カレンダー
2024年9月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
塩原春夏秋冬
2024年9月20日 08:47
塩原温泉、今朝はくもり。
先程までは晴れていたのですが、 今日は一日くもり予報。 過ごしやすい気持ちのいい朝です。 さて、サルナシに続いて収穫が嬉しい山葡萄を。 すばらしく美しい実です。 まだ熟す前は緑から青緑。 そして段々紫色に変化していきます。 サルナシと同じような場所で 塩原でもよく見かけるのですが、 あまり実をつけていないのです。 どうしてなのか、いつも不思議に思っています。 写真の山葡萄も塩原で撮影したものではありません。 この時はまだ熟す手前だったので、採らずに帰りました。 そろそろ、採れるかな。 山葡萄は果実酒に漬け込みたいところですが、 山葡萄を果実酒に漬け込むと酒税法に触れます。 ワインになってしまうからです。 ですので、ジュースにして、自家消費。 贅沢でおいしいジュースになります。 そして実が熟す頃の、葉の紅葉がまた美しいので、 これからの紅葉も楽しみです。 2024年9月19日 08:41
塩原温泉、今朝は雨。
今日は日中雨予報。 夕方から明日午前中にかけてはくもり。 明日の午後は久しぶりに晴れマークが並んでいますが、 その後週末は雨がちな天気になりそうです。 もうすぐお彼岸。 かなり秋めいてきました。 秋の収穫の季節です。 私としてはまずサルナシが気になります。 サルナシは雌花と雄花があり、実がつくのは雌花のみ。 初夏の花が咲く頃から、 各地のサルナシの花の付き具合などを確認し、 雌花を探していきます。 そして待つこと約2か月。 ようやく果実が大きくなってきて、熟してきます。 熟すのを待っていると、 サルやクマなどに採られてしまうので、 早めに採って、追熟させて果実酒にします。 今年はまずまずの「なり」のようで、 沢山の実がぶら下がっています。 今年新たに、採りやすい場所になっている一本を見つけ、 ちょっとうれしい秋の収穫です。 小さいけれど、半分に切ってみると、 まさにミニミニキウイフルーツ。 英語ではベビーキウイと呼ばれ, キウイフルーツはサルナシの一種を品種改良したらしく、 味も少々ワイルドなキウイフルーツといったところ。 2024年9月18日 08:54
塩原温泉、今朝は晴れ。
とてもきれいな青空なのですが、 この青空は朝だけかもしれません。 この後くもりで午後には雨が降る時間もありそうです。 さて、昨夜の月は中秋の名月でした。 お住まいの場所から、お月見できたでしょうか。 彩つむぎはちょうど真正面に月が昇る宿。 とてもきれいに月が見えます。 ラウンジダイニングでのお食事中や、 お部屋から、 お部屋のお風呂に入りながら、 露天風呂から・・・ どこからもお月見ができるのです。 もちろん雲に覆われていなければ、ですけれど。 お隣の七ツ岩吊橋に行ってみたら、 ちょうど七ツ岩吊橋の真上に月が見えて、 何とも言えない風情がありました。 色々な所から、 昨夜の月の写真を撮りましたので、 楽しんでいただければと思います。 旧暦8月15日に当たる日の月を 中秋の名月と言うそうで、 必ずしも満月とは限らないとのこと。 今夜の月が満月です。 今宵の月もきれいに見えますように・・・ 駐車場にて。 七ツ岩吊橋にて。 露天風呂にて。 客室から。 2024年9月17日 14:34
塩原温泉、今朝はくもり。
今日明日とくもりで晴れマークがちらっと。 晴れる時間もありそうです。 涼しくて過ごしやすい朝になっています。 そろそろ半袖だとひんやりします。 さて、塩原の5〜6月の山でよく見かけるギンリョウソウ。 銀竜草と書きますが、ユウレイタケの別称も。 葉緑素を持たない腐生植物で、 最初に見かけると驚きますが、 毎年会わないと落ち着かない…というか、 毎年会いたくなる、不思議な魅力がある植物です。 今年も沢山会いました。 ギンリョウソウとそっくりなのに、 ギンリョウソウモドキとか、 アキノギンリョウソウと呼ばれる別種が今頃出てきます。 「モドキ」という名前が好きではないので、 私は「アキノギンリョウソウ」と呼ぶことが多いです。 見られる時期も違うので区別できますが、 種のつけ方が全然違います。 ギンリョウソウがまん丸の液果になるのに対し、 ギンリョウソウモドキは乾燥したさく果となります。 どちらかと言うと、 ギンリョウソウよりもシャクジョウソウに近いのだそうです。 シャクジョウソウはまだ見たことがないので、 何とも比較しようがないのですが。 出会える確率は アキノギンリョウソウのほうが圧倒的に低いです。 出会えて1〜2度。 今年は2か所で出会うことができています。 2か所めに出会ったのは、 少しピンク色がかっていて、とても綺麗でした。 個体によっては、こういう色になるようです。 またどこかで会えるといいなあ。 2024年9月16日 08:46
塩原温泉、今朝は小雨。
予報では一日くもりですが、 現在細かな雨が降っていて、 とても涼しく過ごしやすい朝になっています。 明日もくもり一時雨。 青空はちょっとおあずけになりそうですね。 さて、タラノメやウドの花と同じような場所に、 7月下旬頃からずっと花をつけている木が。 クサギの木。 塩原のどこででも見かけます。 特に塩那スカイラインは、 場所によってはクサギだらけ。 最初白い花を咲かせ、 咲き終わると花びらを閉じて赤くなります。 そして最後に赤い花びらが開くと、 中から真っ青な果実が。 この間が約2か月ぐらい。 どの時期でも目を楽しませてくれます。 葉がくさいので「クサギ」と言う名がついてますが、 花の時期はほんのりと良い香りがします。 夏の間じゅう、この花を見守りつつ楽しんでいますが、 今年はゲリラ豪雨が多かったせいか、 青い実が見られる前に、 しおれてしまった花が多く、 現在はちょっと残念な姿に。 青い実がぎっしりとついたクサギもきれいなんです。 場所によってはまだこれから楽しめると思います。 8月上旬ぐらい。 まず白い花が咲き、 段々ピンク色になります。 9月に入ってから。 赤い色に。 段々赤が目立ちますが、 まだ白い花も。 白い花が終わる頃、 中から青い実が。 2024年9月15日 09:18
