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2024年9月
2024年9月30日 09:18
塩原温泉、今朝はくもり。
今日も一日くもり予報です。 暑すぎず、寒くもなく、とても過ごしやすい朝です。 さて、秋の茸色々。 こちらの茸もよく見かけました。 ホウキタケの仲間たち。 ホウキタケも種類や色が多彩です。 根元も枝先も白くてぷっくらしているのが、 本家本元のホウキタケで食用。 枝先がピンク色になるものもあるそうです。 全体的に黄色やオレンジ色、ピンク色などのものは キホウキタケ、あるいはハナホウキタケで、有毒。 紫色のムラサキホウキタケは食用になるそうです。 白いホウキタケも、 老成してくると黄色味を帯びてくることもあり、 こちらも見分けがとても難しいです。 最初のほうの写真のは白っぽいけれど、 根元がぷっくらとはしてませんので、 本家本元なのかちょっとわからずです。 でも、どの色のホウキタケも美しいなあと、 いつも見て「撮る」だけ。 後半は近い仲間のフサタケ。 ホウキタケよりも細かく枝分かれして、 一つ一つの枝が細く美しい茸です。 群生していることが多いので、 苔が生えているようにも見えます。 最後の3枚の写真は多分シロヒメホウキタケ。 名前のとおり白くて小さいです。 とっても可愛らしいですよ。 彩つむぎ敷地内にも出てきて驚きました。 2024年9月29日 08:53
塩原温泉、今朝は雨。
天気予報では一日くもりなのですが・・・雨。 今日は塩原温泉古式湯まつりの日なんですが・・・。 雨上がると良いのですが。 さて、秋の茸色々、 今日はイグチ系の茸を。 イグチ系(イグチ目)の茸の 一番の特徴は傘の裏側がヒダではなく管孔であることです。 (例外もありますが・・・) 柄がぷっくらと太く、網目になっているものも多く、 さわってみるとぷにぷにと柔らかい感じです。 パンケーキみたいな外見だったり。 実際に食用になる茸がけっこうあります (例外もありますが・・・) その代表的なものが、 イタリアでポルチーニ、 フランスでセップと呼ばれるヤマドリタケや、 アカヤマドリタケ、ヌメリイグチなど。 沢山のイグチ茸に会いました。 中には、これ食べられるやつ!と分かったものもありましたが、 やはり私にとって基本的に茸は「採る」ものではなく「撮る」もの。 まだ今の時点で、自信100%ではなく、 食べてみるのは持ち越し。 来年はもっと勉強して ヤマドリタケぐらいには挑戦したいです。 でも、このぷっくらとした形がとにかくかわいくて、 どの茸も大好きです。 2024年9月28日 09:17
塩原温泉、今朝はくもり。
今日明日とくもり予報です。 明日は塩原温泉古式湯まつりの日。 雨マークが消えてほっとしています。 さて、シロオニタケ、ドクツルタケと並んで 毒茸の代名詞としてよく聞くテングタケ。 実はまだちゃんと見たことなかったのですが、 今年は色々なところで見かけることができました。 タイミングが合ったんだと思います。 見た目、茸らしくてかわいいですが、 死亡することもあるらしい毒茸です。 よく似た茸にイボテングタケがあります。 傘の表面のイボがもっと立体的。 このイボは雨にぬれたりする取れるようで、 取れたものはツルタケにも似ています。 そしてこの赤い色バージョンがベニテングタケ。 真赤な傘に白いイボ。 茸に抱くイメージとして、 最も多くの方が連想する茸だと思いますが、 まだベニテングタケにはお目にかかったことがありません。 いつか出会えることを楽しみにしています。 こちらは多分ツルタケ。 2024年9月27日 08:45
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は日中くもりで一時雨。 明日から明後日の週末は雨が降る時間が多くなりそうです。 日曜日は塩原温泉古式湯まつりの日なので、 お天気がちょっと心配です。 さて、秋の茸について色々と。 先日紹介した真っ赤なタマゴタケ。 タマゴタケの「タマゴ」の部分は、 正式には「つぼ」と呼ばれます。 茸の幼菌が覆われていた膜でもあり、 破れて出て来た後は、 地面に「壺状」に残っていたりします。 タマゴタケのような真っ白なつぼの茸は他にも多く、 つぼの状態を見かけると、 この後どんな茸が顔を表すんだろうとワクワクします。 先日もそんな「タマゴ」を見かけました。 1枚目の写真、本当に剥きたてのゆで卵のようです。 すぐ近くに「タマゴ」を破った真っ白な茸が。 こちらはドクツルタケのようです。 タマゴも出て来た茸も真っ白。 けっこうあちこちの森や樹林帯で出会います。 真っ白でとても優雅で美しい茸ですが、強毒。 別名「殺しの天使」とも言われています。 シロオニタケもそうですが、 白い茸は要注意というのが通説。 