カレンダー
2012年8月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
大きな赤松の木、中はどうなっているの?
2012年8月19日 08:14
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日からしばらく、予報には雨マークがありません。 ジリジリと照りつく日が続くそうです。 くれぐれも熱中症には気をつけてください。 さて、昨日の仙人岩つり橋への遊歩道。 実は途中の赤松の木の枝が折れたということで、見に行きました。 (自社の管理地内なので・・・) この那須地域にはたくさんの赤松が自生しています。 東北自動車道西那須野塩原ICそばの千本松牧場付近、 同じく那須ICそばの那須街道など、 それは見事な赤松林が広がっています。 この赤松を原料に、経木などの地場産品も。 立っている赤松の木を見る機会はよくあるのですが、 実は木の中がどうなっているのか・・・ 知らないのですよね〜。 見せてもらってきました。 木の年輪にそって、バリバリと音がしそうに剥がれ、 大きな枝ごと折れていました。 雷でも落ちたのかと思ったら、中が空洞になっていました。 遅かれ早かれ、折れる運命だったようです。 折れて、むき出しになった枝に顔を近づけると、 とてもいい匂いがしてきました。 松独特の匂いなのでしょう。 フィトンチッドの正体は木々が持つ揮発性の成分。 これもフィトンチッドのなせるわざ? 何かの匂いに似ていると思ったら、自分のバイオリンの匂いです。 バイオリンの塗られているニスの原料は、 松やにが入っているのかな。 自然のものって、色も匂いも肌触りも、全てが優しい・・・ そんなことを感じた一瞬でした。 この、折れた赤松は、伐採、切断して、 箱の森プレイパークに引き取られました。 炭焼き体験などで使うそうです。 倒れても、なお、人間の生活に有益に使われるのですね。 |