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塩原産の夕顔栽培を復活させるプロジェクト
2015年7月19日 09:02
塩原温泉、今朝は晴れ。 風もあって爽やかな朝です。 さて、農業と観光の連携ということで、 塩原温泉うんまいもんプロジェクトが進めている、 もう一つのプロジェクトがあります。 地元塩原での夕顔栽培の復活と 夕顔を使った料理の普及です。 かんぴょうは、多くの方がご存知のように、 栃木県を代表する農産物です。 国内で作られている、95%が栃木県産。 原材料となる夕顔の実の主な栽培地は、 栃木県南部、下野市、壬生町、小山市などです。 その産地に見学に行ったのが4年前。 初めて見るかんぴょうの天日干しや、 初めて食べる夕顔の実で作った料理に驚きました。 夕顔の実を使った料理が思いのほか美味で、 旅館の料理の食材として使えないかと、 翌年には、栃木県の協力で、 県南より、夕顔の実を運んでもらい、 塩原温泉の何軒かの旅館で、料理にしてお出ししました。 その翌年には、大きな夕顔の実の運搬が大変なので、 地元で、夕顔の実が栽培できないかと初挑戦。 調べていくうちに、かつては塩原関谷辺りでも 自家栽培用に、あちらこちらの農家で作られていたとのこと、 「初挑戦」というよりは「栽培復活」を試みたのでした。 栽培に協力してくれたのが、やはりアグリパル塩原。 こちらも農業と観光の連携ですね。 今年は作付け面積、植え付けの苗の数が 昨年の10倍になりました。 現在アグリパル塩原裏手の畑で、 ぐんぐんとつるを大きく伸ばし、実がなり始めています。 食材として使えるようになるのも、あと少しです。 野菜の季節があいまいになる昨今、 夏の暑い時だけ、 栃木県の塩原温泉でしか食べることができない、 貴重な食材、貴重な料理として、 塩原産夕顔料理、この夏も提供していきます! 植え付けたばかりの頃。 先週末の様子。 花が沢山ついています。 夕顔の花は一日花。 しぼんだ雌花のつけ根がふくらんで実に。 大きくなってきました。 アグリパル塩原の裏手の畑。 ぜひ、見学してみて下さい。 夕方の花はきれいですよ。
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