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ミゾソバ(ウシノヒタイ)とアキノウナギツカミ
2024年8月28日 08:56
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は日中雨が降ったり止んだり。 先程もざーっと本降りの雨でした。 明日は日中くもりですが、 その後台風10号の影響を受けるようで、 31日までずっと雨の予報です。 進路が気になります。 さて、大沼やヨシ沼に行くと、 金平糖のようなかわいい小さな花があちこちに咲いています。 場所によっては一面を埋め尽くしていたりします。 よく見ると、葉の形が違う2種類。 ミゾソバとアキノウナギツカミです。 花だけ見ると、ほとんど見分けがつきません。 ミゾソバの別名は「ウシノヒタイ」。 葉がちょうど牛を真正面から見たような形をしています。 それに対してアキノウナギツカミは 細長く先がとがった形で、 茎を抱き込むように生えています。 なぜ「アキノウナギツカミ」などという 面白い名前がついているのかと言えば、 茎をよ〜く見てみてください。 トゲがあるのです。 これを使えば、ぬるぬるとする鰻もつかめるという意味なのでしょう。 しかも、この2種類とはまた違う(花はそっくり)、 「ママコノシリヌグイ」というのも。 こちらも茎にトゲがあります。 「ママコ」というのは「継子」のこと。 これを使って「尻ぬぐい」したら、さぞ痛いでしょう・・・ 「ウシノヒタイ」に 「アキノウナギツカミ」に 「ママコノシリヌグイ」。 花がこんなに可憐なのに、 全く何というネーミングでしょうか(笑)。 塩原ではあまりママコノシリヌグイは見かけません。 ウシノヒタイとアキノウナギツカミはどこにでも。 何なら一緒に咲きましょうとばかりに、 ぐちゃぐちゃに混ざり合って咲いていたり。 またウシノヒタイの葉の形や模様は様々なようです。 塩原ではあまり模様が入りませんが、 先日奥日光戦場ヶ原で見かけたのは、 シャープでカッコイイ模様が入ってました。(3枚目の写真) もしかしたら別の種類かも? 最初にウシノヒタイ(ミゾソバ)。 次にアキノウナギツカミ。 その後に混ざり合っている写真を。 花だけでなく葉っぱもじっくり見て、 その違いを楽しんでくださいね。 ウシノヒタイ(ミゾソバ)。 アキノウナギツカミ。 2種類混じって一緒になっている場所も。 |