塩原温泉、今朝は晴れ。
なのですが、また今日も予報ではこの後雨です。 最近、毎日、朝は晴れるのですが、 その後崩れる日が続いています。 今日もそんな感じになりそうです。 さて、この季節、こんな不思議な花を見たことないですか? 都市部ではほとんど見かけることないと思います。 私もこちらに来て初めて見て、 一体何の花なんだろう?とずっとわからずにいました。 当時は今のようにネットでの画像検索などない時代でしたから。 こちらはタラノキとウドの花。 前半の大きく広がったのはタラノキの花。 最後のポンポンのようなカワイイのがウドの花です。 白のような緑のような花がきれいです。 いずれも春に山菜として食卓に上がります。 今年の春も食べた方多いでしょう。 それが秋に、こんな不思議な花を咲かせます。 タラノキはかなり大きな木になっていたりするので、 まさか、あのタラノメが?と驚くかもしれません。 山ならではの出会いを楽しんで下さいね。 2024年9月14日 08:57
塩原温泉、今朝は晴れ。
ここのところ、朝は晴れているんです。 ところが昼前ぐらいからくもり、 午後、ひどい土砂降りの雨になるパターンが続いています。 予報を見ると、今日もそんな感じになりそう。 洗濯物を外に干しておくと大変かもしれません。 さて、秋の大沼を色々とお伝えしましたが、 大沼が満々と水をたたえている時、 ぜひ、すぐ隣にある赤沼にも行ってみてください。 大好きな場所。 雨が降った後など、 すばらしい水鏡の森の風景が現れます。 くもりの時はしっとりと幻想的。 晴れの時はくっきりと鮮やかに。 沼の中にもう一つの森があるようで、 いつまで見ていても見飽きません。 大沼の手前に車2台ほど停めるスペースありますが、 大沼駐車場からも歩いてすぐです。 道路から3〜4分歩けばもう沼。 その先にも夏沼、狩場沼などがあり、 大沼の奥に出られるようになっています。 ただそちらまで行く場合は、 単独の時は必ず熊除け鈴を。 近々、大沼からこれらの沼を囲む、 鹿よけフェンスを設置する工事が始まります。 通行できない箇所ができるのかどうか、 どのような工事なのか気になっています。 2024年9月13日 09:00
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日も昨日一昨日同様に朝のみ晴れ予報で、 この後はくもり後雨。 お早めに動かれると良いと思います。 今日は先日歩いてきた大沼で出会った茸たちを。 今年は茸が出るのが遅いような気もするのですが、 やっと沢山の種類の茸に出会える季節になりました。 大沼周辺は茸の宝庫。 色々な茸に出会えます。 いきなり、入口の木の所で大きな茸が出迎えてくれました。 サルノコシカケの仲間の茸ですが、 種類が多いので、今一つ同定はできず。 2枚重なって出ていて、迫力がありました。 タマゴタケや、アンズタケの仲間と思われる茸が。 大沼周辺は茸も含めて動植物の採取禁止ですから、 くれぐれも採ることのないようにお願いします。 昨年だったか沢山の茸が入った袋を持っていた方が。 一応、採取禁止ですよとお声をかけたものの、 ほぼ無視されてしまったことも。 私は基本的に茸は「採る」ものではなく、 「撮る」ものだと思っています。 タマゴタケが沢山出ている場所で、 数本いただくことはありますけれど、 やはり茸の同定はかなり難しいから、 採って食べるのは危険が伴います。 それに、次の年にも出会いたいし。 写真だけ撮ってそっとしておきたいなあと。 出会えるだけで大満足です。 2024年9月12日 08:39
塩原温泉、今朝は晴れ。
お昼頃からくもって午後は雨予報になっています。 昨日も午後に予報どおりの雨。 それも一時的にすさまじい雨になりました。 雨の降り方があまりに激しくて、 動画に撮って「X」に投稿したら、 TBSの方から動画を使わせてほしいと連絡があり、 『Nスタ』と言う番組の中で使われていて驚きました。 こういうことは以前にも何度かありましたが、 全国ネットのテレビに出るなら、 もっと気合入れて景色の良い所で撮ればよかったかなと(笑)。 事務所前の裏庭みたいな場所でしたから。 今日の午後はどうでしょうか・・・ さて、昨日の雨でまた大沼の水量増えたかも。 初秋の大沼での楽しみはアケボノソウ。 木道の脇にぽつぽつと咲いています。 白い星が咲いたような花がとてもきれい。 数は以前に比べると減っているような印象です。 木道を歩くと、 先日紹介したミゾソバ(ウシノヒタイ)と アキノウナギツカミもまだまだ沢山咲いています。 一緒に混じって咲いているので、 葉を見て見分けてくださいね。 ミゾソバの方が花の色が濃いかも。 そして、エゾミソハギもかなり残っています。 今回驚いたことに、 ここで初めてカマキリに会いました。 オオカマキリでいいのかな。 そして同じく初めて見たヒミズ。 彩つむぎの周りで時々出会いますが、 大沼にもいるんですね。 残念ながら死んでしまっている個体でした。 外傷などはなかったので、 どうしたのか気になりました。 また大雨で陸地に乗り上げて、 そのまま干上がったマルタニシがいっぱい。 死んでしまっているのか、 水に戻ればまた動くものなのか・・・。 後から水に戻してみればよかったかなと思ったり。 2024年9月11日 08:53
塩原温泉、今朝は晴れ。
