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2024年8月31日 08:55
塩原温泉、今朝は雨。
台風10号が思いのほか遅く、 日本列島に停滞しているのが影響しています。 勢力が弱まってきているとはいえ、 まだまだ警戒が必要です。 さて、真夏の塩那スカイラインや山道を走っていると、 白い花を咲かせるヒヨドリバナに出会うことがあります。 ヒヨドリバナ(ヒヨドリソウとも)は、 キク科ヒヨドリバナ属の多年草で、 同じ仲間に、ヨツバヒヨドリ、サワヒヨドリ、 フジバカマなどがあります。 なぜか、私の2006年来の全ブログの中で、 最もアクセス数が多いのが、 かなり以前(2012年9月12日)、 ヒヨドリバナとフジバカマについて書いたもの。 どうしてなのか、本人さっぱりわかりません・・・ ところが、当時の知識が全て正しいとは言えず、 今読み返してみるとお恥ずかしいよう。 このヒヨドリバナの仲間については、 同定も難しく、奥の深さに驚いています。 今回、ヒヨドリバナに関しては、 はっきりと同定できそうな気がしてきましたので、 再び、書いてみようと思いました。 ヒヨドリバナの同定の決め手は、やはり葉の出方。 ヨツバヒヨドリが3枚だったり4枚だったり、 あるいはそれ以上だったりするのに対して、 ヒヨドリバナは常に2枚で対生しています。 花の色は基本的に白です。 そう思って山道の脇に咲く花を見て行くと、 よりヒヨドリバナを見つけやすくなります。 写真前半は塩原で見かけたヒヨドリバナ。 葉が2枚で白い花。 けっこうあちらこちらで咲いています。 一方後半のヨツバヒヨドリは、 道路脇には意外と少ないような印象。 塩原でヨツバヒヨドリに確実に会えるのは、 ハンターマウンテンかなと。 今年はキャンプ場として営業しているハンターマウンテン。 機会があったら、花を見に行ってみたいですね。 白い花のヒヨドリバナ。 葉が2枚で対生。 葉が4枚で赤紫色の花のヨツバヒヨドリ。 ここからはちょっと微妙な、 葉は2枚に見えるけれど、花が赤紫。 葉で判断するとヒヨドリバナだと思うのですが、さて。 2024年8月30日 09:18
塩原温泉、今朝は雨。
台風10号の動きにもよりますが、 しばらく雨予報です。 どの程度の影響を受けるかは、 台風の進路と速度がポイントのようです。 今のところは通常モードの雨です。 さて、8月に塩那スカイラインを走ると、 ボタンヅルとクサボタンという、 いずれも「ボタン」という名前がつく 山野草が目につきます。 花自体は似ても似つかないのですが、 いずれも葉の形がボタンに似ているということから、 そういう名前がついているようです。 先日のウシノヒタイやアキノウナギツカミもそうですが、 昔の人たちの植物のネーミングセンス、なかなかです。 一方はつるになっているボタン、ボタンヅル。 もう一方は草のようにはえているボタン、クサボタン。 ボタンヅルが何故にツルボタンでないのか・・・ それを考えると眠れなくなりそうですが。 ボタンヅルはキンポウゲ科センニンソウ属つる性低木。 クサボタンはキンポウゲ科センニンソウ属半低木。 実は同じ科、同じ属になる近しい仲間です。 見た目は全然違いますが、 いずれも花の後には キンポウゲ科らしいふわふわの種がつきます。 そしてキンポウゲ科なので、いずれも有毒植物です。 ちなみにセンニンソウは花はボタンヅルとそっくり。 葉の形が全然違うので、見分けがつきます。 また、クサボタンの写真でお気づきになるかと思いますが、 茎などが真っ白なろう物質に覆われています。 クサボタンワタムシ、 もしくはコナカイガラムシのコロニーです。 このろう物質をバラバラにすると、 おびただしい数の虫が現れますので、 虫嫌いな方は触らないほうがいいかもしれませんね。 ボタンヅル クサボタン 2024年8月29日 08:58
塩原温泉、今朝はくもり。
今日はまだ日中くもり予報ですが、 明日辺りからしばらく雨が続きます。 ご存知のとおり台風10号の影響です。 台風10号の進路と速度が気になります。 当初の予想からかなりずれて西寄りになり、 その後日本列島をなぞるように北上するような気配。 勢力も強くなってきています。 進路に当たる地域の方(日本全国じゅうですね…)、 くれぐれもお気をつけて下さい。 さて、忙しい8月も終わろうとしています。 8月は遠出する時間がとれませんけれど、 晴れた日などはちょっと気分転換に 塩那スカイラインへ。 山野草や茸に会いに行くのも楽しみですが、 何より、この眺望が目的で行きます。 塩原でこういう開けた眺望がいい場所は、 ここぐらいしかないものですから。 目の前に高原山がどっしりと。 山裾から続く山並みの向こうには、 女峰山、太郎山、日光白根山まで見えます。 塩原側からだと、男体山は女峰山の後ろに隠れています。 緑濃い山々を縫うようにカーブの連続。 運転が楽しいです(決して”走り屋”ではありません…)。 そして道路際にはうっそうと イタチハギ、オオイタドリ、ヨウシュヤマゴボウなどの 大型の植物が茂ってます。 2024年8月28日 08:56
