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ハンターマウンテン山頂(明神岳)遊歩道
2015年10月13日 09:28
塩原温泉、今朝は晴れ。 しばらく好天に恵まれそうです。 日中晴れて朝晩冷え込む日が何日か続いただけで、 紅葉が進んできたことを実感します。 現在、ハンターマウンテン紅葉ゴンドラ、 大変、美しい景色を見ることができます。 今まで、少し遅い時期しか行ったことがなく、 早めに行くと、こんなにきれいなのかと、 そのすばらしさを再発見。 遅い時期には、 眼下の塩原全体の紅葉を俯瞰できますが、 現在はゴンドラの左右の紅葉がピーク。 そして、ゴンドラの山頂駅からは、 一周50分の山頂遊歩道があります。 今まで一周歩いたことがなく、 この時期しか歩けませんので、 トレッキングシューズを履いて、歩いてみました。 ゴンドラからの景色も良いけど、 こちら(反対側)の景色も素晴らしいですね。 高原山、鶏頂山、関東平野一望です。 紅葉もピーク。 そして、驚いたのが、遊歩道の古木と苔。 遊歩道は、こういう言い方が適当か、 二部構成になっています。 ゴンドラ山頂駅から向かって右手に行くと、「お気軽コース」。 「日光連山展望台」の少し手前まで、 滑り止めまである木道が整備されていて、 多分、ヒールの靴でも歩いていけると思います。 ここまでは前に何度か、夏の時期に歩いています。 山頂駅の左手から「日光連山展望台」の間は、「しっかりコース」。 木道はなく、火山岩の大きな石に、 古木の根が縦横に張り、 落ち葉が朽ちて積もった、 柔らかだけど、アップダウンがある道。 その古木の根が見事。 原始、森は苔から始まったと言われています。 植物が根を張ることができないような岩に、 最初に苔が生え、 苔をベッドにして、植物たちが実生していく・・・ 岩と苔と木の根・・・ そんな原始の森を思い浮かべることができるような、 素敵で不思議な足元の風景の連続です。 木の根の下をさらに注意深く見ると、 ほとんどが空洞になっています。 風化して、下の土がなくなったのか、 それとも酸素を求めて、木が自らそうしたのか。 空洞はきっと生き物たちにとっても 心地よい場所になっているはずです。 苔の種類も多く、見入ってしまいます。 でも、足元ばかりではなく、 頭上の木々や風景も見なくては。 標高が高いので、すでに散っている木も多いですが、 落葉樹はきれいに色づいています。 この山は「明神岳」といいます。 東峰と西峰の二つの山頂があり、 それぞれの標高は1643mと1640m。 途中の「関東平野展望台」からの景色も素晴らしいです。 さらに歩きたい方は、 「日光連山展望台」の少し下から始まる登山道へ。 鶏頂山、釈迦が岳への縦走もできます。 ただし結構時間がかかるようですので、 登山計画はきっちりと。 次回はこの登山道縦走をしてみたいと、 強く思った小一時間の空中散歩でした。 どうぞ、ハンターマウンテン紅葉ゴンドラ、 お早めにお出かけ下さい。 今週のイチオシスポットです。 ![]() 男体山、女峰山、日光白根山を 望むことができます。 この少し下から、 縦走登山道。 ![]() ずっとこんな感じ。 根っこがすごいです。 ![]() 根っこの下には大きな空洞。 ![]() ![]() 明神岳神社の祠が。 ![]() 関東平野展望台が。 ここからの眺めがすばらしい。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() その先の風景も見事。 左側は高原野菜のハウス群。 右手は日留賀岳周辺の山々。 | ![]() |