昨日は夕方まで良い天気になり、 洗濯物がよく乾きました。 今日も予報では晴れは午前中だけ。 午後には雨マークも並んでますが、 どんな天気の一日になるでしょうか。 さて、すっかり秋景色の大沼に行ってきました。 大体1ヶ月に1〜2度は足を運ぶ大沼。 季節の移ろいを感じに・・・ なんて思って行ってみたら、 雨がけっこう降った後だったからか、 木道水没して、 満々と水をたたえた大沼でした。 こんなに沢山の水がある大沼は久しぶりです。 草紅葉になっているかなと思っていた、 ミズオトギリなどの草地も水没。 でも、こういう大沼もいいですね〜。 水鏡がとても美しく。 いつぐらいまでこの景色が見られますでしょうか。 今年は水少なめだったので、 しみじみとこの景色を楽しんできました。 2024年9月10日 09:06
塩原温泉、今朝は晴れ。
天気予報ではくもり時々雨なのですけれど、 青空が広がる爽やかな朝になっています。 残暑はきついものの、 雲を見ていても、 夏空から秋空に変わりつつあります。 塩那スカイラインあたりでは、萩の花がピーク。 最近萩の花は7月初旬から咲き始め、 9月前半までずっと咲いています。 花の時期が長いんですね。 萩にも色々な種類があります。 塩原の山に咲くのは、 ピンク色が濃いヤマハギと、 葉が丸いマルバハギが多いようです。 写真前半がヤマハギ。 (もしかしたら、違う種類も混じっているかもしれません) 後半がマルバハギです。 マルバハギは、葉の形や枝の下がり具合など、 パッと見た感じでも見分けがつきますね。 違いを感じながら秋の風情を楽しんでいただければ。 場所によってはススキと一緒に咲いていたり。 ヤマハギ マルバハギ 2024年9月 4日 08:47
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日はお昼頃はくもりで、 その前後、晴れる時間が多いようです。 明日も同じような天気。 やっと雨の心配がなくなりました。 さて、先日ボタンヅルとクサボタンを紹介した時に、 いずれも「キンポウゲ科センニンソウ属」と書きました。 その時に比較でセンニンソウの写真もアップしたかったのですが、 なかなかセンニンソウに出会えず、比較できませんでした。 先日、やっとセンニンソウに出会い、 写真に撮ることができましたので、 改めて、ボタンヅルとの比較のために掲載しますね。 ご覧の通り、遠目から見ると本当にそっくりなんです。 でも葉の形が全然違います。 ボタンヅルはボタンの葉のように切れ込みがあり、 センニンソウはつるんと、丸みを帯びています。 花の時期がちょっとずれているようで、 ボタンヅルのほうが一足早く、 センニンソウはちょっと遅れています。 会えなかったのも、そんな理由だったかもしれません。 これからがピークかも。 花の色もセンニンソウのほうが白いかも。 青空に真っ白な花が映えます。 見つけたら、近づいて見てみてくださいね。 現在、千本松牧場前の直線道路や、 もみじ谷大吊橋周辺で咲いています。 センニンソウ ボタンヅル 2024年9月 3日 09:00
塩原温泉、今朝は晴れ。
朝のうちは晴れ予報。 その後くもりとなり、午後一時雨マークも。 明日は一日くもり予報です。 なかなか台風一過の青空といきませんが、 先日の台風10号は、とても印象に残る台風でした。 速度が遅くて、かなりの間停滞していたことと、 その進路が迷走していて、面白い動きだったこと、 そして中心がかなり離れていたにもかかわらず、 関東地方も大きな影響を受けて、雨の日が続いたこと。 などの理由からです。 加えて、雨の間の束の間、 一日だけ夕方にすごい夕焼けが見られました。 塩原は山に囲まれていて、空が狭いので、 普段あまり夕焼けを見ることがありません。 これほど真っ赤に染まった 塩原の空は久しぶりだったと思います。 虹が出てるかと探してみましたが、 彩つむぎ周辺で見ることはかないませんでした。 長時間雨が降り、箒川の水量も増え、濁流となりました。 水が引いたら、川が少しきれいになったようです。 以前は土砂や石がこれほどなかったので、 大雨が降って水が引いた後は、 一枚岩の緑色凝灰岩の川底が現れて、 それはそれは美しい景色だったのですが、 最近はあの、エメラルドグリーンの川底が土砂に隠れています。 残念。 後半の写真はカワガラス。 きれいになった箒川に潜ったりして、 活発に行動していました。 めったには来ない、テラスまで上がってきてました。 川の水が引いて鳥達も嬉しかったかな。 2024年9月 2日 08:33
塩原温泉、今朝はくもり。
台風10号が消滅しても、雨が残る関東地方。 塩原でも午後は雨予報になっています。 さて、今日は夏に塩原の山をぐるりとすると、 出会う小さな小さな白い花、 ミヤマウズラをご紹介。 こう見えてもランの仲間です。 小さな花をよ〜く見ると、ちゃんとランの花の形。 名前の由来はこの花の形が鳥みたいだから? と思っていたのですが、 実は全然違っていて、 葉に入る白い網目模様がうずらに似ているから、 なのだそうです。 今までずっと勘違いしておりました(笑)。 花ばかりではなくて、 葉の接写写真を撮っておけばよかったです。 山の落葉があるような場所に出ますが、 杉山の足元にもあったりします。 実は彩つむぎの敷地内にも時々出てきます。 常に同じ場所とは限らないので、 どういう要因で彩つむぎの敷地にあるのかは、 今後の研究課題ですね。 出会うととっても嬉しい花です。 2024年9月 1日 09:12
塩原温泉、今朝は晴れ。
台風10号の勢力が弱まり、進路もそれてきたことから? 雨の予報は出ているものの、現在晴れて青空です。 まだまだ警戒は必要なようです。 さて、やはり、こちらの花も塩那スカイラインや、 他の山道の脇で見かける花で、 パッと見ると、ヒヨドリバナと見間違えそうな花。 オトコエシの花です。 オトコエシの花は知らなくても、 オミナエシの花を知っている方が多いのでは? オトコエシ(男郎花)、花の色が白。 オミナエシ(女郎花)、花の色が黄。 花や葉や全体の形はそっくり。 オミナエシはやはり同じ時期に咲き、 お盆の花としてよく使われます。 オトコエシは花屋などで見かけたことはあまりないような。 どうしてなんでしょう??? 私はオミナエシの香りが苦手なので、 オトコエシのほうが好きかな。 最後の2枚の写真は、 ヒヨドリバナと一緒に咲いていたオトコエシ。 違いがわかりますか? 花だけだと、見分けがつきませんね。 こちらはオミナエシです。 一緒に咲いていた オトコエシとヒヨドリバナ。 2024年8月31日 08:55
