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田代山と帝釈山の山野草その1
2018年7月28日 08:57
塩原温泉、今朝は小雨が降っています。 台風12号の進路が気になります。 栃木県はあまり影響を受けなさそうですけれど、 西日本に直撃でしょうか。 先日の水害の被害地域への影響が少ないと良いのですが。 さて、昨日の続きです。 南会津町の田代山と帝釈山トレッキング。 それぞれがまさに花の山。 かなり色々な山野草に出会うことができました。 2日に分けてご紹介します。 ざっくり見ると4つの植生環境があります。 まず最初は田代山熊倉登山口周辺(1)。 沢があり、沢沿いに自生している花。 ここにしか見られなかった花も沢山ありました。 次に田代山山頂へと続く樹林帯(2)。 半日蔭になっている場所が多く、 那須連山の樹林帯と似たような植生。 そして田代山山頂湿原(3)。 湿原一体が山頂という珍しい場所。 高層湿原、もとい、高度泥炭地独特の山野草が色々。 最後に帝釈山の樹林帯登山道(4)。 こちらはオサバグサの群生で有名なのだそうですが、 オサバグサ以外にも樹林帯の植物が。 一部田代山樹林帯と共通しています。 4つの植生環境それぞれに、それぞれの花。 この時期、特に目立っていたのは、 ゴゼンタチバナ(2)(4) ギンリョウソウ(2)(4) キンコウカ(3) ワタスゲ(3) ニッコウキスゲ(3) モウセンゴケ(3)などでしょうか。 順に追っていきます。 見られた場所を数字で示しています。 写真の枚数が多いので、 今日は(1)(2)(4)の花を。 (3)の田代山山頂湿原の花は明日に。 まとめてみると、白い花がほとんどですね。 花は終わっていましたが、 マイヅルソウ、ユキザサ、ミツバオウレン、アカモノも沢山あり、 ホツツジがつぼみを付けていました。 センジュガンピ(1)。 初めて見ました。 オニシモツケ(1) シシウド(1) キバナホトトギス(1) こんなに早く咲くのかな? ヤグルマソウ(1) ヨツバヒヨドリとヤマアジサイ(1) 熊倉登山口へ行く林道にも ヤマアジサイがかなり群生してました。 エゾヨツバムグラ(2)(4) 花が終わったあとがカワイイ。 ゴゼンタチバナ(2)(4) (2)ではすでに花が散っていた場所も。 ツルリンドウ(2)(4) イチヤクソウ(2)(4) オサバグサと同じような場所に。 モミジカラマツ(4) カラマツソウやミヤマカラマツと 花がよく似ていますが、 葉が違います。 キンポウゲ科。 カニコウモリ(4) 帝釈山登山道のあちこちで。 名残りのオサバグサ(4) こちらも帝釈山登山道のあちこちに。 もう少し早ければ、 一面の花が見られたのですが。 花後のショウジョウバカマ(2)(4) 花後のイワカガミ(3)(4) ギンリョウソウ(2)(4) 田代山登山道では、 もう果実になっていましたが、 帝釈山にはまだ土から出たばかりのも。 よく見るとあちこちに。 コウリンタンポポ(4) 一カ所だけ咲いていました。 ラン科の初めて見る花。 調べてみたところ、 多分キソチドリ(2) よく似たホソバノキソチドリが (3)で咲いていました。 同じくキソチドリ(2) 名残りのハクサン?シャクナゲ(4) シャクナゲはけっこう自生してましたが、 花はほとんど散っていました。 |