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は日中雨が降ったり止んだり。 先程もざーっと本降りの雨でした。 明日は日中くもりですが、 その後台風10号の影響を受けるようで、 31日までずっと雨の予報です。 進路が気になります。 さて、大沼やヨシ沼に行くと、 金平糖のようなかわいい小さな花があちこちに咲いています。 場所によっては一面を埋め尽くしていたりします。 よく見ると、葉の形が違う2種類。 ミゾソバとアキノウナギツカミです。 花だけ見ると、ほとんど見分けがつきません。 ミゾソバの別名は「ウシノヒタイ」。 葉がちょうど牛を真正面から見たような形をしています。 それに対してアキノウナギツカミは 細長く先がとがった形で、 茎を抱き込むように生えています。 なぜ「アキノウナギツカミ」などという 面白い名前がついているのかと言えば、 茎をよ〜く見てみてください。 トゲがあるのです。 これを使えば、ぬるぬるとする鰻もつかめるという意味なのでしょう。 しかも、この2種類とはまた違う(花はそっくり)、 「ママコノシリヌグイ」というのも。 こちらも茎にトゲがあります。 「ママコ」というのは「継子」のこと。 これを使って「尻ぬぐい」したら、さぞ痛いでしょう・・・ 「ウシノヒタイ」に 「アキノウナギツカミ」に 「ママコノシリヌグイ」。 花がこんなに可憐なのに、 全く何というネーミングでしょうか(笑)。 塩原ではあまりママコノシリヌグイは見かけません。 ウシノヒタイとアキノウナギツカミはどこにでも。 何なら一緒に咲きましょうとばかりに、 ぐちゃぐちゃに混ざり合って咲いていたり。 またウシノヒタイの葉の形や模様は様々なようです。 塩原ではあまり模様が入りませんが、 先日奥日光戦場ヶ原で見かけたのは、 シャープでカッコイイ模様が入ってました。(3枚目の写真) もしかしたら別の種類かも? 最初にウシノヒタイ(ミゾソバ)。 次にアキノウナギツカミ。 その後に混ざり合っている写真を。 花だけでなく葉っぱもじっくり見て、 その違いを楽しんでくださいね。 ウシノヒタイ(ミゾソバ)。 アキノウナギツカミ。 2種類混じって一緒になっている場所も。 2024年8月27日 09:07
塩原温泉、今朝はくもり。
この後日中は雨予報です。 しばらくそんな天気が続きます。 本当は昨日、大沼の後すぐにアップする予定だっのですが、 今日はヨシ沼について。 大沼のすぐ近くにあるヨシ沼へも、 夏の花達に会いに行ってきました。 夏、ヨシ沼ではサワギキョウが咲きます。 ヨシ沼の植生は大変興味深く、 塩原でここでしか見られない植物がけっこうあります。 サワギキョウもその一つです。 濃い青から紫色の美しい花。 以前に比べると数は減ったかなあ。 それでもこうやって毎年会えるのが楽しみです。 ミヤマウズラや、ツリフネソウ、 ミゾソバ、アキノウナギツカミ、 ベニナギナタタケなどにも会えたことを報告しておきますね。 ホツツジの葉が早くも紅葉していました・・・ 2024年8月26日 10:12
塩原温泉、今朝はくもり。
今日はくもりでお昼頃に少し晴れ予報。 また夕方に一時雨のマークも出ています。 昨日の雨には驚きました。 午前中から昼過ぎまでは晴れていたのに、 夕方から夜にかけて、 3回も雷雨に見舞われました。 稲光と間髪を入れずに雷鳴がとどろくこともあった かなり近づいていた雷。 それが止んできて、雷遠ざかったなあと思うと、 その1〜2時間後に再びの雷雨。 栃木県北部、同じような状況だったらしく、 夜中の12時前だったでしょうか。 いきなりスマホから災害警戒の警報音。 市内場所によっては避難指示で出るほどの豪雨になりました。 警報はかなり広い範囲に出されたようです。 警報音の後にはAI音声の避難を呼びかけるアナウンスも。 これは初めて聞きました。 お客様のスマホも同様だったらしく、 かなりご不安になられたことと思います。 朝には雨も止み、箒川の水の濁りも取れていましたが、 夜中にはさぞ増水していたのではないでしょうか。 皆様のお住まいの地域は大丈夫だったでしょうか。 宇都宮が雷都という別名があるように、 栃木県は雷が多い県と言われていますが、 最近の雷はすさまじいような気がします。 台風10号も進路を大きく変えて近づいています。 日頃からの備えが必要ですね。 写真は今朝の箒川。 水が引いて濁りも取れてきたところに、 ダイサギが一羽佇んでいました。 大雨の時は一体どこにいたのやら。。 2024年8月25日 09:26
塩原温泉、今朝はくもり。
薄日が射したりしてましたが、 今日はこの後日中雨予報です。 今年の8月は日本列島に近づく台風が多いような気がします。 栃木県北部直撃という台風はまだありませんが、 現在台風10号が日本列島に向けて北上中。 進路が気になります。 先日の台風が過ぎた後、 晴れた日に久しぶりに大沼を一周してみました。 6月末に右足首を捻挫して不全骨折(骨にひびが入ること)。 全治2か月という診断をされ、そろそろ2か月。 少しずつ平坦な場所を歩いて回復状況を確認しています。 塩原大沼は縦に長い沼。 大体、途中半分くらいの所にある、 橋とデッキで引き返します。 木道部分のみを歩く感じです。 実はその奥の木道がない遊歩道周辺は、 樹林帯に入ったりするので、 思いがけない花との出会いがあったりします。 時間に余裕がある時は、 なるべく途中で引き返さずに一周します。 今回もぐるり一周。 沼の奥から見る風景が新鮮です。 台風一過の青空。 日差しも強く、いかにも夏の景色ですが、 少しずつ緑の色が秋の色に変わってきています。 季節の移ろいを感じに、大沼一周楽しんでみてください。 本当に気持ちいいですよ〜。 2024年8月24日 08:51
