カレンダー
2023年9月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
指定外来生物のカミキリムシについて
2023年9月11日 09:03
塩原温泉、今朝はくもり。
時折日が差しています。 クビアカツヤカミキリ・・・ かなり浸透してきたので、ご存知の方も多いかと思います。 カミキリムシは落葉樹などの木に産卵し、 幼虫が木の中で木を食べながら成長します。 もちろん、元から日本には沢山のカミキリムシがいますが、 クビアカツヤカミキリは サクラや果樹の木を食害し、枯らしてしまうとして、 危険な指定外来生物に指定されています。 そして、この程9月より、 ツヤハダゴマダラカミキリと、 サビイロクワカミキリの2種類も同様に加わりました。 クビアカツヤカミキリは、 栃木県内は県南がすでに大変な状況と聞いていますが、 那須塩原市ではまだ確認がされていません。 そんな状況の中、 先日、いきなりツヤハダゴマダラカミキリが 栃木県内で初めて、那須塩原市で発見されました。 危機感を強めた市では、 急遽那須野が原博物館において、 これらの指定外来種のカミキリムシの 注意喚起を行う展示をしています。 私も先日、塩原で並んでいる木が7〜8本ほど、 軒並みカミキリムシらしきフラスが出ていたので、 とても気になっていて、すぐに見に行ってきました。 フラスとはカミキリムシの幼虫が 食べた木くずのかすとフンが混ざったもので、 穴から木の外に排出されるものです。 結論から言うと、 私が見たフラスはこの3種類のものではなさそうですが、 くれぐれもこの3種類には注意しなければなりません。 特にツヤハダゴマダラカミキリは 在来種のゴマダカミキリと良く似ています。 その違いなどがわかります。 クビアカツヤカミキリは思ったよりも大きかったです。 私が見たフラスは、シロスジカミキリかもしれません。 すごい量のフラスに、クワガタムシが沢山来てました。 このブログが参考になれば幸いです。 見つけた時の連絡先も写真にあります。 緊急展示は9/19〜27を除く10/1までです。
|
パーマリンク
|
生き物たちのこと色々
|