よく似た茸にシロタマゴテングタケというのもいて、 柄のささくれ状態で見分けるようです。 おそらく写真の茸はドクツルタケで良さそう。 間違っていたらごめんなさい。 形だけ見たらタマゴタケにそっくりですが、 この形の白いのはドクツルタケと思ってきました。 ところが、今年初めて知ったこと。 ドクツルタケやシロタマゴテングタケに似て、 実はタマゴタケの仲間である ハマクサギタマゴタケというのがいるそうなのです。 見分け方のポイントは傘の条線。 タマゴタケの特徴の一つです。 そして、それはタマゴタケ同様に食べられるんだそうです。 へえ〜と思っていたところ、 何と、それらしき茸に遭遇。 最後の2枚の写真の茸。 一見、ドクツルタケにそっくり。 でも傘をよく見るとタマゴタケ同様の条線があり、 傘も真っ白ではなく、少しベージュがかっています。 知ったばかりでの遭遇だったので、とても驚きました。 本当にあるんだと。 もしかしたら、今まで見落としていたのかもしれません。 でもあくまでも私の見立てなので、 タイトルにはそれぞれ「?」をつけておきました。 茸の世界は本当に奥深いです。 ドクツルタケと思われる茸色々。 ハマクサギタマゴタケと思われる茸。 2024年9月26日 08:57
塩原温泉、今朝は晴れ。
午前中は晴れるようですが、午後はくもり。 明日も一日くもりになります。 昨日紹介したシロオニタケの、 成長して大きくなったものを、 こちらの茸と見間違えることがあります。 大きさ、高さ、共に、 シロオニタケのように大きくなるカラカサタケ。 高さでは塩原で見かける茸の中では、一番かもしれません。 最初に出会った時にはびっくりしました。 ご覧のように傘が開いてくると、 まさに「唐傘」の形。 小さなトトロが佇んでいそうです。 傘の下に白いリング状のつばがあるのがわかるでしょうか。 これがカラカサタケの特徴の一つで、 このリング状のつばは可動するんだそうです。 知らなかった・・・。 次回見つけたらやってみよう・・・。 そしてこのリングが マントのようにひらひらしていると マントカラカサタケです。 また白っぽいオオシロカラカサタケというのや、 カラカサタケモドキ、さらにドクカラカサタケというのも。 カラカサタケやマントカラカサタケは 食用になる茸ですが、 それぞれ良く似た毒茸もあるので、 下手に手を出さないほうが良さそうです。 最後の写真は数年前に見かけてたカラカサタケ。 ずっと何の茸がわからないでいたのですが、 リングが決め手で、 今年になってやっと判明しました。 これも大きかった・・・。 2024年9月25日 09:17
塩原温泉、今朝はくもり。
今日はほぼ一日くもりで夕方少し雨が降りそうです。 明日は日中晴れ予報。 朝晩かなり涼しくなっています。 半袖では寒く感じるので、一枚羽織るものが必要です。 さて、この秋、タマゴタケと同じように、 塩原のあちこちで見かけました。 シロオニタケ。 茸に詳しくない方でも、 何となく、食べられなさそう・・・と思うかも。 見た目と違い、美味しいタマゴタケと違って、 こちらのシロオニタケは、いかにもな毒茸です。 でも、毎年何となく気になる茸で、 見かけると嬉しくなってしまいます。 幼菌の時には、まるで雪だるまのよう。 むっくりと雪だるまが大きくなってきて、 とげとげと傘の形が何とも可愛らしく。 それが大きくなってくると、全く違う別の茸のよう。 写真でおわかりになるかと思いますが、 高さが20センチくらい、 傘も手のひらほどになってきます。 最後の1枚は多分タマシロオニタケだと思います。 根元がまん丸なのがわかるでしょうか。 ダンベルのような形になります。 これもまたかわいくて好きです。 いずれも、一つ見つけると、 周りに沢山出ていたりするので、 見つけるのがとても楽しい茸です。 タマシロオニタケ 2024年9月24日 09:23
塩原温泉、今朝はくもり。
予報では晴れのはずなのですが、 お日さまどこに行ったかな・・・ 今日明日は晴れる時間があるようです。 さて、今年は夏が暑かったせいなのか、 茸の出方がちょっと遅いような印象でした。 そんな中でも、 今年最も目立ったのがタマゴタケかもしれません。 私が自信を持って同定できる 数少ない茸の一つ。 何といってもこのビジュアルですから。。。 土の中の幼菌はまさに卵そのもの。 その卵が割れると真っ赤な茸が現れます。 つやつやでとってもきれいです。 いかにも毒々しい色で、 毒茸と思われがちなのですが、 実はこれがとっても美味しい茸なんです。 私の場合、基本的に茸は「採る」ものではなく「撮る」もの。 でもタマゴタケが沢山出ている場所では採ることも。 茸はまだ大震災の時の原発事故の影響がありますので、 採ってもせいぜいが2〜3本。 ホイル焼きやバター炒め、炊き込みご飯などにします。 今年は本当にあちこちでタマゴタケに出会いました。 当たり年なんだろうなあと思います。 森でこの茸に出会えると、本当に嬉しいです。 写真、幼菌から順番に並べてみましたので、変化がわかるかな。 2024年9月23日 09:46
