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今年もサルナシを獣たちと分け合って・・・
2023年9月19日 09:30
塩原温泉、今朝は晴れ。
とてもきれいな青空が広がっています。 一昨日、昨日同様に、 今日もこの後くもりから雨予報なのですが、 けっきょく降らないで終わったりしています。 残暑がまだまだ厳しい毎日です。 さて、もう一つ、収穫の話を。 秋になるとそわそわします。 サルナシの実を探しに山に入ります。 サルナシはこの辺りでは「コクワ」とも言われ、 マタタビやキウイフルーツと同じ仲間のつる性植物です。 花はマタタビとそっくりです。 花が咲くのは6月頃。 この頃から私のサルナシ探しは始まります。 サルナシは雌雄異株。 当然実がつくのは雌株です。 花を見て雌株のつるを探すのです。 何年もサルナシ探しをしていると、 遠くからもサルナシのつるを見つけることができますが、 感覚的に雄株7に雌株3くらいの割合でしょうか。 雌株のほうが少ないように思います。 見つけても、全く手が届かないような場所だったりも。 そんな中、手(高枝ばさみ)が届く場所の雌株は貴重。 ひたすらそんな雌株を6〜7月に探します。 収穫は9月〜10月初旬。 少ししなびたくらいが甘くて美味。 ところが、甘くて美味だから、 当然獣たちも狙います。 キウイフルーツが追熟できることをご存知でしょうか。 りんごと一緒にビニール袋に入れると 柔らかく甘くなります。 その原理をサルナシにも適用。 サルやクマが食べる前、 まだ少し固めの時に収穫して追熟するのです。 クマと取りあいになどなったら大変ですから。 私が早めにいただいても、 手が届かないような場所にまだ沢山残っています。 獣たちと分け合って?、毎年収穫に精を出し、 果実酒に仕込み、食前酒などにも使います。 ジュースが最高に美味しいのですが、 なかなかそこまで大量には収穫できません。。。 ¥¥
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