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夕顔料理をご提供しています
2016年8月14日 09:04



塩原温泉、今朝はくもり。
昨夜、夜中に雲が晴れて、
ほんの一瞬、小さな流れ星を見ることができましたが、
今朝は一体どうしたことでしょう。
少し霧がかかり、かなり肌寒くなっています。
週刊予報でも、今週はずっと涼しい日が続くようです。
半袖のシャツだけでは、鳥肌が立ちます。
何か一枚羽織るものをお持ちになったほうが良さそうです。

さて、8月の献立から。

まだ珍しい夕顔の料理をお出ししています。
夕顔と言うと、ほとんどのお客様が、どんな食材ですか?と。

夕顔は干瓢の材料となるウリ科の植物です。
国産干瓢の95%を生産している栃木県
干瓢は、夕顔の実をくるくると皮をむいて干したもの。
7月上旬くらいから、収穫、生産が始まります。

夕顔は、大きなもので10キロくらいになります。
周りの黄緑色の皮をむくと、その下に、しっかりとした白い部分、
さらに、真ん中には、柔らかでスポンジのようなワタが。

干瓢は、しっかりとした白い部分を使いますが、
この部分、独特の食感があり、料理に使うと美味しいのです。
また、ワタの部分もまた独特で、ナタデココのよう。

表の黄緑色の皮以外は、全て食べられる、
大変コストパフォーマンスの良い食材
でもあります。
栄養的にも、食物繊維、カリウムが豊富なスグレモノ。

かつては、この辺りでも自家用に作っていたらしいです。
2年前から、地元塩原関谷地区で
夕顔の生産を復活させる試みが行われていますが、
今年は、少々収穫が遅れているということで、
現在、彩つむぎで使っている夕顔は
県南の下野市の干瓢農家、
「あおやぎ農園」から送っていただいています。

段ボール箱いっぱいの夕顔。
ずしりと重く、きれいなお肌。
一つは玄関先に飾ってありますので、
ぜひ、ご覧ください。

そうそう、料理。
一つは夕顔の実のスライスを、
那須今牧場のチーズと組み合わせた冷製グラタン
そして、川俣しゃも、
那須こたろうファームのカラフルトマトなどと合わせたサラダ
また、残った部分を使った、夕顔豆腐
3つの料理に入っています。

この季節だけしか、
栃木県だけ?でしか食べられない食材。
色々な食べ方をお楽しみくださいね。


夕顔













夕顔













夕顔













夕顔を使って