カレンダー
2024年1月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
塩原高尾〜あき、故郷に還る〜
2024年1月27日 06:20
塩原温泉、今朝は晴れ。
今日は午前中晴れて午後はくもり。 明日はおおむね晴れの予報です。 昨日も日中晴れて、一昨日までの雪がどんどん融けてくれ、 太陽の光のありがたみを感じました。 さて、3日ぶりに雪意外の話に戻ります。 現在塩原もの語り館で開催されている企画展、 『塩原高尾〜あき、故郷に還る〜』。 1月いっぱいの展示で会期終了が迫っています。 申し訳ありません。 すっかり紹介し忘れておりました。 というか紹介していたつもりでおりました。 江戸時代の最も有名な花魁と言ってよいだろう、 三浦屋二代目高尾太夫は塩原出身。 あきという名前で、 塩原元湯で生まれ、塩釜で育ちました。 塩原を訪れていた三浦屋の主人と出会い、 その器量と賢さを見込まれて、養女として江戸へ。 その手はずを整えたのが当時の明賀屋主人とも言われています。 養女として大切に教育もされ、成長していったところに、 「振袖火事」とも言われる大きな火事が起きて、 江戸中が焼けてしまいます。 三浦屋も例外ではありませんでした。 その再建のために、あきは自らが太夫となり、 江戸中の評判となり、三浦屋再興に大きく貢献しますが、 無理がたたって肺病になったとも、 嫉妬にかられた某藩の殿様に殺されたとも、 色々な説がありますが19歳で夭逝してしまいました。 江戸の人だけでなく、 塩原の人も塩原高尾を後々まで愛しました。 死後、弟の家で代々保管されていた 塩原高尾の遺品がこの程塩原へ。 愛用の品々やすばらしい筆跡の手紙など、 大変貴重なものが展示されています。 ぜひお早めにお見逃しなく! こちらの展示が終了すると、 いよいよ2/3(土)からの 《塩原のんびり湯っくり雛めぐり》が始まります。 |