カレンダー
2022年6月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
2022年6月
2022年6月30日 09:26
塩原温泉、今朝も晴れ。
じわじわと梅雨明けを実感しています。 今日も日中晴れて暑くなりそうです。 夕方はくもりマークになっています。 さて、まだ色づき途中の紫陽花の近くで、 やたらに咲いている花があります。 ギボウシ。 ホスタとも言い、 イングリッシュガーデンでも人気。 園芸品種も色々あります。 園芸品種は別ですが、 塩原には野生のギボウシが自生していて、 春先の新芽は山菜の「ウルイ」として食べられます。 現在彩つむぎの庭のも、植えたわけではなく、 いつの間にか、どんどん増えてきました。 お客様から種類を聞かれました。 おそらくは普通のオオバギボウシだと思いますが、 葉をよく見ると、 少し青みがかって、しわのある株もあるので、 それはまた別品種かもしれません。 ともあれ、白い花がとても涼しげです。 2022年6月29日 09:26
塩原温泉、今朝は晴れ。
本当に梅雨明けなんですね。 天気予報、しばらく晴れマークばかり。 暑くなりそうです。 でも。梅雨明けだと言うのに、 塩原ではまだ紫陽花が完全に色づいていないのです。 例年だと咲き揃ってからアップするのですが、 この後暑い日が続き、雨がないと、 ピークを迎える前に、 しおれてしまう可能性もあるのかもしれませんので 取り急ぎ、現在の彩つむぎの紫陽花の状況を。 珍しい品種も色々植えてあります。 見ていて楽しいですよ。 2022年6月28日 09:12
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は今朝のすばらしい青空の写真を お届けしようと思っていたのですが、 どういうわけかくもりです。 関東地方、梅雨明けしました。 ここ連日晴れて暑い日が続いていて、 梅雨明けみたいだけど、 まだ6月だからそんなことはないと思っていました。 その、まさかの6月中の梅雨明け。 昭和26年から始めた観測で、 史上最速の梅雨明けになるそうです。 ところが、今朝はくもり。 昨日までの、突き抜けるような青空ではなく残念。 でも、しのぎやすくてほっとしています。 6月からこんなに暑いのなら、 この先、どんな暑さが待っているのやら。 塩原は涼しい場所なので、 どうにも暑くてたまらないような日は ひと夏でせいぜい10日ほどでしょうか。 夜は夏でも羽根布団。 自宅にはクーラーがありません。 扇風機だけで、今までやり過ごしてきましたが、 この夏は大丈夫かしらと、少々不安を感じます。 いずれにしても、都会より涼しいことは確かですから、 避暑にお越しいただければ幸いです。 この夏の暑さを乗り切りましょう。 どなた様もご自愛ください。 写真は昨日撮影した 青空と青もみじとキセキレイを。 2022年6月27日 08:23
塩原温泉、今朝は晴れ。
少し雨が降る時間もありそうですが、 今日も暑くなりそうです。 一気に暑くなったので、体がまだついていきません。 どなた様も暑さ対策万全に。 さて、日光市足尾までジギタリスの群生を見に行き、 その風景に言葉を失った数日後、 まさか、再び同じような風景に出会うとは。 しかも、近くの場所でした。 2m近いジギタリスが林立していました。 圧巻です。 数年前まで全く何もなかった場所なのに。 いつの間にか、こんなことになっていました。 よく知っている場所なのに、 全然気が付きませんでした。 ネットで調べてみると、 有毒植物で、鹿などの食害がなく、 繁殖力が旺盛なことから、 全国的にこういう風景が現れているそう。 駆除活動をしている地域もあるとか。 足尾の場合も、ここの場合も、 周辺地域への影響はあまりなさそうですが、 手放しで喜べなく、複雑な思いです。 先日、こことはまた別に、 草原に1本だけジギタリスが咲いている場所も見つけました。 そこも何年後かにはこんな風景になるんでしょうか・・・ 2022年6月26日 08:39
塩原温泉、今朝は晴れ。
