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2020年9月30日 09:20
塩原温泉、今朝は晴れ。 とてもいい天気です。 今日は一日晴れですが、夜から崩れて明日は雨予報です。 さて、昨日は固い話になってしまいましたが、 今日もまた少し固い話になります。 10月1日より、GoToトラベルキャンペーンにおいて、 今まで除外されていた東京の方も対象になり、 また当初9月からとされていた地域共通クーポンの発行が開始されます。 地域共通クーポンは、 旅行先の県と隣接している都道府県の、 登録申請した店舗、施設で使えます。 栃木県の場合は、栃木県に加えて、 茨城県、群馬県、福島県、埼玉県になります。 その地域共通クーポンについて。 これまで、割引は宿泊の35%でした(上限20000円)。 そこにさらに、15%が地域共通クーポン分となります。 とは言っても、15%は1円単位ではなく、1000円単位。 端数は四捨五入します。 ここまでが基本。 さあ、ここからは応用です。 クーポンは紙クーポンと電子クーポンがあります。 予約の経由によって違います。 彩つむぎの場合、一休とるるぶトラベルからの予約では、 予約した時点で電子クーポンがお客様へと通知されます。 それ以外、じゃらんや楽天、HPからの直接予約、 電話予約の場合は紙クーポンを チェックインの時に、お客様にお渡しすることになります。 紙クーポンは、発行に際して記録を残さなくてはなりません。 おそらく、じゃらんや楽天からは、 発行枚数などを確認できるQRコードが通知されると聞いています。 そのQRコードを、旅館側でアプリによって読み取り、確認登録するようです。 アプリによって? ここが難題です。 個人のスマホにアプリを入れておくのもおかしくないでしょうか? 旅館でスマホを新しく購入しなくてはならないのでしょうか? どうしたものかと思案して、 自分が以前使用していたスマホを探し、 Wi−Fiにて無事にアプリをインストールできました。 ところが、さらにこのアプリのアカウントを もう一つ作らなくてはならないようで、 あと1台、使用済みスマホを探しています。 さて、紙クーポンですが、 昨日、やっと現物が届きました。 GoToトラベルキャンペーンは、 スタートからして迷走し、登録申請もギリギリでした。 当初一緒にスタートするはずだった地域共通クーポンは、 少し遅れて9月スタートと言われていたのが、 さらに遅れて10月からに。 さすがに、余裕を持って対応してるかと思っていたら、 結局は(ほぼ予想通りですが)、後手後手、ギリギリ。 そして、その使い方についてですが、 使える施設になるには、やはり事前申請が必要です。 彩つむぎでは、悩みに悩んだ上で申請は見送りました。 いくつかの理由がありますが、 やはり、地域共通クーポンは旅館ではなく、 地元地域で使ってほしいと思いました。 小さな店については詳細不明ですが、 千本松牧場やもみじ谷大吊橋、 テーマパークや美術館など、 多くの観光施設で使えるはずです。 どうぞ、有効に使って下さい。 何とか間に合いましたが、 マニュアルも数十ページにわたり、 システムも複雑でわかりにくく、理解しきれません。 初めてのことで、慣れておりませんので、 発行に手間取ることもあるかもしれませんが、ご理解下さい。 2020年9月29日 09:05
塩原温泉、今朝はくもり。 予報では晴れ時々くもり。 しばらくお天気に恵まれそうです。 さて、昨日から今日にかけて、 テレビで「那須塩原市」や「塩原温泉」が、 かなりクローズアップされています。 「昨日の那須塩原市議会において、 那須塩原市で、旅館関係者600人を対象に、 月1回のPCR検査を実施。 検査費用は市と検査を受ける側で半分ずつ負担。 市は、その財源として、 入湯税を以下の通り、3段階に分けて引き上げ。 宿泊料〜10000円は現行150円⇒200円(50円引き上げ) 〜20000円は現行150円⇒250円(100円引き上げ) 20001円〜現行150円⇒350円(200円引き上げ) という内容の条例が賛成多数で可決された」 というニュースが、 各テレビ局のトップニュースとして放映されました。 おそらく、今日のワイドショーなどでも、 沢山取り上げられるのではないでしょうか。 PCR検査については、 8月下旬からトライアルで行われており、 私も一度検査を受け、明日には2回目の検査に行きます。 