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ヴィシー市庁舎を訪問
2012年11月17日 08:37
塩原温泉、今朝はくもり。
お天気下り坂。 そろそろ紅葉が見納めになりますので、 紅葉を楽しみにしている方はどうぞお急ぎください。 さて、ヴィシー滞在中の日程の中で、 一番の大仕事は、市庁舎訪問でした。 ヴィシー市の副市長と観光局長にお会いしました。 どうして市長じゃないのかなと、ちょっと疑問に思いましたが、 これはフランスの地方自治のシステムによるものらしく、 市長は、国会議員を兼務していることも多く、 町の顔ではあるものの、 実際の実務は、部署ごとにいる副市長が担当するのだそうです。 まず、副市長に、ヴィシーの町の歴史や産業について説明を受け、 その後、観光局長から観光についての話を聞きました。 ヴィシーは、温泉が大好きだったナポレオン三世によって整備した町。 第二次世界大戦の時には、 ナチスドイツに占領されなかったフランス南部の首都が置かれ、 「ヴィシー政権」や「ヴィシー政府」と呼ばれた その中心地であったそうです。 歴史ある建物の維持は骨が折れるけれど、 町の美観を保つのにとても大事なこと。 人口は約3万人。 温泉地として古くから有名ですが、 最近では町を活性化するために、 高齢者のための療養地としてだけでなく、 若い人や、国際会議、スポーツ大会などへの 対応にも力を入れているということです。 観光局長の話も、とても興味深いものでした。 通訳の方を通じての懇談。
市庁舎というか、
天井照明と天窓が美しいです。
小ホールのようなところ。
こちらも天井の照明が印象的。
ヴィシーのオペラ座の入口。
オペラ座内部。
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