昨日は晴れてめちゃめちゃ暑くなりましたが、 今日もそんな天気になりそうです。 まるで梅雨明けしたかのようですが、果たして? さて、日光市足尾まで出かけたのは、 先にも書いたように、花が目的でした。 足尾に住んでいる友人から、 もう3年くらい前になるでしょうか。 足尾にジギタリスの花がまとまって咲いている場所があり、 とてもきれいだから、ぜひ一度と誘われておりました。 栃木県でも最も群馬県に近い場所で 「遠い」というイメージがあったので、 なかなか出向く機会がなかったのですが、 友人が撮影した写真を見たら、 どうしても実際に見たくなり、出かけたというわけです。 ところが、足尾は意外に近かった・・・ 東北自動車道と日光宇都宮道路を使ったら、 1時間40分くらいで行くことができました。 そして出会ったこの花風景。 薄暗く苔むす場所を抜けたら、 一面のジギタリスの花に息をのみました。 今までこんな風景は見たことありません。 ここもかつては人の生活があった場所なのでしょうか。 広々と開けた場所に、ひっそりと咲いていました。 ジギタリスは英語でフォックスグローブ、 和名キツネノテブクロといい、有毒植物です。 全草に毒があります。 鹿など獣も食べないので、 いつの間にか、こんなに増えたのでしょう。 背丈が1〜2mにもなり、 下から順々に花が咲いていきますが、 中には頭頂部に他の花とは明らかに異質な、 大きな花を咲かせている株もありました。 こんなジギタリスは見たことありません。 後から調べたら、 ジギタリスモンストローザという変異種になり、 一部ではモンスタージギタリスとも呼ばれているようです。 確かにモンスターのような異様な感じでした。 山の中の草原に咲く一面のジギタリス。 何とも印象的で感動的な風景でした。 (そして明日のブログに続きます・・・) 2022年6月25日 08:57
塩原温泉、今朝は晴れ。
快晴です。 まるで梅雨明けしたかのような青空。 天気予報でもしばらく晴れマークが並びました。 ひょっとして、本当に梅雨明け? さて、昨日の足尾銅山の遺構でもふれましたが、 足尾銅山のさらに先、 車で行ける場所の最終地点に、 大きな砂防ダムがありました。 足尾は渡良瀬川、渡良瀬渓谷の最上流部、 松木渓谷と呼ばれる地域の下流になります。 鉱山開発による伐採や大気汚染で、木が枯れて、 渡良瀬川はたびたび洪水をおこし、 そのたびに、鉱毒が下流域にも流れ出したそうです。 そんな過去があるため、 この地域は砂防に力を入れており、 威容を誇る大きな砂防ダムが造られ、 遠くからもよく見えました。 砂防ダムの場所は「銅(あかがね)親水公園」になっていて、 間近で大迫力の水の流れ落ちる様子も見られます。 そして、松木渓谷から砂防ダムを経て、 流れていく渓流の流れの美しいこと! ここが日本で初めての公害事件の舞台だったとは、 とても思えない美しさをたたえています。 今日はそんな写真を。 砂防ダムの近くに落ちていた細い滝は、 調べてみましたが名前はわかりませんでした。 名もなき滝でしょうか。 2022年6月24日 08:27
塩原温泉、今朝はくもり。
午後は晴れてくるようです。 少し前まで、週間予報では、 ほとんど連日くもりと雨予報だったのですが、 今朝になったら、毎日晴れる時間がある予報に。 しばらく変わりやすい天気が続きそうです。 さて、先日、日中時間が取れた時に、 久しぶりに日光市の足尾まで行ってきました。 足尾は日光市で最も群馬県に近い場所。 その先は群馬県のみどり市で、 群馬県桐生市から続くわたらせ渓谷鉄道が走っています。 足尾まで出かけたのは、花が目的だったのですが、 足尾をぐるり一周したら、 かつての足尾銅山の足跡があちこちに。 江戸時代から盛んに掘られた銅は、 江戸城や上野寛永寺、芝増上寺などの屋根にも使われ、 幕末の頃に一度下火になった後、 明治・大正・昭和の初期まで、 日本随一の銅山として栄えました。 また足尾を有名にしたのが足尾鉱毒事件。 日本最初の公害事件として、 また田中正造の天皇への直訴などと共に よく知られるところです。 そんな史実も今は昔。 昭和48年に銅山が完全に閉山。 過去の隆盛が嘘のような、 廃墟、あるいは遺構が各地に残っています。 苔むした階段などの写真は 昭和30年代に閉校された小学校跡地。 多い時には1000人の生徒がいたというから想像ができません。 一時はすべてはげ山のようになってしまった山も、 植樹作業が続けられて、少しずつ緑を取り戻す中、 大きな砂防ダムの威容も目を引きました。 今回は駆け足でしたが、 いつかもっとじっくりと訪れてみたいと思いました。 2022年6月23日 20:08
