カレンダー
2016年6月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
念願の金継ぎ体験
2016年6月 7日 08:53
塩原温泉、今朝はくもり。 霧が立ち込め、日が差して、幻想的になっています。 今日明日は曇りマークがずらり。 少々肌寒くなっています。 さて、日曜日、3つ目のマルシェ『横沢マルシェ祭』の会場、 那須二期倶楽部、アートビオトープへ。 『山のシューレ』講座の一貫として、 金継ぎ講座があると聞いて、楽しみにしていました。 「金継ぎ」。 まだ聞きなれない言葉かもしれませんね。 欠けてしまったり、割れてしまったりした器を 金を乗せることで、また使えるようにする技術です。 昔から、抹茶茶碗などで使われてきた技法です。 旅館では本当によく器が壊れます。 ほんの少し縁が欠けたくらいでも、 それをお客様に提供するのは、はばかられます。 ということで、どんどん廃棄処分するのですが、 この技法を覚えたら、そんな器が復活するかも。 そう思い、何年も前から気になっていて、 この程、やっと体験ができました。 一言、これで、今まで捨てていた器が生き返ります。 私はフチが少し欠けた器を持参しましたが、 粉々に割れてしまった器でも、 根気よく、元の形に戻すことができるそうです。 たまたま知り合いの方がいました。 その方が持ち込んだのは、ガラスの電気シェード。 割れて、バラバラになり、普通ならごみとして処分ですが、 ちゃんとくっついて、また使えるようになりました。 その魔法のような修復方法にびっくり。 金や銀を差すことで、むしろ素敵になったり。 中には、わざわざ器を割って、自分の色を加えたり、 違う器を組み合わせたりすることもあるのだとか。 持ち込んだ器、すっかり良くなりました。 これからも大切に使っていきます。 特殊な粘土。 欠けた所に塗っていきます。 ちょこっと欠けた部分に 金を乗せて。 こんなに割れてしまったものも、 修復しました! |