塩原温泉、今朝は雨。
台風10号が思いのほか遅く、 日本列島に停滞しているのが影響しています。 勢力が弱まってきているとはいえ、 まだまだ警戒が必要です。 さて、真夏の塩那スカイラインや山道を走っていると、 白い花を咲かせるヒヨドリバナに出会うことがあります。 ヒヨドリバナ(ヒヨドリソウとも)は、 キク科ヒヨドリバナ属の多年草で、 同じ仲間に、ヨツバヒヨドリ、サワヒヨドリ、 フジバカマなどがあります。 なぜか、私の2006年来の全ブログの中で、 最もアクセス数が多いのが、 かなり以前(2012年9月12日)、 ヒヨドリバナとフジバカマについて書いたもの。 どうしてなのか、本人さっぱりわかりません・・・ ところが、当時の知識が全て正しいとは言えず、 今読み返してみるとお恥ずかしいよう。 このヒヨドリバナの仲間については、 同定も難しく、奥の深さに驚いています。 今回、ヒヨドリバナに関しては、 はっきりと同定できそうな気がしてきましたので、 再び、書いてみようと思いました。 ヒヨドリバナの同定の決め手は、やはり葉の出方。 ヨツバヒヨドリが3枚だったり4枚だったり、 あるいはそれ以上だったりするのに対して、 ヒヨドリバナは常に2枚で対生しています。 花の色は基本的に白です。 そう思って山道の脇に咲く花を見て行くと、 よりヒヨドリバナを見つけやすくなります。 写真前半は塩原で見かけたヒヨドリバナ。 葉が2枚で白い花。 けっこうあちらこちらで咲いています。 一方後半のヨツバヒヨドリは、 道路脇には意外と少ないような印象。 塩原でヨツバヒヨドリに確実に会えるのは、 ハンターマウンテンかなと。 今年はキャンプ場として営業しているハンターマウンテン。 機会があったら、花を見に行ってみたいですね。 白い花のヒヨドリバナ。 葉が2枚で対生。 葉が4枚で赤紫色の花のヨツバヒヨドリ。 ここからはちょっと微妙な、 葉は2枚に見えるけれど、花が赤紫。 葉で判断するとヒヨドリバナだと思うのですが、さて。 2024年8月30日 09:18
塩原温泉、今朝は雨。
台風10号の動きにもよりますが、 しばらく雨予報です。 どの程度の影響を受けるかは、 台風の進路と速度がポイントのようです。 今のところは通常モードの雨です。 さて、8月に塩那スカイラインを走ると、 ボタンヅルとクサボタンという、 いずれも「ボタン」という名前がつく 山野草が目につきます。 花自体は似ても似つかないのですが、 いずれも葉の形がボタンに似ているということから、 そういう名前がついているようです。 先日のウシノヒタイやアキノウナギツカミもそうですが、 昔の人たちの植物のネーミングセンス、なかなかです。 一方はつるになっているボタン、ボタンヅル。 もう一方は草のようにはえているボタン、クサボタン。 ボタンヅルが何故にツルボタンでないのか・・・ それを考えると眠れなくなりそうですが。 ボタンヅルはキンポウゲ科センニンソウ属つる性低木。 クサボタンはキンポウゲ科センニンソウ属半低木。 実は同じ科、同じ属になる近しい仲間です。 見た目は全然違いますが、 いずれも花の後には キンポウゲ科らしいふわふわの種がつきます。 そしてキンポウゲ科なので、いずれも有毒植物です。 ちなみにセンニンソウは花はボタンヅルとそっくり。 葉の形が全然違うので、見分けがつきます。 また、クサボタンの写真でお気づきになるかと思いますが、 茎などが真っ白なろう物質に覆われています。 クサボタンワタムシ、 もしくはコナカイガラムシのコロニーです。 このろう物質をバラバラにすると、 おびただしい数の虫が現れますので、 虫嫌いな方は触らないほうがいいかもしれませんね。 ボタンヅル クサボタン 2024年8月29日 08:58
塩原温泉、今朝はくもり。
今日はまだ日中くもり予報ですが、 明日辺りからしばらく雨が続きます。 ご存知のとおり台風10号の影響です。 台風10号の進路と速度が気になります。 当初の予想からかなりずれて西寄りになり、 その後日本列島をなぞるように北上するような気配。 勢力も強くなってきています。 進路に当たる地域の方(日本全国じゅうですね…)、 くれぐれもお気をつけて下さい。 さて、忙しい8月も終わろうとしています。 8月は遠出する時間がとれませんけれど、 晴れた日などはちょっと気分転換に 塩那スカイラインへ。 山野草や茸に会いに行くのも楽しみですが、 何より、この眺望が目的で行きます。 塩原でこういう開けた眺望がいい場所は、 ここぐらいしかないものですから。 目の前に高原山がどっしりと。 山裾から続く山並みの向こうには、 女峰山、太郎山、日光白根山まで見えます。 塩原側からだと、男体山は女峰山の後ろに隠れています。 緑濃い山々を縫うようにカーブの連続。 運転が楽しいです(決して”走り屋”ではありません…)。 そして道路際にはうっそうと イタチハギ、オオイタドリ、ヨウシュヤマゴボウなどの 大型の植物が茂ってます。 2024年8月27日 09:07
塩原温泉、今朝はくもり。
この後日中は雨予報です。 しばらくそんな天気が続きます。 本当は昨日、大沼の後すぐにアップする予定だっのですが、 今日はヨシ沼について。 大沼のすぐ近くにあるヨシ沼へも、 夏の花達に会いに行ってきました。 夏、ヨシ沼ではサワギキョウが咲きます。 ヨシ沼の植生は大変興味深く、 塩原でここでしか見られない植物がけっこうあります。 サワギキョウもその一つです。 濃い青から紫色の美しい花。 以前に比べると数は減ったかなあ。 それでもこうやって毎年会えるのが楽しみです。 ミヤマウズラや、ツリフネソウ、 ミゾソバ、アキノウナギツカミ、 ベニナギナタタケなどにも会えたことを報告しておきますね。 ホツツジの葉が早くも紅葉していました・・・ 2024年8月11日 09:42
