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桃の摘果を甘露煮に
2015年6月 3日 08:37
塩原温泉、今朝は小雨。 昨夜より雲が出て来て、朝から雨。 ようやく恵みの雨が来たようです。 季節が進んで、そろそろ梅雨入り間近。 さて、先日、いつもお世話になっている農家さんから、 試験的に植えてある桃の木の、 摘果作業が間に合わないので、 欲しかったら摘みに来てと言われて、 さっそく行ってきました。 枝に小さな実がぎっしりと付いています。 このままにすると、皆小さい実になりますので、 一枝に一つの実を残して、後は摘んでいきます。 普通は摘果されたものは、そのまま捨ててしまいますが、 この摘果された桃の実、 実は、種がまだ入っていなくて、甘露煮に利用できるのです。 市販されているのだから、自分達にも作れるだろうと、 今年板長が初めてチャレンジです。 一つ以外は全部摘果しなくてはならず、 短時間でもあっという間に沢山の収穫。 一つ割って口に入れてみましたが、 固いし、渋いし・・・本当に大丈夫かな。 まだ極々小さな実でも、 ちゃんと桃らしく、産毛がいっぱい。 この産毛をまず取らなくてはなりません。 指の腹でこすると、まるで綿のように沢山。 そして、ざっと、何度か茹でこぼしをすると、 産毛が付いていた薄皮が浮いてきます。 またこの薄皮を地道に取り除く作業を。 ここまで下準備をしてから、やっとシロップで煮ていきます。 ある程度煮たら、一度火を止めて、また煮詰めてと。 かなり手間がかかりますが、 シロップを含んだ若桃は、ぷっくらと柔らかくて、 最初に固くて渋かった実とは思えないおいしさです。 さて、どういう風に活用していきましょうか。 どうぞお楽しみに。 まだまだ農家で摘果作業は続きます。 いつでもまた摘みに来てとのことですが、 手間がかかるから、どうなることやら・・・ 摘んだばかりの実。 切ると中はこんな感じ。 固くて渋〜い。 種はまだできていません。 まず軸を取ります。 うぶ毛を取って。 下茹で。 薄皮を剥いて。 さっとシロップで煮て。
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