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スッカン沢の滝めぐり(素簾の滝〜仁三郎の滝)
2025年7月27日 09:45
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は晴れマークはお昼前の1時間ほどだけ。 あとはくもりで午後数時間雨マーク。 ちょっと涼しくなるでしょうか。 大雨後の塩原渓谷の滝を紹介してきました。 今まで紹介した全ての滝が 塩原街道(国道400号)沿いにあります。 回顧(みかえり)の滝以外は、旧道区間。 この季節は塩原街道、トンネルではなく、 旧道区間を通るのがおすすめです。 そして今日から、違う場所の滝を。 少し前に、塩原から矢板八方ヶ原に抜ける、 八方道路(県道56号)途中にある、 スッカン沢を歩いてきました。 スッカン沢は高原山の火山のカルデラ跡に源流があり、 火山生物を含んだ水がほんの少し酸味があり、 「酢辛い沢」から「スッカン沢」になったとか。 そして独特の青白い色をしています。 地元では「スッカンブルー」と言っています。 こちらは道路からと気軽には行きませんが、 駐車場から往復1時間ほどの遊歩道が整備され、 途中にすばらしい滝が3つ。 他にも小さな滝や岩肌を水が流れていたり、 ちょっと屋久島を連想するような、 とても素敵な場所です。 さて、滝の話。 道路から階段を降りて沢沿いに歩いていくと、 素連(それん)の滝とかいてある標識が。 素簾と書く場合もあり、 どちらが正しいのかよくわからないのですが、 私は素簾の方がしっくりきます。 なぜなら、対岸の絶壁の岩肌を 何本もの水の流れが「簾(すだれ)」のようだから。 あちこちに滝のような流れがあって、 一体全体、どれが素簾の滝を指すのか、 これもよくわからない、不思議な滝です。 一帯の水の流れ全体を言うのかもしれません。 水の色とも相まって、とても涼し気。 冬には凍って氷瀑になります。 そして素簾の滝の先に、 大きな轟音をとどろかせて、 仁三郎の滝が崖下に落ちています。 こちらは見事な直瀑で大迫力。 ただ倒木があってちょっと残念です。 仁三郎の滝が落ちた流れの先にも、 岩肌に幾筋もの水が落ちています。 その辺りに、もう一つの雄飛の滝があるのですが、 雄飛の滝はまた明日に。 道路から階段を降りて沢沿いを歩きます。 ![]() 素連の滝の表示が。 ![]() 美しいスッカンブルーの水。 沢に幾筋もの水の流れがおちています。 この全体を素連(素簾)の滝と言うのだと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() 素簾の滝の先。 仁三郎の滝の落ち口。 ![]() ![]() ![]() | ![]() |