カレンダー
2020年8月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
旅館関係者へのPCR検査とLAMP法検査
2020年8月31日 09:05
塩原温泉、今朝も晴れています。 青空は昼頃までの予報。 その後はくもりから夜に雨予報が出ています。 さて、新型コロナウイルス感染症。 終息には程遠く、 連日、感染者の方が沢山出ています。 関東地域では比較的、 感染者の数が少なかった栃木県でも、 とうとう、感染者の数は300人を超えました。 そんな中、国のGoToトラベルキャンペーンがスタート。 反対の声も大きい中、 飛び抜けて感染者の多い、 東京都を対象から外して挙行されています。 色々な地域からの方がやってくる観光地では、 感染対策を取ってはいるものの、 外部からウイルスを持ち込まれるという心配がぬぐえません。 観光の最前線にいる人達は大丈夫なのか? 観光業に携わる人を通じて、 一般市民に、ウイルスが広がることはないのか? 市民の方から、そんな声を聞く市長が打ち出したのが、 観光の最前線にいる旅館関係者へのPCR検査です。 8月下旬から、9月にかけて、 市内の一部の旅館の、接客担当している人を対象に、 トライアルの検査が始まりました。 色々な人と接する旅館関係者は、 感染のリスクが高いと思われています。 クラスターが発生しないように、 随時、検査をして、感染の封じ込めをし、 那須塩原市は、積極的に検査をしているので、 安心して来てもらえる観光地に、 というのが、検査の狙いです。 でも、色々な反対意見や不安があります。 何故、旅館関係者だけ? 一部の人がやっても意味がないのでは? 陽性の人が出たら、どうなるのか? スタッフを病院まで検査に行かせる余裕がない。 トライアル後、一人10000円の負担は大きすぎる・・・などなど。 また検査費用を捻出するために、 そして、観光客にも意識を持って来てほしい、 今観光地に来るという意味を考えてほしいと、 入湯税を現行150円から350円に上げるという案も出ています。 全国でも前例がなく、喧々諤々、手探り状態です。 私も不安はありましたが、 日頃から、PCR検査の大切さを感じているので、受けてみました。 車で30分ほどの、国際医療福祉大病院へ受けに行きます。 こちらではPCR検査ではなく、 唾液を採取して調べる「LAMP法」という検査方法になります。 鼻の奥まで綿棒を入れるPCR検査より 楽かと思ったのですが、 空気の泡が入らないように、 一定量の唾液を出すのが、けっこう大変。 説明を含めて、20分ほどで終わりました。 結果は翌日に。 無事に陰性と連絡が来てほっとしています。 これを、月に一度くらいの頻度でやって行くそうです。 ひとまずは、私が他の方に感染させることはありません。 彩つむぎでは、私の他にもう一人検査を受けて、やはり陰性。 私ともう一人が陰性ならば、 他のスタッフが感染していることもないかと思われます。 しかしながら、誰でも明日感染する可能性はあるわけで。 本当に厄介なウイルスだなあと、改めて実感しています。 でも、受けたくても受けられない方が沢山いるという状況の中、 優先的に検査を受けられるのは、ありがたいなあと思います。 |