変わってました。
日本のアニメやマンガの雑誌。
中身はこんな感じです。
数独も。 2012年11月23日 08:45
塩原温泉、今朝はくもり。
昨日は晴れて暖かく成りましたが、 今日は一日中、どんよりとした雲に覆われそうです。 紅葉は、温泉街に何本かのモミジ、 そして、塩原街道旧道側はまだきれいです。 塩原街道を上がってくるときに、 トンネルを通らずに、旧道に回るとよろしいかと思います。 ただ、トンネルとの合流地点ではくれぐれもご注意ください。 さて、フランス視察報告。 エクス・レ・バンのもう一つ大きな温泉施設、 Thermes de Chevalleyは、高級住宅が立ち並ぶ、 小高い山の手にありました。 昨日・一昨日と紹介した、他の2つの温泉施設とは シャトルワゴンで結ばれているようで、 3ヶ所ともに、同じビニールバッグを持った人達でいっぱいでした。 こちらのThermes de Chevalleyは 町中の高台にそびえる
総合受付。
レクリエーションとしてのプール。
治療スペースの受付。
手や足に温泉のスチームを
ちょうどいい温度で
こちらは足のみ。
背中にスチームをあてる装置。
温泉で練った泥。
処方箋に基づいての こちらの独特のプログラム表。
2012年11月22日 08:40
塩原温泉、今朝はくもり。
風はなく、予報では晴れマークになっていますので、 これから少し暖かくなってくるかなと思います。 さて、フランス視察、佳境に入ってきました。 フランスの温泉地エクス・レ・バンでは、 日本ではあまり見たことがない温泉療法について 説明と見学を受けました。 その一つが、Marlioz(マルリオーズ)の診療所。 建物に入る前、 窓から中がよく見えたのですが、 沢山の人が、洗面所のような場所で 何やら吸入をしています。 こちらでは、喘息など、呼吸器系疾患の治療が有名です。 日本ですと生理的食塩水で洗浄やスチーム吸入をしますが、 それを温泉で。 温泉でやると、粘膜などがより強くなるのだそうです。 実際に副市長が体験にトライしてみました。 まず、鼻の洗浄。 これだけで、随分とすっきりとしたそうです。 そして、うがい。 えっ?温泉でうがい? ちょっと意外に思いましたが、そのほうが粘膜が強くなるというし、 温泉にはナトリウムも含まれていますので、 理に適っているといえるでしょう。 その後2種類のスチームを吸入。 気管支や肺にまで温泉の成分が。 人肌よりも、ちょっと温かな温度の温泉で、 ちょっとスチームを吸うだけで、ほっとするようです。 また驚いたのが、 ただ温泉が壁を流れているだけの部屋が。 こちらの温泉は塩分を含んだ硫黄泉ですので、 部屋に入った瞬間に、 塩原に帰ったような、懐かしい硫黄泉のにおい。 医者の指示によって、 5分から20分まで、きっちりと時間を守り、 その部屋にいるだけで、温泉の効果を得られるというものでした。 日本なら、浴室で、湯けむりにあたるような感覚を、 わざわざ、治療室として作っているのですね。 所変われば・・・です。 他にも、内臓系の疾患に対しては飲泉。 処方箋により、きっちり何ccと測って、患者さんに渡していました。 無理いって飲ませていただきましたが、 塩原温泉卿の元湯温泉を思われる味でした。 所変われど、温泉は温泉なんですね。 出入り口の所に、 さしずめ
受付。
少し前まで、
温泉スチーム吸入中。
別のスチーム。
温泉を壁からながしているだけの
温泉が流れています。
ナポレオン三世時代の
障がい者の方たちが
2012年11月21日 09:04
塩原温泉、今朝はよく晴れています。
ただ、風がすでに冬の北風。 体感温度が低く、寒く感じます。 今年は冬の訪れが早いようです。 さて、フランス視察報告続きます。 二箇所めのフランスの温泉地、エクス・レ・バンでは、 何と温泉関係の施設を5箇所も訪れました。 まずは、ローマ時代の温泉の遺跡の上に立つ Thermes d’Aix-les-Bains。 町の中心地にあります。 ツーリストインフォメーションも入っていて、 エクス・レ・バンを訪れる観光客がまず行く所でしょうか。 温泉治療の受付もしているようでした。 建物の真ん中に丸い吹きぬけがあり、 その後、ナポレオン三世時代にやはり整備されて。
2012年11月20日 09:12
塩原温泉、今朝は晴れています。
ただお天気下り坂なので、 午後には雨が降るかもしれません。 昨日、紅葉時期に一度はと思っていた、 もみじ谷大つり橋のカヤックに乗ってきました。 すでに紅葉のピークは過ぎてしまっていましたが、 晩秋の素晴らしい景色を、水の上から独り占め。 改めて塩原渓谷は美しいなあと感動してきました。 こちらの写真はまた、後日紹介したいと思います。 もみじ谷大つり橋からのカヤックは、 塩原ネイチャープログラムZACKで。 冬の間もずっと運航する予定だそうです。 ZACKさんのHP、ぜひ、覗いてみてください。 トップページの写真が紅葉ピーク時期のカヤックからの眺め。 ため息が出るような美しさですよ。 聞けば、私がフランス視察に行っている間が 一番きれいだったとのこと。 残念!でも、来年やることが一つ確定です! http://shiobara-zack.net/ さて、フランス視察折り返し。 2つ目の宿泊地、エクス・レ・バンに到着したのは、 すでに夜の9時を回っていました。 ネット接続がうまくできなくて、すっかり睡眠不足の私。 メンバーの中には、早起きしてすでに町歩きをして マルシェでチーズを買ってきた方もいて、皆さんタフです・・・ さて、エクス・レ・バンで最初に訪れたのは、 サッカーのワールドカップ・フランス大会の時に、 日本チームが練習に使っていたスタジアム。 日本チームは、温泉地であることも考慮して、 エクス・レ・バンをキャンプ地にしたようですが、 ちょっと一回りしただけで、この町がとても素敵な町であるとわかります。 スイスまで、車で1時間と少し、 イタリアまでも2時間くらいで行けるとのこと。 いわゆるアルプス山脈を遠くに抱く、山岳地域です。 周りをぐるり山に囲まれ、しかもブールジュ湖という フランスで一番大きな湖が。 ヨットハーバー、カジノなど、 セレブ達が集う社公場もあり、どこもかしこも絵になります。 私も若い頃、かなりのフランスの地方を旅しました。 建物や旧市街が素晴らしい町はいくつもありましたけど、 これほど、町も周辺全体の自然の景観も恵まれている町は そうそうないような気がします。 一週間くらいは滞在したい町でした。 (温泉療養だと、皆さん、2〜3週間は滞在するようです) 夕方、夕陽を浴びたジュラ山脈や、ブールジュ湖の風景は それはそれは美しかったです。 またあちこちにある公園や広場に植えてある花が みんな菊だったのが、とても印象的でした。 和の花の代表のような菊の花が、 こんなにも西洋的に飾れるのかと、目からうろこでした。 日本チームが使っていた サッカー場。 2012年11月19日 09:07
塩原温泉、今朝はくもり。
