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馬頭広重美術館で驚きの「刀剣展」
2021年2月19日 08:49
塩原温泉、今朝は晴れ。 明日の夜までずっと晴れマークが並んでいます。 ちょっと珍しいかも。 昨日までの雪は、心配したほどの量ではなく、 積雪結局5センチくらいでしょうか。 庭や木の上は真っ白ですが、道路に雪はなさそう。 ただ朝晩は凍結がありますので、引き続きご注意ください。 さて、もう一つ那珂川町のことを書かせて下さい。 「那珂川 光のイベント」の会場となっている 馬頭商店会にほど近い場所にある馬頭広重美術館で、 現在『刀剣展』という企画展を開催しています。 これが、また驚くような内容なのです。 少し前から刀剣ブーム。 刀剣の展示は特に珍しいことではないのですが、 こちらの企画展で展示されている刀剣、 全て、那珂川町で保管されてきた刀剣です。 馬頭広重美術館の所蔵品であったり、 中には、鷲子山上(とりのこさんしょう)神社所蔵の、 水戸光圀公の刀剣だったりするのですが、 ほとんどが「個人蔵」。 古いものは鎌倉時代のものから、 旧日本軍からの配刀まで。 持つだけで大変そうな大槍や大薙刀から、 脇差、短刀まで。 家伝の刀剣、家宝の刀剣として、 大切に代々保管してきたのだと思います。 那珂川町、ポテンシャル高すぎです。 そしてさらに驚いたことに、 那珂川町には現役の刀鍛冶の方がいらっしゃるのだとか。 高野和也さんといい、 人間国宝大隅俊平氏のお弟子さんで、 広重美術館の近くに鍛錬道場を構えているのだそうです。 その高野さんが鍛えた、現代の刀も展示されていました。 刀剣が出来上がるまでの過程や、 種類や部位、鑑賞のポイントなども説明されていて、 全く刀剣の知識のない自分でも、 大変楽しめ、勉強になる企画展でした。 『刀剣展』は2月23日までとなります。 昨日のブログでは、光のイベントを見るのに、 暗くなってからではなく、明るい内からと書きましたが、 さらに、もっと早く時間に余裕をもって、 こちらの企画展を見学することをお勧めします。 尚、こちらの馬頭広重美術館は、隈健吾さんの設計。 建物を見るだけでも価値がありますので、 一言、申し添えておきます。 また、光のイベントを見るために、車を停めておくこともできます。 |