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しもつかれの季節になりました
2021年2月 4日 08:56
塩原温泉、今朝は晴れ。 昨日は立春の雪になりましたが、 積もるほどではありませんでした。 今日は日中晴れ。 その後夜からまた雪マークが出ています。 降水量は少ないので、また積もるほどはないと思います。 さて、昨日は立春で初午の日でした。 栃木県民は初午の日が近づいてくると、 皆そわそわしてきます。 郷土料理「しもつかれ」をお稲荷さんに供え、食べる日です。 「しもつかれ」。 毎年この時期になると、私のブログにも登場しますので、 県外の読者の方も、名前くらいは知っているかもしれません。 お正月の鮭の頭、節分の大豆を使い、 鬼おろしという竹でできた目の粗いおろし器でおろした 大根と人参を加え、酒粕で味を調える、郷土料理。 昔の人の知恵がつまった、 今風に言えばサスティナブルな料理です。 地域や作る人によって、 油揚げや隠元豆、さつま揚げなども加わります。 私は栃木県に来た初めての冬に食べて、 この工夫に感心し、おいしくてすぐに大好きになりましたが、 人によって好き嫌いが顕著に表れます。 見た目でダメな方、 酒粕でダメな方、 鮭でダメな方、色々ですが、 食わず嫌いだけは避けて欲しいなあと思います。 この時期になると、 県内各地の直売所にも並ぶので、 そわそわ、いそいそと、見つければ買ってきます。 写真は、アグリパル塩原、そすいの郷、 道の駅ばとうで買ってきた三種類。 さっそく食べ比べてみると、当然、みんな味が違います。 さっぱりとした味のそすいの郷。 ちょっと甘めのアグリパル塩原。 しっかりとした味わいの道の駅ばとう。 この後、柚子胡椒などを乗せてみたら、 また味が変わって、どれもおいしかったです。 最後の写真は彩つむぎのしもつかれ。 彩つむぎでは鮭のかわりに、プレミアムヤシオマスを使います。 一度焼いてからことことと骨が柔らかくなるまで下ごしらえ。 煎り大豆の皮をむくのも手間がかかりますが、一つ一つ。 隠元豆も加えてあります。 大根はもちろん塩原高原大根。 2〜3月にかけて、前菜の一品としてお出ししています。 ぜひ、食べにいらしてほしいです。
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塩原春夏秋冬 彩つむぎ料理について
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