塩原温泉、今朝は晴れ。
久しぶりに朝から青空。 とても爽やかな朝です。 さて、今日から秋の収穫祭・・・ ではなかった個人的に秋の茸まつりです。 秋の茸のこと色々書いていこうと思います。 まずはチタケ。 栃木県民が大好きな食用の茸といえば、 何をおいてもこのチタケ(チチタケ)。 ほぼ栃木県民しか食べないとも言われています。 私も最初に食べた時の感想・・・ 「何、このボソボソの茸は」でした。 食感はボソボソなんです。 全然美味しいと思えない食感。 ところが、その出しつゆの美味しいこと! そうなんです。 チタケは食感ではなく、出しの味を楽しむ茸。 主に、茄子と油でいためて、 麺つゆなどを足して味を調えて、 蕎麦やうどんのつゆとして食べます。 この季節になると、 近在の蕎麦屋には「ちたけそばあります」の看板が、 出ていました・・・と言うのが正しいかも。 2011年の福島原発事故の影響をかなり受けた茸で、 未だに残留放射線量高い茸の一つです。 直売所などに並ぶことはありません。 「ちたけそばあります」の看板も あまり見かけなくなりました。 中には影響の少ない県外地域で採ってきたり、 購入したりしているお店や、 個人的に少量だけ消費している方もあるかと思います。 実際に塩原の山で茸探ししていると、 チタケを探している方に会う事も少なくありません。 多少のリスクを冒してでも食べたいのでしょう。 それほど、味わい深い茸です。 特徴はまさに「乳」。 傷をつけると写真のように、真っ白な液体が。 にじみ出てくることもあれば、 それこそ、ぴゅっと飛び出してくることもあります。 その液体がかなりにおいが強く、 おそらく、それが美味しい出しの元のようです。 現在栃木県立博物館で開催中の 「とちぎの茸」展でも、 チタケのコーナーがありました。 チタケにも色々な種類があるようです。 何枚目かの写真で、 白っぽい茸がありますが、 それも傷つけたら白い液が出て来たので、 もしかしたらチタケの仲間かもしれません。 福島原発事故前、まだ存命だった、 近所の茸採り名人がいつも沢山のチタケを届けてくれ、 それを冷凍しておいて、 大晦日の年越しそばに使ったりも。 あれから年月が経ち、 私もチタケぐらいは判別できるようになりましたが、 まだ食べるまでには至らず。 再び安心してチタケそばを楽しめるようになるのはいつかなあ。 2024年9月22日 09:10
塩原温泉、今朝は雨。
肌寒くて、久しぶりにジャケットを着ています。 今日は午前中ずっと雨予報で午後はくもり。 そして明日は晴れマークが並びました。 明日が待ち遠しいですね。 晴れるとまだ暑いかもしれません。 さて、収穫の秋。 那須野が原のあちこちで黄金色の稲穂が揺れています。 一面黄金色という場所も少なくありません。 稲刈りが始まっています。 彩つむぎでは市内槻沢の農家の方から お米を仕入れています。 米不足が話題になった時も 全く問題ありませんでした。 そちらの農家でも稲刈りが始まり、 先週仕入れたのは新米。 そして…今朝から新米になりました! お客様の食べ込み方も違うような。 やはり新米の美味しさは格別ですね。 普段あまりお米を食べない私ですが(控えてます)、 今日は思いっきり新米食べようと思います!
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彩つむぎ料理について
2024年9月21日 08:53
塩原温泉、今朝はくもり。
どんより空。 午後は雨予報です。 明日もそんな天気予報ですけれど、 明後日からは晴れる時間が多くなりそう。 「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、 残暑も落ち着いてくるでしょうか。 さて、収穫の話をしてきたら、 これを外すわけにはいきません。 塩原高原大根。 塩原の山の冷涼空気、 そして朝晩の寒暖の差が、 甘く、みずみずしい大根を作ります。 種まきをずらして、初夏から秋まで収穫されますが、 やっぱり一番美味しいのはこれからの秋。 紅葉シーズンに重なります。 塩原温泉では10年以上前から、 この自慢の大根を もっと知ってもらいたい、 もっと味わってもらいたい、 もっと買ってもらいたい、と、 《秋の旬感ベジたべる!塩原高原大根キャンペーン》を展開。 今年も9/15〜11/15を目安に、 ポスター、チラシ、のぼりなどを作って、 皆様にPRしています。 彩つむぎでも3品ほどご提供中。 ぜひ、この時期に、 塩原高原大根を味わいに、 塩原温泉にお出かけ下さい!