今朝はこの秋一番の冷え込みだったそうですが、 それほどの寒さは感じません。 紅葉は今、渓谷を下がり、 もみじ谷大つり橋付近が一番きれいでしょうか。 昨日もトンネルを通らずに旧道を上がってきたら、 まだまだきれいなモミジが何本も。 そろそろ見納めになります。 さて、フランス視察、まだまだ続きます。 このブログは私の記録でもあり、 また報告でもありますので、 どうぞ、最後までお付き合いください。 サンネクテールからまたまたかなりバスに乗ります。 次の目的地は田舎町のワイナリー。 いわゆるフランスのサヴォワ地方のワイナリーです。 途中再びどこまでも広がる農地に 大きな大きな虹がかかり、それは見事でした。 今まで見たどの虹よりも大きな虹でした。 ワイナリーでは試飲があるというので 皆楽しみにしていましたが、 せいぜい数本かと思っていたら、 次から次へ、どんどんボトルを開けてくれます。 ちょっとびっくり。 ブドウの品種や土壌や病気などの説明を受けながら、 たぶん12種類のワインを飲ませていただきました。 もっとお酒が強かったらなあとつくづく。 パリ在住の通訳の方によれば、 有名なカーブやシャトーのワインに匹敵するような、 良い出来のワインが、ウソのように安いとのこと。 私達が試飲している脇を 地元の方がひっきりなしに、ケースでワインを買っていきます。 お店のワイン丸ごと買って帰りたいくらいでした。 手さばきも的確に
試飲中。
ブドウの品種ごとの味の違いについて
ずらり並んで12本。
ちょっと変わったボトルのワイン。
収穫したブドウを攪拌する場所。
ワイナリー内部。
こんな素敵な田舎町にありました。
夜景もきれいでした。
行く途中で出会いました。
しかも二重で、 2012年11月18日 08:16
塩原温泉、今朝は晴れていますが、雲が。
山の上のほうは、しぐれているような気配。 冬の訪れが少し例年よりも早いような、 そんな空模様です。 さて、フランス視察最初の訪問地での大仕事を終えて、 次に目指すは、もう一つの温泉地エクス・レ・バンでした。 移動の途中でチーズ工房とワイナリーの見学。 結婚前にフランス料理関係の仕事をしていた自分にとって、 とても楽しみにしていた訪問先でした。 着物を解いている時間がないので、そのままバスへ。 これが、なかなかつらかった・・・ 何しろ思いのほか山奥だったのです。 細くてくねくねした道を、フランスの大型バスは飛ばす、飛ばす。 軽い車酔い・・・ 大型バスが通れるの?という細い道だけでなく、 途中、小さな交差点で、 どうも橋げたか大きな農作業場の梁のような 長い長い物体を積んだ、 少なくとも大型バス2台分はありそうな車が前から。 日本では考えられない超絶技巧的なすれ違いに遭遇。 動画で撮影してくればよかったとつくづく。 移動のバスから見える風景は 最初は延々と続くなだらかな農地。 「ボカージュ」と呼ばれる田園風景。 広大な農地の境には、落葉樹が植栽され、 羊や牛がいたりして、独特な風景が広がっています。 通り抜ける小さな町も皆、美しく、 所々、山の上に城砦が見えたりして、 どこを見ても絵葉書のようでした。 (バスの中だったので、写真が上手に撮れず残念・・・) サンネクテールに近づいてくると、 どんどん、牛や羊の数が増えて、 山の紅葉の風景や小さな川など、 ちょっと塩原の山あいを思わせる風景なども広がっていました。 しかしサンネクテールの遠いこと! サンネクテールチーズの名は日本でも知られていますが、 まさか、こんな山奥で作られているとは思いませんでした。 日本人がこのチーズ工房を訪れたのは初めてだそうです。 最初にビデオでチーズの製造方法について教えていただき、 その後、牛舎の見学。 天井高くわらが積まれた牛舎に入った途端に、 メンバーの一人が、「青木や戸田のにおいがする!」と。 確かに懐かしい、地元の酪農農家のにおいです。 工房内には、色々なチーズやハム・サラミ、 ジャムなども販売されていました。 みんな食べたくなるようでしたが、 私はシェーブル(山羊)のフレッシュチーズを購入。 翌日食べてみましたけど、 日本ではなかなか味わえない、 作りたての山羊のチーズは感動的なおいしさでした。 説明をしてくれた女性の、4歳の男の子。 最初は初めて見る日本人に、目をパチクリさせていましたが、 一緒に折り紙などで遊んで、最後はすっかり打ち解けてくれました。 もう再び訪れることもないような地。 思い出だけはしっかりと持ち帰りたいなあと思いました。 どこまでも畑。
途中立ち寄ったテイクアウトの
小さな田舎の町の山の上に
山岳地帯に入ってきました。
段々牛が増えてきて。
サンネクテールの
FERMIERというのは
フランスチーズは
通訳の方を通じて
その朝できたてのチーズ。
色々なチーズやハムも。
生ハムのブロック!
こちらが、地元の
シェーブルのフレッシュチーズ。
こちらは子牛がいっぱい。
2012年11月17日 08:37
塩原温泉、今朝はくもり。
お天気下り坂。 そろそろ紅葉が見納めになりますので、 紅葉を楽しみにしている方はどうぞお急ぎください。 さて、ヴィシー滞在中の日程の中で、 一番の大仕事は、市庁舎訪問でした。 ヴィシー市の副市長と観光局長にお会いしました。 どうして市長じゃないのかなと、ちょっと疑問に思いましたが、 これはフランスの地方自治のシステムによるものらしく、 市長は、国会議員を兼務していることも多く、 町の顔ではあるものの、 実際の実務は、部署ごとにいる副市長が担当するのだそうです。 まず、副市長に、ヴィシーの町の歴史や産業について説明を受け、 その後、観光局長から観光についての話を聞きました。 ヴィシーは、温泉が大好きだったナポレオン三世によって整備した町。 第二次世界大戦の時には、 ナチスドイツに占領されなかったフランス南部の首都が置かれ、 「ヴィシー政権」や「ヴィシー政府」と呼ばれた その中心地であったそうです。 歴史ある建物の維持は骨が折れるけれど、 町の美観を保つのにとても大事なこと。 人口は約3万人。 温泉地として古くから有名ですが、 最近では町を活性化するために、 高齢者のための療養地としてだけでなく、 若い人や、国際会議、スポーツ大会などへの 対応にも力を入れているということです。 観光局長の話も、とても興味深いものでした。 通訳の方を通じての懇談。
市庁舎というか、
天井照明と天窓が美しいです。
小ホールのようなところ。
こちらも天井の照明が印象的。
ヴィシーのオペラ座の入口。
オペラ座内部。
2012年11月16日 09:19
塩原温泉、今朝も快晴です。
ちょっと風が吹いていますので、寒く感じます。 いよいよ道路にも落ち葉が舞うようになりました。 さて、ヴィシー周辺では、もう一箇所、有名な水の工場を訪れました。 ヴィシーセレスタンの天然炭酸水。 聞いたり、見たりしたことのある方も多いのでは。 日本では大塚商会が輸入しており、 美容にいい水として、通販などの人気商品です。 最初に工場を訪れた時に、 一体何の工場かと思いました。 外には大きなタンク。 中では、プラスチックの小さな薬品瓶みたいなもの。 聞けば、ここではヴィシーセレスタンの水に関わる 全ての工程が、この一箇所で行われていて、 すなわち、ペットボトルの成型から、 ボトリング、ラベリング、パッキングまで、 一連の工程を見ることができるのです。 ペットボトルができる工程など、初めて見ましたので、 とても興味深かったです。 フランスのミネラルウオーターのボトルの大半が ここの工場で作られているというから驚きでした。 今回積極的にヴィシーセレスタンの水を あちこちで飲みましたが、本当に美味。 日本でも買える所を探してみようと思いました。 以下、文章よりも写真のほうがわかりやすいと思いますので 写真と共に、紹介していきます。 最初にバスから降りて
源泉からタンクローリーで
広い工場。
またまたあれは何?
