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ドクツルタケ?とハマクサギタマゴタケ?
2024年9月27日 08:45
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は日中くもりで一時雨。 明日から明後日の週末は雨が降る時間が多くなりそうです。 日曜日は塩原温泉古式湯まつりの日なので、 お天気がちょっと心配です。 さて、秋の茸について色々と。 先日紹介した真っ赤なタマゴタケ。 タマゴタケの「タマゴ」の部分は、 正式には「つぼ」と呼ばれます。 茸の幼菌が覆われていた膜でもあり、 破れて出て来た後は、 地面に「壺状」に残っていたりします。 タマゴタケのような真っ白なつぼの茸は他にも多く、 つぼの状態を見かけると、 この後どんな茸が顔を表すんだろうとワクワクします。 先日もそんな「タマゴ」を見かけました。 1枚目の写真、本当に剥きたてのゆで卵のようです。 すぐ近くに「タマゴ」を破った真っ白な茸が。 こちらはドクツルタケのようです。 タマゴも出て来た茸も真っ白。 けっこうあちこちの森や樹林帯で出会います。 真っ白でとても優雅で美しい茸ですが、強毒。 別名「殺しの天使」とも言われています。 シロオニタケもそうですが、 白い茸は要注意というのが通説。 よく似た茸にシロタマゴテングタケというのもいて、 柄のささくれ状態で見分けるようです。 おそらく写真の茸はドクツルタケで良さそう。 間違っていたらごめんなさい。 形だけ見たらタマゴタケにそっくりですが、 この形の白いのはドクツルタケと思ってきました。 ところが、今年初めて知ったこと。 ドクツルタケやシロタマゴテングタケに似て、 実はタマゴタケの仲間である ハマクサギタマゴタケというのがいるそうなのです。 見分け方のポイントは傘の条線。 タマゴタケの特徴の一つです。 そして、それはタマゴタケ同様に食べられるんだそうです。 へえ〜と思っていたところ、 何と、それらしき茸に遭遇。 最後の2枚の写真の茸。 一見、ドクツルタケにそっくり。 でも傘をよく見るとタマゴタケ同様の条線があり、 傘も真っ白ではなく、少しベージュがかっています。 知ったばかりでの遭遇だったので、とても驚きました。 本当にあるんだと。 もしかしたら、今まで見落としていたのかもしれません。 でもあくまでも私の見立てなので、 タイトルにはそれぞれ「?」をつけておきました。 茸の世界は本当に奥深いです。 ドクツルタケと思われる茸色々。 ハマクサギタマゴタケと思われる茸。 |