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は一日くもり予報。 明日明後日は晴れる時間もありそうです。 さて、昨日は新緑の大沼でした。 この時期、大沼に行くのが楽しいのは、 白い花たちが咲くのと、モリアオガエルの卵塊。 国の天然記念物と教わっていたモリアオガエルが、 普通に生息しているのも驚きましたし、 何と言っても、その独特な、 フワフワでメレンゲのボールのような卵塊を、 実際に見ることができるのですから。 そんなわけで、毎年見に行っていますが、 今年は、別の場所でも沢山の卵塊を見かけましたので、 そちらの写真もアップしておきます。 一か所は、姉妹館明賀屋本館の奥にある池。 他は、特にどうという場所でもなく、 山の中にある貯水池などの所です。 卵塊の数は大沼より多いくらい。 こういう所にも沢山いるんだと知りました。
|
パーマリンク
|
生き物たちのこと色々
2022年6月22日 08:44
塩原温泉、今朝はくもり。
しばらく、くもりで一時雨のような天気予報が続いています。 梅雨らしい毎日になりそうです。 雨が降らなければ、過ごしやすいのではないでしょうか。 少し前に、モリアオガエルの卵塊を探しに行った塩原大沼。 くもりの天気の初夏の様子を。 2022年6月21日 08:49
塩原温泉、今朝はくもり。
昨日の時点で今日は晴れマークもあったのに、 朝になったら晴れマークは消えてました。 一日くもり予報。 明日もそんな予報です。 ここのところ、里や山の中で見られる香りのある花が続きましたが、 今日も山で見つけた花・・・ちょっと違う、木苺のこと。 塩原に来るまで、木苺とは、 洋菓子のケーキの上に乗っている、 きれいで赤い、ラズベリーと呼ばれてるものだけでした。 それが、塩原の山をちょっと歩けば、 色々な木苺が自然の中で見つかるのです。 軽い衝撃を受けました。 クマイチゴ、ニガイチゴ、フユイチゴ、 ナワシロイチゴ、エビガライチゴ、 そして、今日紹介するのがモミジイチゴ。 葉っぱの形がモミジに似ているのでモミジイチゴと言います。 木苺の中で唯一赤くならず、オレンジ色。 その色のイメージどおり、 柑橘系を連想する甘酸っぱさ。 大好きな木苺。 山で見つけると嬉しくなります。 今年は実つきが良いのでしょうか。 久しぶりにたわわに実っている場面に遭遇しました。 小躍りするような嬉しさでした。 果実酒に漬け込みます。 おいしい果実酒になりますように!
|
パーマリンク
|
大好きな花のこと 彩つむぎ料理について
2022年6月20日 08:38
塩原温泉、今朝はくもり。
昨日はめまぐるしく天気が変わりますが、 今日はこの後晴れ、お昼前後に雨、そしてまた晴れる予報。 明日の朝のうちまで晴れの天気が続き、その後雨。 晴れればかなり暑くなりそうです。 さて、香りのする花をもう一つ。 梅雨の時期の花と言えばアジサイですが、 山の中に咲く、こんなアジサイをご存知でしょうか? コアジサイと言います。 普通のアジサイのような装飾花がなく、 ごくごく小さな花がまとまって咲いています。 山の中の暗がりなどにまとまって自生していますが、 毎年毎年、沢山の花が咲くわけではありません。 今年は何年かぶりに花がよく目につく年です。 この色が好きです。 透明感があり、ほんのり青紫色しています。 宝石のような色です。 今年初めて(?)真っ白な花をつけたコアジサイを見かけました。 こんな色もあるのかと新たな発見。 コアジサイもほんのりと香りがあります。 森や林の中で出会ったら、深呼吸してみて下さい。 2022年6月19日 09:05
塩原温泉、今朝は快晴です。
とてもいい天気、なのですが・・・ この後11時頃から日中ずっと雨予報。 本当かなあと思うほどの青空です。 しばらく朝だけ晴れという予報が続いています。 さて、スイカズラもとても良い香りがしますが、 この季節、夜になると毎晩、 どこからか花の香りがしています。 何の花の香りなのか、いまだによくわかりません。 よくよく考えてみると、 初夏の季節には、 山の花にも香りがする花が多いのです。 梅雨時期に重なります。 湿った空気は香りも運んできます。 虫を呼ぶ進化なのかしらと思ったり。 そんな花の一つがノイバラ。 日本古来からの野生のバラ。 この季節山でよく見かけます。 彩つむぎの下、箒川沿いにもありますし、 塩原大沼にも大きなノイバラの木が何本か。 小さな白い花を咲かせ、秋には真っ赤な実。 花がなくなる季節に、 赤い実が生け花に重宝されますが、 とにかくトゲが多くて、 採ってくるのには覚悟がいります。 そんなノイバラですが、 先日、真っ白ではなく、 ほんのりピンク色した花を発見。 何ともいえない優しい色。 こんな園芸品種、ありそうですね。 昆虫好きにはうれしい へリグロベニカミキリのおまけ付きでした。 夜の花の香り、 ノイバラも混ざっていそうです。 塩原には数は少なく、 最近お目にかかっていないのですが、 テリハノイバラというノイバラも。 園芸品種のバラだけではなく、 野生のノイバラも楽しんでいただければと思います。 2022年6月18日 08:42