こんなものが山積みに。
ビフォーアフター。
膨らんだペットボトルがずらり。
膨らんだ空のボトルに
オートメーションで運ばれて。
ラインに乗って。
パッキングへ。
パッキングされた
もう一つ、St.Yorre
昔の古い機械の展示もありました。
ヴィシーセレスタンの水は私今回飲んだのは初めて。
2012年11月15日 08:53
塩原温泉、今朝は快晴、青空です。
寒いけれど、清々しい空気。 塩原温泉の紅葉も最終章。 今週末ぐらいまでが見頃かと。 どうぞお急ぎください。 さて、フランスの温泉地、ヴィシー周辺には 世界的に有名なミネラルウオーターの会社がいくつかあります。 その一つが、日本でもおなじみのヴォルヴィック社。 かつて25年前に、自分がフランスに住んでいた時、 水はいつもヴォルヴィックでした。 フランスに色々なミネラルウオーターがある中、 (当時、日本に知られていたのは、ペリエとエビアンくらいかな) 日本の水に一番近いように感じ、 これ以外の水は、ほとんど飲みませんでした。 それほど、自分にとって身近だったヴォルヴィック社の 総本山に行くのですから、 自分の中では、軽い緊張と敬意を抱いての訪問でした。 ヴィシーの街を少し離れると、 美しい森と、収穫の終わった畑がどこまでも続く丘の風景。 その先に、フランスの山岳地方の一部である、 オーベルニュの山並みが見えてきます。 この地域は、フランスでも雨の多い地域なのだそうです。 この日も午前中に降っていた雨がやみ、 またまた虹が見えました。 ヴォルヴィック社の工場と、すぐそばの古城の上にかかる虹は、 まるで絵葉書のように美しく見えました。 ヴォルヴィックは太古の昔は切れ込んだ谷があり、 そこに一万年前の火山の爆発によって、 花崗岩が積もって、天然のフィルターが形成されています。 その花崗岩は「ヴォルヴィック石」と呼ばれている 独特な石だそうで、気孔穴が沢山あいており、 その穴の中に水がためこまれます。 ヴォルヴィック石と層を成している岩盤にも、 縦の亀裂が入っていて、 水の透過に役立っています。 元々ヴォルヴィックは水が不足している地域だったそうです。 水源が掘り当てられる前は、建築用の石の採掘地域。 石切作業や、労働者のために、どうしても水が必要で、 1927年に探し当てられた水が 今でもこの地域の水道水として使われています。 ヴォルヴィックの水源は、それとは別に、 1963年からの2年間の採掘の結果、探し当てた水で、 水源はただ一つ。 ミネラル分や温度など、常にそのコンディションは一定。 毎秒(毎秒です!)89リットルも出ていて、 全く人の手を加えていない自然な水。 少しでもコンディションが変わると ヴォルヴィックのラベルが貼れないという 徹底した品質管理をしています。 説明の後、このオーベルニュ地方全体のビデオと ヴォルヴィック社の工場のビデオを見ました。 オーベルニュの雰囲気は 私が知る限り、日本の阿蘇地域によく似ているなあと思いました。 山があり、渓谷があり、温泉があり、 カヤックや、ラフティング、自転車、クライミングなどの スポーツが盛んなところは、栃木県北部、那須地域とも共通。 ぐっと親近感が湧きました。 ビデオの後は試飲。
ヴォルヴィック社の工場。
工場の近くに、こんな古城も。
ヴォルヴィック山の登山道入口。
自然の中のレクリエーションが充実。
ヴォルヴィックの源泉。
立入禁止で厳重に管理されいます。
源泉の脇に、1927年に発見された
ヴォルヴィック周辺の絵。
これがヴォルヴィックの石。
ヴォルヴィックの地質について
成分表。
ずらり、ヴォルヴィック商品。
色々な国ごとの商品。
日本向けの商品はこちら。
色々な味のヴォルヴィックを
オーベルニュ地方のヴィデオ。
ヴォルヴィックのビデオ。
こんな日本のポスターも。
ヴォルヴィックオリジナルグッズ。
2012年11月14日 09:17
塩原温泉、今朝は青空が広がっています。
風もなく穏やかな小春日和。 紅葉狩りには最適です。 さて、フランス視察報告。 今日は、ヴィシーでも最高級のホテル、 ヴィシーセレスタンホテルに併設するスパを紹介します。 実は昨日の町中の飲泉所や源泉を案内してくれたのは、 このホテルのオーナーの方です。 かなりのセレブが利用するホテルだそうで、 つい先ごろまで東欧のさる国家元首や、 ロンドンオリンピックを湧かせた 水泳のフェルプス選手!なども利用していたとのこと。 そのラグジュアリー感たっぷりのホテルの会議室で、 まず、ヴィシーの水や温泉について、 保健医療として認められている フランスの温泉療法について、説明を受けた後、 実際にスパ内部を案内してもらいました。 実はこの日と前日、今回の視察団の若手メンバー5名と 副市長(前日のみ)は 実際にスパ体験をしてきました。 突然スパ体験をしたいと伝えたのですが、 色々なコースがある中、全てが予約でいっぱい。 人気があるのですね。 何とか、無理を聞いてもらいました。 ヴィシーシャワーと呼ばれる、 独特の100%温泉水を利用したマッサージなどは、 とっても気持ちよかったのだそうです。 日本人の感覚だと、長期滞在は考えられませんが、 フランスの場合、少なくとも一週間は滞在するとか。 最長三週間まで保健医療として認められています。 何とも、うらやましい話です。 ヴィシーセレスタンホテルの
左がホテル、右がスパ。
スパ入口。
ドーム型のガラス天井で、
若手メンバーがスパ体験。
エレベーターにのっていざ〜。
プール。
ヴィシーシャワーのブース。
これは同じヴィシーシャワーが
何と消防ポンプみたいなものも。
こちらは足のリラクゼーション。
温泉につかりながら
違う形のバスタブ。
ラグジュアリー感たっぷり。
ちょっと驚いた藁の椅子。
ヴィシー温泉研究所。
地元の化粧品会社ロレアルの
もちろんジムも。
ヴィシーセレスタンの温泉水の
渡り廊下を渡るとホテル。
ホテル側の屋上ジャグジー。
ホテル側屋上からの眺め。
ちょうど虹がかかってました!
2012年11月13日 09:05
塩原温泉、今朝はくもり。
昨日は久しぶりに塩原のあちこちを車で走りましたが、 私が一週間いない間に、 当然ですが、紅葉は一気に進んでいました。 予想どおり、今年は色がきれいですね。 現在、塩原温泉街、塩原街道、最高にきれいです。 さて、フランス視察報告続きます。 ヴィシーの町はフランスに数ある温泉地でも ヴィシーセレスタンの炭酸水で有名な町です。 元々は修道院があったという場所に、飲泉所があります。 とてもクラシカルでエレガントな雰囲気の建物。 蛇口をひねれば、温泉水が出てきます。 ちょっと生温かで、口に含むと、えっ?炭酸水?。 確かに炭酸水であることは知っていましたけど、 こんなクラシカルな真鍮の蛇口から、 そのままレモンと氷を入れて、 また焼酎などで割ってもいけちゃいそうな、炭酸水。 これだけで、相当なカルチャーショックを受けた私達。 後ろを振り向けば、美しい河畔の遊歩道。 飲泉しながら、散歩。 あちこちに休憩するためのベンチ。 体、良くなりそうですね。 一方、町の中心地には、
元修道院があった場所にある
エレガントな飲泉所。
蛇口をひねれば炭酸温泉水!
