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スッカン沢の滝めぐり・雄飛の滝
2019年6月30日 08:49
塩原温泉、今朝は雨。 本降りの雨になっています。 予報では午後に雨は上がるようですが、 西日本などでは梅雨前線停滞による大雨の予報。 しばらく注意が必要です。 さて、仁三郎の滝のすぐ先に、雄飛の滝観瀑台があります。 観瀑台から見る雄飛の滝は、 ちょうど滝の落ち口がよく見えます。 まっすぐに落ちるきれいな直瀑。 これだけでも充分迫力なのですが、 登山に慣れている方には、 滝つぼまで行ってみるのもいいかもしれません。 ただ、滝つぼに行くのには、 多少滑りやすい場所や、 傾斜のある場所がありますので、 慣れていない方にはおすすめできませんので、 その旨、ご理解下さい。 滝つぼには、観瀑台から遊歩道に戻り、先に進みます。 しばらくすると、階段があり、階段を下りると 「すっかん橋」という橋が見えてきます。 橋の少し手前を右に入る道があるので、そちらへ。 左手に橋と沢が見えてきます。 その場所からの、沢の水がまたすばらしい「スッカンブルー」。 ここまでは、どなたでも行くことができると思います。 問題はその先。 大きくえぐれている崖を下りて行きます。 最近、階段を作ってあるので、 以前よりは歩きやすくなりましたが、 細かな粒状の砂礫なので、とても滑りやすく、 ストックなどがあったほうが安心です。 そして、その後も、登って下りて、 傾斜のある場所を手を使って登ったりと、 ちょっとハードな場面が2ヶ所ほど。 登りきると、その先に滝つぼ、 そして、切り立った岩壁から、 幾筋もの水が落ちているという、 まるで屋久島のような風景を見ることができます。 滝つぼ近くは、かなり水しぶきが飛んでおり、 濡れた石が、また大変滑りやすいので、 あまり近くまでは行かないようにして下さい。 滝つぼに大きな木が一本。 1年半ほど前からあるでしょうか。 ちょっと邪魔なのですが、撤去することもできず、 こういうものと受け入れるしかなさそうです。 再び遊歩道に戻って、すっかん橋へ。 橋の上から見る沢がまた美しく、 橋を渡った所には、大きなカツラの木。 このカツラの木は、いつ行っても感動します。 沢山の「木霊」達が出てきそう。 かつては、このカツラの木の先から、 さらに遊歩道を、咆哮霹靂の滝や雷霆の滝まで行け、 塩原の塩の湯まで歩けたのですが、 15年ほど前の大雨の後の落石により、 今は、カツラの木で行き止まりになっています。 カツラの木の少し先に、 柱状節理が見事な「薙刀(なぎなた)岩」の崖が見えるので、 お見逃しなく。 ここまで、駐車場から一気に歩けば、2〜30分ほどです。 途中、季節季節の山野草も楽しんで下さいね。 雄飛の滝観瀑台。 観瀑台からの雄飛の滝、滝口。 観瀑台の先へ。 階段を下ります。 すっかん橋が見えています。 橋の手前を右へ。 看板表示も。 崖下の道。 階段状になっていますが、 大変滑りやすいです。 スッカンブルーの水が。 沢沿いに傾斜のある箇所。 足元くれぐれも注意。 滝つぼ。 ちょうど観瀑台の下。 仁三郎の滝近くの 崖から落ちる水も見えます。 崖から幾筋もの水。 見事な柱状節理。 流れる水はスッカンブルー。 すっかん橋からの眺め。 すっかん橋の先の カツラの大木。 木霊がいそう。 進めるのはここまで。 その先の柱状節理の崖。 薙刀岩。 |