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は久々の一日晴れ予報。 梅雨の晴れ間の貴重な一日になりそうです。 さて、庭先で、 とてもきれいで香りが良い花が沢山咲いています。 スイカズラの花。 スイカズラは英語でハニーサックル。 漢字では「忍冬」と書きます。 冬でも葉が残る半常緑性のつる植物。 他に「金銀花」とも。 花の色が白から黄色に変わるので、 それを金と銀に見立てたようです。 風流ですね。 甘い香りが特徴で、 近くを通ると、何ともいえないいい香りがしてきます。 雨が降ると香りが強くなるように思います。 雨も悪くないかな。 花を摘んで活用します。 2022年6月17日 08:50
塩原温泉、今朝はくもり。
今日の夕方から明日にかけて、 久しぶりに晴れマークが並びました。 貴重な晴れの週末を迎えられそうです。 さて、昨日のブログを受けて。 見つけた場所や時期などの表記に気をつかうのは、 貴重な植物も同様です。 貴重、希少な山野草の盗掘が後を絶ちません。 盗掘して庭に植えてみても、 おそらく根がつかないものがほとんどです。 販売するなどはもってのほか。 そんな貴重な植物、トケンランです。 昨年初めて見かけた場所に出向きましたが、 同じ場所では確認できず、 少し離れた場所で見つけました。 今年も出会えてよかったです。 野生ランに出会えると本当に嬉しいです。 野鳥のホトトギスのような模様があるので、 杜鵑蘭(トケンラン)という名前がついています。 昨年出会ったのは、全て模様が入っていましたが、 今年、模様が入っていない白っぽい花にも遭遇。 この後、模様が入るのでしょうか。 それとも変異種なのか、違う種類なのか、気になりました。 また来年も会えるといいな。 元気でね。 2022年6月16日 09:16
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は首都圏など晴れて気温が上がるようですが、 塩原の予報はくもり時々雨。 肌寒い朝になっています。 昨日、モリアオガエルの卵塊を載せましたが、 今日は少し前に見つけたクロサンショウウオの卵塊を。 これもいつも出会えるとは限らないもの。 今年はちょうどいいタイミングで出会えたようです。 半月形をしたぶよぶよの白い塊が、 葉っぱのようにつながっています。 中にはこういうのを山などで採取して、 ネットで販売するという不届きな輩がいるようですので、 場所については書きません。 もっとも、もう孵化しているだろうから、 今は跡形もないかもしれませんが。 自然の中で見かける貴重な動植物などは、 ネットに載せる場合、神経を使わなくてはなりません。 とても悲しいことなのですが。
|
パーマリンク
|
生き物たちのこと色々
2022年6月15日 09:14
塩原温泉、今朝は小雨。
お昼ごろに止んでくもりになる予報です。 しばらく、曇ったり雨が降ったり晴れたり、 そんな天気が続きます。 さて、毎年楽しみにしている 塩原大沼のモリアオガエルの産卵が始まったようです。 先日見に行ったら2つないし3つの卵塊が。 大きなソフトボールのような メレンゲ状でふわふわな卵塊です。 今年も無事に産卵したんだなあと思うと感慨深いです。 ちょうどエゾハルゼミの大合唱が聞こえてました。 一体どこにいるのかなあと 鳴き声を頼りに探してみたら、 いました、いました。 見事に木の幹と同化していて、 これではなかなか見つからないのも当然ですね。 鳴き声はヒグラシにそっくりです。 他にもミヤマカワトンボやシオヤトンボなど。 大沼の初夏はとても賑やかです。
|
パーマリンク
|
塩原春夏秋冬 生き物たちのこと色々
2022年6月14日 08:58
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は一日中くもり予報です。 明日は雨が降りますが、明後日に晴れ予報です。 肌寒い朝です。 さて、奥日光戦場ヶ原トレッキングの続きです。 やはり出会った山野草はまとめておかなくては、ですね。 まだ一か所だけでしたが、 トウゴクミツバツツジの花が残っていたのと、 野生のクリンソウが咲いていたのに驚きました。 いつ行っても色々な一期一会があります。 今年覚えた サクラスミレと ニョイスミレ。 ウグイスカグラ。 ニガイチゴ? ズダヤクシュ。 クルマバソウ。 コンロンソウ。 マイヅルソウと ヒメイチゲ。 マイヅルソウ。 ツマトリソウ。 ギンリョウソウ。 レンゲツツジ。 シロバナエンレイソウ。 トウゴクミツバツツジ。 ツルキンバイ? 野生のクリンソウ。 ミヤマザクラ。 ヤブタビラコ。 シロバナヘビイチゴ。 カラマツソウ。 クサボケ。 ケマンソウ。 ナルコユリ? 2022年6月13日 09:05
