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布滝周辺の山野草と柱状節理
2023年6月27日 09:21
塩原温泉、今朝はくもり。
今日からしばらくくもり時々雨という毎日になりそうです。 時には晴れ間が出てくるといいですね。 さて、竜化の滝から風挙の滝、 そして抛雪の滝へと続き、 箒川に水が落ちる場所のすぐ上流に、 布滝という落差が少なく、 平べったい印象の、ちょっと変わった滝があります。 落差の小さな滝は滑床の滝であることが多いのですが、 こちらの布滝は周囲が竜化の滝の方から続く 柱状節理の岩が一面に、 ごつごつとむき出しになっていて、 なかなか見ごたえがある場所です。 先日、箒川の川沿いに下りて、 柱状節理を撮影してきたところ、 周囲にけっこう山野草が多いことに気づきました。 特に驚いたのが、ニッコウキスゲ。 塩原でニッコウキスゲを見られるのは、 私が知る限りでは、ハンターマウンテンのゲレンデだけ。 普通、霧降高原や沼原湿原、 尾瀬など、ニッコウキスゲは、高原、湿原の花。 ところが、ここでは滝つぼに近い岩肌に。 びっくりしました。 他に竜化の滝線歩道でも見かけたネジキが何本か。 ミヤマキンバイやヒナギクは 塩原ではここでしか見たことないです。 タツナミソウも。 柱状節理についた地衣類も見事だし、 ミヤマカワトンボに会えたのも嬉しかったです。 中にどうしてもわからない植物がありました。 今後の調査課題です。 道路からも見える布滝。 周辺の見事な柱状節理。 岩肌に咲くニッコウキスゲ。 ハナニガナも。 ミヤマキンバイ。 ネジキ。 ヒナギク。 タツナミソウ。 ノイバラ。 マンネングサの一種。 同定できない植物たち。 地衣類も見事。 ミヤマカワトンボ。 鹿の足跡も。 |