塩原温泉、今朝は快晴です。
今日は午前中晴れで午後くもり。 雨マークはありませんが、 夏の天気なので、急変することもあるかもしれません。 さて、今日は夏に涼し気な花、カリガネソウを。 カリガネソウは園芸品種なんだとずっと思っていました。 上三依水生植物園や、お寺の庭先に咲くのを見てきたので。 まさか塩原の自然の中で見られるとは思ってませんでした。 昨年までは。 昨年初めて塩原の2か所で見かけていたので、 今年は会いに行きました。 タイミングばっちり。 美しい青い色の花。 おしべとめしべが上向きに伸びて くるんとしているのが印象的。 一度見たら忘れられないような個性的な花です。 その花の形を雁に見立てて雁草(カリガネソウ)らしいのですが、 さて、雁に見えますでしょうか・・・ 今回驚いたのはその香りです。 シソ科の植物。 シソ科の植物は大体香りがありますよね。 花を撮影するのに、 葉をかき分けた時に、ふっと立ち上がった香りは、 今まで一度もかいだことがない不思議な香りでした。 ネットで「カリガネソウ」と入力すると、 「カリガネソウ 臭い」というキーワードが出てきます。 そしてどのサイトでも 「何とも言いようがないにおい」というような表現が。 本当に「何とも言いようがないにおい」なんです。 個人的に最初に連想したのが「シュウマイ」でした・・・ シュウマイのにおいがする花。 花の形も香りも個性的なカリガネソウ。 どこかで見かけたら、 葉っぱを触って香りをかいでみて下さい。 2024年8月10日 08:48
塩原温泉、今朝はくもり。
涼しい朝です。 少し前まで今日は晴れマークがずらりだったのに、 いつの間にか、晴れマークが消えて、くもりに。 過ごしやすい一日になるといいですね。 今夜は「塩原温泉宿花火」が打ちあがります。 さて、夏に嬉しい塩原温泉のイベントを。 塩原漁業協同組合の皆さんによる「ニジマスつかみ取り」。 コロナ禍の間は中止しておりましたが、 昨夏より復活。 8/24(土)まで、古町県営駐車場裏手の箒川河川敷で開催中です。 初日にちょっと会場を覗いてきましたが、大盛況でした。 この天気、この暑さ。 水遊びができる所は子供も大人も嬉しいですよね。 大人、子供にかかわらず、 お一人様1200円の料金で、 45分間、じゃぶじゃぶ池でつかみ取り体験ができて、 2匹ニジマスの塩焼きを食べられます。 炭でじっくり焼いたニジマスが、 おいしくないわけないです。 こんがり、たまらないにおいが漂ってました。 嬉しいことに、塩原温泉にお泊りの方は、 1200円⇒1000円に料金割引を受けられます。 割引券をお渡ししますので、 必ず宿泊施設のフロントにお声をかけて下さい。 子供達が小さな頃は、私も体験したことありますが、 涼しいし、楽しいし、美味しいです! おにぎりと飲み物持参もおすすめです! 尚、裸足で参加することはできません。 サンダルの貸し出しも行っています。 2024年8月 9日 09:01
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は午前中晴れで午後はくもり予報。 きれいな青空が広がっています。 さて、明日8/10(土)は『塩原温泉宿花火』の日。 「宿の日」に合わせて開催します。 花火自体は20:00〜20:30の30分間、 1500発を予定しております。 花火を見るメイン会場は門前交流広場で、 キッチンカーやお祭り屋台なども出店し、 塩原音頭の流し踊りや、お祭り太鼓の競演が見られます。 門前交流広場がある門前・古町の温泉街は 17:30〜21:00の間、歩行者天国。 その前後、17:00〜21:30の間、 車は通行規制となりますのでご注意下さい。 門前や古町などの温泉街でしたら、 大体真正面に上がる花火を見ることができると思います。 近くに2か所有料駐車場を用意していますが、 駐車チケットはすでに完売しているようです。 少し離れた場所ですが、 塩原支所、源三窟、古町県営駐車場の3か所が 花火大会無料駐車場として開放されます。 残念ながら、塩原温泉街から少し離れている 彩つむぎ敷地では、花火はほとんど見えません。 温泉街までは徒歩10〜15分ほど。 良かったら夕食後のお散歩でお出かけ下さい。 また七ツ岩吊橋を渡って階段を登ると、 多少花火が見えるようです。 2024年8月 8日 08:43
塩原温泉、青空も見えてますが、今朝はくもり。
やはりこの後日中雨予報です。 昨日は一時雷雨になりました。 今日もその可能性があるかと思います。 明後日からは晴れマークがかなりついています。 また暑くなりそうです。 さて、昨日塩原渓谷のキツネノカミソリを紹介しました。 いくつか群生地があると書きましたが、 私が知る限り、一番大きな群落地は ちょっと沢沿いに登ります。 足首の怪我で今年はやめておこうとしたのですが、 やっぱりこちらに行かなくては片手落ちだよなあと、 足元に注意しながら、慎重に行ってきました。 がんばって行って大正解でした。 毎年足を運んでいますけれど、 今まで最も花が多いようです。 一面にオレンジ色の花がぎっしりと。 ここまで咲いているとは思いもしませんでした。 是非ともご覧いただきたい花風景ですが、 以前、ここでマムシを見たことがあるので、 気軽にはおすすめできません。 長靴であれば大丈夫でしょう。 やはり塩原街道トンネル区間の旧道。 大網温泉から塩原渓谷遊歩道を少し上がった場所です。 2024年8月 7日 08:57
塩原温泉、今朝は晴れ。
