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フランスの温泉療法についての勉強会
2012年10月23日 08:52
塩原温泉、今朝はくもり。
朝方は雨が降っていました。 今日は日中、不安定な天気のようで、 所によっては局地的な大雨、突風、竜巻に注意だそうです。 この「所によって」がわかると助かるのですが。 竜巻は本当に怖いですから。 さて、先日那須塩原市役所で、 テレビなどでも活躍している、 温泉医学の第一人者、 地元の国際医療福祉大学病院の先生である 前田眞治先生のお話を聞く勉強会がありました。 これは、近々、那須塩原市海外交流事業として、 市内の主な温泉地である、 塩原温泉と板室温泉の関係者、 及び、観光協会、商工会の数名が 副市長や市の職員と共に、 フランスの温泉療養地を視察するのに伴っての、研修の一貫です。 塩原温泉、板室温泉ともに、 非常に良質の温泉がありますし、温泉病院もあります。 日本にはない、フランスの温泉療法を視察します。 訪問先はヴィシーと、エクス・レ・バン。 前田先生はヨーロッパの温泉地に色々行っていますが、 今回の講演もこの二つの都市に限定して、 その特色や、どんなことを見てきたらいいのか、 沢山の現地写真を使って、説明してくれました。 実際、日本の温泉利用とフランスの温泉利用は かなり違いがあるのですね。 その根底にあるのは、 日本の温泉は湯量が豊富であることと、熱いことだそうです。 あちらは温泉の量も少なく、ぬるいので、 日本のように、お湯に「つかる」という文化が発達しなかったのだとか。 その変わり、非常に工夫された、温泉利用がなされています。 本当に勉強になりました。 前田先生、ありがとうございました。 |