塩原温泉、今朝はくもり。
青空も見えていますが、午後は雨予報です。 朝はだいぶ涼しくなっています。 さて、塩原木の葉化石園には、 塩原で産出した化石以外にも、 色々な化石、そして鉱石が沢山展示してあります。 世界中から集めたようです。 本当によく集めたなあと感心します。 これだけの資料を個人で集めて下さり、 こんな近くで貴重なものを見られることに感謝です。 化石好き、鉱石好きには、たまりません。 1時間くらいかけて、じっくり見学すると良いと思います。 敷地内の庭も素敵。 山野草や茸なども楽しめますよ。 2024年8月23日 09:01
塩原温泉、今朝はくもり。
雨マークもなく晴れマークもなく、 今日は一日くもり予報。 少しずつ暑さがやわらいでいます。 さて、夏休みの自由研究などの参考になる、 県内お出かけスポットを色々紹介してきました。 ほとんど夏休み前のまだ忙しくない時に、 所要のついでなどに回ってきましたが、 何か所かで、化石に触れる機会があり、 色々な化石を見てきたら、 やっぱり、ここにも行かなくてはだなと、 地元塩原の木の葉化石園へ。 すぐ近くにあるから、いつでも行けるのです。 でも、逆に、地元の人がなかなか足を運ばない場所かもしれません。 私は植物、生物、そして鉱物も好きなので、 こちらには何度か足を運んでいます。 今回改めて行ってみたら…やっぱりすごいです。 化石園がある場所自体が、 塩原湖成層の場所で、木の葉化石が産出するという、 世界的にも有名な化石産地。 館内に入る手前の斜面が塩原湖成層。 先頃新しく命名された地質の時代「チバニアン」と同時期、 約30万年前に火山噴火などによってできたと言われる古塩原湖。 七ツ岩辺りまで、三日月形の湖だったそうです。 その古塩原湖にたまった粘土質の土砂の地層の間に、 植物や昆虫などの生き物の化石があります。 入口入ってすぐの場所に、 当地で産出した木の葉化石がずらりと並んでいます。 見覚え、聞き覚えがある植物ばかり。 現在、塩原で見られる植物とほぼ同じことに感動します。 約30万年前(もっと前かもしれません)から、 この塩原の地に、植物たちは、連綿と世代を継いできたわけです。 そして生物たち。 植物に比べると生物たちの化石は数が少ないです。 と言っても、昆虫化石だけでも100種類以上。 中には現在絶滅してしまい、新種として登録されたものも。 木の葉化石などを含んだ土は、 見学した後に、実際に割ってみることができます。 割れば必ず、何かしらの化石が出てきます。 また、全国の学校などに教材として提供もされていますが 昨年、そんな教材として送った中から、 新種のコガネムシが発見されたというニュースもありました。 栃木県立博物館にも、 国立科学博物館にも、 塩原の木の葉化石が展示されているのは、 地元民として、とても誇らしく嬉しく思います。 本当に夏休みのお子様連れの方、 そして地元の方にぜひ足を運んでほしい木の葉化石園です。 2024年8月22日 09:00
塩原温泉、今朝はくもり。
とても涼しい朝です。 真夏の暑さは一区切りでしょうか。 しばらくくもり時々前の天気が続きます。 夏休みのお出かけスポットを紹介しています。 段々夏休みの自由研究におすすめがテーマになりつつあるかも? 今日は那須野が原博物館で開催中の 『メッセージ=絶滅危惧種と外来種の現在』について。 私は山などで珍しい植物に出会うと、 必ずレッドデータリストに入っていないか調べます。 まさかの新種発見はできませんけれど、 準絶滅危惧種として登録されているものも。 さすがに分厚い栃木県のレッドリストはないものの、 那須塩原市のレッドリストは本棚に入っています。 そんな絶滅危惧種と、 絶滅危惧と切り離せない外来種も併せて展示されています。 じっくり見て行くと、 えっ、これも絶滅危惧種なの?と思う生物が多いことがわかります。 ヒガシニホントカゲなんて、 彩つむぎの周りには沢山いるので驚きです。 数年来話題になる外来種のカミキリムシ、 クビアカツヤカミキリやツヤハダゴマダラカミキリ、 セアカゴケグモやヒアリなどの標本もあるので、 大きさなどがわかりやすく、 実際に見かけた時の参考になると思います。 そうそう、絶滅危惧種と言えば・・・ とうの昔に絶滅した恐竜化石なども置かれていました。 これらの展示から何を「メッセージ」として受け取るか。 私たちの意識と努力が試されそうです。 子供も大人もぜひ足を運んでいただきたいです。
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塩原よもやま話 生き物たちのこと色々
2024年8月21日 09:17
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は朝からくもりです。 予報ではこの時間は晴れでその後、くもり後雨。 毎日そんな予報です。 昨日は午前中よく晴れて、午後ゲリラ豪雨に。 目まぐるしく変わる天気に驚きましたが、 今日はどうでしょうか・・・ さて、夏休みのお出かけスポット紹介。 『とちぎのキノコ』展開催中の栃木県立博物館。 同時に色々な企画展が開催されています。 しかも3つも。 一つはコガネムシ、 一つは刀剣、武具、 そしてもう一つは栃木県の畑作です。 栃木県の畑作では、 かんぴょうや麻の栽培などに触れています。 どれもなかなか興味深く、見ごたえあります。 最近の栃木県立博物館、 SNS発信にも力を入れており、 面白い企画展色々。 常設展も充実しています。 そろそろお子様達は夏休みの宿題の追い込みの頃でしょうか。 お子様の夏休みの研究などにもぴったりですよ。 コガネムシ展。 カブトムシやクワガタも。 栃木県の畑作展。 刀剣と武具展。 ここからは常設展。 いつ行っても楽しいです。 書籍が充実のミュージアムショップ。 2024年8月20日 09:00