源泉の成分表。
飲泉所にいた地元の中高生達。
飲泉所の向かい側の公園。
飲泉しながらの散歩ができます。
きれいですね〜。
町中の飲泉所。
こちらは医者の処方がないと
2012年11月12日 08:48
塩原温泉、今朝はくもり。
昨夜から朝まで雨が降っていましたが、 今は止んでいます。 やっと日本での生活ぺースになってきました。 日本を出てから丸々24時間以上かけて、 朝食のレストランも、いかにもフランスらしい雰囲気。
チーズやヨーグルトなど、
地元のチーズが色々。
レストラン内部。
日本の南天です。
これはいつ頃の建物なのか、
2012年11月10日 22:51
無事にフランスから帰国しました。
最終日も時間に追われまくりの超ハードスケジュール。 何とか、時間どおりに動いて飛行機に遅れることもなく。 帰りの飛行機はJALでした。 時差ボケにならないように、 日本時間に合わせて、寝たり起きていたりしていましたが、 さて、どうでしょうか。 帰りの機内で隣二人はフランス人でした。 とても日本語が上手だったので、色々聞いてみたら、 何と、その一人は塩原にいたことがあり、 七ツ岩つり橋も渡ったことがあることが判明。 お互いに「あり得な〜い!」とびっくりです。 行く前は色々と悩んだ、フランス視察でしたが、 つくづく、人生のめぐり合わせに驚き、感謝しています。 とりあえず、帰国報告。 2012年11月 9日 22:41
今、フランスの真夜中です。 ホテルにいる時間しかネットに接続できないので、 こんな時間の投稿です。 エクス・レ・バンからフランスの新幹線、TGVに乗り約3時間。 パリにやってきました。 移動ばかりで、パリの景色もバスの車窓からしか味わえませんが、 やはり、どこを見ても絵になる街です。 私は若い頃、パリは何度も来ているので、 大体主な場所は見ていますが、 パリが初めての方にとっては、 バスの中からだけとは、お気の毒だと思います。 エッフェル塔のイルミネーションが、とてもきれいでした。 iPadからの更新だと、写真が使えないようです。 帰国したら、改めてアップしますね。 毎日のハードスケジュールで、 今日は夕食のレストランで、私も含めて、寝てしまいました(~_~;) 明日はもう飛行機に乗り、帰国の途につきます。 2012年11月 8日 22:40
おはようございます。 今はフランス時間では、真夜中の0時を過ぎたところ。 今日はエクス・レ・バンにいます。 エクス・レ・バンはフランスの中でも有名な温泉地で、 サッカーワールドカップの時に、 日本チームがキャンプをしたことで、一気に有名になりました。 車でスイスに約一時間、イタリアへも2時間かからずに行けるそうで、 周囲をぐるりと山脈に囲まれ、 フランスでもっとも大きな湖、ブールジュ湖がある、 とても美しい町です。 温泉施設が充実していて、 日本とは全く違う、温泉利用の方法を見せてもらいました。 帰国してから、改めて写真などをアップしようと思います。 なんと、デジカメが壊れて、現在iPadで写真を撮っています。 毎日、超ハードスケジュールで、 もうまぶた が閉じてしまいそう。 今日はここまで。 2012年11月 7日 22:38
フランス視察中です。
深夜のホテルから。 今日はヴィシーの市の要職の方たちにお会いし、 温泉療法や観光行政の話を聞いたり、 実際の飲泉所やスパなどを訪れました。 そして、ヴィシーを離れた後は サンネクテールという小さな田舎町のチーズ工房を訪ね、 エクス・レ・バンまで。 明日はエクス・レ・バンの温泉施設へ。 2012年11月 6日 22:37
おはようございます。
フランスは今、11月6日の朝です。 無事にフランスに着き、パリから車で5時間くらいの、ヴィシーの街です。 ヴィシーはフランスの温泉地で、 その温泉療法を視察に来ています。 昨日は有名な ヴォルヴィックや、ヴィシーセレスタンを訪れました。 それほど、離れていない、二つの場所なのに、 片や、日本の水に近い水、 片や、酸味のある炭酸水、 まるで、色々な泉質がある塩原温泉みたいです。 これからヴィシーの市役所を訪れ、市長さんとお会いします。 その後、スパなどの見学。 途中、サンネクテールのワイナリーとチーズ工場の見学をしてから、 もう一つの有名な温泉地、エクス・レ・バンまで。 なかなか、ネットがつながらなかったりで、投稿もままならず。 とにかく、体調崩さず残り日程をこなしたいと思います。 それでは… 2012年11月 4日 22:33
塩原温泉、今朝はどんな天気でしょう。 本日朝早く塩原を出発し、成田空港に向かっています。 これは予約投稿になります。 実は本日より、一週間旅館を不在にし、 那須塩原市の視察団メンバーとして、 フランスの温泉地を視察に行きます。 この話を最初に聞いたのは3月だったと記憶しています。 「塩原温泉、板室温泉という 有数の良質の温泉地を抱える那須塩原市。 今後、今までの日本の温泉地にない、 独自の温泉地として、発展させていきたい。 フランスに、ちょうど、那須塩原市と 非常に産業構造が似たヴィシーという町があり、 温泉療法を取り入れた観光地になっている。 このフランス式の温泉療法を 市内の二つの温泉地で採り入れられないだろうか」 今までこのブログで、書いたことはないのだけど、 結婚前、フランスに留学したり、 フランスに関わる仕事をしていたこともあり、 他の人よりフランス語ができるということで、 通訳をかねて?視察のメンバーに入ることに。 今回塩原温泉から3名、板室温泉から2名、 また商工会や観光協会の方と、 那須塩原市の副市長、職員の方と一緒に 合計14名の視察団です。 かつては住み、何度か訪れたフランスですが、 20年以上ぶりの訪問となります。 海外旅行自体も9年ぶり。 彩つむぎがオープンしてから、 丸々3日以上、旅館を空けたのは、父の葬儀の時だけ。 そんな私が一週間も旅館を空けるのです。 すごく心配と不安が。 一日に100本以上も入るメールや もう6年以上も毎日続けてきたブログはどうしよう・・・ とりあえず、iPadを購入し、色々な準備を進めてきました。 後はもうなるようにしかならないでしょう。 かなりハードスケジュールな視察ですが、 毎日フランスからのブログをお届けできればと思っています。 もし、できなければ、帰国後の報告のみで。 またツイッターもやっていますので、そちらでも。 かなりの機械オンチですので、一体どうなることやら。 あまり期待せずに、ブログのぞいてみてくださいね! 視察の費用の半額は、市からの助成。 すなわち貴重な税金を使わせていただくので、責任も重大。 無駄な研修にならないように、がんばって視察してきます。 では行ってきます! 2012年10月21日 08:29
塩原温泉、今朝も快晴です。
今日はオリオン座流星群の極大日。 昨日の夜も流れ星が見えていたそうで、 今夜も期待できますね。 オリオン座はわかりやすいので、助かります。 夜、ちょうど、客室の正面から上空に見えます。 露天風呂につかりながら、流れ星が見えたら最高ですね。 さて、全くの私事になりますが、 先日初めて、目黒雅叙園に行ってきました。 昭和初期に建てられた料亭の建物を、上手にアレンジしており、 その絢爛豪華さは、類を見ないという建物。 前から一度見てみたいと思っていたのを、 今回、実家の母の長寿のお祝いにて、 その念願がかないました。 聞きしに勝るとは、まさにこの事? ロビー階のディスプレイや、装飾。 会食場の一面の螺鈿細工。 全ての場所で圧倒されるような雰囲気でした。 目黒雅叙園は、日本で最初の総合結婚式場だとか。 ここで結婚式を挙げることが、 昭和初期の若者にとってはステイタスだったそうです。 今でも、結婚式を挙げる人は多く、 この日も何組ものカップルを見かけ、 またブライダル相談室もいっぱいでした。 あちこちに、「幸せオーラ」が。 ちょっと結婚どうしようかなあ・・・なんてカップルもここに来れば、 「結婚しようか」ということになるのでは? 文化財でもある百段階段もそれは見事。 本当に一見の価値ありです。 映画「千と千尋の神隠し」の雰囲気。 でも、姉妹館の明賀屋本館の、最も古い建物太古館も、 ちょっとこんな雰囲気あるなあなんて思いました。 身近な建物を見直しました。 2012年9月11日 08:59
塩原温泉、今朝もよく晴れています。
今年のお祭りは晴天に恵まれました。 私は昨日も東京ビッグサイトでしたので、 見ることができず、残念でした。 東京ビッグサイトには年に何度か足を運びます。 色々行き方はあるのですが、 私の場合、ほとんどの場合、 那須塩原〜東京〜新橋〜ゆりかもめで国際展示場前へ という経路を使っています。 それ以外にも、まず東北新幹線なので、 東京駅を利用することが多いのですが、 東京駅は、行くたびに、エキナカのお店が楽しみです。 そもそも「エキナカ」という言葉が使われるようになって どのくらいの年数になるのでしょうか。 それまでは一時間に一本の新幹線の待合時間は、 喫茶店に入るか、本屋さんに入るか、 あとは待合室で何か本でも読んでいるか・・・ そのくらいしか選択肢がなかったような。 それが今や、東京駅のエキナカのお店を見ていたら、 一時間に一本の新幹線に乗り遅れそうです。 今回も、また新しいお店。 それまで中華料理屋さんで、よく利用していた店が、 お弁当やさんになっていました。 それも、全国からの駅弁を集めた、 とってもユニークなお弁当やさん。 お祭りをテーマにしているので、何やら賑やかな様子に、 お弁当を買うつもりがなくても、 ふら〜っと入ってしまい、お弁当を抱えてレジに・・・。 戦略にしてやられたり、です。 「賑わいの演出」の大切さ、実感しました。 お弁当やお菓子だけでなく、和雑貨などもかなり充実。 外国人の方も楽しいでしょうね。 私も東京出張が楽しみです。 2012年7月11日 09:25
塩原温泉、今朝も快晴、暑くなりそうです。
夜もムシムシして、ホタルがまだ見られます。 一日疲れていても、ホタルの光に癒されます。 さて、下呂温泉でお世話になったのは 下呂観光ホテルと隣接している「しょうげつ」というお宿です。 一緒に行った女将さんの知り合いの宿。 私もお名前は存じ上げているけれど、 実際にお会いするのは初めての女将さんの宿です。 下呂温泉の山側の高台にある眺めのとてもいい宿でした。 下呂温泉が一望でき、夜景もきれいでした。 館内のいたるところに、素敵なインテリアやアレンジ。 とても勉強になりました。 料理もかなりレベル高く、 どれも洗練されていて、薄味。 感動したのは、天然鮎でした。 栃木県では、放射能問題もあり、 いくら基準値を超えていないといっても、 天然ものはちょっと心配で、お客様にも出さないし、 自分でも口にしていませんでしたので、 安心して食べられることに、心底うらやましく、嬉しかったです。 温泉はアルカリ性単純温泉。 栃木県の湯西川温泉のお湯とよく似た、とろとろの湯。 ちょっと離れた貸切露天風呂を利用したところ、 駅で見かけたロンドンタクシーで送迎。 女将さんが好きで、中古のロンドンタクシーを取り寄せたのだそうです。 レトロ感たっぷりで、なぜか日本旅館にぴったり。 その着眼点に関心してしまいました。 お宿のロビーから、
お部屋からの眺めです。
部屋からの下呂温泉の夜景。
ここでまた登場の
小ぶりでもその味の濃さで、
料理よりもう一品。
2012年7月10日 08:48
塩原温泉、今朝は快晴です。
予報では曇り時々雨・・・ 珍しく朝から外れていますが、 これだけいい天気だと暑くなって、夕方には来てもおかしくないですね。 さて、先週岐阜県の下呂温泉に行ってきました。 知り合いの女将さん達と一緒に 勉強を兼ねての一泊旅行です。 涼しい塩原からまず東北新幹線で東京へ。 東京から東海道新幹線のぞみで名古屋。 そして、名古屋からはスーパービューひだ号に乗り換え・・・ 何と、約5時間かかりました。 初めての岐阜県の最初の印象は・・・「暑い!」 炎天下の中、下呂温泉の中を歩き、 塩原から約5時間。
駅(向こう側)から
橋のこちら側。
小さな川に沿って柳が。
お昼に食べた
50度以上のお湯につかった
同じお店で、こちらは何と・・・
ソフトクリームに温泉玉子!
