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冬の会津旅・会津郷土料理
2014年3月23日 08:43
塩原温泉、今朝はくもり。 予報では晴れマークなのですが、 何と白い物・・・雪が舞っています。 一筋縄ではいかない塩原の早春です。 女将の会の会津方面研修。 会津若松市は、古い蔵や民家が沢山残っており、 そういう建物を利用した店が多いのです。 特に七日町という地区が代表的で、 会津駄菓子の店「長門屋」さんで紹介していただいた、 会津郷土料理の店「渋川問屋」もそんな界隈に。 元々は廻船問屋だったという大店。 建物の外観も素晴らしいのですが、 中に入ってびっくり、奥に進んでまたびっくり。 一つの建物だけでなく、いくつかの蔵や民家がつながっているようです。 よく「小京都」とか「小江戸」と表現される街並みはありますが、 こちらは「小京都」でも「小江戸」でもなく、 会津独特の味わいがある街並みです。 会津の郷土料理といえば、 すぐに思い浮かぶのが「こづゆ」。 小さく切りそろえた野菜や豆麩などを、 帆立の出しの汁でいただきます。 何故、帆立なのかなあと思っておりましたが、 ここ「渋川問屋」に来て、わかりました。 海がなく新鮮な魚介が手に入りにくい会津。 魚といえば、干しニシンや干しタラ。 干した帆立の貝柱も同じように、売られていたのでしょう。 優しいお味の汁でした。 建物を見るだけのお客様はお断りだそうですが、 ぜひ、お食事や喫茶などでご利用ください。 渋川問屋 http://shibukawadonya.com/ 立派な店構え。 外だけでも驚きですが、 中がもっとすごいのです。 建物の中にまた建物? 入ってすぐの左側は レトロな雰囲気のカフェ。 矢絣の女性が出てきそう・・・ 離れは青い壁が印象的。 |