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は日中くもりで午後雨が降る予報です。 ただ、天気予報、ここのところ当たらないのです。 真夏は雲の変化が早いので、難しいですね。 さて、夏休みのおすすめお出かけスポット。 宇都宮にある栃木県立博物館で、 『とちぎのキノコ』展開催中です。 ちょうど現在 栃木県民が大好きなチタケ(チチタケ)などの 夏茸が出る季節。 たぶん合わせての開催だと思います。 ポスターにでかでかとチタケ、 そして、昭和天皇が那須御用邸で発見したという アカヒトデタケなど、 栃木県ゆかりの茸が色々。 食べられる茸と毒茸をそれぞれ分けて展示してあったり、 出てくる環境や季節ごとに展示してあったり、 とても勉強になりました。 今回の企画展に合わせて、 栃木の茸図鑑がミュージアムショップにて販売されています。 図録と図鑑と両方購入してきました。 2024年8月19日 08:54
塩原温泉、今朝はくもり。
とても涼しい朝です。 予報では午前中晴れですが午後雨予報になっています。 一日くもりのままがいいのですけれど。。。 昨夜遅く茨城県北部を震源とする地震。 2つ続いての地震で後の地震は震度5弱。 塩原でも揺れを感じました。 日本列島どこも地震が起きやすくなっているようです。 日頃から備えをしなくてはですね。 さて、夏休みのおすすめスポットを紹介しています。 塩原から車で1時間弱。 那珂川町には3つの美術館があります。 一つは先日紹介した「馬頭広重美術館」、 他に、絵本作家いわむらかずおさんの 「いわむらかずお絵本の丘美術館」、 そして「もうひとつの美術館」があります。 「もうひとつの美術館」の名前は? と言われてしまいそうですが、 「もうひとつの美術館」という名前の美術館なのです。 廃校になった木造の小学校校舎が美術館になっています。 それだけでもとても素敵なのですが、 こちらの美術館の作品は、 様々な障がいを持って、 作業所などに通っている方たちのもの。 現在『これは文字?記号?それとも暗号?』展開催中。 文字だったり、 数字だったり、 アルファベットだったり、 言葉だったりがアートになっています。 「障がい者アート」とくくられることもありますが、 障がいあるとかないとか関係ないです。 すばらしい作品ばかりで、 自分の凝り固まった概念を壊してくれるというか、 がつんとパンチを見舞われるというか、 とにかく、心揺さぶられるのです。 是非一度お出かけになって 自分の目で、この空間と作品を味わってみてください。 今回「いわむらかずお絵本の丘美術館」へ 行く時間はありませんでしたけれど、 こちらも大好きな美術館。 何度も足を運んでいます。 那珂川町、本当に見どころいっぱいです。 2024年8月18日 08:55
塩原温泉、今朝は晴れ。
ですが、晴れの天気は今だけ? 台風一過と思いきや、お天気安定していません。 今日この後くもりで午後は雨。 しばらくそんな天気が続きます。 近在の「夏休みのお出かけスポット」色々紹介しています。 那珂川町の馬頭広重美術館の すぐ隣に郷土資料館があります。 いつもは素通りしてしまうのですが、 「なかがわの化石展」というポスターにひかれて、 入ってみたところ、 これがなかなかの展示でびっくり。 那珂川町とお隣那須烏山市は、 化石を産出する場所がけっこうあるようです。 以前、那須烏山市で クジラの化石が見つかったことが話題になりました。 1500〜900万年前、海だった頃に形成された 荒川層群、大金層群と呼ばれる地層からは クジラだけでなく、 サメやイルカ、セイウチなどの大型生物や 貝などの化石が多数発見されています。 そんな化石などが展示されています。 今まで全然知らなかったので、新鮮な驚き。 塩原で有名な木の葉化石と 全く同じような化石もありました。 馬頭広重美術館に行ったら、ぜひお立ち寄りください。 2024年8月17日 08:49
塩原温泉、今朝は晴れ。
台風7号が去った後の台風一過の青空です。 台風の影響はほとんどなく良かったです。 夏休みのおすすめスポットを紹介しています。 なかがわ水遊園は大田原市のはずれにあります。 ちょっと行ったらもうお隣の那珂川町です。 那珂川町は色々見どころいっぱい。 美味しいものいっぱい。 大好きな町です。 まず馬頭広重美術館へ。 那珂川町に行くと必ず立ち寄る場所です。 浮世絵の美術館。 現在『広重と国芳』開催中です。 安藤広重と歌川国芳。 いずれも大人気の浮世絵師ですが、 この二人、同い年なんだそうです。 寛政9年(1797)に生まれ、 広重は安政5年(1858)に62歳で、 国芳は文久元年(1861)に65歳で亡くなりました。 北斎、歌麿、写楽の少し後の年代になります。 来年のNHK大河ドラマの主人公となる 蔦谷重三郎(初代)は、 二人が生まれた寛政9年に没しています。 同じ時代を生きた二人の かなり有名な作品が多く展示されていて とても見ごたえがあります。 ああ、これ知ってる!という作品があるはず。 会期は9/8(日)まで。 どうぞお見逃しなく。 2024年8月16日 08:58