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塩原春夏秋冬 彩つむぎ料理について
2024年9月20日 08:47
塩原温泉、今朝はくもり。
先程までは晴れていたのですが、 今日は一日くもり予報。 過ごしやすい気持ちのいい朝です。 さて、サルナシに続いて収穫が嬉しい山葡萄を。 すばらしく美しい実です。 まだ熟す前は緑から青緑。 そして段々紫色に変化していきます。 サルナシと同じような場所で 塩原でもよく見かけるのですが、 あまり実をつけていないのです。 どうしてなのか、いつも不思議に思っています。 写真の山葡萄も塩原で撮影したものではありません。 この時はまだ熟す手前だったので、採らずに帰りました。 そろそろ、採れるかな。 山葡萄は果実酒に漬け込みたいところですが、 山葡萄を果実酒に漬け込むと酒税法に触れます。 ワインになってしまうからです。 ですので、ジュースにして、自家消費。 贅沢でおいしいジュースになります。 そして実が熟す頃の、葉の紅葉がまた美しいので、 これからの紅葉も楽しみです。 2024年9月19日 08:41
塩原温泉、今朝は雨。
今日は日中雨予報。 夕方から明日午前中にかけてはくもり。 明日の午後は久しぶりに晴れマークが並んでいますが、 その後週末は雨がちな天気になりそうです。 もうすぐお彼岸。 かなり秋めいてきました。 秋の収穫の季節です。 私としてはまずサルナシが気になります。 サルナシは雌花と雄花があり、実がつくのは雌花のみ。 初夏の花が咲く頃から、 各地のサルナシの花の付き具合などを確認し、 雌花を探していきます。 そして待つこと約2か月。 ようやく果実が大きくなってきて、熟してきます。 熟すのを待っていると、 サルやクマなどに採られてしまうので、 早めに採って、追熟させて果実酒にします。 今年はまずまずの「なり」のようで、 沢山の実がぶら下がっています。 今年新たに、採りやすい場所になっている一本を見つけ、 ちょっとうれしい秋の収穫です。 小さいけれど、半分に切ってみると、 まさにミニミニキウイフルーツ。 英語ではベビーキウイと呼ばれ, キウイフルーツはサルナシの一種を品種改良したらしく、 味も少々ワイルドなキウイフルーツといったところ。
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塩原春夏秋冬 彩つむぎ料理について
2024年9月18日 08:54
塩原温泉、今朝は晴れ。
とてもきれいな青空なのですが、 この青空は朝だけかもしれません。 この後くもりで午後には雨が降る時間もありそうです。 さて、昨夜の月は中秋の名月でした。 お住まいの場所から、お月見できたでしょうか。 彩つむぎはちょうど真正面に月が昇る宿。 とてもきれいに月が見えます。 ラウンジダイニングでのお食事中や、 お部屋から、 お部屋のお風呂に入りながら、 露天風呂から・・・ どこからもお月見ができるのです。 もちろん雲に覆われていなければ、ですけれど。 お隣の七ツ岩吊橋に行ってみたら、 ちょうど七ツ岩吊橋の真上に月が見えて、 何とも言えない風情がありました。 色々な所から、 昨夜の月の写真を撮りましたので、 楽しんでいただければと思います。 旧暦8月15日に当たる日の月を 中秋の名月と言うそうで、 必ずしも満月とは限らないとのこと。 今夜の月が満月です。 今宵の月もきれいに見えますように・・・ 駐車場にて。 七ツ岩吊橋にて。 露天風呂にて。 客室から。
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塩原春夏秋冬 彩つむぎ館内について
2024年9月17日 14:34
塩原温泉、今朝はくもり。
今日明日とくもりで晴れマークがちらっと。 晴れる時間もありそうです。 涼しくて過ごしやすい朝になっています。 そろそろ半袖だとひんやりします。 さて、塩原の5〜6月の山でよく見かけるギンリョウソウ。 銀竜草と書きますが、ユウレイタケの別称も。 葉緑素を持たない腐生植物で、 最初に見かけると驚きますが、 毎年会わないと落ち着かない…というか、 毎年会いたくなる、不思議な魅力がある植物です。 今年も沢山会いました。 ギンリョウソウとそっくりなのに、 ギンリョウソウモドキとか、 アキノギンリョウソウと呼ばれる別種が今頃出てきます。 「モドキ」という名前が好きではないので、 私は「アキノギンリョウソウ」と呼ぶことが多いです。 見られる時期も違うので区別できますが、 種のつけ方が全然違います。 ギンリョウソウがまん丸の液果になるのに対し、 ギンリョウソウモドキは乾燥したさく果となります。 どちらかと言うと、 ギンリョウソウよりもシャクジョウソウに近いのだそうです。 シャクジョウソウはまだ見たことがないので、 何とも比較しようがないのですが。 出会える確率は アキノギンリョウソウのほうが圧倒的に低いです。 出会えて1〜2度。 今年は2か所で出会うことができています。 2か所めに出会ったのは、 少しピンク色がかっていて、とても綺麗でした。 個体によっては、こういう色になるようです。 またどこかで会えるといいなあ。 2024年9月16日 08:46