ここのところ、朝は晴れているんですが、 その後雨になっています。 昨日はゲリラ的豪雨になりました。 今日も日中ずっと雨予報。 水不足が解消すると良いですね。 さて、イワタバコと同じ時期、 同じような場所に咲くキツネノカミソリ。 塩原の自生地は何か所かありますが、 私が毎年見に行くのは2か所。 その内の一ヶ所はちょっと上り下りがある場所なので、 足に怪我をしている今年は行くのを控えます。 もう一ヶ所の、 車から降りれば見られる場所で撮影してきました。 こちらは花の数は多くはないものの、充分にきれい。 山や渓を歩かずとも、 見られる場所で良かったです。 最後の2枚の写真は 塩原街道旧道の仙髯の滝のすぐ上 かなり咲いているのがわかります。 ただ、滝のところが垂直の岩なので、 とても近づけません。 ズームで撮影。 塩原渓谷のキツネノカミソリはこんな感じで、 渓谷の斜面に咲いています。 キツネノカミソリは里の平野部でもよく見かけます。 常々不思議に思うのですけれど、 里で見かけるキツネノカミソリは花の色が濃く朱赤。 塩原渓谷のキツネノカミソリは明るいオレンジ色なんですよね。 DNAが違うのか、 それとも自生する環境なのか、 専門家のご意見聞きたいところです・・・ 2024年8月 6日 08:52
塩原温泉、今朝は晴れ。
昨日と同じく、予報ではくもり時々雨なのに、 朝は晴れています。 夏の山の天気は変わりやすいもの。 突然雨が降ることもあれば、 逆に晴れる時間があったりします。 さて、先々月末に足首を怪我して遊歩道歩きができず、 今年は渓谷のイワタバコは見に行けませんが、 とても身近な場所に、 沢山のイワタバコが咲いているのを見つけて、 ちょっと驚いています。 国道400号線(塩原街道)のトンネル区間の旧道、 通称大正浪漫もみじ街道の法面一面、 イワタバコが埋め尽くしておりました。 確かに塩原街道では他にも、 こういう場所があるのですが、 こちらの場所も、ここまでとは。 今までどうして気が付かなかったんだろう・・・ イワタバコは日の当たらないような、 渓谷の岩肌にしがみつくように生えています。 宿根草なのに、土もなさそうな場所で、 冬の間、根は一体どうしているんでしょうか。 全く何もないような岩肌にいきなり現れます。 塩原渓谷の遊歩道沿いなどの、 あちこちで見ることができますが、 渓谷まで行かなくても、 こんな身近で楽しめました。 最後の写真、 法面を埋めている緑は全部イワタバコの葉ですよ〜。 谷の岩肌と法面、 人間にとっては全然別の物ですが、 イワタバコにとっては、 あまり変わりないのかもしれませんね。 2024年8月 5日 09:00
塩原温泉、今朝は晴れ。
あれっ? 今日からしばらく、 天気予報から晴れマーク消えたはずなんですが? 予報では午後は雨。 明日明後日も日中雨の時間が多そうです。 でも、今朝みたいに、突発的に晴れる時間があるといいですね。 さて、久しぶりに歩いた夏の大沼。 夏の茸を期待していたのですが、 雨不足のせいか、茸はあまり見かけませんでした。 ところが、期待していなかった花との すばらしい出会いが沢山ありました。 まずはエゾミソハギの花。 以前より減りましたが、 それでも大沼のあちらこちらに。 同じような場所にチダケサシやツリフネソウも。 そして、一面を埋めるミズオトギリ。 秋に真っ赤になる葉がきれいですが、 花も可愛らしくて、沢山咲いていました。 以前はかなり沢山咲いていたのに、 ここ数年見かけていなかった コバノカモメヅルとヌマトラノオに 再会することができました。 全くなくなったわけではなかったとわかり、 とても嬉しかったです。 何よりの思いがけない出会いは、 最初と最後にありました。 何と大沼で最初に出会ったのはオニノヤガラ。 そして最後に小さな小さなアリドオシラン。 いずれも野生ランの仲間です。 1mくらいになるオニノヤガラと、 5センチにも満たないアリドオシラン。 オニノヤガラは、塩原の何か所かで見たことがありますが、 アリドオシランに塩原で出会ったのは初めてでした。 よく見つけた、私。 これだから大沼もうではやめられません。。。 2024年8月 4日 08:53
塩原温泉、今朝は晴れ。
この後くもりで午後に雨が降る時間があります。 そして明日からの週間予報、 晴れマークが消えました。 全ての日、くもり時々雨。 涼しくなってきそうです。 日中はセミの声が盛んに聞こえますが、 夜は早くもコオロギの声が。 昨日は大浴場で迷い込んだコオロギが鳴いていました。 風流といえば風流ですが・・・ さて、先日久しぶりに塩原大沼へ。 一か月ほど前、 那須茶臼岳からの下山中に捻挫して 足首の骨にヒビが入り、 しばらく登山ができなくなりました。 まだ痛みは残るものの、 平坦な場所であれば、普通に歩けるようになり、 大沼なら大丈夫だろうと。 すっかり真夏の大沼。 今年はほとんど花がなかったバイケイソウは、 葉も枯れて跡形もなく。 季節の移ろいは早いですね。 沼の水は少なめ。 時折雨は降っているんですけれど、 まだまだ水不足のようです。 それでもトンボたちがいっぱい。 産卵しているトンボもいました。 1ヶ月ぶりに歩いた自然の中。 やっぱりいいものですね。 大沼は木道が整備されているので、 多少足が悪くても歩くことができます。 途中までなら車いすで行くことも可能です。 沼を渡る風が爽やかで、 温泉街よりも3〜5度くらい涼しいように感じました。 2024年8月 3日 08:55
塩原温泉、今朝は晴れ。