塩原温泉、今朝は雨。
台風7号が太平洋を北上しています。 進路が東寄りになりましたがので、 関東地方上陸は免れそうですが、 強い台風ですので、影響は出るだろうなと思います。 塩原の予報では日中と夜に1時間1ミリ程度の雨。 風速は4〜5メートルとなっています。 風は明日まで残りそうです。 大きな被害がないことを祈ります。 さて、現在『豪華絢爛めだか展』開催中の 大田原市のなかがわ水遊園。 私のひそかな?楽しみは、屋外だったりします。 こちらの広い池のあちこちに咲く水生植物。 ハスや熱帯性スイレン、ミソハギなどなど。 夏が最も見ごたえあります。 とにかく広い池。 環境が良いのか、植物たちも増えて勢いがあります。 当然トンボたちもやってきます。 屋外の公園も広く、 セミやチョウなどの昆虫たちもやってきます。 暑いですけれど、ぜひ屋外も散策してみて下さい。 2024年8月15日 09:04
塩原温泉、今朝はくもり。
台風7号が近づいていますが、 今日はくもりでお昼前後は晴れ、 明日は一日雨予報になっています。 台風7号が最も関東に接近する 明日の雨は1時間1ミリ程度。 風速は4メートルとなっています。 こちらは関東でも最も北西に位置するので、 それほど影響は受けないかもしれません。 各所の被害が小さいことを祈ります。 さて、大田原市のはずれにあるなかがわ水遊園。 現在『豪華絢爛めだか展』開催中です。 今日は常設の展示について。 館内はテーマ別に展示が分かれていて、 まずは那珂川流域の淡水魚、 たとえば、アユ、イワナ、ヤマメ、マス、 コイ、ナマズ、イトヨ、タナゴなどなど。 そしてアマゾンなど世界の淡水魚の大水槽。 こちらのピラルクーが大好き。 世界最大の淡水魚と言われています。 1〜2mもある大きなピラルクーが、 悠々と泳ぐ姿を見るだけで、 日頃の疲れが飛んでいきます(笑)。 館内全体に温室になっていて、 熱帯性の植物が沢山ある中に、 カピバラやフタユビナマケモノ、 グリーンイグアナ、コンゴウインコなども。 大体隠れていることが多いので探してみて下さい。 最後の水槽は何と海の生き物たち。 海なし県栃木県民のためのオマケの水槽かな。 チンアナゴもいますよ。 ミュージアムショップのぬいぐるみには いつも目が釘付けになってしまいます。 今回我が家の猫ちゃん達用に、 ヤマメのぬいぐるみを購入。 ヤマメのぬいぐるみなんて、かなりレアでは? 何度行っても楽しいなかがわ水遊園です。 2024年8月14日 09:06
塩原温泉、今朝はくもり。
薄日が射しています。 この後日中は雨予報。 とはいえ、このところ、雨予報でも晴れたりしています。 夏の山の天気は変わりやすいので、 あまり天気予報があてにならないかもしれません。 台風7号の動きが気になります。 太平洋上を北上すれば、 そんなに影響ないかもしれませんが、 今のところ16日は雨予報。 台風の進路を注視したいと思います。 夏休みのおすすめお出かけスポットを紹介しています。 那須どうぶつ王国の次に、 やはり生物つながりで、 大田原市のなかがわ水遊園を紹介します。 海なし県栃木県。 淡水魚の水族館です。 現在『豪華絢爛めだか』展開催中。 めだかを飼ったこともなく、 日頃めだかと縁がないのですが、 そんな私でも夢中になるような展示でした。 めだかって、こんなに沢山の種類があるんですね。 色だけでなく、形も様々。 実に驚きました。 好きな方にはたまらないのではないでしょうか。 そして、これだけ”豪華絢爛”なめだか達を見ると、 逆に”地味”なめだかが可愛く見えるから不思議です。 めだかの世界も交配が進み、 また飼い切れなくなっためだかを川に放流したりで、 純粋な日本産、それも地域地域の純粋DNAを持つ、 めだかが大変貴重になっています。 栃木県内には関東の純粋なDNAを持つ めだかが存在しているそうで、 そんな関東土着のめだかも展示されてました。 めだかの飼い方や、飼育に必要なものも紹介されていて、 めだか飼っている方は必見です。 2024年8月13日 09:00
塩原温泉、今朝は晴れ。
ところがこの後日中は雨予報。 こんなに晴れているのに…。 昨日も雨が結構降りました。 北海道ではまた低緯度オーロラが見えたそうですが、 こちらは雲に覆われて、 ペルセウス座流星群も見られずでした。 さて、夏休みのおすすめスポットを紹介していきます。 久しぶりにでかけた那須どうぶつ王国。 那須どうぶつ王国は、 手前の「王国タウン」と、 奥の屋外フィールド「王国ファーム」に分かれています。 昨日紹介したバードパフォーマンスは「王国ファーム」で。 今日は「王国タウン」の動物たちを。 「王国タウン」は「熱帯の森」とか「保全の森」とか、 テーマ別に分けられた建物が建っていて、 その中に色々な動物たちがいます。 ほとんどの動物が、檻などに入っていないので、 すぐ間近で見ることができます。 どうぶつ王国に出かけた目的の一つが、 そういった建物をつなぐ回廊を確認でした。 回廊ができてからはまだ行っていなくて。 回廊がつながったので、 建物の間を傘をささずに移動できます。 雨の日に嬉しいですね。 最近できたのが「リスの森」。 