カレンダー
2018年7月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
南会津の田代山〜帝釈山トレッキング
2018年7月27日 08:54
塩原温泉、今朝は晴れ。 それでも涼しい朝。 さすがに暑さは少し和らいできたようです。 さて、先日、日光市川治のネイチャープラネットさん主催の 田代山〜帝釈山トレッキングツアーに参加してきました。 田代山〜帝釈山は、福島県と栃木県の間にある山。 先週末に会津祇園祭が行われた、 南会津町田島の手前を尾瀬方面に左手に曲がり、 南会津町舘岩から未舗装の林道を進んだ先、 熊倉登山口から登っていきます。 尾瀬の少し手前になるので、 「前尾瀬」というくくり方をされたりもするようです。 田代山は、樹林帯を登ってたどり着く 山頂が一面、湿原になっているという珍しい山。 樹林帯、山頂湿原ともに、多様な花が見られます。 また、帝釈山はオサバグサ群生でよく知られています。 オサバグサの時期にはちょっと遅く、 名残りの花を、所々で見ることできました。 今日はルート概要、 明日明後日で、花について紹介したいと思います。 熊倉登山口。 勾配のある登りが続きます。 登りの辛さも、 こんな景色も楽しみながら。 高原山です。 「小田代」というミニ湿原に出ます。 小田代の木道を進んでいきます。 花がいっぱい。 また少し樹林帯を歩くと 田代山山頂に到達。 ニッコウキスゲと夏の空が迎えてくれました。 まるで空に向かって歩いているよう。 会津駒ケ岳の山も見えます。 ワタスゲの群生を見ながら。 山頂避難小屋周辺でひと休み。 帝釈山を目指します。 急に樹林帯へ。 一度下ってからまた登り。 沢のような場所も。 登りはきついです。 山頂。2060m。 山頂からの眺め。 会津駒ヶ岳方面。 尾瀬の燧ケ岳。 日光連山。 塩原の日留賀岳から高原山。 下り始めて。 再び田代山山頂湿原へ。 帰りはルートが変わります。 ルートが変わると雰囲気も変わります。 山頂湿原は正式には高度泥炭地。 地衣類に覆われている場所も。 白い地衣類、多分ミヤマハナゴケかと。 こんな遭遇も。 ホシガラス。 全然逃げない・・・ キンコウカが一面に。 ニッコウキスゲも。 登山口まで下り。 最後に沢が。 」 こんなルートでした。 往復6〜7時間歩き、腿が筋肉痛に。 途中あちこちでアブの猛攻撃に会いました。 ウシアブのような大きなのは大丈夫ですが、 メジロと呼んでいる小さなアブは 止まったと思うとチクリ。 写真を撮っている時にやられます。 合計7か所刺されてしまい、後が大変でした。 肌は露出してなくても、 服の上から刺してきますので、 肌にぴっちりしたシャツやスパッツよりも、 ゆったりとした服がオススメです。 また登山口そばに沢があるだけで、 後は水がありません。 飲み物は充分に用意したほうが良いと思います。 ペットボトルは3本持参。 水分はこまめに補給していましたが、 時々顔がほてって頭が痛くなったり。 熱中症の始まりですね。 その都度塩タブレットを口に入れると、頭痛がおさまります。 熱中症は水分補給だけではダメで、塩分補給が大切です。 皆様も気を付けて下さいね。 以上、ヤマケイリポートみたいになりました(笑)。 |