塩原温泉、今朝は小雨。
予報では一日くもりですが、 現在細かな雨が降っていて、 とても涼しく過ごしやすい朝になっています。 明日もくもり一時雨。 青空はちょっとおあずけになりそうですね。 さて、タラノメやウドの花と同じような場所に、 7月下旬頃からずっと花をつけている木が。 クサギの木。 塩原のどこででも見かけます。 特に塩那スカイラインは、 場所によってはクサギだらけ。 最初白い花を咲かせ、 咲き終わると花びらを閉じて赤くなります。 そして最後に赤い花びらが開くと、 中から真っ青な果実が。 この間が約2か月ぐらい。 どの時期でも目を楽しませてくれます。 葉がくさいので「クサギ」と言う名がついてますが、 花の時期はほんのりと良い香りがします。 夏の間じゅう、この花を見守りつつ楽しんでいますが、 今年はゲリラ豪雨が多かったせいか、 青い実が見られる前に、 しおれてしまった花が多く、 現在はちょっと残念な姿に。 青い実がぎっしりとついたクサギもきれいなんです。 場所によってはまだこれから楽しめると思います。 8月上旬ぐらい。 まず白い花が咲き、 段々ピンク色になります。 9月に入ってから。 赤い色に。 段々赤が目立ちますが、 まだ白い花も。 白い花が終わる頃、 中から青い実が。 2024年9月15日 09:18
塩原温泉、今朝は晴れ。
なのですが、また今日も予報ではこの後雨です。 最近、毎日、朝は晴れるのですが、 その後崩れる日が続いています。 今日もそんな感じになりそうです。 さて、この季節、こんな不思議な花を見たことないですか? 都市部ではほとんど見かけることないと思います。 私もこちらに来て初めて見て、 一体何の花なんだろう?とずっとわからずにいました。 当時は今のようにネットでの画像検索などない時代でしたから。 こちらはタラノキとウドの花。 前半の大きく広がったのはタラノキの花。 最後のポンポンのようなカワイイのがウドの花です。 白のような緑のような花がきれいです。 いずれも春に山菜として食卓に上がります。 今年の春も食べた方多いでしょう。 それが秋に、こんな不思議な花を咲かせます。 タラノキはかなり大きな木になっていたりするので、 まさか、あのタラノメが?と驚くかもしれません。 山ならではの出会いを楽しんで下さいね。 2024年9月14日 08:57
塩原温泉、今朝は晴れ。
ここのところ、朝は晴れているんです。 ところが昼前ぐらいからくもり、 午後、ひどい土砂降りの雨になるパターンが続いています。 予報を見ると、今日もそんな感じになりそう。 洗濯物を外に干しておくと大変かもしれません。 さて、秋の大沼を色々とお伝えしましたが、 大沼が満々と水をたたえている時、 ぜひ、すぐ隣にある赤沼にも行ってみてください。 大好きな場所。 雨が降った後など、 すばらしい水鏡の森の風景が現れます。 くもりの時はしっとりと幻想的。 晴れの時はくっきりと鮮やかに。 沼の中にもう一つの森があるようで、 いつまで見ていても見飽きません。 大沼の手前に車2台ほど停めるスペースありますが、 大沼駐車場からも歩いてすぐです。 道路から3〜4分歩けばもう沼。 その先にも夏沼、狩場沼などがあり、 大沼の奥に出られるようになっています。 ただそちらまで行く場合は、 単独の時は必ず熊除け鈴を。 近々、大沼からこれらの沼を囲む、 鹿よけフェンスを設置する工事が始まります。 通行できない箇所ができるのかどうか、 どのような工事なのか気になっています。 2024年9月13日 09:00
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日も昨日一昨日同様に朝のみ晴れ予報で、 この後はくもり後雨。 お早めに動かれると良いと思います。 今日は先日歩いてきた大沼で出会った茸たちを。 今年は茸が出るのが遅いような気もするのですが、 やっと沢山の種類の茸に出会える季節になりました。 大沼周辺は茸の宝庫。 色々な茸に出会えます。 いきなり、入口の木の所で大きな茸が出迎えてくれました。 サルノコシカケの仲間の茸ですが、 種類が多いので、今一つ同定はできず。 2枚重なって出ていて、迫力がありました。 タマゴタケや、アンズタケの仲間と思われる茸が。 大沼周辺は茸も含めて動植物の採取禁止ですから、 くれぐれも採ることのないようにお願いします。 昨年だったか沢山の茸が入った袋を持っていた方が。 一応、採取禁止ですよとお声をかけたものの、 ほぼ無視されてしまったことも。 私は基本的に茸は「採る」ものではなく、 「撮る」ものだと思っています。 タマゴタケが沢山出ている場所で、 数本いただくことはありますけれど、 やはり茸の同定はかなり難しいから、 採って食べるのは危険が伴います。 それに、次の年にも出会いたいし。 写真だけ撮ってそっとしておきたいなあと。 出会えるだけで大満足です。 2024年9月12日 08:39
塩原温泉、今朝は晴れ。