ご当地ランチやご当地グルメを
下呂だからゲロゲロで
何と、かえる神社まで。
こちらは5月にテレビの
2012年4月11日 08:40
塩原温泉、今朝はくもり。
お天気今日は下り坂です。 明日はまた晴れるようですが、 午後だけ雨マークがついています。 さて、昨日紹介した東京テレコムセンターのすぐ脇に、 これまた、前から話の種に一度行ってみたかった大江戸温泉物語。 オープンの時に塩原温泉でキャンペーンに来たことがあるそうですが、 私は参加しませんでしたので、まだ未体験ゾーン。 ここまで来たら、もう行くしかないなあ・・・と。 時間があまりなかったので、ゆっくりはできませんでした。 18時以降の入館はナイト料金になっていて、 しかも、19時少し過ぎに 東京駅行きバス(これは便利!)があるということで、 滞在時間ちょうど1時間。 お風呂に入り、よく写真で見る江戸の町並みを再現した 店先をほんの少し冷やかしで見て、ほぼおしまい。 それでも、雰囲気はしっかり楽しめましたし、 随所に散りばめた遊び心が、とっても勉強になりました。 一番面白かったのは、お風呂の中かな。 あちこちで外国語が飛び交っています。 英語、中国語、韓国語、フランス語・・・・ よくよく考えてみたら、これだけ色々な国の人が 裸で集っている場所って、 世界中を探しても、ここだけじゃないかなあと思いました。 聞いたところ、大震災以来、外国客はかなり少ないですとのことですが、 それでも、これだけの外国客がいることに正直驚きました。 でも外国の方が確かに大喜びしそうな演出。 もちろん、日本人も「江戸情緒」をたっぷり楽しめます。 今度はもう少しゆっくりと訪れてみたいです。 2012年4月10日 08:56
塩原温泉、今朝の塩原温泉は晴れ。
まずまずの天気で何よりです。 塩原でも春らしい日が続いています。 さて、東京ビッグサイトの帰り、 ゆりかもめの2つ先の駅で下車し、 東京テレコムセンターに行ってみました。 実はここの展望台に知リ合いの方の絵が展示してあるのです。 お話を聞き、せっかくだからと立ち寄ってみました。 東京テレコムセンターは近未来的な内部が話題になり、 ドラマなどにもよく使われていますよね。 この建物の20階に展望台があります。 展望台に行きましたら、確かに絵が沢山飾られていました。 井上晴雄さんといいます。 優しい色合いの日本の風景画を描く方で、 何ともほっとする絵だなあと、 近未来的な建物との対比もちょっと面白く感じました。 そして、展望台からの眺めのすばらしさ! 話題の東京スカイツリーや東京ゲートブリッジも。 ちょうど天気もよく、夕方、月も見えて、 とても素敵な写真が沢山撮れました。 夜景もさぞすばらしいだろうなあと思いました。 2012年3月18日 08:45
塩原温泉、けさはくもり。
昨日の雨が上がり、日もさしています。 ただ、今夜ちょっとだけまた雨マーク。 明日は晴れるようです。 さて、今日は3月11日からちょうど一週間です。 一週間前、私は黒磯文化会館で 肥田舜太郎氏の講演を聞いていました。 この日は同会館にて、 3月11日のメモリアルイベントが行われいましたが、 その最後に肥田氏の講演が予定されていました。 肥田舜太郎氏は95歳。 広島在住の医師で、広島原爆投下の時、 たまたま往診していて、広島の爆心地を離れていて、 その後、直接被爆した人や、 広島に入って、体の不調を訴えた人など 大勢の被爆・被曝患者さんを診てきました。 現在、当時のことを知る医師は肥田氏、ただ一人。 貴重な存在として、原発事故以後、 ご高齢の体をおして、全国各地を講演しています。 話には聞いていましたが、 その力強い講演と内容に圧倒されました。 特に後半、たたみかけるような、怒涛のような訴えには、 涙を流して聞いている方も沢山いらっしゃいました。 『内部被ばくから命を守る』と銘打った、 肥田先生の話より。 「知らないからと言ってすまされない。 広島・長崎の経験から何も学んでこなかった。 みんなの責任なんです。 だから今日から、学びなおしてください。 今から、今日から、学べばいい。 孫子に毒みたいなものを残してはいけない。 このままだと、本当に孫や子に恥ずかしい。 誰がやるか。皆さんしかいない。」 「皆でがんばりましょう。 生きている僕らが、自分の意志でやればできる。 そのために、私の思いを伝えるために全国を回っている。 明日からでも、今日までの自分と違う自分になってください」 とても95歳の方のお話とは思えませんでした。 昔の日本の晴耕雨読の生活に戻りましょうとも。 不必要な電気を使わないような。 今まで色々な方の講演を聞いてきましたが、 これほど、感動を覚える講演はなかったです。 今を生きる大人の私たちが、 子供のために何をすればいいのか、 何を伝え、何を残し、何をやめなくてはいけないのか、 本当に考えさせられました。 3月11日に先生のお話を聞けたことは財産でした。 時々、言われるのです。 「どうして、そんなに放射能問題のことに取り組んでいるの? 塩原はそんなに放射線量高くないし。 あなたが一生懸命やらなくたっていいでしょ。 誰か他の地域、他の立場の人にやってもらえば。」 そういう思いの人が多かったから、 私達は広島・長崎、そしてチェルノブイリから何も学ばず、 すぐ近くの福島であんな事故が起きてしまったのではないでしょうか。 壇上の先生はとてもお元気そうでしたが、 ずっとずっと長生きしていただきたいと思います。 2011年12月20日 09:00
塩原温泉、今朝はくもり。 雪が散らついています。 今日の天気予報は晴れですが、 週末にかけて雪マークが出ています。 クリスマスのある今週末、 塩原温泉へのお出かけは冬用タイヤのほうが安心です。 さて、昨日は富士山の写真を紹介しましたが、 今日はもしかしたら、見た人にもご利益がある? 富士の宮市の浅間(せんげん)神社を。 地元の人達に「おせんげんさん」と親しまれ、 富士山信仰の総本山。 富士山そのものをご神体として、 浅間大神(あさまのおおかみ)と 木花佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)が 主祭神としてまつられています。 その起源は紀元前27年(!)にまで遡る由緒古い神社。 現在の地にお社を建てたのは 大同元年(806)に、坂上田村麻呂だったといいます。 あれ、大同元年(806)って聞き覚えがありますね。 塩原温泉が歴史上の文献に出ている年、 すなわち、塩原温泉開湯とされている年と同じ。 こんなところに共通点があったとは! この地にお社が建てられたのは何といっても 富士山の雪解け水がこんこんと湧く地だから。 境内の池の水のきれいなこと! 池のほとりにじっと座って(というかうずくまり)瞑想している人あり、 水を汲む人あり、鯉や鱒にえさをやる人あり・・・・ 人々の喧騒をよそに、静かに神経を集中させれば、 とても澄んだ「気」のようなものを感じることができます。 鳥居を一歩出れば、B級グルメで有名な富士宮やきそばのお店が。 一気に俗世界へ。 写真からでもパワー(気)を感じていただければと思います。 お社。 鴨などの水鳥が憩う池。 富士山の湧き水の池です。 その透明度がわかるでしょうか。 2011年12月19日 20:04
