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今年は山菜仕事に色々チャレンジ中
2023年7月 9日 09:00
塩原温泉、今朝はくもり。
この後雨になる予報で、 今日は一日雨のようです。 涼しくて過ごしやすい朝です。 さて、今日は、今年色々チャレンジしている山菜仕事のことなどを。 元々花が好きで山によく行きます。 そんな山の中で、様々な山菜にも出会います。 やはり山菜を見つけると嬉しくて、 時には摘んで来たりもしますが、 大抵は好きな方にあげてしまいます。 自分で色々料理したりしてみようかなと思ったりするものの、 正直、下処理が面倒ということもあり、 今まであまり手を出してきませんでした。 今年は、重たい腰をあげ、 少し、山菜仕事に挑戦してみようかと、 色々と悪戦苦闘しています。 今はネットを見れば、 下処理の方法も調理方法も出てきます。 でも採り頃とか、加減とか、 やはり一つ一つ経験値を上げていくしかないようです。 失敗もしながら、 自分で見つけ、自分の手で採って、 手間暇かけて下処理して、調理して、 口に入って「美味しいわ!」と感じる・・・。 山菜仕事の楽しさに目覚めました。 旅館の料理にも使ってもらえたりも。 嬉しいですね。 そんな手仕事をちょっと紹介。 山椒の葉(木の芽)。 社用地に沢山あります。 固い茎や汚れを除き、 一度蒸して、 酒と醤油で ゆっくり時間をかけて 煮詰めていきます。 大好きな山椒の佃煮。 同じく山椒の葉をすりつぶし、 白みそと混ぜて山椒味噌。 花山椒は 花山椒鍋に。 ワラビ。 割と長い期間採れます。 囲炉裏の灰をまぶし、 熱湯をかけて一晩。 えぐみが残っていたら さらに水にさらして。 えぐみが抜けたら お浸しに。 フキ。 まだ若いうちのもの。 茎と葉を別々に湯がいて あく抜き。 葉は胡麻みそキンピラに。 茎はまずきゃらぶき。 調味液に入れて、 じっくりと煮詰めていきます。 最初のは焦がして大失敗。 2回目で何とか形に。 再び採ってきたフキ。 左側はミズ。 塩もみしてから湯がいてあく抜き。 湯がいたものの 皮と筋を剥きます。 取り除いた皮と筋。 この作業が大変。 無心でやりました。 太いほうは 出しで含め煮。 細いほうはきゃらぶき。 含め煮(翡翠煮)。 めちゃ美味でした。 こちらはミズ。 植物名はウワバミソウ。 まず皮剥きして。 適当な長さに切ってから 湯がきます。 赤かった茎が あっという間に きれいな緑色に。 きれいに湯であがり。 油揚げと煮びたし。 塩昆布とすりおろし生姜和え。 これが絶品。 スタッフにも大好評。 気を良くして、 再度採ってきて、 2回目はすりおろし生姜でなく、 針生姜にして。 酒の肴に最高ですよ! |