お昼頃からくもって午後は雨予報になっています。 昨日も午後に予報どおりの雨。 それも一時的にすさまじい雨になりました。 雨の降り方があまりに激しくて、 動画に撮って「X」に投稿したら、 TBSの方から動画を使わせてほしいと連絡があり、 『Nスタ』と言う番組の中で使われていて驚きました。 こういうことは以前にも何度かありましたが、 全国ネットのテレビに出るなら、 もっと気合入れて景色の良い所で撮ればよかったかなと(笑)。 事務所前の裏庭みたいな場所でしたから。 今日の午後はどうでしょうか・・・ さて、昨日の雨でまた大沼の水量増えたかも。 初秋の大沼での楽しみはアケボノソウ。 木道の脇にぽつぽつと咲いています。 白い星が咲いたような花がとてもきれい。 数は以前に比べると減っているような印象です。 木道を歩くと、 先日紹介したミゾソバ(ウシノヒタイ)と アキノウナギツカミもまだまだ沢山咲いています。 一緒に混じって咲いているので、 葉を見て見分けてくださいね。 ミゾソバの方が花の色が濃いかも。 そして、エゾミソハギもかなり残っています。 今回驚いたことに、 ここで初めてカマキリに会いました。 オオカマキリでいいのかな。 そして同じく初めて見たヒミズ。 彩つむぎの周りで時々出会いますが、 大沼にもいるんですね。 残念ながら死んでしまっている個体でした。 外傷などはなかったので、 どうしたのか気になりました。 また大雨で陸地に乗り上げて、 そのまま干上がったマルタニシがいっぱい。 死んでしまっているのか、 水に戻ればまた動くものなのか・・・。 後から水に戻してみればよかったかなと思ったり。 2024年9月11日 08:53
塩原温泉、今朝は晴れ。
昨日は夕方まで良い天気になり、 洗濯物がよく乾きました。 今日も予報では晴れは午前中だけ。 午後には雨マークも並んでますが、 どんな天気の一日になるでしょうか。 さて、すっかり秋景色の大沼に行ってきました。 大体1ヶ月に1〜2度は足を運ぶ大沼。 季節の移ろいを感じに・・・ なんて思って行ってみたら、 雨がけっこう降った後だったからか、 木道水没して、 満々と水をたたえた大沼でした。 こんなに沢山の水がある大沼は久しぶりです。 草紅葉になっているかなと思っていた、 ミズオトギリなどの草地も水没。 でも、こういう大沼もいいですね〜。 水鏡がとても美しく。 いつぐらいまでこの景色が見られますでしょうか。 今年は水少なめだったので、 しみじみとこの景色を楽しんできました。 2024年9月10日 09:06
塩原温泉、今朝は晴れ。
天気予報ではくもり時々雨なのですけれど、 青空が広がる爽やかな朝になっています。 残暑はきついものの、 雲を見ていても、 夏空から秋空に変わりつつあります。 塩那スカイラインあたりでは、萩の花がピーク。 最近萩の花は7月初旬から咲き始め、 9月前半までずっと咲いています。 花の時期が長いんですね。 萩にも色々な種類があります。 塩原の山に咲くのは、 ピンク色が濃いヤマハギと、 葉が丸いマルバハギが多いようです。 写真前半がヤマハギ。 (もしかしたら、違う種類も混じっているかもしれません) 後半がマルバハギです。 マルバハギは、葉の形や枝の下がり具合など、 パッと見た感じでも見分けがつきますね。 違いを感じながら秋の風情を楽しんでいただければ。 場所によってはススキと一緒に咲いていたり。 ヤマハギ マルバハギ 2024年9月 9日 08:58
塩原温泉、今朝は晴れ。
朝のうちは晴れますが、この後くもり。 夕方には雨マークも出ていますが、 まずまずの一日ではないでしょうか。 爽やかな風が吹いています。 さて、8月末にリハビリウオークに行った奥日光。 すばらしい風景と沢山の山野草に出会い、 歩くことに自信もついて、 リフレッシュもしてきたのですが・・・ 一番驚いたのが、これ。 カリガネソウの群落です。 自然の中で自生しているカリガネソウを 初めて見たのが昨年の小田代ヶ原。 その後、塩原にもカリガネソウが咲く場所を見つけ、 塩原にもあるんだと喜んでいました。 ところが、奥日光のカリガネソウ。 その遥か斜め上を行く大群落にびっくり。 しかも主要道路の脇にぎっしりと。 これ、あまり知られていないんじゃないでしょうか。 奥日光の方にとっては見慣れた風景かもしれませんが、 私には衝撃的な風景でした。 独特のにおいがありますから、 この茂みに入ったら大変かもしれませんけれど。。。 2024年9月 8日 08:55
塩原温泉、今朝はくもり。
薄日が射しています。 この後日中雨予報です。 明日明後日はくもり。 なかなかすっきり青空にはならないようです。 さて、奥日光リハビリウオークで出会った山野草たち。 小田代ヶ原から戦場ヶ原へ抜けると、 出会える山野草にも少々変化が。 まずはアケボノソウ。 木道周辺のあちこちで咲いていました。 塩原でも大沼やヨシ沼に行けば会えますが、 やはり戦場ヶ原で出会うのは格別。 数も多いです。 そして驚いたのが、シオガマギクです。 最初、塩原でも見たことがある トモエシオガマかと思いました。 でも、こんなに沢山花がついたトモエシオガマ、 見たことないなあと調べていたら、 茎の頭だけに花をつけるトモエシオガマ、 茎の途中からも花が出るシオガマギク、 違う種類の花なんですね。 木道脇に沢山咲いていて、見ごたえありました。 濃いピンク色のと薄いピンク色のと。 色にもバリエーションがあるんですね。 そして、ウメバチソウ。 塩原では見かけない湿原の山野草。 今年も会えて嬉しかったです。 ワレモコウ、アキノキリンソウ、タムラソウ、 リンドウ、ハクサンフウロ、シロヨメナなどが 小田代ヶ原と同じように咲いていました。 本当に山野草の宝庫ですね。 アケボノソウ シオガマギク ウメバチソウ ワレモコウ アキノキリンソウ リンドウも ハクサンフウロ アキノタムラソウ? ゴマナ シロヨメナ サラシナショウマ ヒメオトギリ 2024年9月 7日 08:51