GoToトラベルキャンペーンが始まる前に、 市民に行ったアンケートの中で、 各地から観光客が来ることに対して、 ウイルスを持ち込まれることを危惧している市民の声があったことを受け、 観光の最前線にいる旅館関係者がPCR検査を受けて、 陰性であることが確認されれば、 市民の不安が払しょくされ、 また観光客も安心して、当地を訪れることができる、 いわば、「レスポンシブルツーリズム(責任ある観光)」を 新しい観光モデルとして、展開していきたい、 というのが、市と市長の説明でした。 これは私も理解ができます。 不特定多数の方が訪れる旅館は、 無自覚無症状のお客様に、 気が付かない内にウイルスを持ち込まれるリスクを常に抱えています。 感染症対策を色々行っているとはいえ、 万が一、そんなお客様から感染したら、 自分が感染を広げてしまう可能性があります。 そんなリスクを避けるために、検査は有効でしょう。 ただ、100%の安全を担保するものではありません。 PCR検査では、検査したその時点で陰性であることが証明されるだけです。 検査以降に感染したら、全く無意味です。 でも、やらないよりはやった方がいいのは間違いありません。 検査を受けたくても受けられない人が沢山いる現状で、 優先的に検査を受けることができるのは、ありがたいと思います。 しかしながら、折半する検査費用を、 旅館側は自己負担、市側は入湯税を引き上げて財源にするというのは、 不公平感もあり、納得するお客様ばかりでないでしょう。 しかも三段階に分けることで、複雑になります。 例えば彩つむぎの場合、 部屋や人数、プランによって、入湯税が変わります。 同じご家族やグループ内でも、 250円の方と350円の方が出てくる可能性があります。 会計システムの変更が必要になりますし、 きちんと変更の対応ができないかもしれません。 そんな理由で、入湯税引き上げには反対し、 説明会でも意見を言い、 市長や議員さんに直接訴えもしてきたので、 三段階での引き上げになってしまったことは、とても残念です。 適用は12月からになる予定です。 聞いたところによれば、3月までの暫定的な適用で、 来年4月からは、また改変がありそうです。 PCR検査をすることで、安心して行きます、なのか、 入湯税を引き上げられるから行きません、なのか、 やってみなくてはわかりませんが、 とにもかくにも、お客様が判断なさること。 昨日、ネットで拾ってみると、賛否真っ二つでした。 私は、月一度の検査を受けていきます。 そして、感染症対策は万全にお客様をお迎えしていきます。 粛々と・・・それだけです。 ちなみに、ネットでのNHKのニュースまとめには、 彩つむぎの露天風呂の写真が出ていました。 あっと思った方もいるかもですね。 2020年9月28日 08:47
塩原温泉、今朝は晴れ。 今日からしばらく晴れの予報が続いています。 秋晴れの爽やかな朝。 一年中こんな日ばかりだったらいいですね。 さて、昨日は塩原温泉古式湯まつりの日でした。 塩原の温泉旅館にとっては、温泉の恵みに感謝する日。 塩原温泉発祥の地である、元湯温泉の温泉を汲んで「御神湯」とし、 塩原八幡宮にて神事を執り行った後、 その後に、各地区、各宿に、御神湯を配る「分湯」がなされます。 例年ですと、古式衣装の一行が、 御神湯を運ぶ分湯行列や、 立ち寄り入浴が無料となる温泉ふるまい等もありますが、 今年はコロナの影響で、イベント性の高い行事は全て中止。 神事のみが挙行されました。 ここのところ、雨やくもりの日が続いていたのに、 湯汲みが行われる頃には青空が。 分湯行列をするには絶好のお天気でしたが、仕方がありません。 無事に神事が終わり、彩つむぎのお風呂にも 御神湯の硫黄泉ががほんの少しだけ注がれました。 気がついた方、いたかなあ・・・? 写真は神事の様子と、元湯温泉の景色、そして塩原八幡宮。 2020年9月27日 07:51