塩原温泉、今朝もまずまずの天気です。 今日はちょっとプライベートな話。 先日法事のために静岡県まで行ってきました。 ほぼ一年ぶりの静岡県です。 静岡県は気候も温暖でおいしいものも沢山あり、 とても住みやすい場所だと思います。 栃木県から行くと、とにかく富士山の景色が楽しみ。 今回訪れた日には、塩原から静岡まで、 まったく雲ひとつない快晴の日だったので、 富士山が期待以上に、それはそれは美しく。 私が今まで見た中でも一番美しい富士山だったかもしれません。 地元の人もこの日のような富士山はなかなかないねえとのこと。 旅館とはまったく関係ありませんが、 あまりにきれいだったので、写真を紹介したいと思います。 これは新幹線車中、新富士駅少し手前から。 法事の食事をした富士の宮市の高台にある 料亭よりの眺め。 富士宮市、浅間神社鳥居前からの富士山。 富士山頂。 やっぱり富士は日本一の山です。 2011年12月17日 09:20
2011年12月15日 08:44
塩原温泉、今朝も青空が見えるまずまずの天気。 昨夜はふたご座流星群の極大日でした。 見るつもりでいましたけど、あまりの寒さに退散。 冬の天体ショーを見るには覚悟が必要ですね。 塩原でもけっこう見えたようです。 さて、「草津よいとこ、一度はおいで」・・・有名な草津音頭です。 その唄のとおりに初めて訪れたわけですが、 とにかくあの有名な湯畑にはびっくりしました。 実際に湯の花を採取する場所ですから「実」の場。 でもそれをとても上手にパフォーマンスしているスペースにしています。 湯畑に近づいたとたんに、あの硫黄泉のにおい。 塩原温泉や那須温泉にも硫黄泉がありますから、 ある程度は慣れ親しんでいるにおい。 でも、ここのはかなり強烈。 ずっといるとめまいがしてきそうでした。 湯畑を回る歩道の足元にはぎっしり瓦アート。 これがすごい。 私にとっては湯畑よりもこちらのほうが感動です。 よくもここまでぎっしりと埋め尽くしたものです。 日本独特のアート。 これは外国人の方喜ぶだろうなあ。 湯畑の周囲にはぐるりとお土産屋さんや、レストランやホテル。 そして外湯に温泉落語や湯もみショーが楽しめる建物。 ヨーロッパの広場を思わせます。 こういう感覚、いいですね。 町歩きが楽しくなりそうです。 町歩きはまた明日。 湯の花で真っ白。 でもお湯は無色透明です。 (草津の湯が無色透明なのを初めて知りました。 ずっとにごり湯だと思っていました) 反対側から。 湯畑に面してお店が立ち並んでいます。 外湯の白旗の湯。 何より感動した瓦アートの歩道。 すごい!の一言。 夜にはライトアップ。 一杯引っ掛けられるような場所も充実。 2011年12月 2日 09:03
塩原温泉、今朝はくもり。 昨夜は心配していた雪は降りませんでした。 ただ今日もどんよりとした空。 まだ雪の可能性がなくなったわけではありません。 私も昨日のうちに車のタイヤを履きかえました。 さすがに12月に入るとそろそろ冬支度です。 さて、途中、ハンターの情報をはさんで、 今日は小布施の栗スイーツの数々。 このブログは私の記録でもありますので、 あと一回、小布施報告にお付き合いください。 小布施の栗スイーツに初めて触れたのは大学生の頃。 おみやげに頂いた小布施の栗きんとん、 その美味しさの感激は今も忘れていません。 どなたに頂いたかもはっきりと覚えています。 もともとスイーツには目がない私ですので、 小布施で栗スイーツを食べることを、 それはそれは楽しみにしておりました。 何といっても王道は、栗きんとんと栗落雁。 きんとんはコクのある甘さ、 落雁は上品な甘さ。 もちろん両方とも買ってきましたが、 ここではそれ以外のスイーツを紹介します。 まずこちらは栗のアイスのアフォガート。 エスプレッソコーヒーがけです。 栗のアイスだけでも、栗たっぷりで美味しいのに、 私の好きなエスプレッソコーヒーがけとは! 美味しすぎます。 一粒落雁がおまけについてきたのもうれしい限り。 こちらは栗のシュークリームとモンブラン。 この店有名だよと勧められて買ってみました。 実は私は生クリームやモンブランはどちらかと言えば苦手。 ケーキ屋さんでモンブランを買ったことはありません。 でもこれはおいしくて、一つしっかりと食べられました。 娘にも好評でした。 栗のフィナンシェ。 スタッフのおみやげ用に。 栗とバターの味が濃くて、大好評でした。 上のシュークリーム、モンブランと同じ店で。 栗のプリン。 これは他の人からおすそ分け。 まったりとしてクリーミーでおいしかったです。 栗蒸しようかん。 中の栗が渋谷煮なのが渋い! これは季節限定でした。 自分用。一本まるごと頂いちゃいました。 今回のヒットはこれ、栗福焼き。 とにかく大きいのです。 子供のこぶしほどもあります。 そして、中にたっぷりの栗あんと栗丸ごと一粒。 よそで食べたことのない美味しさ。 作っているところがこちらの写真。 大きさがわかるでしょうか。 店先で焼いているので、一個買って テイクアウトで食べ歩きの人も多かったです。 焼きたてだとさぞおいしかろうと思いましたが、 もうさすがにお腹に入らなくて、お持ち帰り。 家でレンジでチンで食べましたが、それでも充分でした。 私はもともと栗が大好きです。 茹でて一つ一つ、黙々と皮をむいて食べるのですが、 今年は原発事故の影響で地元の栗は一切食べませんでした。 栗好きの私にとって、ひたすらガマンガマン。 その反動が出たのか、あっちもこっちもと。 全く、何種類の栗スイーツを買ったのでしょうか・・・ さすがに自分でもあきれてしまいました。 小布施の地域経済にしっかりと貢献してきました。 2011年11月28日 08:43
塩原温泉、けさはくもり。 残念ながら今日は晴れマークが出ていません。 それほど、寒く感じない麻です。 さて、研修レポートの続き、 小布施町長のお話を聞いた後は 二人の町歩きのガイドさんと共に、 実際に小布施の町の中の散策です。 昭和51年に作られた時に 「田んぼの中の美術館」と揶揄された北斎美術館の周り、 栗が特産品の町らしく、 栗の木のタイルが埋め込まれた路地や、 蔵作り、民家作りのおしゃれな店やレストラン、 古くからの老舗の店構えの酒店や和菓子店、 どこを見ても、町歩きがウキウキするような雰囲気。 そして、町長のお話にもあった、 町民によるオープンガーデンの家々。 北斎美術館には北斎の肉筆画など、貴重な作品が多数あり、 また北斎が頼ったこの地の豪商、 高井鴻山記念館にも、 北斎に絵を習っていた鴻山地震の作品から、 勝海舟、佐久間象山の書まで、 こちらにもお宝がいっぱい。 本当に見所の多い町ですね。 写真と共にお楽しみ下さい。 私として力が入った、小布施の栗スイーツの数々はまた明日。 町の中心地、北斎美術館周辺。 大きなメタセコイヤの木がランドマーク。 メタセコイヤの木は初めて見ました。 言わずとしれた栗のお菓子屋さん。 外は民家風ですが、中はモダンな造りのレストランを併設。 栗の木のタイルを敷き詰めた栗のこみち。 栗のこみちを反対側から。 左側はおしゃれなイタリア料理店。 左側はお菓子の工場。 栗を炊くいい匂いが立ち込めてきます。 オープンガーデンに協力している家にはこの看板。 この看板が出ている家には誰でもお庭に入れます。 こちらのオープンガーデンは、何と市村町長宅だそうです。 高井鴻山記念館前で、ガイドさんの説明を聞く。 いわれを聞くのを忘れてしまいましたが、 高井鴻山記念館の中で。 手前が佐久間象山、奥が勝海舟の書だそうです。 駐車場に白線なんてありません。 木の枝と枝の間が駐車スペース。 これには感心しました。 北斎美術館です。 老舗のお酒屋さんです。 観光客がいっぱいです。 2011年11月27日 08:47
塩原温泉、今朝も快晴。
