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宇都宮ぶら散歩・松が峰教会と大谷石の建造物
2012年2月20日 10:07
塩原温泉、今朝もよく晴れています。
道路に雪はありません。 相変わらず、朝型の冷え込みはきつくとも、 庭の雪もかなり溶けてきました。 今回の宇都宮ぶら散歩の目的はいくつかあったのですが、 その一つがこの松が峰教会を見ることでした。 日頃車で通りかかることはあっても、中に入ったことがなかったのです。 栃木県の住民になって、早21年になりました。 首都圏から塩原温泉に来てみると、 買い物する所も美術館も映画館もない・・・ どうしてこんな田舎に突然来てしまったのかしらと 嘆くことが多い毎日でした。 そんなある日、この松が峰教会を目にして・・・ 栃木県内、しいては日本国内に、 こんな重厚な、石の、 しかも地元の大谷石を使った建築物があることに衝撃を受けました。 大学時代、ロマネスク様式の教会建築の授業を受け、 実際にフランス、イタリア、スペインの教会を あちこち訪れた自分にとっては、懐かしさすら覚えました。 栃木県ってすごい! その時、初めて思いました。 それから、少しずつ、栃木県のすばらしいところを 一生懸命見つけようと、色々本を読んだり、見たり、聞いたり。 今栃木にこだわり、 栃木の良さを1人でも多くの方にお伝えしようとしている私の、 いわば、“原点”とも言える記念すべき、建造物です。 今回初めて中に入りましたが、中もとても落ち着く空間。 コンサートなども行われるようです。 宇都宮市大谷地区で産出される大谷石。 宇都宮周辺では、蔵を中心に素敵な建造物がいっぱい。 蔵を利用した素敵なレストランなどもいくつかあります。 この文化は、世界にも誇れるものだと思いますし、 これからも大切にしていきたいですね。 |