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馬頭広重美術館「巴水と光逸展」
2018年2月28日 09:12
塩原温泉、今朝は晴れ。 朝はちょっと冷えましたが、とても良い天気です。 ただ夜には雪から雨。 明日は風が強く気温が上昇とか。 花粉症の方、要注意デーです(私も・・・)。 さて、今回那珂川町で開催中の、 「馬頭のひなめぐり」を見に行ったのは、 馬頭広重美術館のこちらの展覧会もあったからでした。 「郷愁の日本の風景〜巴水と光逸」。 ご存知の方も多いと思いますが、 明治〜昭和にかけて活躍した版画家、 川瀬巴水(はすい)は、 塩原にゆかりのある人で、 塩原の風景を描いた「塩原三部作」で 版画界にデビューし、 塩原の風景を何枚も残しています。 馬頭広重美術館でも、 時折、巴水の作品が展示され、 その都度、必ず足を運ぶのは、 私自身が巴水の作品が大好きだから。 広重の系譜を引き継いでいると言われ、 最後の浮世絵師とも言われる、その作品の、 独特の色合いと抒情性に、強く惹かれます。 土屋光逸は、巴水が影響を受けた小林清親の門下生で、 共に、銀座の渡辺版画店より、 「新版画」と呼ばれる、 各地の風景作品を発行しました。 展示作品は撮影禁止なので、 その雰囲気をお伝えできないのが残念ですが、 期待を裏切らない作品ばかりで、 見ごたえがありました。 こちらも今週末、3/4までとなります。 「馬頭のひなめぐり」と一緒に ご覧になってはいかがでしょうか。 館内にもお雛様が飾られています。 貴重な、明治時代のお雛様もありました。 地元の子供達の版画作品もぜひ。 |