昨日に続いて、今日も一日晴れマークです。 紅葉の最終章、後数日かと思われます。 さて、長野研修2日目は、小布施町へ。 町並みが美しく、多くの観光客を集めている、 その理由を探る視察。 まず、役場で町長さんの話を聞くことからスタートしました。 小布施町長の話はたっぷり1時間。 これが大変興味深い話で、まったく退屈しません。 いかに小布施町が時間をかけて ただの町並み保全ではなく、町並みづくりを いかに長期的な戦略の視点にたって、行ってきたか。 そして、いかに、町民全体が取り組んでいるのか。 非常に明快で明確なお話をして下さり、 感心することばかりでした。 江戸時代に晩年の葛飾北斎が滞在した町。 それには高井鴻山というまれにみる大物のパトロンの存在があり、 北斎の肉筆画をはじめ、多くの文化的財産があり、 古い建物を生かしながらの新しい町並みづくり。 130箇所もある町民によるオープンガーデン。 特産の栗スイーツの数々。 農村の風景保全という点からの果樹園の整備。 あまりにも恵まれているとばかり思っていた小布施ですが、 トップの先見の明と、町民全体の協力の賜物なのでした。 そして、これが完成系ではなく、まだまだ次のステージへと 進化しようとしている町、それが小布施なのでした。 市村良三小布施町長 自らの話を聞く。 2011年11月26日 08:43
塩原温泉、今朝は快晴です。
JA直売所「りんごの里」。
直売所の中は
栃木の「にっこり梨」に
畑で高橋氏の話を聞く一行。
ちょうど真っ赤なりんごが
市田柿。
市田柿の干し柿つくり。
こんな所で農業体験。
こちらは元レストランを利用し、
そば打ち体験など。
こちらにも柿がたくさん。
自然薯も。
空がすばらしく美しい。
長野県の観光PRきゃらくたー、
2011年11月25日 08:35
塩原温泉、けさはくもり。
薄日が差す、まずまずの天気です。 昨夜もきれいな星空でした。 さて、先日、一泊二日で何10年ぶりかに長野へ。 とちぎ観光リーダー育成塾の研修視察旅行でした。 とちぎ観光リーダー育成塾は 栃木県を県内の金融機関がバックアップして、 県内各地から観光や町づくりに携わる38名が参加。 年齢も職業も立場も異なる人どうし、 県内の横のつながりを強くし、 明日の栃木県の観光を担う人材育成のためのセミナー塾です。 今回の長野視察は目的は二つ。 一つは飯田市にある南信州観光公社の訪問、 そして、もう一つは小布施町の訪問です。 非常に内容の濃い研修視察でしたので、 何回かに分けてレポートします。 まず、今日は長野への道すがらの話題。 長野県に行くなんて、本当に何年ぶりでしょう。 学生の頃や東京でお勤めしていた頃は 避暑地といえば、軽井沢。 独身の頃は、那須も軽井沢の近くにあると思っていたぐらいです。 長野方面に行く時の楽しみの一つが山並みの景色です。 栃木の山とはまた違う、妙義山あたりのごつごつとした岩山。 これが昔から好きで(中国画みたいで)、 今回も段々近づいてくるに連れて、子供の遠足状態です。 群馬と長野の県境を過ぎれば、アルプスの山々。 すでに北アルプスは雪をかぶっていました。 旅の気分がさらに盛り上がります。 途中のSAごとに、何か地元名物をと探すのも楽しみ。 高崎あたりではやたらにダルマが目立ち、 長野に入ればリンゴ。 駒ケ岳SAでの昼食では、 ほとんどの人が自慢のソースかつ丼を食べる中、 私一人、果敢にも未体験の「ロー麺」なるB級グルメに挑戦。 (お味は今一つでした・・・) 目的地の飯田市に着く頃にはもうお腹がいっぱい・・・ と明日へ続きます。 2011年9月24日 08:35
塩原温泉、今朝も快晴です。 台風のおかげなのか、一昨夜、昨夜とすばらしい星空です。 私が度の弱い(度近眼の私にしては!)眼鏡で うっすらと天の川らしき、星のきらめきが見えるのですから、 目のいい方なら天の川くっきりではと思うくらいです。 昨夜はNASAの衛星の破片が 日本にも落ちてくるかもということでしたが、 結局、今日がその可能性の日なのですね。 3200分の一という確立。 本当にどこに落ちるのか、地球上の人が皆気をもんでいることでしょう。 さて、今日はプライベートな話になります。 昨日から三連休ですが、最終日9月25日、 那須野が原ハーモニーホールで14時半より、 那須室内合奏団の演奏会があります。 私もメンバーの一人です。 10年ほど前に子供と一緒にバイオリンを習い始め、 途中3年近く全くケースを開けない状態の期間もありましたが、 細々と・・・ 「下手の横好き・好きこそものの上手なれ・継続は力なり」 この三点セットで続けてきました。 当日の曲目は モーツァルトの「ディベルティメント」 メンデルスゾーンの「シンフォニア」 ビバルディの「ごしきひわ」 ワーロックの「カプリオール組曲」など。 写真はビバルディ「ごしきひわ」の練習中。 弦楽合奏にスピネット(チェンバロのような楽器)とフルートが加わります。 スピネットの演奏は那須ステンドグラス美術館で 毎日パイプオルガンを演奏している方が お手伝いしてくれます。 入場無料なので、お近くの方はぜひお越し下さい。 2011年8月 6日 08:37
塩原温泉、今朝は晴れたり曇ったり。
きれいな青空ですので、今日は暑くなりそう。 こんな空の日は夕方あたりに雨も来そうです。 少し前の月曜日になりますが、 那須の二期倶楽部観季館で行なわれた 坂本龍一と早稲田大学教授小沼純一のお二人による 「commons : schola 親子のための音楽教室」に参加してきました。 これは二期倶楽部が開催している「山のシューレ」の特別講座でした。 「山のシューレ」は毎夏行なわれていて、 音楽、美術、アート、デザイン、科学・・・ 座学あり、舞台あり、シンポジウムあり、ワークショップあり。 多岐にわたった合計17のプログラム。 どのプログラムも非常にアカデミックで刺激的。 インテリジェンスにあふれています。 みんな参加したくなります。 東京だったら、このような催しに触れることは難しくありませんが、 栃木県の片田舎に住む身にとって、 東京までわざわざ聞きに行くことはほぼ無理です。 近くで開催していただけることに心から感謝。 特に今回の坂本龍一の講座に関しては 情報入手してすぐに申し込みをしました。 若い頃からずっとファンでしたので。 “親子”とあるので、娘と一緒に。 バッハのインベンション、 普通右利きの人なら、けっこう左手が大変なのですが 左利きだった坂本少年(小学校3年だった)はこれだ!と思った話から、 現代音楽家ジョン・ケージの話や、 実際にピアノを様々な方法で様々な音を紹介し、 最後に即興の曲を一曲。 周囲を緑に囲まれた二期倶楽部観季館。 緑を背景に聴く音楽はいいなあと思っていた矢先に 「ここは自然の中で緑が多くて居心地がいいいけど、 実はこの緑の中に色々な音があるのです。 しかも、人が感じるだけでなく、聴き取れないような音も。」 そして、 「こういう不安定な時代は、“耳を澄ます”ことが大切。 最後の演奏の時には外からヒグラシの声。
2011年7月21日 08:32
塩原温泉、今朝は晴れ。
台風6号が通過しました。 とりあえずの被害もなく、助かりました。 今日は晴れていますが、まだ風はあり、肌寒いです。 一昨日は雨の中、那須のりんどう湖ロイヤルホテルに行って来ました。 前にもご案内したプシャーテル・アンサンブルによる ランチコンサートを聴くためです。 “プシャーテル”という言葉は チェコ語で“気の合った仲間”という意味だそうで、 文字通り名古屋のオーケストラの仲間同士で 結成した室内合奏団。 そのうち、チェロ担当の方が知り合いの方。 以前何度か彩つむぎでも演奏してくれた方です。 音楽が好きですし、 自分でも下手なヴァイオリンで 地元の那須室内合奏団に参加していますから 室内楽の演奏を聴く機会は多いのですが、 今回のように“ランチコンサート”というのは、まったく初めて。 実に優雅で贅沢なひとときを味合わせていただきました。 クラシック音楽はもともと宮廷音楽として発展しましたから、 昔は皆こんな風にお食事とセットだったはず。 会場は那須のマダムたちがいっぱい。 私も、もっとドレスアップしてくれば良かったかも。 素敵な音楽においしいお食事。 たまにはこんな時間を過ごすのも悪くないですね。 リフレッシュしました。 2011年6月24日 08:40