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は日中晴れマークが並んでいます。 貴重な梅雨の晴れ日です。 昨日の続きです。 他の場所は雨と濃霧だったのに、 そこだけエアポケットのように、 青空が見えて雨に降られなかった奥日光戦場ヶ原。 ズミの花とワタスゲの花穂がちょうど見頃でした。 ご覧のように、まだ蕾も多かったです。 ズミはコリンゴともいい、リンゴの仲間。 蕾の時は赤に近いのですが、 花はうっすらとピンクを帯びた、 限りなく白に近い色の花。 塩原の大沼や塩那スカイライン、 沼原湿原でも見られますが、 奥日光戦場ヶ原周辺には、 これでもかというくらい沢山のズミがあります。 道路や、木道の両側、ずっとズミだったり。 初めて見た時に本当に感動し、 できる限り、毎年見に来ています。 今年も見られて良かったです。 ワタスゲはちょっと花穂少なめかもしれません。 ワタスゲと同じ場所に咲くレンゲツツジは、 花がまだこれからでした。 2022年6月12日 08:51
塩原温泉、今朝はくもり。
午後から明日にかけて晴れ予報に。 梅雨入りして雨が降る日が多くなりましたが、 時間によって、場所によって、 雨が上がったり雲が切れたりということも。 梅雨の晴れ間を上手に利用したいものです。 先日はまさにそんな体験をしました。 朝だけくもりで後は雨の予報の一日。 日中だけ自由になる時間ができ、 雨予報で迷いながらも、 大好きな奥日光のズミの花風景を 車の中からでも見られればいいかなと、出発してみました。 途中ずっと雨。 いろは坂も雨と濃霧。 中禅寺湖も濃霧でした。 ところが・・・ 竜頭の滝を過ぎたあたりから前方に青空が見え始め、 そして戦場ヶ原に着いたら完全に青空。 エアポケットのようでした。 前に奥日光には梅雨がないのだと聞いたことがありますが、 まさに奥日光(というか戦場が原)マジック。 本当に驚きました。 車から降りて、急ぎ歩く準備をして、 低公害バスで小田代ヶ原まで行き、 小田代ヶ原からぐるり戦場ヶ原をトレッキング。 戦場ヶ原は、現在木道工事中。 ちょうど真ん中あたりは通行止めですが、 青木橋側からと、赤沼側からと、 両方から行ける所まで行ってみました。 楽しみにしていたズミの花は、 散り始めている木もありましたが、 まだ蕾も多く、充分に見ることができました。 新緑の白樺林も美しく、 ああ、あきらめないで行って良かったと つくづく思いました。 帰りのいろは坂はまた霧。 霧降高原経由で戻りましたが、 霧降高原は前がほとんど見えないほどの濃霧でした。 奇跡のような戦場ヶ原でした。 花などはまた明日から。 今日はまず風景を。 2022年6月11日 08:34
塩原温泉、今朝はくもり。
先ほど少し晴れていましたけれど、この後は雨予報。 明日の昼過ぎまで雨がちになりますが、 夕方から月曜にかけて、久しぶりに晴れマークが出ています。 雨だと寒いし、晴れると暑いし、 衣服の調節が難しい数日になりそうです。 さて、さらに塩原街道旧道区間の滝を紹介していきます。 今日はつい3月末までは旧道ではなかった区間、 大網温泉と福渡温泉の間にある、 竜化の滝線遊歩道の滝4つ。 新しいトンネルと端が開通して抜けたことで、 こちらも旧道になっていまいました。 駐車場は道路の左右にあります。 今までカーブで見にくいので、 車は進行方向左側の駐車場に停めて下さいと、 お伝えしてきましたが、 交通量が少なくなった今となっては、 どちらでも好きな方にどうぞ、ですね。 駐車場に車を停めて、遊歩道入口から少し登っていきます。 途中、右手の箒川の途中に「布滝」が見えてきます。 丸い滝つぼに白い布が流れ落ちていくような滝です。 道路から見ると、より形がよくわかります。 そのまま進み、柱状節理の岩を見て、一度道路の高さまで下り、 再び階段を上がっていきます。 上がってすぐの右側に、抛雪(ほうせつ)の滝の落ち口。 遊歩道からは、落ち口しか見えませんが、 交通量が減ったので、後から道路を歩き、 正面上からも写真を撮ってみました。 そして、吊橋を渡り、新緑の沢沿いを歩いていくと 風挙の滝が正面に見えてきます。 どっしりとした滝らしい滝。 