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スッカン沢調査トレッキングその3(雄飛の滝から駐車場へ)
2023年3月 4日 08:57
塩原温泉、今朝は晴れ。
風もなく穏やかです。 しばらく良い天気になりそうです。 気温も上がってくるようです。 さて、スッカン沢調査トレッキング、その3。 雄飛の滝から雄飛の滝線歩道を歩いて、駐車場まで。 通常八方道路が通行できる季節に、 駐車場から歩いてくるのとは逆方向。 雄飛の滝の観瀑台から少し歩くと、 雄飛の滝の落ち口から仁三郎の滝が見えてきます。 仁三郎の滝も幅がある直滝で迫力がありますが、 仁三郎の滝から雄飛の滝までの間の岩肌に注目。 常に水が岩からしみ出していて、 いくつもの筋になって流れている場所。 その水が冬は全面凍結します。 そして仁三郎の滝の反対側にも氷瀑。 ピークを過ぎているとはいえ、 真っ白な氷柱が何本も下がっていて、 ちょうど太陽の光が差し込んでとても綺麗でした。 さらに歩くと素簾(それん)の滝。 ここもやはり岩肌のあちこちから水が流れ、冬は凍結。 これら水の流れ全体を「素簾の滝」と呼ぶようです。 水の色をご覧ください。 すこし白っぽい水色。 いわゆる「スッカンブルー」と呼ばれている、 この水の色がこのスッカン沢の魅力です。 所々、氷柱も。 本当に美しい風景の連続でした。 雄飛の滝から3〜40分も歩けば、 遊歩道の出入り口に到着し、駐車場があります。 いつもなら、駐車場に到着して終わり。 でも冬期は道路が通行止めになっていますから、 ここから山の駅たかはらまでは当然歩きです。 広くて歩きやすい道とはいえ、 車で10〜15分の雪道。 歩けば1時間半くらいかかります。 それらの行程、時間を含めての 冬期利用の是非を考えていかなくてはです。 この日も私たちの他に、 3グループほどが歩いていました。 1グループは山の駅たかはらから 雷霆の滝、咆哮霹靂の滝へ。 他の2グループは、 山の駅たかはらからスッカン沢へのルートを。 このエリアは、ほぼ全域携帯の電波は入りません。 あくまでも自己責任で、 充分に危険な箇所に配慮して歩いて下さい。 |