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長野研修 小布施町長の話を聞く
2011年11月27日 08:47
塩原温泉、今朝も快晴。
昨日に続いて、今日も一日晴れマークです。 紅葉の最終章、後数日かと思われます。 さて、長野研修2日目は、小布施町へ。 町並みが美しく、多くの観光客を集めている、 その理由を探る視察。 まず、役場で町長さんの話を聞くことからスタートしました。 小布施町長の話はたっぷり1時間。 これが大変興味深い話で、まったく退屈しません。 いかに小布施町が時間をかけて ただの町並み保全ではなく、町並みづくりを いかに長期的な戦略の視点にたって、行ってきたか。 そして、いかに、町民全体が取り組んでいるのか。 非常に明快で明確なお話をして下さり、 感心することばかりでした。 江戸時代に晩年の葛飾北斎が滞在した町。 それには高井鴻山というまれにみる大物のパトロンの存在があり、 北斎の肉筆画をはじめ、多くの文化的財産があり、 古い建物を生かしながらの新しい町並みづくり。 130箇所もある町民によるオープンガーデン。 特産の栗スイーツの数々。 農村の風景保全という点からの果樹園の整備。 あまりにも恵まれているとばかり思っていた小布施ですが、 トップの先見の明と、町民全体の協力の賜物なのでした。 そして、これが完成系ではなく、まだまだ次のステージへと 進化しようとしている町、それが小布施なのでした。 市村良三小布施町長 自らの話を聞く。 |