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川俣ダムと川俣ダム湖(渇水中!)
2024年7月23日 09:07
塩原温泉、今朝も快晴です。
昨日もかなり暑くなりましたが、 今日は午後雨マークが並んでいます。 少し涼しくなるんではないでしょうか。 さて、鬼怒川上流域4ダム。 最後に最も遠い川俣ダムまで足を延ばしてみました。 川治ダムからさらに栗山を抜けて奥鬼怒へ。 Googleマップで調べたら、 川治ダムからは22.1キロ、29分と出ました。 遠いと言えば遠いし、遠くないと言えば遠くない・・・ そんな距離感でしょうか。 最初に行った時には随分と遠く感じました。 道路も狭いし、カーブもあるし、 かなり山奥に行くんだなあという不安が先に立ったし。 でも奥鬼怒温泉や鬼怒沼へ訪れたり、 奥日光からの帰り道に山王林道を使ったりと、 何度かその先に行くようになると、 それほど遠いという感覚はなくなりました。 それでもやはり、栃木県の秘境でしょうか。 他にはない絶景スポットだと思います。 駐車場に車を停めてから300mほど道を下っていくと、 ダムとダム湖が見えてきます。 川俣ダムは1966(昭和41)年完成の アーチ式コンクリートダムです。 流域面積は179.4㎢、 総貯水容量は8760万㎥。 現在の貯水率は57〜8%です。 このダムの特筆すべき点は、 ダム堤の長さが131mに対して高さが117m。 アーチ式コンクリートダムとしては 日本一縦長なのだそうです。 ダム堤の上からダムを見下ろすと、 その縦長感がよくわかります。 周囲の切り立った崖もまたすごくて、 中国の桂林を思わせます。 ダムの対面には美しい吊橋。 「渡らっしゃい吊橋」と言い、 吊橋からダムを見るのも楽しいのですが、 この吊橋を渡るには一度ダムの脇を抜けて下がり、 吊橋の高さまで斜面の遊歩道を歩かねばなりません。 途中山野草などもあり、楽しい遊歩道なのですが、 今回は足を怪我しているので、さすがに無理。 ダム堤からの風景だけ堪能してきました。 この周辺一帯を「瀬戸合峡」と言い、 すばらしい紅葉絶景が見られる場所です。 最後から2枚目3枚目の写真は、 このさらに上流の川俣大橋周辺の川俣湖の風景。 そして最後の写真は、 川俣ダムの少し手前にある「蛇王の滝」です。 道路際からの撮影。 この「蛇王の滝」もなかなかの名瀑。 山の斜面の岩肌から鬼怒川源流に流れ落ちています。 滝入口から川に降りると、さらに迫力があります。 奥へ行くと川俣温泉、奥鬼怒温泉です。 お時間を取って是非お出かけ下さい。 |