リスは塩原の山にもいるのですが、 普段姿が見られることはまれ。 自然のような森の中に沢山のリスがいて、 リスを探す楽しみがあります。 本当に色々な動物たちに会ってきました。 撮影してきたごくごく一部です。 もっと沢山の動物たちがいます。 今回、まだ会っていなかった、 ホッキョクオオカミとアムールトラを楽しみにしていましたが、 ホッキョクオオカミは先日の悲しいニュース (2匹生まれた赤ちゃんのうち1匹が死亡)のため、 非公開になっており、 アムールトラも暑さで引っ込んでいて会えず。 次回の楽しみに取っておきます! ワオキツネザル。 フタユビナマケモノ。 ヒロハシサギ。 ジャガー。 コツメカワウソ。 ガマグチヨタカ。 タイハクオウム。 マヌルネコ。 スナネコ。 ヤマネコ。 アムールヤマネコだったかな? サーバルキャット。 プレーリードッグ。 リス。 ミーアキャット。 ペンギン。 ゴマフアザラシ。 2024年8月12日 09:12
塩原温泉、今朝はくもり。
とても涼しい朝です。 半袖で寝ていますが、 朝起きたら腕に鳥肌が立ってました・・・ 皆さん、朝の涼しさに驚かれます。 自宅はクーラーなく、夏でも羽根布団使ってます。 台風5号の影響でしょうか。 昨日は一日風が強かったです。 今日は午後数時間だけ雨予報。 台風5号通過地域で、被害がないことを祈ります。 さて、気になる夏休みのおすすめスポット。 何日かに渡ってご紹介していきます。 少し前に那須どうぶつ王国に行ってきました。 色々な動物に会える常に大人気の場所です。 何度か行っていますが、 毎回楽しみにしているのがバードパフォーマンス。 現在「ABROAD」という名前で展開しています。 猛禽類たちの大きな姿が、 観客の頭の上を飛び回るのは迫力満点です。 本当によく訓練されていると思います。 夏休みは一日2回行われているようです。 屋外の屋根なしの観客席。 日傘は使えませんので、 晴れている日は帽子必携。 暑さ対策、水分補給忘れずに楽しんでくださいね。 2024年8月11日 09:42
塩原温泉、今朝は快晴です。
今日は午前中晴れで午後くもり。 雨マークはありませんが、 夏の天気なので、急変することもあるかもしれません。 さて、今日は夏に涼し気な花、カリガネソウを。 カリガネソウは園芸品種なんだとずっと思っていました。 上三依水生植物園や、お寺の庭先に咲くのを見てきたので。 まさか塩原の自然の中で見られるとは思ってませんでした。 昨年までは。 昨年初めて塩原の2か所で見かけていたので、 今年は会いに行きました。 タイミングばっちり。 美しい青い色の花。 おしべとめしべが上向きに伸びて くるんとしているのが印象的。 一度見たら忘れられないような個性的な花です。 その花の形を雁に見立てて雁草(カリガネソウ)らしいのですが、 さて、雁に見えますでしょうか・・・ 今回驚いたのはその香りです。 シソ科の植物。 シソ科の植物は大体香りがありますよね。 花を撮影するのに、 葉をかき分けた時に、ふっと立ち上がった香りは、 今まで一度もかいだことがない不思議な香りでした。 ネットで「カリガネソウ」と入力すると、 「カリガネソウ 臭い」というキーワードが出てきます。 そしてどのサイトでも 「何とも言いようがないにおい」というような表現が。 本当に「何とも言いようがないにおい」なんです。 個人的に最初に連想したのが「シュウマイ」でした・・・ シュウマイのにおいがする花。 花の形も香りも個性的なカリガネソウ。 どこかで見かけたら、 葉っぱを触って香りをかいでみて下さい。 2024年8月10日 08:48
塩原温泉、今朝はくもり。
涼しい朝です。 少し前まで今日は晴れマークがずらりだったのに、 いつの間にか、晴れマークが消えて、くもりに。 過ごしやすい一日になるといいですね。 今夜は「塩原温泉宿花火」が打ちあがります。 さて、夏に嬉しい塩原温泉のイベントを。 塩原漁業協同組合の皆さんによる「ニジマスつかみ取り」。 コロナ禍の間は中止しておりましたが、 昨夏より復活。 8/24(土)まで、古町県営駐車場裏手の箒川河川敷で開催中です。 初日にちょっと会場を覗いてきましたが、大盛況でした。 この天気、この暑さ。 水遊びができる所は子供も大人も嬉しいですよね。 大人、子供にかかわらず、 お一人様1200円の料金で、 45分間、じゃぶじゃぶ池でつかみ取り体験ができて、 2匹ニジマスの塩焼きを食べられます。 炭でじっくり焼いたニジマスが、 おいしくないわけないです。 こんがり、たまらないにおいが漂ってました。 嬉しいことに、塩原温泉にお泊りの方は、 1200円⇒1000円に料金割引を受けられます。 割引券をお渡ししますので、 必ず宿泊施設のフロントにお声をかけて下さい。 子供達が小さな頃は、私も体験したことありますが、 涼しいし、楽しいし、美味しいです! おにぎりと飲み物持参もおすすめです! 尚、裸足で参加することはできません。 サンダルの貸し出しも行っています。 2024年8月 9日 09:01
