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那須連山縦走その5(清水平〜三本槍岳)
2017年9月17日 08:52
塩原温泉、今朝は雨。 予報では一日じゅう、弱雨となっています。 台風18号の影響を受けるのは、 今夜半から未明にかけてでしょうか。 動きが気になります。 さて、3年ぶりの那須連山縦走その5。 いよいよ、目指す「三本槍岳」へのアタックです。 長く平坦な道が続いた「清水平」を後にします。 後ろをふり返ると 「1900m峰」、「熊見曽根」などの山並みが見事。 見晴らしのいい場所から、低木の樹林帯へ。 冬の厳しさで木は高くならないのだと思います。 樹林帯の足元は、やはり色々な山野草が次々に。 リンドウ、シラネニンジン、アキノキリンソウをはじめ、 アザミやオトギリソウ、ウスユキソウなどもありました。 ツツジやナナカマドなど、すでに、少し紅葉している木も。 遠く、福島の山々が美しく、気持ちのいい道です。 ただ1917m、那須連山の最高峰だけあって、 最後の登りは少しきつかったです。 それでも山頂へ出たら、そんな辛さもどこへやら。 ぐるり360度。 少しガスがかかっていて、磐梯山は見えなかったものの、 猪苗代湖の水面が光っているのがうっすらと。 山の名前の案内板によれば、 天気が良ければ富士山まで見えるようです。 三本槍岳というくらいだから、 とがった山だと思う方が多いようですが、 かつて、会津藩、那須藩、黒羽藩が 領地の境界を定めるために 三本の槍をここに立てた事から由来する名前で、 意外とずんぐりとした山頂でした。 それでも那須連山の最高峰。 登って来たなあという達成感が。 でも、そんな感慨に浸る余裕もなく、 時間と天候が気になり、早々に下山です。 案の定、帰りは清水平辺りから熊見曽根まで、 ガスがかかってきてしまい、 また、誰とも行き会わない寂しい下山。 さすがに足も疲れて。 出発点の峠の茶屋に到着した時にはへとへとでした。 それでも、また登りたくなるのが山。 次回はいつ登れるかな。 紅葉の美しい那須連山を再び見られるますよう、 最後の山の神の祠に手を合わせて、 3年ぶりの那須連山縦走が終わりました。 今回、帰りは最初の出発点まで戻る往復の縦走。 特に帰り道が大変でした。 往復の「往」だけなら、疲労も半分です。 でも、個人登山の場合、 どうしても元の車まで戻らなければならないのですが、 この往復の「復」が不要のイベントが近々あります。 エフエム栃木(レディオベリー)主催の <那須連山縦走フェスティバル>。 9月23日(土)開催です。 那須ロープウエイとマウントジーンズ間の送迎付き。 どちらか片方から出発して、片方までの片道でOKです。 (お車の方はマウントジーンズ出発となります) 途中のポイントにガイドさんやスタッフも待機。 至れり尽くせりの登山イベント。 詳しくお知りになりたい方はHPをご覧ください。 http://www.berry.co.jp/nasu-jyuso/ 明日は出会った山野草を。 清水平を後にして・・・ 再び樹林帯に入っていきます。 途中ずっとリンドウとシラネニンジンが 北温泉に行く分岐点に出ます。 ちょっとひと休み。 左に曲がり再び樹林帯に。 目指す三本槍岳が見えてきます。 途中の眺め。 福島県の山々。 紅葉しているツツジが。 後ろをちょっと振り返ってみます。 だいぶ登ってきました。 山頂はもうすぐ。 山頂に到着。 眼下に福島、会津の山々。 富士山まで見えるようです。 会津磐梯山は見えませんでしたが、 猪苗代湖がうっすらと。 |