風挙の滝だけでも充分に見ごたえありますが、 その先を少し歩けば、本命の竜化の滝です。 階段を上り観瀑台へ。 観瀑台の中へも水しぶきが飛んできます。 マイナスイオンたっぷりだろうなあ。 三段(よくよく見ると四段)の滝。 竜が空に登る姿に例えられる見事な滝です。 竜化の滝を見ずして、塩原の滝を語ることなかれ。 昔の人が言ったか言わないか、 はたまた、私が勝手に言っているだけか・・・。 温泉街からも近く、一度に4つの滝が見られます。 写真でおわかりのように、 新緑風景の中、すばらしい滝ばかり。 4日にわたり、塩原街道旧道区間の、 名前がついている滝をすべて紹介しました。 トンネルを通ってしまうと、 回顧の滝を除いて、見ることができません。 ちょっとお時間を作って、滝めぐり、いかがですか? 2022年6月10日 08:42
塩原温泉、今朝はくもり。
お昼過ぎからは雨予報。 明日もそんな感じのようですが、 日曜から月曜にかけて晴れマークが出てきました。 さて、新緑の旧道区間の滝めぐり、その3です。 留春(りゅうしゅん)の滝。 がま石トンネルの旧道区間が終わり、 合流地点を横切ってそのまま進めば、 つい3月末までは「国道400号線」で、 今は潜竜峡トンネルの「旧道区間」になってしまった道の始まりに。 古くて短いトンネルの脇から、 渓谷遊歩道を下っていきます。 急な階段です。 約200段あります。 少し下って行くと、頭上に留春大橋が見えてきます。 工事中に何度も、 よくぞ、こんな所に、こんな大きな橋をつくるものだと、 何度も思い、驚いたことが、昨日のようです。 留春大橋を見上げながら、 さらに下ると留春吊橋にたどり着きます。 吊橋を渡ってすぐ、目の前になかなか骨太な印象の留春の滝が。 手前にも名もなき小さな滝?というか水の流れ。 吊橋の上流下流ともに、美しい渓谷。 思わずため息がもれます。 留春大橋を歩き、橋の下を見ると、 位置関係がよくわかります。 留春大橋の真下に留春吊橋。 少し下流に留春の滝が見えています。 かなり高さがあるので、高所恐怖症の方は、 あまり下をのぞかないほうがいいかもですが、 橋から新たな塩原渓谷の魅力を感じることができました。 帰りの上りの階段は少々大変ですが、 こんな絶景が待っていますので、 是非、立ち寄ってみて下さい。 途中の足元にかわいい山野草が咲いていることも。 また、現在通行止めになっていますが、 ここから回顧の吊橋まで、渓谷遊歩道がつながっています。 登り切った尾根筋の道は、ヤシオツツジなども楽しめ、 歩き甲斐のある、とても魅力的な遊歩道です。 早く通行再開できるようになると良いなあと思っています。 間近で見る留春の滝。 渓谷を下ると 真上に留春大橋。 本当に真上。 留春吊橋。 吊橋を渡ると、 かわいい文字の看板。 留春吊橋の下流。 吊橋の下に小さな滝。 吊橋の上流。 留春大橋。 留春大橋から見る 留春吊橋。 留春大橋から見る 留春の滝と渓谷。 留春大橋から見える 留春の滝。 2022年6月 9日 08:50
塩原温泉、今朝はくもり。
少し空が明るくなってきましたが、 今日はくもりのち雨予報。 しばらくそんな天気が続きます。 さて、今日から少し滝について書きたいと思います。 この春、かねてより工事中であった、 国道400号線(塩原街道)の新しいトンネル、 潜竜峡トンネルと留春大橋、夕の原橋が完成し、 先に完成していたがま石トンネルとつながりました。 構想からだと実に20年以上もの年月がかかりました。 ある意味、塩原の人たちの悲願でした。 これで大雨の時の連続降雨量200ミリでの通行止めもなく、 雪道カーブの運転箇所も減り、 時間も短縮になるという、 言いことづくめではあるのですが・・・ トンネルを通ってしまうと、当然ながら景色が見えません。 新しい道が国道400号線となり、 今まで使っていた道は「旧道」扱いになりました。 この旧道区間の景色の良いことはお伝えしているとおり。 そして、何といっても特筆すべきは、滝が沢山あることです。 1枚のチラシがあります。 この旧道区間の滝がよくまとまっています。 このほど、これら旧道区間の滝を全て回ってみました。 新緑のすばらしい緑と滝。 塩原ならではの景色ばかりです。 4日間にわたって、下流の方からご紹介していきます。 まずは、回顧(みかえり)の滝からスタートしましょう。 厳密に言うと、入口は旧道区間のすぐ手前、 すなわち、がま石トンネルのすぐ手前で、 回顧の吊橋を渡って見にいきますが、 滝自体は旧道区間に落ちています。 吊橋を渡って観瀑台に上がると、 見事な新緑の風景の中に、 これまた見事な滝が見えてきます。 落差53m。 箒川にまっすぐに落ちています。 水面に映りこんで、弓のような線を描いていたり、 晴れた日の午後には虹がかかっていたり。 塩原渓谷の滝の始まりにふさわしい名瀑です。 もみじ谷からのカヤックやSUPツアーに参加すると、 写真のように、滝の下まで行くこともできますよ! 最後から2枚目の写真は、 旧道区間を歩くと見られる、回顧の滝の落ち口です。 2022年6月 8日 08:38