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は午前中晴れで午後はくもり予報。 きれいな青空が広がっています。 さて、明日8/10(土)は『塩原温泉宿花火』の日。 「宿の日」に合わせて開催します。 花火自体は20:00〜20:30の30分間、 1500発を予定しております。 花火を見るメイン会場は門前交流広場で、 キッチンカーやお祭り屋台なども出店し、 塩原音頭の流し踊りや、お祭り太鼓の競演が見られます。 門前交流広場がある門前・古町の温泉街は 17:30〜21:00の間、歩行者天国。 その前後、17:00〜21:30の間、 車は通行規制となりますのでご注意下さい。 門前や古町などの温泉街でしたら、 大体真正面に上がる花火を見ることができると思います。 近くに2か所有料駐車場を用意していますが、 駐車チケットはすでに完売しているようです。 少し離れた場所ですが、 塩原支所、源三窟、古町県営駐車場の3か所が 花火大会無料駐車場として開放されます。 残念ながら、塩原温泉街から少し離れている 彩つむぎ敷地では、花火はほとんど見えません。 温泉街までは徒歩10〜15分ほど。 良かったら夕食後のお散歩でお出かけ下さい。 また七ツ岩吊橋を渡って階段を登ると、 多少花火が見えるようです。 2024年8月 8日 08:43
塩原温泉、青空も見えてますが、今朝はくもり。
やはりこの後日中雨予報です。 昨日は一時雷雨になりました。 今日もその可能性があるかと思います。 明後日からは晴れマークがかなりついています。 また暑くなりそうです。 さて、昨日塩原渓谷のキツネノカミソリを紹介しました。 いくつか群生地があると書きましたが、 私が知る限り、一番大きな群落地は ちょっと沢沿いに登ります。 足首の怪我で今年はやめておこうとしたのですが、 やっぱりこちらに行かなくては片手落ちだよなあと、 足元に注意しながら、慎重に行ってきました。 がんばって行って大正解でした。 毎年足を運んでいますけれど、 今まで最も花が多いようです。 一面にオレンジ色の花がぎっしりと。 ここまで咲いているとは思いもしませんでした。 是非ともご覧いただきたい花風景ですが、 以前、ここでマムシを見たことがあるので、 気軽にはおすすめできません。 長靴であれば大丈夫でしょう。 やはり塩原街道トンネル区間の旧道。 大網温泉から塩原渓谷遊歩道を少し上がった場所です。 2024年8月 7日 08:57
塩原温泉、今朝は晴れ。
ここのところ、朝は晴れているんですが、 その後雨になっています。 昨日はゲリラ的豪雨になりました。 今日も日中ずっと雨予報。 水不足が解消すると良いですね。 さて、イワタバコと同じ時期、 同じような場所に咲くキツネノカミソリ。 塩原の自生地は何か所かありますが、 私が毎年見に行くのは2か所。 その内の一ヶ所はちょっと上り下りがある場所なので、 足に怪我をしている今年は行くのを控えます。 もう一ヶ所の、 車から降りれば見られる場所で撮影してきました。 こちらは花の数は多くはないものの、充分にきれい。 山や渓を歩かずとも、 見られる場所で良かったです。 最後の2枚の写真は 塩原街道旧道の仙髯の滝のすぐ上 かなり咲いているのがわかります。 ただ、滝のところが垂直の岩なので、 とても近づけません。 ズームで撮影。 塩原渓谷のキツネノカミソリはこんな感じで、 渓谷の斜面に咲いています。 キツネノカミソリは里の平野部でもよく見かけます。 常々不思議に思うのですけれど、 里で見かけるキツネノカミソリは花の色が濃く朱赤。 塩原渓谷のキツネノカミソリは明るいオレンジ色なんですよね。 DNAが違うのか、 それとも自生する環境なのか、 専門家のご意見聞きたいところです・・・ 2024年8月 6日 08:52
塩原温泉、今朝は晴れ。
昨日と同じく、予報ではくもり時々雨なのに、 朝は晴れています。 夏の山の天気は変わりやすいもの。 突然雨が降ることもあれば、 逆に晴れる時間があったりします。 さて、先々月末に足首を怪我して遊歩道歩きができず、 今年は渓谷のイワタバコは見に行けませんが、 とても身近な場所に、 沢山のイワタバコが咲いているのを見つけて、 ちょっと驚いています。 国道400号線(塩原街道)のトンネル区間の旧道、 通称大正浪漫もみじ街道の法面一面、 イワタバコが埋め尽くしておりました。 確かに塩原街道では他にも、 こういう場所があるのですが、 こちらの場所も、ここまでとは。 今までどうして気が付かなかったんだろう・・・ イワタバコは日の当たらないような、 渓谷の岩肌にしがみつくように生えています。 宿根草なのに、土もなさそうな場所で、 冬の間、根は一体どうしているんでしょうか。 全く何もないような岩肌にいきなり現れます。 塩原渓谷の遊歩道沿いなどの、 あちこちで見ることができますが、 渓谷まで行かなくても、 こんな身近で楽しめました。 最後の写真、 法面を埋めている緑は全部イワタバコの葉ですよ〜。 谷の岩肌と法面、 人間にとっては全然別の物ですが、 イワタバコにとっては、 あまり変わりないのかもしれませんね。 2024年8月 5日 09:00
塩原温泉、今朝は晴れ。
