カレンダー
2016年11月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
二次交通の充実をめざして広域の取組
2016年11月19日 08:43
塩原温泉、今朝は雨。 予報も雨でしたが、 昨日の好天に本当かなあといぶかっておりました。 予報どおりの雨に驚きです。 さて、今日も二次交通の話です。 カピバラタクシー、そしてロンドンタクシー。 いずれも、ファーストタクシーグループの、 那須合同自動車様から、ご提案をいただきました。 私が、以前より、塩原温泉にお越しになるお客様、 それも自家用車でなく、公共交通を使ってお越しになる方の、 二次交通のことを気にかけていることから、 お声をかけて頂きました。 と言いますのも、彩つむぎでは残念ながら、 那須塩原駅からの送迎に対応していないからです。 塩原温泉にお越しになる方、 8割ほどが自家用車を利用なさっています。 残りの2割の方も、ツアーのバスだったりしますから、 個人で電車、バスなどを乗り継いで来る方は1割くらいでしょうか。 那須塩原駅から塩原温泉への直行バスは、1日5便のみ。 那須塩原駅を11:00、11:50、12:40、13:55、15:00発。 最寄のバス停、七つ岩吊橋までは約60分です。 バスの本数が少ないので、不便をおかけすることも多く、 かと言って、送迎をする宿が増えれば、利用者が減って、 益々本数が少なくなる可能性があり、 痛しかゆし、といった状況です。 それでも、まだ、那須塩原駅までなら、それほど難しくはありませんが、 さらに大変なのが、 塩原から那須、鬼怒川、日光などの 近在の観光地へと行く場合。 他のバスや電車を乗り継ぐことになります。 その乗り継ぎに、苦労することが多いようです。 塩原から那須や鬼怒川、日光などに、直接行くことはできないだろうか・・・ ずっと、そういうバス路線ができることを願ってきました。 前置きが長くなってしまいましたが、 その願いが、少しずつ、実現されようとしています。 定期的なバス路線とまではいきませんが、 再来春、JRのデスティネーションキャンペーン(DC)が栃木県に決まっています。 来春は、その前年、プレDCの年となります。 DC本番へのリハーサルともいえる年。 日本全国から、電車を使ってお越しになる方が多くなります。 そういう方を対象に、 栃木県北部の温泉観光地、 日光〜鬼怒川〜川治〜湯西川〜塩原〜那須をつなぐ、 ライナーバスが、5月連休明けからの週末8日間のみですが、 運行することが、ほぼ決定となりました。 先日、そのバスの試乗会に参加。 実際に運行する新緑の時期と、風景は異なるものの、 日本で最初に制定された国立公園、 日光・那須国立公園を縦走しますので、 とても風光明媚な景色を楽しめる、贅沢なライナーバスでした。 予算の問題、認可の問題、販売方法の問題など、 まだまだクリアしなくてはならない課題も多いのですが、 これらの地域として、初めての試みです。 今後の二次交通充実のための布石となれば。 |