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田代山と帝釈山の山野草その2
2018年7月29日 08:45
塩原温泉、今朝は雨。 台風12号が通過しました。 前例のない東から西へと進む台風。 栃木県は暴風域の端のほうで、 それほど影響はなかったようですが、 昨夜19時頃から雨が強くなりました。 夜半に中心が関東を通過してからも、 今朝まで断続的に雨が降っています。 連続降雨量は朝8時までに59ミリです。 お昼頃には影響下から抜けられそうです。 さて、またまた昨日の続きです。 南会津町田代山と帝釈山登山で出会った山野草たち。 今日は田代山の山頂湿原の花を。 山頂が全て高層湿原になっているという珍しい山。 それほど離れていない、 尾瀬にも似た植生環境なのだと思います。 高層湿原というのは、高度泥炭地が正式名称とかで、 地表を埋めた地衣類や、ハイマツ林が 湿原だけでない、独特の風景を作っていました。 キンコウカの黄色い花があちこちに。 もう終わりかなと思っていたワタスゲや ニッコウキスゲに会えたのも嬉しかったのですが、 モウセンゴケの白い花と、 タテヤマリンドウの青い花が、 いずれも小さくて、とてもかわいかったです。 田中澄江の「花の百名山」の中にも入っている田代山。 まさに「花の山」でした 湿原に出て最初に迎えてくれたのは ニッコウキスゲでした。 斜面にびっしりと。 近くまで行けないのが残念。 ワタスゲがいっぱい。 コバイケイソウも少し残ってました。 とにかく多かったキンコウカ。 キンコウカと一緒に サワランも。 花後のチングルマ。 タテヤマリンドウもあちこちに。 モウセンゴケの花。 ひょろひょろの花茎に 白い花をつけます。 一面覆われていると まさに「毛氈」のようでした。 イワカガミの葉も見られます。 イワショウブ。 これもあちこちに。 まだ咲き始め。 これが多分ホソバノキソチドリ。 木道の脇に一本だけ。 真っ白な地衣類が。 初めて見ましたが、 多分ミヤマハナゴケかと。 きれいでした。 さわりたかった・・・ |