カレンダー
2011年2月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
馬頭広重美術館青木コレクション
2011年2月22日 08:45
塩原温泉、今朝も晴れ。
根雪になっていたような、 庭の植え込みの雪も全て溶け、 福寿草がようやく芽を出しました。 さて、先日紹介した那珂川町の話をもう少し。 温泉トラフグと八溝ししまるの那珂川町は 旧馬頭町と旧小川町が合併してできた新しい町です。 清流那珂川に沿った里山の町で、 観光施設も充実しています。 塩原温泉から、大抵の方は 那須方面または日光方面に出かけますが、 那珂川町も塩原から1時間弱。 穴場的にとてもおすすめの場所です。 さらに足を延ばせば、烏山、益子へとつながっています。 旧馬頭町で見逃せないのが「馬頭広重美術館」。 この地域出身の実業家、青木藤作氏が大正から昭和にかけて 収集した安藤広重などの浮世絵のコレクションを 氏の没後50年に遺族が馬頭町に寄贈した作品を収蔵しています。 馬頭町でもその貴重なコレクションにふさわしい建物をと、 著名建築家の隈研吾氏に設計を依頼。 木と那須の芦野石、そして、和紙を多様した、 すばらしい美術館を作りました。 (芦野石の床と壁面は圧巻です!) 現在、その青木氏のコレクションを 2回に分けて展示中。 (1/15〜2/27・・・明治の版画・日本画) (3/4〜4/17・・・青木藤作と徳富蘇峰) 私も今回初めて中に入ってみましたが、 明治時代のきれいなすごろくや 今まであまり知らなかった浮世絵師の作品など、 目を見張る作品ばかりで、 来て良かった〜と思いました。 後半は明賀屋とも縁の深い徳富蘇峰がテーマ。 明賀屋本館の「太古館」の名は、徳富蘇峰がつけました。 青木氏は徳富蘇峰を敬愛していたそうです。 こちらも、また機会を作って見に行きたいです。
|