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那須は古代から関東と東北の文化の交流地〜クロスロード・槻沢
2020年4月11日 09:35



塩原温泉、今朝はくもり。
日中晴れることもあるようですが、
夜から雨予報。
明後日までは雨がちの天気になりそうです。
昨日も日中、雪が舞ったりと、不安定な天気でした。
なかなか一筋縄にはいかない、塩原の春です。

さて、諸々、話題があり過ぎて、
紹介がすっかり遅くなってしまいましたが、
那須野が原博物館でやっていた
『縄文クロスロード・槻沢』
を。

2月から4月12日までの開催でしたが、
新型コロナウイルス感染症の影響で、
3月後半ずっと休館に
つい先日休館が解けたばかりでしたが、
那須塩原市で感染者が出たことで再び休館に

もう見ることができなくなってしまった展示ですが、
貴重な展示だったので、紹介します。

市内の西那須野地区に槻沢と言う場所があります。
「槻沢」は「つきのきざわ」と読みます。

近くを通ると「槻沢遺跡」という標識があるのですが、
私も一度も現地を見たことはありませんでした。

今回の企画展で、びっくり。
縄文土器がわんさかです。

一昨年、東京の国立博物館で見た『縄文展』にも驚きましたが、
こんな立派な縄文土器が、市内でも出土していたとは

そして、この槻木沢遺跡の土器は
東北と関東、それぞれで出土している土器の
特徴を合わせ持っているという意味で
とても貴重なのだそうです


そんな昔から、この那須地区でも
人の往来があったんですね。

土器の立派さだけでなく、
土器に残っている火の跡や、
石器などの美しさに、
古代に生きていた人のぬくもりや息遣いが感じられました。

本来なら明日まで見られる企画展だったのに、
もう見られないのが本当に残念。
またいつか見られるといいですね。

ちなみに、「槻沢遺跡」の標識がある場所は、
発掘の跡、埋め戻されてしまっているそうです。


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