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坂本龍一commons:scholaに参加してきました
2011年8月 6日 08:37
 
塩原温泉、今朝は晴れたり曇ったり。
きれいな青空ですので、今日は暑くなりそう。
こんな空の日は夕方あたりに雨も来そうです。

少し前の月曜日になりますが、
那須の二期倶楽部観季館で行なわれた
坂本龍一早稲田大学教授小沼純一のお二人による
「commons : schola 親子のための音楽教室」に参加してきました。

これは二期倶楽部が開催している「山のシューレ」の特別講座でした。

「山のシューレ」は毎夏行なわれていて、
音楽、美術、アート、デザイン、科学・・・
座学あり、舞台あり、シンポジウムあり、ワークショップあり。
多岐にわたった合計17のプログラム。

どのプログラムも非常にアカデミックで刺激的
インテリジェンスにあふれています。
みんな参加したくなります。
東京だったら、このような催しに触れることは難しくありませんが、
栃木県の片田舎に住む身にとって、
東京までわざわざ聞きに行くことはほぼ無理です。
近くで開催していただけることに心から感謝

特に今回の坂本龍一の講座に関しては
情報入手してすぐに申し込みをしました。
若い頃からずっとファンでしたので。
“親子”とあるので、娘と一緒に。

バッハのインベンション
普通右利きの人なら、けっこう左手が大変なのですが
左利きだった坂本少年(小学校3年だった)はこれだ!と思った話から、
現代音楽家ジョン・ケージの話や、
実際にピアノを様々な方法で様々な音を紹介し、
最後に即興の曲を一曲

周囲を緑に囲まれた二期倶楽部観季館。
緑を背景に聴く音楽はいいなあと思っていた矢先に

「ここは自然の中で緑が多くて居心地がいいいけど、
実はこの緑の中に色々な音があるのです。
しかも、人が感じるだけでなく、聴き取れないような音も。」

そして、

「こういう不安定な時代は、“耳を澄ます”ことが大切。
時代の声、自分の体の声にも。」

いい言葉です。
教授は大震災や福島原発事故を受けて、
様々な支援プロジェクトに携わったり
世界に向けて情報発信をしてくれています。

最後の演奏の時には外からヒグラシの声。
心にしみいる音楽を五感を使って感じ、
心の贅沢時間を過ごすことができました。

教授のこと、全然知らなかった娘も
「面白かった!」と言ってくれて、よかったよかった。

余談ですが、
講義中お二人がしきりに手で何かを追い払う仕草。
よく見たらハエが一匹教授のシャツなどに止まっていたのでした。
そのハエは終わりの頃に私の所にも飛んできて・・・
教授のシャツに止まっていたハエだと思うと
ずっと止まっていて!と願う・・・ファン心理って!


会場は親子連れでいっぱい

 

 

 

 

 

 


教授!

 

 

 

 

 

 


教授!!

 

 

 

 

 

 


教授!!!

 

 

 

 

 

 


二期倶楽部観季館


 

 

 

 

 

 

山のシューレ