塩原温泉、今朝は晴れ。
とてもよい天気なのですけれど、予報ではこの後雨。 本当かなあ・・・と思うほどの晴天です。 さて、8月の終わりにリハビリを兼ねて歩いてきた 奥日光小田代ヶ原と戦場ヶ原。 今日と明日は山野草を2日に分けて。 今日は小田代ヶ原の山野草。 昨日も書きましたが、 ホザキシモツケがこんなに残ってました。 アザミはノハラアザミとニッコウアザミでしょうか。 こちらもまだ咲き残っていたし、 イブキトラノオや、ハクサンフウロといった夏の名残の花。 入れ替わるように咲いていた、 ゴマナ、シロヨメナ、 キオンやコウゾリナ、 ソバナやツリガネニンジン。 初めて見たオクモミジハグマ。 そして塩原でも咲いていて 先日ブログで取り上げたカリガネソウも。 以前は一面に咲いていたキツリフネは数輪。 減ってしまったのか、季節が違ったのか。 小田代ヶ原バス停の手前、 一部区間だけ道路を歩きますが、 その道路の脇に沢山の山野草が咲いていたのを 書き加えておきますね。 ホザキシモツケ。 まだ一面に咲いていました。 ノハラアザミ? ニッコウアザミ? 別種のアザミ。 ハクサンフウロ。 イブキトラノオ コウゾリナ。 キオン。 カリガネソウ。 テンニンソウ。 ソバナ、アキノキリンソウ。 ソバナ。 ツリガネニンジン。 オクモミジハグマ。 オクモミジハグマ。 キツリフネ。 ソバナとシロヨメナ。 アキノキリンソウも。 シロヨメナ。 ソバナ。 ソバナ。 ソバナ。 ソバナ。 マルバダケブキ。 2024年9月 6日 10:56
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日はお昼過ぎまでよく晴れて暑くなるようです。 夕方からはくもり。 雨が降る可能性もありそうです。 さて、8月下旬に歩いてきた奥日光、 小田代ヶ原から戦場ヶ原へのぐるり一周。 風景の写真を。 いつ訪れても癒される風景。 小田代ヶ原にまだホザキシモツケが沢山咲いていて驚きました。 咲き始めたのは7月初めだと思います。 花の時期が長いんですね。 戦場ヶ原は秋色になりつつあり、 湯川の流れはいつものように美しかったです。 2024年9月 5日 09:08
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日明日と晴れ時々くもり予報。 洗濯日和です。 明後日は雨が降る時間がありそうなので、 雨が続いてたまっていた大物洗いは今日明日じゅうに。 さて、今日から奥日光のことを。 6月末に不覚にも足首を捻挫して不全骨折(ひび)。 全治2か月と言われました。 8月下旬にはかなり治ってきたかなという感覚があり、 一日だけ時間が取れた時に、 色々考えて奥日光へリハビリウオーク。 山だとどうしてもアップダウンが。 奥日光の戦場ヶ原や小田代ヶ原なら、 アップダウンがほとんどないので、 リハビリウオークに向いていると思いました。 大正解。 何とか小田代ヶ原、戦場ヶ原、 ぐるり一周することができ、回復の自信がつきました。 そんな奥日光リハビリウオークのレポートを。 赤沼駐車場に車を停めて スタート。 右に行くと戦場ヶ原。 左に進んで小田代ヶ原を目指します。 すぐに次の分岐点。 ちょっと間違えやすい場所。 この橋が目印。 橋を渡って。 奥へと進みます。 落葉樹の足元に笹。 歩きやすい道が続きます。 次の分岐。 左に進むと、 ほぼ元の場所に戻ります。 小田代ヶ原方面へ。 途中、少しだけ 戦場ヶ原が見えるポイントあり。 小田代ヶ原への入り口。 鹿よけフェンスに囲まれています。 小田代ヶ原に入って 最初の分岐。 左手(まっすぐ)に進んで 小田代ヶ原バス停方面へ。 一度ゲートから出ると、 道路に出ます。 低公害バスが走っていますので、 バスで小田代ヶ原を目指しても。 小田代ヶ原バス停まで 道路を歩きますが、 この道路沿いは 山野草の宝庫。 バス停の所から ゲートをくぐって 再び小田代ヶ原に入ります。 そのまま小田代ヶ原にそって ぐるりと歩いていきます。 白樺林がきれい。 木道分岐。 左に曲がると 西の湖から千手が浜。 木道を進みます。 木道の両脇も山野草の宝庫。 ちょっと林に入ります。 小田代ヶ原を抜けると分岐。 右に行くと元の道に戻り、 戦場ヶ原には行けません。 戦場ヶ原に行くには 一旦「湯ノ湖」方面へ。 小田代ヶ原の終わりのゲート。 林の中を、 泉門池(いずみやどいけ) 目指して進みます。 右に行けば戦場ヶ原、 左に行けば湯滝方面の分岐。 ちょっとだけ左へ行き、 泉門池だけ見て引き返します。 泉門池からの引き返し。 一枚前の写真の場所を 別方向から見たもの。 再び木道。 戦場ヶ原に続きます。 戦場ヶ原に出てきました。 ひたすら木道。 左側が戦場ヶ原。 戦場ヶ原の向こうに、 男体山が見えてきます。 戦場ヶ原の木道の足元にも、 沢山の山野草。 6月に真っ白な花を咲かせる ズミの林を通っていきます。 右手には湯川。 最初の分岐点に戻って、 ぐるり一周。 ずっと平坦な道。 リハビリウオークには もってこいの道だと、 改めて思いました。 2024年9月 4日 08:47