塩原温泉、今朝はうすぐもり。 青空も少しのぞいていますが、にわか雨もありそう。 梅雨らしい一日になりそうです。 震災から3ヶ月半が経とうとしています。 この間の時の進みは早いような遅いような。 3.11の前と後で、これほどに世界が変わってしまうとは。 いまだに信じられません。 私自身3.11以後、新しく始めたことが2つあります。 一つは車を運転するときに常にラジオを聞いていること。 当日宇都宮から塩原に帰るとき、ラジオの情報だけが頼りでした。 いつ、何が起こるかわかりません。 ラジオをつけていれば安心。 大体、NHKFMか、地元のFMレディオベリーを聞いています。 すると・・・ 思いがけない情報や、思いがけない音楽が 耳に飛びこんできてくれます。 予想外の収穫に、今や運転中のラジオはマストアイテム。 レディオベリーは地元密着型で、 那須町、日光市、さくら市など、 それぞれの自治体による番組もあります。 那須塩原市も、土曜日朝9時からの番組が始まりました。 とても身近でフレッシュな情報を得ることができます。 そしてもう一つ、ツイッターを始めたこと。 最初は地震や原発や計画停電の情報が欲しくて、 ただただ、官邸や東電といったアカウントのみフォローしていました。 そのうちに、自分でもつぶやき始めて、 フォローするアカウントも増えていき・・・ すると、 こちらでも思いがけない情報が、 本当に速く、リアルタイムで飛び込んできてくれます。 今までやっていなかったのが、損してたくらい。 それに、自分からの情報もブログ以上に速く発信でき、 ブログに書けないようなというか、取るに足らないようなことも、 ツイッターでは気軽につぶやくことができます。 で、こちらもマストアイテムになりました。 実はfacebookも始めたのですが、 こちらはまだ使いきっていません。 どんな活用をしていこうか、勉強中です。 ネットの世界はどんどん進化して、ついていけない状態。 でも使いこなせれば、こんなに便利なものはありません。 これからも、使いこなせるように頑張ります! ツイッターの私のアカウントはayatsumugii (彩つむぎ女将)です。 よかったら、フォローしてくださいね。 2011年5月18日 08:42
塩原温泉、今朝も晴れ。
気持ちいい青空です。 ぼたんまつりの牡丹もだいぶ咲き始めたそうです。 今日あたり様子を見にいってこようかな。 さて、先日東京へ行った折、上野経由だったので、 時間を作って、どうしても行きたかった 国立博物館の『特別展写楽〜役者は揃った』を見てきました。 世界中に散逸してしまった写楽の作品が ほとんど集まるという、この展覧会。 当初は4/5よりの開催予定でしたが、 震災の影響で5/1からとと時期がずれ込みました。 中には震災の影響で 出品を見合わせられた作品も出てきたものの、 写楽が蔦谷重三郎のてこ入れで世に出した あの有名な黒雲母(きら)摺りの大首絵が 本当に28枚、全て集まりました。 しかも、一枚ずつではなく、 一つの版から刷られた複数枚が比較されながらの展示も。 大首絵の後に続く写楽の作品の変遷も見て取れ、 これも写楽、それも写楽、あれも写楽、・・・・ 本物の写楽の作品が次から次へと 自分の目の前で展開されていることに、 まるで夢のような心地すらしました。 また写楽出現前後の有名絵師による作品も多数。 摺り師の息づかいが聞こえてきそうな迫力に 息を呑みながら、その紙の質や凹凸、 しみや虫食いまで、じっくりと見入ることができて、感動もの。 2011年2月20日 08:33
塩原温泉、今朝も晴れ。
快晴。 昨日は思ったほど気温が上がりませんでしたが、 今日こそ暖かくなるようです。 さて、感動の池袋・・・実は続きがあります。 足が痛くて泊まったホテルのすぐそばにある 東武百貨店に行く途中、 ホテルから実に徒歩30秒の場所に こんな所を見つけたのです。
2011年2月19日 11:14
塩原温泉、今朝は晴れ。
きれいな青空が広がっています。 気温も上がってきそうですが、 昨日からの風がまだ残っています。 昨日の関東地方は強風が吹き荒れて大変でした。 電車も軒並み遅れ、学校帰りの息子も 停止した電車に閉じ込められ、2時間遅れの帰宅でした。 一日早くなくて良かった。 その前日には私も東京におりました。 受験生の娘と一緒に池袋のホテルに1泊。 娘の受験終了時間まで、池袋をうろうろしていたのです。 実は池袋という町、 あまり足を踏み入れたことがありません。 最初は池袋を離れて、 あちこち用足しをしようかと思っていたのですが、 数日前に足を怪我して、歩くだけで痛く、 どうしようかと途方にくれていたところ・・・ 思い出しました。 そうだ、そういえば・・・ 先日紹介した田川啓二さんのビーズ刺繍展、 東武百貨店で今日からだ! 東武百貨店は泊まったホテルのすぐそば。 このくらいなら歩けるかもと 思いがけず、 (先日ブログで紹介した時には池袋に泊まる予定ではなくて) 『田川啓二夢の世界〜オートクチュールビーズ刺繍展』を 見に行ってきたのでした。 田川さんは毎回テーブルウエアフェスティバルに ビーズ刺繍のドレスを1〜2点展示しています。 そのドレスのあまりの美しさにいつも見とれていましたが、 この展覧会には、そんなあまりに美しすぎるドレスが これでもかと数十点も。 圧倒されました。 (一体、これらのドレスを着る幸せな女性は誰?) またピカソ、ゴッホ、モネといった画家の作品や 浮世絵の大首絵をそのまま刺繍にした作品など、 世界中で田川さんにしか作れない作品ばかり。 感動しました。 (一体、一つの作品に使われているビーズはいくつ?) 展覧会のサブタイトルに“奇跡の刺繍”とありますが、 その言葉に大きく納得。 会場の中も外のショップも人で一杯でした。 田川さんご自身もいらして、 (とってもイケメンで素敵!) 入り口で写真を撮らせていただいたのですが、 「保存」にするのを忘れたようで、大失敗。 22日(火)まで開催されていますので、 興味のある方はぜひお出かけください。 くわしくはこちらを。 2011年1月 5日 20:52
塩原温泉、今朝も好天気に恵まれています。
本当に雪が降らなかったのが何よりの幸いです。 箱根駅伝、早稲田大学すごかったですね。 優勝、しかも大会新記録で終わりました。 今年の早稲田は、野球、ラグビーときて、駅伝も。 こんな年に在学している学生さんたちは運がいいですね。 さて、運がいいといえば、実は私も。 今日はプライベートな話。 春から縁起がいいことがあったのです。 一昨日、子供たちのリクエストでユニクロへお買い物。 車で30分ちょっとで行ける大田原にお店があります。 商品によってはかなり安くなっていて、 主婦としては大助かりです。 店内もかなり混雑していました。 レジで清算すると、 「3000円以上のお買い物で抽選ができます」。 子供が選んだくじが何と“アタリ”。 店員さんたちの拍手の中、 現金3000円のお年玉をいただいてきました。 それを目当てに来店して入る人も多いそうですが、 全く知らないで買い物してたので、びっくり。 どのくらいの確率なのでしょうか。 レジの方に聞いたら、そんなには多くないとのこと。 思わず 「こいつぁ春から縁起がいいねえ」。 今年受験生の上の子も、表情が明るくなりました。 本当に、今年はいいことあるかも。 ユニクロのポチ袋、けっこうカワイイです。 |