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川瀬巴水の足跡を訪ねて〜雄飛の滝
2011年7月30日 08:50
塩原温泉、今朝というか今はくもり。
新潟、福島でかなりひどい豪雨になっていますが、 塩原もその影響を少し受けているようで、 3日間雨が降ったり止んだり、 時折、雨脚が強くなったりしています。 明日までそんな天気が続くようです。 その代わりといっていいのか、毎日とても涼しくて、 今日も半そでではちょっと肌寒いくらいです。 さて、版画家川瀬巴水の足跡めぐり、 もう一箇所、雄飛の滝にご案内します。 塩原は“温泉と滝とつり橋の町”。 見事な滝がいくつもあります。 中でも塩原塩の湯から矢板に抜ける途中にある 雄飛の滝は名前のとおり、堂々とした名瀑で有名です。 今回学芸員の方の撮影場所リストに雄飛の滝。 「一人で行きます」とおっしゃるので、とんでもないと。 駐車場から山の中を沢沿いに20分ほど歩く場所です。 女性が一人で簡単に行くような場所ではないので、 私も一緒に行くことにしました。 震災の後通行止めになっていて、 10ほど前に整備が終わり通行可能になったばかり。 訪れるのは久しぶりです。 車が通る道から階段を下りて沢伝いに遊歩道を歩いて行きます。 水が沢を流れる音がいかにも涼し気で、 真夏の暑い日だったら最高の場所です。 途中、苔むした倒木やシダが太古の原生林を思わせ、 仁三郎の滝や素簾の滝など、 次から次へと素晴らしい滝がこれでもかと。 そして雄飛の滝。 私の大好きな場所でもあるのです。 こんな所まで巴水は来ていたのでしょうか。 どこに行くにも下駄で出かけ、 足元を泥だらけにして帰ってきたというエピソードも。 この道を下駄で歩くのは、かなり大変そうです。 ともあれ、特に問題なく、歩くことができました。 マイナスイオンをたっぷり浴びることができる、 夏のイチオシの場所です。 |