カレンダー
2015年3月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
那珂川町のホンモロコと益子町の板粕
2015年3月 4日 08:38
塩原温泉、今朝は雨になっています。 夜もずっと雨。 季節が少しずつ進んでいるのを実感しています。 さて、3月の献立から、もう一つ(二つ)紹介します。 こちらは前菜に登場です。 ホンモロコのスモークと板粕のチーズ焼。 ホンモロコは元々は琵琶湖の固有種の魚です。 それが20年ほど前から激減してしまい、 京都の料亭などでは、最高級魚として扱われています。 そのホンモロコが、近年関東でも養殖されてきています。 栃木県では数年前に、 那珂川町の馬頭水産高校で、試験的に養殖が始まり、 ここ1〜2年で、供給がかなり安定してきています。 彩つむぎでは4年前から献立に。 昆布巻や、山椒煮などで提供してきましたが、 3月にはスモークで。 これがなかなか美味(珍味?)と言えるでしょう。 一度、蒸してスモークしたものを、最後に軽くあぶって。 細かな骨が多いのですが、丸ごと食べてカルシウム補給。 お酒の肴には最高です。 そして、もう一品。 こちらもお酒にバッチリ。 板粕です。 日頃からお付合いがある、 益子町の外池酒造店の燦爛の酒粕です。 ぎゅ〜っと押して、薄い板のようになっている状態で仕入れ、 チーズ、もしくは味噌などを乗せて焼きます。 パンのトーストのような、 ふっくらとしたクラッカーのような食感。 それでいて、酒粕の香りが口の中に広がります。 お酒や酒粕のお好きな方には、たまらないのではないでしょうか。 こちらも珍味ですね。 いずれも、前菜の一品として。 どうぞ、3月の料理もご期待下さい。
|
パーマリンク
|
彩つむぎ料理について
|