快晴ですが、爽やかな朝です。 今日も日中は晴れて暑くなりますが、 明日からしばらくくもりで午後雨という予報になっています。 さて、昨日のクマヤナギの果実酒はまだ未挑戦ですが、 こちらの果実酒はほぼ毎年作っています。 木苺大好き。 食べる、というより、採るのが好き。 ほぼ生食はせずに、果実酒に仕込みます。 この地域には色々な木苺があります。 クマイチゴ、 ニガイチゴ、 モミジイチゴ、 ナワシロイチゴ、 フユイチゴ、 クロイチゴ・・・ 生食で美味しいのはモミジイチゴ、 そして、このエビガライチゴでしょうか。 最も果実がしっかりしているのは、 何と言ってもエビガライチゴ。 採り甲斐があります。 以前は木苺が成るのは初夏と思っていたので、 エビガライチゴの存在を知りませんでした。 エビガライチゴは初夏というより盛夏に成ります。 今年は当たり年のようで、 色々な所でエビガライチゴを見かけました。 葉の裏が白くてとげとげがいっぱい。 果実を覆う殻までとげとげ。 中から赤い果実が出てくるまでは茶色のままです。 殻が取れると一気に真っ赤な実が洗われます。 沢山採れたの、全部果実酒に。 リカーに漬け込んですぐに、すでに真っ赤。 例年よりも濃いエビガライチゴ酒ができそうです。 楽しみ。 2024年8月 2日 08:34
塩原温泉、今朝も晴れ。
今日は午後まで晴れ予報で、夕方からはくもり。 日中は暑くなりそうです。 初夏から夏にかけては、 なぜか白い花ばかりが目につきますが、 そんな中、真っ赤。 まるでクリスマスツリーのような。 クマヤナギというつる性植物の実です。 塩原にもありますが、 写真は上三依塩原から五十里湖に抜ける道で。 深山ダム周辺でも見かけました。 実に目立ってました。 この実は食べると甘く、 漢方薬として使われているそうです。 果実酒にもいいらしいのですが、 まだ摘んだことはありません。 トライしてみようかな・・・ 2024年8月 1日 09:25
塩原温泉、今朝は晴れ。
爽やかな涼しい朝です。 朝はいつもこんな感じで涼しいのですが、 午後になってくると湿度が上がって暑くなります。 さて、白い花を咲かせるクロヅルと、 遠目からはとても良く似ていますが、 この時期、やはり塩原のあちこちで咲いているノリウツギ。 ウツギとありますが、ウツギの仲間ではなく、 アジサイ科アジサイ属といいますから、 れっきとしたアジサイの一種なんですね。 確かに円錐形の花の付き方をみると、 カシワバアジサイとよく似ています。 今回初めて、ノリウツギの「ノリ」は「糊」が由来と知りました。 かつては樹皮から和紙用の糊をとったのだとか。 今度一度樹皮をはがしてみようかと思いました。 塩原では紫陽花の花が寒い時期まで残ることが多いのですが、 ノリウツギの花も枯れてもなおその形をとどめて、 冬の間じゅう、場合によっては冬を越しても、 枝に残っているのを見かけたりします。 今の花の季節、近づいて見てみると、 チョウ、ハナムグリ、ハナアブ、ハナカミキリなど、 沢山の昆虫が集まっています。 昆虫好きにはたまらない花でもあるんですよ。 2024年7月30日 09:09
塩原温泉、今朝の塩原温泉はくもり。
涼しい朝です。 今日は一日くもり予報になっています。 ただ昨日もくもり予報だったのに、 晴れて暑くなりましたので、 そういうこともありそうです。 さて、ムラサキシキブの花が綺麗だったころ、 塩原では白い花が目につきました。 初夏から夏にかけて山に咲くのは 白い花が多いように思います。 そんな中でも、 今年久しぶりにクマノミズキが目立っていました。 クマノミズキを知ったのは3年前だったと思います。 ミズキの花は5〜6月に咲くのですが、 ミズキの花が終わった後、 またミズキが咲いている・・・と思ったら、 クマノミズキという違う種類があると知りました。 遠目に見たらミズキとクマノミズキはそっくりです。 花の咲く時期が違うこと、 葉の形と葉の付き方が違うことなどから、区別がつきます。 その後私が気づかなかっただけかもしれませんが、 クマノミズキをあまり見かけてませんでした。 今年は久しぶりにあちこちで見かけましたので、 年によって花の咲き方に差があるのかもしれません。 クマノミズキ こちらは普通のミズキ。 花は5月下旬〜6月に咲きました。 葉の形やつき方が違います。 2024年7月29日 08:44
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は関東各地晴れて、かなり暑くなるようです。 とは言っても塩原では晴れは午前中だけで、 午後からはくもり。 風があるので、体感気温少し低いかもです。 昨日お帰りになったお客様も、 朝晩の涼しさに驚いていました。 さて、少し前になりますが、 サルナシの雌花を探して山に入った時、 やたらと目についたのがムラサキシキブの花です。 ムラサキシキブと言えば、 秋口頃から花屋で見かける、 紫色の小さな実がぎっしりと並んだ 枝ものとしての花材を思い浮かべる方が多いかと思います。 私もずっとあれがムラサキシキブだと思っていました。 ところが、実はあれはコムラサキという種類で、 同じ仲間ですが、山で見かけるのがムラサキシキブです。 落葉低木として、塩原の山のあちこちに自生しています。 最初見た時にはとても驚きました。 しかも塩原に来るまでは花すら見たことなく。 この花があの紫色の小さな実になるのかと。 花も小さくて地味なので、 普段はあまり目立ちません。 それが今年はやけに目についたのです。 意識していないけれど、今年は条件が良いのでしょう。 NHK大河ドラマで紫式部が取り上げられている年に、 ちょうど目につくのも不思議ですね。 秋に実がなるのが楽しみです。 野生のムラサキシキブの実は、 花屋で見るコムラサキのような濃い色ではありませんが これだけたわわに実ったら見事だと思います。 2024年7月28日 09:11
塩原温泉、今朝はくもり。
とても涼しい朝です。 今日は一日くもり予報ですが、 明日は晴れて暑くなります。 何度もお伝えしていますが、 今日は鬼怒川上流4ダムの公開日。 渇水状況が深刻な4ダムの状況を見てきていただければと思います。 さて、今日から再び花のことについて書いていきます。 先日、珍しい花に遭遇。 最初何度か見たことがある、 オニノヤガラの随分小さいのだなあと思いましたが、 ちょっと待てよ、 これはもしかしたらシロテンマ? オニノヤガラは1メートルほどの丈になり、 全体が青っぽいのはアオテンマとも呼ばれますが、 シロテンマは全く別の品種。 オニノヤガラよりもずっと小さいし、 花が咲く時期も遅いようです。 初めて見ました。 ランの仲間で葉緑素を持たず、 ナラタケなどの菌類に栄養を頼っている植物です。 環境省や栃木県、那須塩原市、 どのレッドデータリストでも 2024年7月19日 08:53