塩原温泉、今朝はくもり。
少し空が明るくなってきましたが、 今日はくもりのち雨予報。 しばらくそんな天気が続きます。 さて、今日から少し滝について書きたいと思います。 この春、かねてより工事中であった、 国道400号線(塩原街道)の新しいトンネル、 潜竜峡トンネルと留春大橋、夕の原橋が完成し、 先に完成していたがま石トンネルとつながりました。 構想からだと実に20年以上もの年月がかかりました。 ある意味、塩原の人たちの悲願でした。 これで大雨の時の連続降雨量200ミリでの通行止めもなく、 雪道カーブの運転箇所も減り、 時間も短縮になるという、 言いことづくめではあるのですが・・・ トンネルを通ってしまうと、当然ながら景色が見えません。 新しい道が国道400号線となり、 今まで使っていた道は「旧道」扱いになりました。 この旧道区間の景色の良いことはお伝えしているとおり。 そして、何といっても特筆すべきは、滝が沢山あることです。 1枚のチラシがあります。 この旧道区間の滝がよくまとまっています。 このほど、これら旧道区間の滝を全て回ってみました。 新緑のすばらしい緑と滝。 塩原ならではの景色ばかりです。 4日間にわたって、下流の方からご紹介していきます。 まずは、回顧(みかえり)の滝からスタートしましょう。 厳密に言うと、入口は旧道区間のすぐ手前、 すなわち、がま石トンネルのすぐ手前で、 回顧の吊橋を渡って見にいきますが、 滝自体は旧道区間に落ちています。 吊橋を渡って観瀑台に上がると、 見事な新緑の風景の中に、 これまた見事な滝が見えてきます。 落差53m。 箒川にまっすぐに落ちています。 水面に映りこんで、弓のような線を描いていたり、 晴れた日の午後には虹がかかっていたり。 塩原渓谷の滝の始まりにふさわしい名瀑です。 もみじ谷からのカヤックやSUPツアーに参加すると、 写真のように、滝の下まで行くこともできますよ! 最後から2枚目の写真は、 旧道区間を歩くと見られる、回顧の滝の落ち口です。 2022年6月 7日 08:39
塩原温泉、今朝は小雨。
予報ではこの後雨は上がり、日中くもり予報です。 関東地方も梅雨入りとなりました。 しばらくくもりと雨が入れ替わるような天気です。 さて、彩つむぎの庭で 3本のヒメサユリの花が咲いています。 これ、実は植えた記憶がないのです。 昨年、突然2本庭から出てきまして、 2つの花が咲きました(最後の写真)。 びっくりしました。 そして、それが今年は3本に増え、花が7輪。 増えた〜! 小躍りしたくなる嬉しさです。 花を見るたびにニヤニヤしています。 昨年、突然花が咲いたのをきっかけに、 南会津の南郷の群落を見に行き、 沢山咲いていている様子に感激しました。 あちらもそろそろ咲き始めるのかな。 本当に色がきれいでかわいらしい花。 乙女百合とも呼ばれます。 あまり手を加えず、そっとしておきたいと思います。 2022年6月 6日 08:38
塩原温泉、今朝は雨。
今日から雨の日が続きます。 今日は一日雨。 明日もほぼ前日雨予報です。 とても寒い朝になっています。 さて、今日も山野草の話を続けます。 以前フデリンドウとハルリンドウでお伝えしたように、 山野草には、とても似た仲間がいて、 見分けるのがむずかしいことがよくあります。 こちらも同じ仲間。 ワチガイソウ・ヒゲネワチガイソウ・ワダソウ。 ナデシコ科ワチガイソウ属の花です。 今まで、ヒゲネワチガイソウしか見たことがありませんでした。 塩原では春に遊歩道を歩けば、必ずどこかで出会えます。 ワチガイソウとワダソウについては 名前は知っていましたが、 この春、初めて実物にお目にかかれました。 写真に撮って並べて、 なるほど〜と、一人でほくそえんでおります。 ワチガイソウがちょうど真ん中な印象。 そして、おまけになりますが、 昨日のブログに取り上げた場所では、 またよく似た花が咲いていて、 最初ワダソウかと思いました。 でも、葉の形も花の形も違います。 こちらはサワハコベでした。 写真で比べると、違う花だとよくわかりますね。 写真に撮ること、大切だなあと痛感。 花探索は、ありがたいことに、 こうやって、毎年少しずつ経験値が上がっていきます。 ただ、記憶力が少しずつ衰えているらしく、 名前がすぐに出てこなかったり。 なので、ブログにまとめておくことも、とても大切なんです。 まだまだ修行は続きます(笑)。 ヒゲネワチガイソウ。 ワチガイソウ。 ワダソウ。 サワハコベ。 2022年6月 5日 08:30