あれっ? 今日からしばらく、 天気予報から晴れマーク消えたはずなんですが? 予報では午後は雨。 明日明後日も日中雨の時間が多そうです。 でも、今朝みたいに、突発的に晴れる時間があるといいですね。 さて、久しぶりに歩いた夏の大沼。 夏の茸を期待していたのですが、 雨不足のせいか、茸はあまり見かけませんでした。 ところが、期待していなかった花との すばらしい出会いが沢山ありました。 まずはエゾミソハギの花。 以前より減りましたが、 それでも大沼のあちらこちらに。 同じような場所にチダケサシやツリフネソウも。 そして、一面を埋めるミズオトギリ。 秋に真っ赤になる葉がきれいですが、 花も可愛らしくて、沢山咲いていました。 以前はかなり沢山咲いていたのに、 ここ数年見かけていなかった コバノカモメヅルとヌマトラノオに 再会することができました。 全くなくなったわけではなかったとわかり、 とても嬉しかったです。 何よりの思いがけない出会いは、 最初と最後にありました。 何と大沼で最初に出会ったのはオニノヤガラ。 そして最後に小さな小さなアリドオシラン。 いずれも野生ランの仲間です。 1mくらいになるオニノヤガラと、 5センチにも満たないアリドオシラン。 オニノヤガラは、塩原の何か所かで見たことがありますが、 アリドオシランに塩原で出会ったのは初めてでした。 よく見つけた、私。 これだから大沼もうではやめられません。。。 2024年8月 4日 08:53
塩原温泉、今朝は晴れ。
この後くもりで午後に雨が降る時間があります。 そして明日からの週間予報、 晴れマークが消えました。 全ての日、くもり時々雨。 涼しくなってきそうです。 日中はセミの声が盛んに聞こえますが、 夜は早くもコオロギの声が。 昨日は大浴場で迷い込んだコオロギが鳴いていました。 風流といえば風流ですが・・・ さて、先日久しぶりに塩原大沼へ。 一か月ほど前、 那須茶臼岳からの下山中に捻挫して 足首の骨にヒビが入り、 しばらく登山ができなくなりました。 まだ痛みは残るものの、 平坦な場所であれば、普通に歩けるようになり、 大沼なら大丈夫だろうと。 すっかり真夏の大沼。 今年はほとんど花がなかったバイケイソウは、 葉も枯れて跡形もなく。 季節の移ろいは早いですね。 沼の水は少なめ。 時折雨は降っているんですけれど、 まだまだ水不足のようです。 それでもトンボたちがいっぱい。 産卵しているトンボもいました。 1ヶ月ぶりに歩いた自然の中。 やっぱりいいものですね。 大沼は木道が整備されているので、 多少足が悪くても歩くことができます。 途中までなら車いすで行くことも可能です。 沼を渡る風が爽やかで、 温泉街よりも3〜5度くらい涼しいように感じました。 2024年8月 3日 08:55
塩原温泉、今朝は晴れ。
快晴ですが、爽やかな朝です。 今日も日中は晴れて暑くなりますが、 明日からしばらくくもりで午後雨という予報になっています。 さて、昨日のクマヤナギの果実酒はまだ未挑戦ですが、 こちらの果実酒はほぼ毎年作っています。 木苺大好き。 食べる、というより、採るのが好き。 ほぼ生食はせずに、果実酒に仕込みます。 この地域には色々な木苺があります。 クマイチゴ、 ニガイチゴ、 モミジイチゴ、 ナワシロイチゴ、 フユイチゴ、 クロイチゴ・・・ 生食で美味しいのはモミジイチゴ、 そして、このエビガライチゴでしょうか。 最も果実がしっかりしているのは、 何と言ってもエビガライチゴ。 採り甲斐があります。 以前は木苺が成るのは初夏と思っていたので、 エビガライチゴの存在を知りませんでした。 エビガライチゴは初夏というより盛夏に成ります。 今年は当たり年のようで、 色々な所でエビガライチゴを見かけました。 葉の裏が白くてとげとげがいっぱい。 果実を覆う殻までとげとげ。 中から赤い果実が出てくるまでは茶色のままです。 殻が取れると一気に真っ赤な実が洗われます。 沢山採れたの、全部果実酒に。 リカーに漬け込んですぐに、すでに真っ赤。 例年よりも濃いエビガライチゴ酒ができそうです。 楽しみ。
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塩原春夏秋冬 彩つむぎ料理について
2024年8月 2日 08:34
塩原温泉、今朝も晴れ。
今日は午後まで晴れ予報で、夕方からはくもり。 日中は暑くなりそうです。 初夏から夏にかけては、 なぜか白い花ばかりが目につきますが、 そんな中、真っ赤。 まるでクリスマスツリーのような。 クマヤナギというつる性植物の実です。 塩原にもありますが、 写真は上三依塩原から五十里湖に抜ける道で。 深山ダム周辺でも見かけました。 実に目立ってました。 この実は食べると甘く、 漢方薬として使われているそうです。 果実酒にもいいらしいのですが、 まだ摘んだことはありません。 トライしてみようかな・・・ 2024年8月 1日 09:25
塩原温泉、今朝は晴れ。
爽やかな涼しい朝です。 朝はいつもこんな感じで涼しいのですが、 午後になってくると湿度が上がって暑くなります。 さて、白い花を咲かせるクロヅルと、 遠目からはとても良く似ていますが、 この時期、やはり塩原のあちこちで咲いているノリウツギ。 ウツギとありますが、ウツギの仲間ではなく、 アジサイ科アジサイ属といいますから、 れっきとしたアジサイの一種なんですね。 確かに円錐形の花の付き方をみると、 カシワバアジサイとよく似ています。 今回初めて、ノリウツギの「ノリ」は「糊」が由来と知りました。 かつては樹皮から和紙用の糊をとったのだとか。 今度一度樹皮をはがしてみようかと思いました。 塩原では紫陽花の花が寒い時期まで残ることが多いのですが、 ノリウツギの花も枯れてもなおその形をとどめて、 冬の間じゅう、場合によっては冬を越しても、 枝に残っているのを見かけたりします。 今の花の季節、近づいて見てみると、 チョウ、ハナムグリ、ハナアブ、ハナカミキリなど、 沢山の昆虫が集まっています。 昆虫好きにはたまらない花でもあるんですよ。 |