塩原温泉、今朝はくもり。 今日は日中くもりですが、 夜から晴れてくるようで、 嬉しいことに明日から晴れマークが並んでいます。 本日は塩原温泉古式湯まつりの日です。 コロナの影響で、イベントなどは全て中止ですが、 神事と各地区、各宿への分湯だけ行われます。 さて、今日のブログの話題はどうしようか迷ったのですが、 貴重な記録らしいので、あげておきます。 実は、大黒岩に行った時に、 ヤマビルに食いつかれてしまいました。 食いつかれてしまいました、というよりはむしろ、 食いつかれてしまっていました、というほうが正解で、 全く気が付かず、連れて帰ってしまっていたのです。 その日は休館日で、 塩原に戻って、そのまま仕事。 私一人で電話番をしていました。 戻って小一時間ほどした時に、 床に見慣れぬものがぽとっと落ちています・・・。 最初、花びらか何かかと思い、 そのまま拾おうかと思ったのですが、 いや待てよ、これは、ひょっとしたら・・・と突いてみたら、 案の定、動くではないですか! 何これ、もしかして、あの例の? ウソウソ、そんなはずはない、違うに決まってる(と思いたい)。 と逡巡しつつも、好奇心には勝てず、 苦手と聞いている中性洗剤をかけてみたら、 あ〜、やっぱりそうでした。 中性洗剤に覆われて苦しくなって、 血を吐き始めるではないですか。 ある程度予想していたとはいえ、その時の私の衝撃と言ったら! 何ゆえにこんな場所に血をたらふく吸ったヤマビルがいるの? 衝撃の現場を目の当たりにしても、 それを自分と結びつけることができずにいましたが、 念のため、自分の体の点検をしてみたら、 足首の上、スパッツの下が真っ赤になってました。 さらにその時の私の衝撃と言ったら! 一時間以上も、 この気持ち悪い生き物に食いつかれていたのかと思うと、 す〜っと血の気が失せるのを感じました。 小学生の時、田植え学習があり、 田んぼから上がった時に、 ふくらはぎに吸い付かれていた光景が、 今でもトラウマになっています・・・ しかし、話には聞いていましたが、 本当に全く気付かないものなんですね・・・。 後から調べてもらったら、 ヤマビルは鹿や猪にくっついて、日光や、塩谷町まで、 その分布が広がっていると聞いていますが、 大黒岩周辺でのヤマビルの目撃事例は今までなかったそうです。 私が貴重な第一犠牲者らしいので、記録に残しておきます。 塩原ではまだ見たことがありません。 でも、気を付けるにこしたことはないですね。 その日、沢を少し歩いて、 最後に沢から道路に戻る時に、 湿った落ち葉が沢山ある場所を歩きました。 そんな場所にヤマジノホトトギスが咲いていて、 撮影するのに、しばらく、その場に立ち止まっていたので、 その時に食いつかれたのではないかと思われます。 さらに、付け加えておきます。 気が付いて、すぐにポインズンリムーバーで 血を吸い出し、薬を塗って手当しました。 少し赤くなっていましたが、 吸われたあとは小さく、腫れることもなかったのですが、 10日後くらいから、お風呂に入ったりすると、 周辺に痒みが出て来て、吸われたあとがジクジクしています。 現在、20日ほど経っているのに、しぶとくも、まだ少し痒みが。 恐るべし。 もう二度とお目にかかりたくないです。。。
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塩原よもやま話 生き物たちのこと色々
2020年9月26日 07:42
2020年9月25日 08:23
塩原温泉、今朝は小雨。 今日は一日雨予報になっています。 さて、少し前になりますが、 塩原関谷にある大黒岩に行ってきました。 箒川の下流域にあり、 「大黒岩化石層群」として化石が見られることで有名な場所です。 大体の場所はわかっていたものの、 どこに化石が見られる岩があるのかわからないでいました。 箒川の川を歩いて渡る場所もあると聞いており、 暑い頃でないと行けないだろうなあと、 残暑厳しかった日に、 知っている方に連れて行ってもらいました。 近くを車で通ることはありましたが、 道路から沢に下りるとなると、緊張します。 目指す大きな大黒岩が見えてきました。 足元に柱状節理が見られる大きな岩です。 大黒岩自体にも化石が埋まっているそうですが、 その手前、 それほど大きくもない岩の中に貝の化石がぎっしり。 塩原の貝化石が産出される 鹿股沢から続いている地層で、 約1400〜900万年前、 新生代新第三紀中新世中期〜後期、 この辺りが海だった頃の化石だそうです。 ヒオウギガイやマガキなど、 どこかで見たことがあるような二枚貝の他にも、 ちょっとわからないような形のものも。 すごいな〜、塩原の地層。 右側の大きな岩が大黒岩。 足元は柱状節理。 手前にある岩。 見るからに貝化石がいっぱい。 これも、貝? 貝ではないような化石も・・・。 少し沢を登った辺りには、 川底の岩に貝化石が埋まっています。 防水カメラで、水中撮影。 2020年9月24日 08:45
塩原温泉、今朝はくもり。 |