塩原温泉、今朝はくもり。
昨日関東地方が梅雨明けしたとのこと。 確かに昨日午後はちょっと晴れましたが、 その後ずっとくもりで雨も。 今日明日もくもりと雨予報。 本当に梅雨明けしたのかな・・・という天気です。 さて、7月も後半。 山百合があちこちで咲いています。 今年は山百合、花付きがいいのではないでしょうか。 時折、かなりの花をつけたものも見かけます。 ただ、彩つむぎの庭まわりの山百合は、 ほとんどサルにやられてしまいました。 つぼみが大きくなってきて、 もう少しで咲くかなあというタイミングで、 つぼみをむしり取っていきます。 美味しいんでしょうね。 色々な場所で撮影した山百合の写真を。 最後は姉妹館明賀屋本館の玄関前で。 ミヤマカラスアゲハが沢山来てました。 那須街道赤松林の山百合。 塩原街道の山百合。 関谷地区で見かけた山百合。 姉妹館明賀屋本館の 玄関前の山百合。 ミヤマカラスアゲハが 蜜を吸っています。 花粉まみれ。。。 2024年7月18日 09:08
塩原温泉、今朝はくもり。
一日くもりかと思っていたら、 日中晴れマークがつきました。 久しぶりに暑くなりそうです。 さて、マタタビとミヤママタタビの話を取り上げたので、 今日は同じ種類に属するサルナシを。 塩原ではコクワとも呼ばれています。 同じような環境が好きらしく、 マタタビと一緒にからまっていることもあります。 こちらは葉の色が変わったりはしませんが、 葉の付け根が赤くなっているので、 見つけやすいです。 マタタビより花は小さめですが、 咲き方がよく似ています。 マタタビもですが、 花には雄花と雌花があり、 雌花だけ実がつきます。 野生の小さなキウイのような、 この実がとても美味しいので、 花の咲く時期に雌花を探します。 割合的には圧倒的に雄花のほうが多い印象です。 今年は花の時期が早いのか、 すでに雌花のつるには、実がぶら下がっています。 もう少し時期が経って、 実にしわが寄るようになれば採り頃。 今年も収穫できるといいな。 2024年6月28日 08:53
塩原温泉、今朝はくもり。
この後雨予報です。 雨は今日の日中ずっと降るようです。 明日明後日は晴れる時間が多くなります。 さて、初夏の塩那スカイライン。 ノイバラとかはきれいなのですが、 実は初夏から夏にかけて、 塩那スカイラインにはびこる植物があります。 イタチハギとオオイタドリ。 大体道路脇や法面に生えてきます。 すでに道路に覆いかぶさるほどに大きくなっています。 オオイタドリは前からありましたが、 イタチハギはどんどん増えています。 興味深いことに標高で棲み分けしているのか、 下の方ではイタチハギ、 上の方ではオオイタドリ。 植物も差別してはいけないとは思います。 道路脇だけなので、 他の植物の生態系にはそれほど影響ないかもしれません。 でも、さすがに、あまり見栄えのいい景色ではなく。 最近はそれにヨウシュヤマゴボウも加わってきました。 こちらも年々見かける場所が多くなってます。 他にもビロウドモウズイカも増えたかなあ。 ビロウドモウズイカは縦に長くなるので、 それほど茂るという感じではないのですけれど・・・。 イタチハギ。 真ん中にビロウドモウズイカ。 オオイタドリ。 ヨウシュヤマゴボウ。 2024年6月27日 08:58
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は一日くもり予報。 雨予報はないので、まずまずの天気になりそうです。 さて、こちらも大沼同様に、 よく足を運ぶ塩那スカイライン。 晴れた時を狙って行くと、 とても気持ちがいい場所です。 ちょうどノイバラがとてもきれいに咲いていました。 今年は随分と花が多いようでした。 ご存知のようにバラですから香りがあります。 近づくと、バラ園の中にいるような良い香りが。 ノイバラは普通花が真っ白なのですが、 塩那スカイラインに咲くノイバラの中に、 どういうわけなのか、一本だけ? 花びらがうっすらとピンク色のがあります。 そのノイバラの花が、何ともいえない美しさ。 毎年楽しみにしている一本です。 最後の4枚の写真がそのノイバラです。 秋の真っ赤な実も楽しみですね。 2024年6月25日 09:02
塩原温泉、今朝はくもり。
今日はくもり時々雨。 午後の数時間雨が 先日、梅雨入り前の晴れの日、大沼へ。 初夏というより夏のような日差し。 青空に緑が映えて、気持ちのいいひとときでした。 晴れて風がない日の大沼は、 水鏡に新緑や青空が写り込んでとても美しいのです。 久しぶりに、木道だけでなく、 沼を一周してみました。 沼の奥から見る景色が新鮮でした。 生物たちにも沢山会えましたので、 明日改めてご紹介しますね。 2024年6月24日 08:44
塩原温泉、今朝はくもり。
この後お昼前後は晴れ予報。 晴れると暑くなるようです。 関東地方で最高気温39度と 予想されている場所もあるとのこと。 聞いただけで暑くなるような数字です・・・ 塩原は29度予想です。 梅雨入りして、蒸し暑い日も多くなりました。 蛍の季節です。 今年は歩いてすぐの塩湧橋の所で、蛍が見られます。 2回ほど見に行きましたが、 10数匹飛んでいるようでした。 歩いて蛍を見に行けるって めちゃめちゃ嬉しくないですか! お夕食後の蛍狩り、いかがでしょうか。 写真は撮れなかったので、 過去に撮影した蛍写真を。 ちなみに、もうコオロギが鳴いています。 季節がごちゃまぜになっているようです・・・ 2024年6月23日 08:45
|