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真っ二つに割れた那須殺生石
2022年3月13日 08:38
塩原温泉、今朝はくもり。
今日、明日はくもり時々晴れ予報。
あさってに雨マークが出ています。

さて、先日ネットやニュースで騒がれた
那須の殺生石が割れた件。
地元としては、気になっていました。
那須の山歩きした帰りに、
道すがらなので、立ち寄ってきました。
沢山の方が見に来ていました。

数年前からヒビが入っていたそうですが、
ワイヤーや注連縄をものともせず、
本当にぱっくりと二つに割れていました。

那須湯本温泉街の少し上になります。
辺り一帯、硫黄の臭いが充満しています。
千体地蔵など、独特の雰囲気で、
一番奥に、殺生石があります。

そもそもは中国や天竺でさんざん悪さをしてから海を渡り、
平安時代、玉藻の前という女性に姿を変え、
鳥羽天皇を籠絡して、国を乗っ取ろうとした九尾の狐
。

その正体を陰陽師に見破られて、逃げてきたのが那須野が原。
追手の弓の名手上総介広常と三浦介義純に、
退治された後に、石に姿を変えて、
尚も周辺に毒気を吐き、生き物達を殺してきました
。

時代は下って、南北朝時代。
源翁和尚が那須野が原を通りかかった時に、
経文を唱え、一喝したところ、
石が砕け、三か所(それ以上とも)に飛び散り、
その一つがこの殺生石だということです。

伝説は物語や、能の作品などにも取り上げられ、
国指定の名勝になっています。

注連縄が巻かれている姿がいかにも、
まがまがしいものを封印しているかのようにでしたが、
一説によれば、中国などでは、
妖獣というよりは瑞獣と見られたりもしていたようで、
地元の那須町では、
九尾の狐をモチーフにして誘客する取り組みや、
ゆるキャラなどになっており、
親しみあふれるキャラでおなじみ
です。

縄がほどけ、真っ二つに割れたこの石を、
さて、どのような形で保存していくのがよいのか、
思案のしどころかもしれません。
しばらく観光客の足は途絶えないと思います。


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