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馬頭広重美術館 川瀬巴水展
2011年10月 6日 08:46
 
塩原温泉、今朝はくもり。
日中は晴れマークが並んでいますので、
お天気回復しそう。
少しは暖かくなるといいですね。

さて、イベント盛りだくさんのこの間の日曜日。
私は実は異世界のようだった塩原温泉を離れ、
一人車を那珂川町まで走らせていました。

塩原からちょうど一時間。
那珂川町の馬頭広重美術館で開催中の
「川瀬巴水〜栃木からの旅路〜」展と、
その特別講演を見に行ったのでした。

川瀬巴水は明治〜昭和にかけて活躍した版画家で、
塩原の風景を描いた「塩原三部作」がデビュー作
塩原の風景を何枚も版画に残しています。

展覧会に先駆けて、学芸員の方と一緒に
巴水の作品の場所をあちこちと回りましたが、
その時に撮った写真が作品の横に展示してあり感激。
塩原だけでなく大田原や日光などの作品も。

なかなかに見ごたえある展覧会です。
やっぱり巴水の叙情性あふれる作品はいいです。
(当館にも3点展示してあります)
「塩原三部作」の本物の作品
塩原の風景作品の肉筆画などは、めったにお目にかかれません。

そして、同時に巴水の作品の版権を持っている
銀座の渡辺木版美術画舗の渡辺章一郎氏の講演
こちらも、巴水の作品いっぱいで、聞き応えがありました。

渡辺章一郎氏は「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士としてもおなじみ。
会場でも4人の方からの「なんちゃって鑑定団」を。
作品を持ってきた地元の長老さんたち、
そのキャラクターが皆さん最高に面白くて、
那珂川町恐るべし、という感じでした。

那珂川町へ行く途中、
稲刈りが終わったばかりの田んぼや
まだ黄金色の稲穂がたれている田んぼ、
あぜ道の彼岸花、
色づき始めた柿、
きれいな那珂川など、
この地域の美しい田園風景にも感動。
楽しいプチ一人旅を楽しんできました。

那珂川町馬頭広重美術館

馬頭広重美術館。

 

 

 

 




特別講演講演会の最初。
スクリーンは
「塩原新湯湯宿の朝」。

 

 

 

 


代表作の一つ「芝増上寺」代表作のひとつ。
「芝増上寺」。

 

 

 

 

 

代表作の一つ「馬込の松」こちらも代表作。
「馬込の松」。

 

 

 

 

 

これは珍しい!サンタクロース!これはちょっとびっくり。
海外向けの雑誌の表紙。
サンタクロースがいる!

 

 

 

 


最後の作品最後の作品。
「雪の平泉」。
胸を打つ作品です。

 

 

 

 


なんちゃって鑑定団なんちゃって鑑定団の様子。
参加者の方たちの
トークが最高!

 

 

 

 


那珂川那珂川。
現在国道52号にかかる
新那珂川橋は通行止め。
(写真奥の橋)
少し下流の国道293号の橋
(私が撮影している橋)から
那珂川町に入れます。