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世界のマエストロ“コバケン”との濃密な共演
2013年3月26日 10:40
塩原温泉、今朝は晴れています。
しかし、昨日に続いて空気はひんやり。 昨日は夜みぞれが降っていました。 今日も気温は上がらないもよう。 今日は全くプライベートな話ですみません。 一昨日の那須室内合奏団の演奏会について。 世界のコバケンこと、小林研一郎氏を指揮に招くという、 最初は絶対に実現しないだろうと思ったほどの、 夢のような演奏会でした。 当日の演奏については、 地元の新聞や、NHKニュースにも取り上げていただきましたので、 そちらをご覧下さい。 このブログでは、前日と直前までの、 コバケンの指導のついて書きたいと思います。 世界のマエストロというのはこういうものか・・・と 驚愕と感動の連続だったのです。 私たちのようなアマチュアの楽団でさえ、 その一言で、皆の音が、音楽がガラリと変わってしまう、 そんな貴重な現場に立ち合わせてもらいました。 「ここは津波で流された方の魂を思って」 「ここは天国に上るように」 「もっと、激しく、汚いくらいの音で弾いて」 表現が具体的でわかりやすく、 とても気さくに語りかけて下さるのですが、一方、 「それが表現できなかったら、舞台に立つ資格ないよ」 「お金を頂いている以上は、皆さんもプロ、それ自覚して」 などの厳しい言葉もいっぱい。 姿勢や気迫については、何度も何度も言われました。 「まず姿勢が悪いのはダメ、もっと胸張って」 「構えた瞬間に、ぱっと“気”を込めて」などなど。 特に一般の方の応募者が参加した モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』では 小さなお子さんの、そばまで近づいて、 手や肩をとって姿勢を直したり、という場面も。 本番でも、小さなお子さんのことを励ます言葉が。 たった2日間の指導でしたけど、 目には見えない、ものすごい大きなプレゼントをいただきました。 当日お越し下さいました皆様、ありがとうございました。 もしよろしければ、NHKの動画ニュースもご覧ください。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130325/k10013421681000.html 前日リハーサルの様子です。
子供たちに温かな指導。
昨日の下野新聞。
読売新聞栃木版。
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