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那珂川町の3つの美術館その1:馬頭広重美術館
2016年8月21日 08:48



原温泉、今朝は晴れ。
快晴です。
台風9号、10号、11号と
3つの台風が日本列島付近にあります。
この辺りは9号の影響を明日辺りに強く受けそうです。
今日の晴れの天気は貴重かな。

さて、先月、なかがわ水遊園に行った時に、
また、大好きな那珂川町まで、足を延ばしてきました。

なかがわ水遊園から、
少し車を走らせると、すぐに那珂川町です。
那珂川町には、素敵な美術館が3つも

今回、駆け足ではありましたが、
初めて、3つの美術館を全部回ってくることができました。
ひと月遅れになってしまいましたが、リポートしたいと思います。

まずは、浮世絵の美術館である
馬頭広重美術館から。

企画展のたびに、ご案内をいただきます。
最初は広重の東海道五十三次などの
コレクションから始まった美術館ですが
毎回の企画展が、いつもテーマが面白く、
しかも前期後期と作品の入れ替えもあり、
足しげく通いたくなります。

現在開催中の企画展は、
明治時代に活躍した版画家、大蘇芳年による「月百姿展」です。

大蘇芳年というと、
ちょっと、おどろおどろしいイメージを抱いていましたが、
「月百姿」は最晩年に、
「月」をテーマに、武者絵や美人画や風景画などを描いた百の作品で、
とてもすっきりとした作品が多く、
まあ、よくもこれだけ一つのテーマで描けるものだと思うほど、
多様性に富んでいるので、
一つ一つの作品をじっくり見るには、時間に余裕がないといけません。
この百点、全て個人のコレクションと言うから驚きです。

現在後期展を9月11日まで開いています。
ミュージアムショップに、
浮世絵関係の書籍が沢山あるのも嬉しいです。

館内作品は撮影禁止です。
写真は建物のみ。
この建物は那須芦野石を使った、隈健吾氏によるものです。
新しい国立競技場、どんな設計になるのでしょうか。

先般、栃木県知事らが、新しい国立競技場に、
栃木の石や木を使ってもらうように、文科省にトップセールスしています。
ひょっとしたら、同じようなイメージになるかもしれませんね。


馬頭広重美術館
栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
☎0287-92-1199 

http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/index.html



馬頭広重美術館













馬頭広重美術館













馬頭広重美術館













馬頭広重美術館













馬頭広重美術館













馬頭広重美術館













馬頭広重美術館