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奥日光小田代ヶ原「貴婦人」にかかる虹
2014年8月 7日 08:42



塩原温泉、今朝はくもり。
今日の投稿で3000件目の投稿になります。
彩つむぎがオープンして2か月後、
2006年6月から、毎日更新続けて3000日。

自分でもよく続いているものだと感心します。
それは私の努力というよりは、
この地域の魅力が沢山あるからに他ならないと思います。
毎日、お伝えしたいことばかり。
これからも途切れることなく、紹介していきますので、
どうぞ、よろしくお願いします。


さて、先日、奥日光小田代ヶ原を初めて歩いてみました。
戦場ヶ原に隣接する湿原
多くのカメラマンがねらう一本の白樺「貴婦人」がある所

前から行ってみたかったのです。
先日、ワタスゲを見に、戦場ヶ原を歩いた時に、
あまりに一面にホザキシモツケが群生していたので、
花の時期にはさぞ、すばらしいだろうなあと、
ホザキシモツケの時期に合わせて

確かに、ホザキシモツケ
まるで海のように、一面に咲いていました。
でも、花の色が地味なのか、花の面積よりも葉の面積が広いのか、
一面ピンクかと思っていたら、それほどでもなく、
むしろ、かなり密集して咲いていたノアザミの紫のほうが目立っていました

でも、ホザキシモツケにノアザミ、
その花の多さにはびっくり
です。
すばらしい花風景でした。

そして、肝心の「貴婦人」
四季折々の「貴婦人」の写真をよく見かけます。
この一本の木の、一瞬の姿を切り取るために、
プロアマ問わず、多くのカメラマンが、
それこそ、毎日、早朝から、詰めかけると聞いていましたが、
普段、木よりも花が好きな私は、
正直、どうしてなのか、理解できませんでした。

実際に小田代ヶ原に入っても、教えてもらうまで、
その一本のシラカバの木に気がつかなかったという私・・・(汗)

湿度があって、靄がかかって、幻想的だなあ、ぐらいで。

ところが、かなりの土砂降りの雨が降ってきてしまい、
1時間以上、雨宿りをした、その後のこと。
さーっと雲がはれて、太陽の光が射してきたら・・・
そのシラカバの木「貴婦人」の白い木肌が、
それまでと全く違う表情を見せてくれたのです。

孤高の貴婦人・・・
その凛とした姿に、一瞬にして、心をつかまれました

しかも、そこに虹がかかってきて・・・
虹がかかった貴婦人は、なかなか見られないのだそうです。
何と言う光景でしょう。
まさに偶然、一瞬の出来事でしたけど、きっと、これは必然。

雲間から射す光に照らされた男体山や太郎山も美しく、
一瞬一瞬がダイナミックな、奥日光の自然の魅力・・・
栃木ってすごい!と改めて。
毎日行けるような距離だったらいいのにな。
塩原から車で1時間45分くらいでした。


鹿よけの柵小田代ヶ原に歩いて入るには、
戦場ヶ原から脇道に入り、
このゲートをくぐって。
鹿よけの柵が張り巡らされています。









電気バス赤沼から、
ハイブリッドバスで行くこともできます。











ホザキシモツケの群生一面、ホザキシモツケの海。













ホザキシモツケホザキシモツケ。













ノアザミこちらはノアザミの海。
手前にホザキシモツケ。












ノアザミノアザミの紫が美しかったです。













ノアザミ













日を浴びた貴婦人貴婦人とノアザミ。













小田代ヶ原貴婦人にかかる虹貴婦人に虹がかかって。













貴婦人と男体山と虹男体山にかけて、
大きな虹でした。












小田代ヶ原から見る男体山男体山の山肌。
この山頂に立ちたいなあ。












夕暮れの小田代ヶ原神々しいような風景。