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珍しい食材「夕顔」の実を使った料理
2013年8月 7日 08:53



塩原温泉、今朝は朝から快晴です。
セミの合唱が聞こえます。
合唱になっているのは、ひょっとしたら、今年初めて?
熱くなりそうな気配です。

さて、先日のブログでも紹介しましたが、
今年初めて、試験的に、「夕顔」の実を使った料理をお出ししています。
http://blog.livedoor.jp/ayatsumugi/archives/2013-07-11.html

栃木県とのタイアップです。
夕顔は干瓢の材料となります。
干瓢といえば、国産の、実に95%は栃木県産なのです。
栃木が誇る食材の一つではありますが、
材料となる夕顔の実は、食材として使われることはまれでした。

昨年、干瓢伝来300年を記念して、
県内の夕顔産地などを中心に、
干瓢や夕顔を題材に色々な研修やイベントが行われました。
塩原温泉うんまいもんプロジェクトでも、
産地視察見学や研修などに参加。

そのような経緯から、
今回、初めて栃木県とタイアップして、
塩原温泉の何軒かの宿で、夕顔の実を使った料理を出すことに


彩つむぎでは、現在、夕顔の料理を三品
干瓢の料理を二品

夕顔の実の料理をご紹介いたします。
夕顔の実の収穫は7月から8月にかけて。
もっとも夏の暑い時期、
夜明け前から始まる重労働です。
どうぞ、農家の方の苦労や思いを感じながら、
この時期だけ、栃木県だけの料理を味わっていただければと思います。


夕顔の実まあ大きいこと大きいこと。
大人の顔よりもずっと大きいです。
これで7〜8キロぐらいあります。
中身をくりぬいて、花入れやランプ、
民芸品(ふくべ細工)などにも使われます。







夕顔の煮物朝食につけている煮物。
冬瓜にも似た優しい味わいです。













地場野菜のサラダ夕食の一品。
地場の夏野菜と八汐ますのサラダ。
一番下に生のスライスを。












夕顔豆腐夕顔の実は余す部分がありません。
残った部分をミキサーにかけて、練って、
まったりとした味わいの夕顔豆腐に。
上に乗っているのはイワナの卵です。
イワナも栃木ならではですね。