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この花何?毎年こんなに咲いてたかな?
2011年6月 5日 09:24
塩原温泉、今朝は晴れ。 梅雨の晴れ間の気持ちいい天気。 日中お天気もつといいですね。 この季節には白い花が多いのですが、 ここ何日か、とても気になっている花(木)があります。 塩原街道のあちこちで目にするのですが、 毎年、こんな所にこんなに目立つように咲いていたかしらと思うのです。 もし、咲いていたら、とっくに何の花か調べているはず。 エゴノキにも似ているし、ウツギにも似ているし、でも違う・・・ 調べたらハクウンボクだとわかりました。 白雲木。 まさにそんな感じ。 ちょうど、子供が描く雲の形のように、 大きな木の枝先に沢山の白い花がついています。 やはりエゴノキの仲間のようです。 去年はエゴノキがとても目立ちましたが、 今年のエゴノキはそれほど花は多くなく、 逆に、例年あまり気づかなかった ハクウンボクがどうだとばかりに咲いている・・・ これだから自然って面白いですね。 自然の植物は本当にその年の天候の影響を受けます。 昨年、杉や松やヒノキなどの葉の変色が見られました。 専門の方に、昨夏の暑さが原因だと伺いました。 今年、松などは花がすごく多いです。 植物の種の保存本能がなせる技でしょう。 最近、ネットなどで自然の植物の変化(特に変色)を 放射能汚染かもしれないなどという議論をよく見かけます。 中には竹の葉の変色でさえ放射能の影響かという人もいました。 竹はこの時期に葉が枯れるものなのに。 確かにそういう影響が全くないとはいえません。 もしそういうことがあるとすれば、 そのデータを集めることはとても大切です。 でも自然にはもともとの自然の摂理というものもあります。 特に昨年の異常な夏の暑さは、 少なからず、全ての植物に影響を与えていると思います。 皆で冷静に観察していくことが必要ではないでしょうか。 |