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日はお昼頃はくもりで、 その前後、晴れる時間が多いようです。 明日も同じような天気。 やっと雨の心配がなくなりました。 さて、先日ボタンヅルとクサボタンを紹介した時に、 いずれも「キンポウゲ科センニンソウ属」と書きました。 その時に比較でセンニンソウの写真もアップしたかったのですが、 なかなかセンニンソウに出会えず、比較できませんでした。 先日、やっとセンニンソウに出会い、 写真に撮ることができましたので、 改めて、ボタンヅルとの比較のために掲載しますね。 ご覧の通り、遠目から見ると本当にそっくりなんです。 でも葉の形が全然違います。 ボタンヅルはボタンの葉のように切れ込みがあり、 センニンソウはつるんと、丸みを帯びています。 花の時期がちょっとずれているようで、 ボタンヅルのほうが一足早く、 センニンソウはちょっと遅れています。 会えなかったのも、そんな理由だったかもしれません。 これからがピークかも。 花の色もセンニンソウのほうが白いかも。 青空に真っ白な花が映えます。 見つけたら、近づいて見てみてくださいね。 現在、千本松牧場前の直線道路や、 もみじ谷大吊橋周辺で咲いています。 センニンソウ ボタンヅル 2024年9月 3日 09:00
塩原温泉、今朝は晴れ。
朝のうちは晴れ予報。 その後くもりとなり、午後一時雨マークも。 明日は一日くもり予報です。 なかなか台風一過の青空といきませんが、 先日の台風10号は、とても印象に残る台風でした。 速度が遅くて、かなりの間停滞していたことと、 その進路が迷走していて、面白い動きだったこと、 そして中心がかなり離れていたにもかかわらず、 関東地方も大きな影響を受けて、雨の日が続いたこと。 などの理由からです。 加えて、雨の間の束の間、 一日だけ夕方にすごい夕焼けが見られました。 塩原は山に囲まれていて、空が狭いので、 普段あまり夕焼けを見ることがありません。 これほど真っ赤に染まった 塩原の空は久しぶりだったと思います。 虹が出てるかと探してみましたが、 彩つむぎ周辺で見ることはかないませんでした。 長時間雨が降り、箒川の水量も増え、濁流となりました。 水が引いたら、川が少しきれいになったようです。 以前は土砂や石がこれほどなかったので、 大雨が降って水が引いた後は、 一枚岩の緑色凝灰岩の川底が現れて、 それはそれは美しい景色だったのですが、 最近はあの、エメラルドグリーンの川底が土砂に隠れています。 残念。 後半の写真はカワガラス。 きれいになった箒川に潜ったりして、 活発に行動していました。 めったには来ない、テラスまで上がってきてました。 川の水が引いて鳥達も嬉しかったかな。 2024年9月 2日 08:33
塩原温泉、今朝はくもり。
台風10号が消滅しても、雨が残る関東地方。 塩原でも午後は雨予報になっています。 さて、今日は夏に塩原の山をぐるりとすると、 出会う小さな小さな白い花、 ミヤマウズラをご紹介。 こう見えてもランの仲間です。 小さな花をよ〜く見ると、ちゃんとランの花の形。 名前の由来はこの花の形が鳥みたいだから? と思っていたのですが、 実は全然違っていて、 葉に入る白い網目模様がうずらに似ているから、 なのだそうです。 今までずっと勘違いしておりました(笑)。 花ばかりではなくて、 葉の接写写真を撮っておけばよかったです。 山の落葉があるような場所に出ますが、 杉山の足元にもあったりします。 実は彩つむぎの敷地内にも時々出てきます。 常に同じ場所とは限らないので、 どういう要因で彩つむぎの敷地にあるのかは、 今後の研究課題ですね。 出会うととっても嬉しい花です。 2024年9月 1日 09:12
塩原温泉、今朝は晴れ。
台風10号の勢力が弱まり、進路もそれてきたことから? 雨の予報は出ているものの、現在晴れて青空です。 まだまだ警戒は必要なようです。 さて、やはり、こちらの花も塩那スカイラインや、 他の山道の脇で見かける花で、 パッと見ると、ヒヨドリバナと見間違えそうな花。 オトコエシの花です。 オトコエシの花は知らなくても、 オミナエシの花を知っている方が多いのでは? オトコエシ(男郎花)、花の色が白。 オミナエシ(女郎花)、花の色が黄。 花や葉や全体の形はそっくり。 オミナエシはやはり同じ時期に咲き、 お盆の花としてよく使われます。 オトコエシは花屋などで見かけたことはあまりないような。 どうしてなんでしょう??? 私はオミナエシの香りが苦手なので、 オトコエシのほうが好きかな。 最後の2枚の写真は、 ヒヨドリバナと一緒に咲いていたオトコエシ。 違いがわかりますか? 花だけだと、見分けがつきませんね。 こちらはオミナエシです。 一緒に咲いていた オトコエシとヒヨドリバナ。 |