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は一日くもりで夕方少し雨マーク。 明日以降は晴れマークがありません。 そろそろ梅雨入りでしょう。 さて、山野草続きでもう少し。 ちょっと前の撮影になります。 道路から少し沢沿いに歩いてみたら、 こちらでも初めて見る山野草に出会えました。 しかも会いたかったヤマウツボと アミガサタケがいっぱい。 わあ、塩原にこんな場所、あったんだ〜と。 定点観測してみたくなりました。 キケマン。 ヒロハコンロンソウ。 ヒロハコンロンソウ。 マルバコンロンソウ。 サワハコベ。 フデリンドウ。 クルマバソウ。 ヤマウツボ。 ヤマウツボ。 アミガサタケ。 2022年6月 4日 08:39
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は一日晴れ予報です。 ただ晴れは今日まで。 明日からはずっとくもりか雨マークばかり。 いよいよ梅雨入り間近ではないでしょうか。 貴重な晴れの一日です。 さて、今年は山道を車で走るだけで、 あれ、ギンリョウソウ!という感じなのですが、 先日、そんなギンリョウソウの撮影をしていたら、 すぐ近くにギンランが咲いているのに気づきました。 それも2か所で。 彩つむぎの庭にもギンランが咲きます。 でも、自然の中でギンランに出会ったのは、かなり久しぶりでした。 ラッキー♪ 昨年はサイハイラン、 トケンランなどの野生ランに会えた年でした。 自然の中で野生ランを見つけると本当に嬉しいのです。 こうなったらキンランにも会えるといいなあ。 2022年6月 3日 09:09
塩原温泉、今朝はくもり。
予報ではこの後晴れてくるようで、 今日から明日にかけては晴れ予報です。 今年、塩原のあちらこちらで、 ギンリョウソウがとても目につきます。 ベニタケ科の茸の菌と関わりがある 葉緑素を持たない植物です。 漢字で書くと銀竜草。 別名ユウレイソウとも。 普段は会いたくても、 そんなに簡単には会えないのですが、 今年は、車で山道を走っていても、 この白い姿がまとまって落葉から出ているのが見えます。 沢山写真アップしましたけれど、 どれも、違う個体の写真です。 こんな年もあるんですね。 何だか10年分のギンリョウソウを見たような感じです。 ぜひ、探してみて下さい! 2022年6月 2日 08:46
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は午前中晴れですが、午後は雨。 明日も晴れと雨のマークが並んでます。 そして土曜日は晴れ予報になりました! 梅雨入り前の貴重な晴れの土曜日になりそうです。 さて、塩原で唯一(多分)、レンゲツツジが咲くヨシ沼。 同じ時期に、ワタスゲも見頃になります。 レンゲツツジの花の向こうで、 真っ白なフワフワの綿毛が揺れています。 ワタスゲもまた、塩原で見られるのはここだけ。 また書きますが、本当に不思議。 そもそものヨシ沼の成り立ちを知りたくなります。 レンゲツツジとワタスゲ。 プチ戦場ヶ原の風景ですね(笑)。 2022年6月 1日 08:54
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は日中晴れで夜からくもり。 明日からは午前中晴れますが、 午後からくもりや雨という予報になっています。 午前中の晴れが貴重になりそうです。 昨日は夕方に尾頭トンネルで大型車同士の事故があり、 夕方から9時半まで上塩原から先が通行止めに。 通る予定だった方は大変だったと思います。 事故、気を付けないとですね。 さて、八方ヶ原のレンゲツツジが気になったのは、 こちらがもう咲いていたから。 私が知るかぎり、塩原でレンゲツツジが見られるのはここだけ。 ヨシ沼です。 沼の真ん中と、木道の周囲にぐるり。 なぜ、塩原でここだけなのか、本当に不思議です。 すぐ近くで同じような環境なのに、大沼にはありません。 八方ヶ原の前日に行きましたが、 まだつぼみが多く、しばらく花が楽しめそうです。 八方ヶ原まで行く時間がない方はこちらへどうぞ。 大沼、ヨシ沼から八方ヶ原に行くこともできますので、両方もありかな。 |